第50回記念

2017 春季気功セミナー

2017.05.03(水) セミナー第1日目
2017.05.04 セミナー第2日目

体 験 記

呼吸(いき)こそ生き

呼吸法により輝く命

気の稽古・・ときに集中的に行えば
爆発的気エネルギーは確実に膨らんできます

孔子『論語』の一説です。
 例えると、呼吸法を知っているというだけでは、呼吸法が好きだ!という人には及ばない。呼吸法が好きだというレベルでは、呼吸法が楽しくて仕方ないという人には到底及ばない。という事です。

 では、真に呼吸法が楽しめるように成るためには如何にすれば良いかということです。それにはまづ、呼吸法を正しいやり方(ビギナーズ瞑想呼吸法)でやるということです。吸って吐いて止めてと、一呼吸のタイムは最初の内は短くて良いですから、一呼吸の間に良いイメージが持てるようにする事です。(イメージは稽古の中でいろいろと語っています。) 綺麗な一呼吸が出来るようになると、回数(量的に働きかけていきます。)量的に働きかけることによって気エネルギーは膨れ上がり気感が高まり、やがて膨れ上がった気エネルギーが、研ぎ澄まされて行くという感覚が味わえるようになります。(質的向上)

 確かに私自身、吐く息がコンスタントに40秒を超えるように成るまでは、根性で努力したという感じではありましたが、そのあたりから気感がうなぎ上りに変化して行き、呼吸法・・まだまだ辛いながらも、気感の変化が面白くなって行ったのでした。 やがて呼吸法をやる中で、肉体的感覚は消え、雑念も消え、どっぷりと気エネルギー的感覚の快感に浸り切るようになってから、呼吸法が楽しくて楽しくて仕方なくなって行ったのでした。 過去、『超瞑想呼吸法神髄』の中で、一日、15・6時間呼吸法をしたと書きましたが、これは頑張って挑戦したというのではなく、呼吸法それ事体が時の経つのも忘れる程、楽しくて仕方なくなっていたのです。子供がゲームに夢中になっているようなものですか・・ 事実、睡眠時間を削ってやっていました。それは、24時間呼吸法をやり続けたいという、強い願望が身体の内から湧いて来ていたからです。 

 たしかに、落ち込んでいても、イライラしていても呼吸は止まらず、無意識の内にやっていますね。質の悪い呼吸を・・ それが身体の要求なのか、最上質の呼吸『瞑想呼吸法』をやればやる程、身体・細胞の喜びを感じるようになり、楽しさが究極に増して行ったのでした。 その挙げ句、全身スパークというとてつもない衝撃を味わうことになったのでした。

 誰しも、よしんばそこまで行かなくても、その途中・経過において「稽古を継続する中、10年間大病を患うことがなかった」とか、「大病を患ってのち稽古を始め、全快した」とか、諸々の気の恩恵を受けているのです。

 からだは知っての通り、元々はたった一つの細胞(受精卵)から始まるのですね。それが成人すると60兆個の多細胞体となるのです。最初の細胞は実に瑞々しく、しなやかで弾力・変化にとんでいるのです。 一つの細胞を見つめ、感じ、それを高める働きかけをすれば、おのずと全体60兆個が高まるのです。 細胞の一つ一つが“命” その命を輝かす究極の方法論が武澤塾の『瞑想呼吸法』なのです。

継続無くして勝利無し
A journey of a thousand miles begins with a single step
千里の道も一歩から・・