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2003年06月01日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day01

 日曜日ですが映画サービスデーです。今日最低一本は観ないとあとあと非常に悔しい想いをします先月頭に経験済み。
 で本日は、『リトル・ダンサー』で注目を浴び本作でニコール・キッドマンのアカデミー主演女優賞をはじめ再び各賞で栄誉に輝いたスティーヴン・ダルドリー監督第2作めぐりあう時間たち』(Asmik Ace松竹・配給)。これの感想もまた後日、この辺にアップしておきます。昨日鑑賞した『家宝』と演出技法、テーマ、役者の使い方までまるっきり正反対と言える仕上がりだったのが個人的に面白い。作品としても、極めて難しいテーマを娯楽の枠内できっちり描いていて秀逸。アカデミー作品賞こそ『シカゴ』に譲ったが、わたしは幾つかの理由からこちらのほうを推す。
 日曜日とサービスデーが重なると観る気になる人も多いようで、初回から大入り。時間に余裕が有れば梯子するところだが、どこもかしこも行列が出来ていたので、仮に用事がなくても早々に撤退していたかも知れず。


2003年06月02日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day02

 結局のところ、私は「狂気を描く」のが楽しい人間らしい。危ないのか危なくないのか。
 寝ぼけていたせいか、あとで消すつもりの文章をそのまま残して送ってしまうというポカをやったものの、ひとまず完成。あとは無事チェックを切り抜けられるかどうか、だが、はて。

 日中の空き時間は残した感想書きで潰すことにする。ひとまず、いちばん簡単に仕上がったスタニスワフ・レム/飯田規和[訳]『ソラリスの陽のもとに』(ハヤカワ文庫SF/早川書房) [bk1amazon]の感想からどうぞ。こちらなり

 所用のため早めに帰宅し、書いてあった分だけアップしたあとそのまま外出。買い物している余裕もないが待ち合わせ場所が本屋なので、多分何か買うでしょう。

 新宿の紀伊国屋書店本店にて、Tomo-sさん、葉山響さん、牧人さんの御三人とお会いする。そんな待ち合わせ場所なのでやっぱり必然的に買ってしまう。
1,チャック・パラニューク/池田真紀子[訳]『インヴィジブル・モンスターズ』(早川書房) [bk1amazon]
2,高原伸安『乱歩先生の素敵な冒険』(文芸社) [bk1amazon]

 ……敢えて説明しませんが、二冊並べると「やっちまった」感がいや増します。特に2については葉山さんに迷いを断ち切られました。
 近くの『東方見聞録』に入り、途中から合流されたのぶさんも交えて午後十一時頃まで延々と話しつづける。内容は書きません(書けません)悪しからず。


2003年06月03日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day03

 チェックは通ったけどそれでもやっぱり延長戦。ばっさりばっさり刻みまく
 ……っていたら、状況が大幅に変わって刻む必要がなくなってしまった。どーっと疲れた。作業自体は無駄にならないんだけど、またしても同じ人が犠牲になってしまったのが非常に申し訳なかったり。
 今日発売になった『新耳袋』のトークライブの前売り券を買いに新宿まで出向くついでに、レイトショーを鑑賞してこようかと思っていたが、あまりに疲れていたのでお買い物だけしてさっさと帰宅した。……今月中にあと三回は新宿に来なきゃならないような……。

 本日のお買い物
1,『アニマトリックス [完全初回限定パッケージ]』(Warner Home Video) [amazon]
2,『怪談新耳袋 第1夜』(KING RECORDS/1と2、DVD Video) [amazon]
3,木原浩勝、中山市朗『新耳袋 現代百物語 第八夜』(メディアファクトリー) [bk1amazon]
4,馳 星周『生誕祭(上)』 [bk1amazon]
5, 同 『 同 (下)』 [bk1amazon]
6,ジェフリー・ディーヴァー/池田真紀子[訳]『石の猿』(4〜6、文藝春秋) [bk1amazon]

 結局買ってしまった1は、今週末よりいよいよ日本でのロードショー公開が始まる『マトリックス・リローデッド』に先駆けて、シリーズ三部作を繋ぐ物語を、ウォシャウスキー兄弟監修のもと気鋭のアニメーション作家たちがオムニバス形式で製作した映像作品。とりあえず、劇場でいちど鑑賞した『〜オシリス』をちょろっと再確認してみたが……あれ、劇場で観たときはそうは思わなかったのだが、テレビ画面で観るとやっぱし動きが変。話としても大したものではなく、3DCGアニメーションでこれだけのことが出来る、という証明でしかない。他のエピソードの出来次第かなー。観たら感想を書くかも知れず書かないかも知れず。
 2は『美女怪談』以来となる(そういやこれの続編の話はどうなったんだ?)映像版新耳袋。原作を語りで再現した『美女怪談』と異なり、清水崇氏に鶴田法男氏ら複数の監督が原作をショートフィルムに再現したもの。早速冒頭の二作、清水監督の『エレベーター』と豊島圭介監督の『来客』を鑑賞してみたが、なかなかの出来。後者は微妙に『新耳袋』のお約束を踏み外しているが、ホラーとしては悪くない仕上がり。いちばん楽しみなのは木原浩勝氏監督作品ですが、順番通りに鑑賞するのでまだ先だ。
 で、3はその原作最新刊。行き付けの書店で何故か入荷できないので、新宿に出たついでに買ってしまいました。これから読むのだが、どうもトークライブで披露した話やその場で収穫・誕生したエピソードを多く拾っているらしい。いちど聞いた話を読んで面白いか? と思われるかも知れないが、どんな風に脂肪を取り除いたのかが結構楽しみなのです。洗練された分、現場では笑った話も本来の怖さを取り戻していたりもして。
 4と5は80年代、バブル最盛期を背景にした暗黒小説。6はお馴染みリンカーン・ライムシリーズの最新作、初めて題名が訳されました。

 昨日何故かちょこっと話題に挙がったスーパー時代劇『大奥』を冒頭だけちょこっと観る。
 菅野美穂とその恋人役の原田龍二が波打ち際で追いかけっこをしていた。
 これは絶対に私には合わない、と悟ってすぐさまチャンネルを変えてしまった。スーパー時代劇……スーパー……

 ……今夜は休養に当てよう、うん。


2003年06月04日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day04

 たまには午前中にちょこっと更新してみるココロ。

 気力体力ともに消耗していたのでいつもよりやや早めに就寝したら、どうもそういう癖がついているようで、早く寝たぶんだけ早く目が醒めてしまった。昨晩早速読み始めた『新耳袋 第八夜』を読み進め、途中で思い出して保留したままの映画感想に着手したら、思いのほか速やかに書き上がってしまった。
 そんなわけで、先週土曜日に鑑賞した『家宝』(alcine terran・配給)の感想はこちらからどうぞ。でも上映は今週金曜日までなんだな。

 ちまちまと一本ずつ鑑賞するつもりが、楽しかったのと短かったのであっと言う間に見終えてしまった『怪談新耳袋 第1夜』(KING RECORDS/DVD Video) [amazon]。映像作品なのでcinemaのページに感想を入れておきたいところだが、オムニバスでしかもかなりの数に上りそうなのでちょっと逡巡しております。ひとまずはここでざっと感想を書き留めておくと。
 二本目が『新耳袋』のお約束を踏み外している、と書いたが、実のところ肝心の木原浩勝氏演出作品含めてほとんどが踏み外していたのでした。全編あくまで『新耳袋』のエピソードを雛形に、短篇恐怖映画として仕立てているという風情であり、そういう意味ではかなり優秀なオムニバスになっている。個人的にいちばんツボだったのは『棚さがり』。監督はあのドラマ版『かまいたちの夜』の演出家、と聞いて一瞬引いたのだが、渡辺いっけいの怪演もあって結構面白い。それと佐野史郎氏演出の一本も秀逸。
 気になっていた木原浩勝氏演出『ビデオテープ』は、三輪姉妹を実際の人物関係のまま登場させていることに受けてしまったが、概ね堅実な作りである。演出にしてもカメラワークにしても、低予算映画の雰囲気と基本に忠実な恐怖映画の趣があって、映画好きとしては妙に嬉しい。全体にビデオ版『呪怨』での三輪姉妹共演シーンを思い出させるのはご愛敬、といったところか。
 とまあ、全体にレベルは高いのだが……個人的に鶴田法男氏の手掛けた二本はどうか、と首を捻る。ナレーションの多用にいまいち締まりの良くない結末、ところどころ巧い演出もあるのだが、全体を通すとどーも陳腐な印象を受けた。台詞私に書きなおさせい、と思ったくらいで。問題は脚色にあると思うのだが……
 4700円という価格のわりにはちと短めなのが辛いが、起用している役者は豪華だし作品も全般にクオリティは高いのでホラー映画好きなら買っても損はないでしょう。

 以下、通常通り帰宅後の更新。

 木原浩勝、中山市朗『新耳袋 現代百物語 第八夜』(メディアファクトリー) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。ついでに『ソラリスの陽のもとに』の微妙な誤記とか表記漏れを直しましたが別に確認する必要はないです。

 本日のお買い物
1,ほったゆみ・小畑 健『ヒカルの碁(22)』(ジャンプ・コミックス/集英社) [bk1amazon]
 だけ。あと一冊――なのかな? あれ以来情報を遮断しているので、どーいう終わり方をするのか興味津々。


2003年06月05日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day05

 こないだまで忙殺されていたほうの作業がほぼ完璧に落着したようなので、心置きなく別作業に復帰する。
 どーも進捗が思わしくなかったので、半ばアドリブでやっていた部分の土台固めを実施。今週いっぱいくらいで足場をつくって、あとは勢いがつけられればそんなに困難な話じゃない――はずなのだが。次の大作業が本決まりになる前に目途を立てたいところ。

 本日のお買い物
1,花見沢Q太郎『スイカと海と太陽と』(Daito Comics/大都社) [bk1amazon]
2,ゆうきまさみ『鉄腕バーディー(1)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
3,川瀬夏菜『知らない国の物語(3)』 [bk1amazon]
4,橘 裕『Honey(6)』(3と4、花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]
5,北条 司『Angel Heart(7)』(BUNCH COMICS/新潮社) [bk1amazon]

 1は花見沢氏の旧著の復刻、って最近そういうの多いな。持っていなかったので購入したが、内容は基本的にいつもどおり。
 2は一体何年振りの復活だ、記憶が確かならば『機動警察パトレイバー』以前に執筆されたが中絶、数年前に復刻版が刊行され続編も登場するのかと思えばそれも叶わず、今年に入って遂に完全リニューアルという形での登場と相成った。デザインや社会状況が現代に合わせて再構築されたほかは、バーディーに主人公(だよな)千川つとむ、ゴメスや上司など根幹となるキャラクターはすべてオリジナルを踏襲しているので違和感はあまりない。組織の設定などが複雑化している分、オリジナルのまま続けるよりずっと面白そうだ。個人的には巻末オマケ漫画のアレでもいやじゃないけど。
 3は完結巻。なんだか引き延ばしたような構成が気になりますが、なかなか面白かったので良し。4はいったいいつになったら『〜君は輝ける星〜』以外の副題が出てくるんだ、の新刊。登場人物の関係は変化したが副題は相変わらずそのまま。
 7は新展開、というか本格的に『シティーハンター』路線になりました。

 みんな経費で西に行くんだね。


2003年06月06日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day06

 作業に集中しすぎて危うく忘れるところでした。1日に鑑賞しためぐりあう時間たち』(Asmik Ace松竹・配給)の感想を書き上げたのでアップします。こちらからどうぞ。今年劇場で鑑賞した40本目……実際は一部重複があるので、43本ぐらいになる。今年も90は固いペースだにゃあ。それでも取り漏らしが沢山あるのはどうしたことだ。
 で、ついでに意外な速さで読み終えてしまった宮部みゆき『あやし』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]の感想も書き上げました。こちらからどうぞ。ちなみに、一話目を読み終えるまで、自分がこれを親本の段階で読み終えていたことを思い出しませんでした。はああああ。

 本日のお買い物、は無し。講談社ノベルスは行き付けの店に配本がありません。『創竜伝』だけは今日確認しましたが、私ゃあれだけは文庫判で揃えると決めてしまったのです。


2003年06月07日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day07

 色々と悩み、丸の内まで出向いたあとも劇場三つの間をうろうろうろうろして迷った挙句、そろそろ劇場が変わる気配のあるあずみ』(東宝・配給/日本ヘラルド・配給協力)を選択。感想はこちらから
 劇場の間をうろうろしているとき、上映館であるマリオン裏手の一方通行の道に停まっているバスに気づいて足を止めた。全面エージェント・スミスだらけ。思わずにやけてしまったのだが、あれは一体何のためのバスだったのか。

 本日のお買い物
1,赤城 毅『虹のつばさ』 [bk1amazon]
2,生垣真太郎『ハードフェアリーズ』 [bk1amazon]
3,今野 敏『宇宙海兵隊ギガース3』 [bk1amazon]
4,渡辺浩弍『怪人21世紀 中野ブロードウェイ探偵ユウ&AI』 [bk1amazon]
5,本格ミステリ作家クラブ・編『本格ミステリ03』(すべて、講談社ノベルス/講談社) [bk1amazon]

 説明は省略させていただきます。ちくしょう。

『あずみ』の感想を書き上げたあたりから悶々とし始め、上のセンテンスに必要なリンクを拾っていたあたりから堪らなくなってきたので、自転車に乗って行ける映画館まで馳せ参じる。いちおう繁華街にあるのだが独特の立地条件のせいか人の入りはそこそこ、いつも通りに前の方の座席でゆっったりと鑑賞してきました、マトリックス・リローデッド』(Warner Bros.・配給)を。感想は、流石に明日にしときます。時間を忘れるくらいには面白かったが、まーこんなもんだろう、ということろも多々。詳しくは明日以降、この辺にアップしておきます。
 個人的にはチャン・イーモウ監督、ジェット・リー主演の中国産VFXアクション『英雄 HERO』がどんどん楽しみになってきました。『〜レボリューションズ』と被らない時期に観たいなー。


2003年06月08日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day08

 昨日の日記をアップしてから突然気づいたこと。
 昨日鑑賞した映画二本、同じ死に方した奴がいた。しかも最後の表情までそっくりだった。……一日にアクションばかし二本も観た報いか?

マトリックス・リローデッド』(Warner Bros.・配給)の感想を書き上げました。こちらからどうぞ。他にネタはない。

 ……というのも素っ気ないかと思い、久々に鑑賞希望一覧を梃子入れしてみた……ら、却って観たいのが増殖して大仕事になっていた。何せ公開が近いものでも記入漏れとか見落としが結構あったのだ。公開が迫っているものの中では、題名がアレだったために外していた『ミニミニ大作戦』がとにかくダークホース。どの辺がダークホースかって、主演にマーク・ウォルバーグは兎も角(や、嫌いじゃないよ)、シャーリズ・セロンにエドワード・ノートンが名前を連ね、更にジェイソン・ステイサムの顔もあるでわないか。私としては外しようがないでわないか。ミステリ者としてはハリウッドで現実に発生したミステリーを題材とした『ブロンドと棺の謎』が気になるところですが。ま、細かいことはご自分で確認してください。ぜってー全部はフォローできませんてば。


2003年06月09日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day09

 世間の潮流などお構いなしにてきとーなものを読み耽る幸せ。江戸川乱歩『妖虫 乱歩傑作選8』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。少なくとも『黄金仮面』よりは許容できるよな、うん。

 本日のお買い物
1,木ノ花さくや『エンカウンター ―遭遇―(1)』 [bk1amazon]
2,原作・小林ユウ/漫画・木ノ花さくや『 同 (2)』 [bk1amazon]
3,日高建男『満腹ボクサー徳川。(3)』(1〜3、BUNCH COMICS/新潮社) [bk1amazon]
4,桜野みねね『まもって守護月天! 再逢(2)』(BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1amazon]
5,六道神士『Holy Brownie(2)』(YOUNG KING COMICS/少年画報社) [bk1amazon]

 土曜日とは打って変わって漫画ばかり。
 1と2は異常な賞金額とかそのわりにレベルは標準で革新性のある作品もなかったとか、色々な意味で話題になった世界漫画愛読者大賞の第一回グランプリ受賞作、入選作止まりだった3からえらい遅れての単行本化である。正直なところ、審査対象だったパイロット版がいちばん面白くて、新たに原作者として小林ユウ氏(先日講談社ノベルスで新作を発表したばかりの渡辺浩弍氏の別ペンネームらしい)が加入したあとも、話の整理は出来ているがいまいちな状態が続いているのだが――テーマやキャラクターの設定は嫌いではないので、このあとを期待して購入してみた次第。
 5はチェック漏れしてました。六道流鬼畜系ファンタジー第2巻。ざっと見たところ、最後の話ではメインキャラが自らの存在意義に抵触するような危険な領域に踏み込んじゃってますが、たぶん次の巻では何事もなかったようにもとのノリに戻るのでしょう。

 先日から頭の中で「巫女さん探偵を書け」という電波が渦巻いているんですがどうしましょう。


2003年06月10日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030601~.htm#Day10

 昨日の『妖虫』に続いて『湖畔亭事件』を読んでいる。ああ、和む。

 本日のお買い物
1,藤野もやむ『賢者の長き不在 THE FIRSTKING ADVENTURE(3)』 [bk1amazon]
2,桜野みねね『まもって守護月天!【新装版】(9)』 [bk1amazon]
3, 同 『 同 (10)』(1〜3、BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1amazon]
4,佐伯かよの、永久保貴一、伊藤潤二、他『ある夏の日の… 他(新耳袋より)』(MF文庫/メディアファクトリー) [bk1amazon]
5,倉阪鬼一郎『田舎の事件』(幻冬舎文庫/幻冬舎) [bk1amazon]
6, 同 『無言劇』(創元クライムクラブ) [bk1amazon]
7,サラ・ウォーターズ/中村有希[訳]『半身』(創元推理文庫/5と6、東京創元社) [bk1amazon]
8,栗本 薫『グイン・サーガ90 恐怖の霧』 [bk1amazon]
9,北野勇作『北野勇作どうぶつ図鑑 その5 ざりがに』 [bk1amazon]
10, 同 『 同 その6 いもり』(8〜10、ハヤカワ文庫JA/早川書房) [bk1amazon]
11,若竹七海『依頼人は死んだ』(文春文庫/文藝春秋) [bk1amazon]
12,『ALMA〜ずっとそばに…〜 [DVD-ROM版]』(Bonbee!/Visual Art's/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁) [amazon]

 ……久々に、すっとしましたか?
 1は巻を追うごとに深刻になっていく気がするシリーズ3巻目。2と3は復刻版完結編、単行本未収録の67話と書き下ろしの68話を収録……連載で読んでいた人は非常に煮え切らない想いを抱えていたことでしょうねえ。前後編の後編が未発表のまま今日まで来ていたんですから。話としては完結していないが、その分が『再逢』に継承されている、と。今度はちゃんと終わらせてください。
 4は『新耳袋』のエピソードを漫画化したオムニバス、三冊目となる文庫版。解説は、『美女怪談』で(終盤どんどん無反応になる)聞き役となった三輪ひとみ嬢。
 5は倉阪作品の中でも一風変わった地位を獲得している連作『田舎の事件』最初の作品集……という位置づけで大丈夫よね? 親本を読んだときの感想はこちらから。続く6はその著者の最新作、ボードゲームをモチーフにした本格推理らしい。解説は福井健太氏。
 7は各所での好評を目にしての購入。話では重版も行われたそうですがこれは初版。
 疲れたので8〜10はスキップさせてください。11については親本で読んだときの感想を参照してください。こちらです
 12は……や、いきなりモチベーションが生じたもので。余談ですがこれのシナリオ担当の方は、発売前の追い込みぐらいの時に刺されたことで話題になりました。地道に遊ぶつもりですが、諸事情から感想は特に書かない予定。映画と本のうえにこれまで書いてたら流石に作業してられません。

 今日はこれで勘弁してください。

 ……と、書いてから追加更新。思わず『ロンドンハーツ』を見てしまった。ロンドンブーツ亮の結婚会見生中継。無論今日日のバラエティなのでそれだけで済むはずがないんだが、会見で本人が留守にしている自宅に上がり込んでやりたい放題してみたり素人の奥さん電話に出させたりしまいにはハート形のとりもちに貼り付けて晒すのは流石にいじめすぎだろーと思いつつ最後まで見てしまう。極楽とんぼの加藤浩次だけ出ていたあたりに良心のボーダーラインを垣間見たような気がした。

 あの本の表紙は上がってきたのでしょうか。なんだかとっても心配です。


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