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2003年06月11日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day11

 買い物もなければ書くこととて無く。それはそうと、頼むから暮三文はやめてかずめさん
 ちなみにうちのページにはときどき「夢野まりあ」で検索して辿り着く人がいます。一回『新耳袋』のライブに出演してたから。あれは、濃かったなあ……

 作業が多すぎて色んなものが溜まっていきます。小説、今更言わずもがなとして漫画とかカバーかけとか大っぴらにかけないものとか。
 漫画の未読は11冊あって、いま読んでいるのは川瀬夏菜『知らない国の物語(3)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]。ひねているようでいて実はみんな善人、という話作りと雰囲気はいかにも少女漫画らしく、私自身は好きなのだけど……いかんせん、キャラクターの描き分けが極端に下手。性格の色分けはされているのだが、絵自体があまりにもあまりにも。たとえばあだち充なんかみんな同じ顔じゃないか、という意見もあろうが実際その通りなのだけども、あちらは少なくともひとつの作品の中では見分けることが可能な程度に描き分けされているのに対し、この作品は髪型の違いもあまり明確でないからときどき本当にこんがらがる。話は嫌いじゃないだけに余計に苛々苛々としながら読んでます。
 垂れ目・吊り目の変化(どーも吊り目が多すぎるのだ)とか眼鏡の有無とか眉毛の太さとか、その辺の組み合わせである程度はバリエーションが作れるはずなのにその努力さえしていないのは……何というか、担当さんが悪いのかなあ、などとも思う。普通デザインやラフ、ネームなどの段階で幾らでも注意できるはずなのだから。
 次作ではもっと解りやすくしてくださいお願いですから。買いますからちゃんと。

 ……で、大丈夫だったんでしょうか、あの方は。

 することがないので、少々やかましかった宣伝や告知をシンプルに書き直してみました。お薦め品が音楽しかない微妙な状況はどうしたものか。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

お薦め品
CD
Pat Metheny 『One Quiet Night』 (Warner Music Japan) [amazon日本盤輸入盤]
※バリトン・ギター独奏のプライベートな雰囲気漂うアルバム
DVD
Pat Metheny Group 『Speaking Of Now Live In Japan』 (Videoarts Music) [amazon]
※同名アルバムをひっさげての来日公演の映像。新人アントニオ・サンチェスのドラム捌きが凄い。

告知
芦辺 拓 『保瀬警部最大の冒険』 復刊リクエスト
『名探偵Z』に先んじるスラップスティック作品の復刊(orリニューアル)のためにご協力を。
MYSCON


2003年06月12日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day12

 難航していた再調整作業も大詰め。難航しすぎて次の作業と重なってしまうのが痛いが、コツは掴めたので何とかなるだろ、たぶん。

 本日のお買い物、は『コミックビーム』最新号だけ。
 須藤真澄『おさんぽ大王』が連載最終回。このために取り置きしていた場所というからどこかと思ったら……花やしきかよ。馴染みがありすぎて意外性がない、が話運びには納得。休んでまた復活するらしい、というのも納得。とりあえず、ファンタジーの作品集を早く出してほしいの。
 で、そのついでに金平守人『カネヒラデスカ?』も最終回。こんなにすれすれな状態が「おかしい」と思わせる漫画もそうそうないので残念に思っていたら……殺意が湧いた。二重の意味で。

 音楽だけというのが心苦しかったので、二日目にしてお薦め品にひとつ追加。『ボウリング・フォー・コロンバイン』のDVD。単品と、日本未公開作品とのカップリング『アポなしBOX』の同時発売である。これ、個人的にはあのマリリン・マンソンが誰よりもまともに見えるという構成が凄いと思うのだがいかがか。
 ついでに鑑賞希望一覧も調整。期待の作品テープ』(メディアスーツ・配給)もようやく7月5日の公開が決定したらしい。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

お薦め品
DVD
『ボウリング・フォー・コロンバイン』 (Pioneer LDC) [amazon単品BOXセット] 08/27発売予定
カンヌ映画祭・アカデミー賞を騒然とさせた話題作、早くもDVD発売決定。日本未公開作品とのセット版も同時発売。→深川の感想


2003年06月13日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day13

 ちよちゃんが叫んでおります。目の前にある日めくりカレンダーの中で。

 江戸川乱歩『湖畔亭事件 乱歩傑作選9』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了。表題作は意外にも初期の論理性を残した中篇、併録の『一寸法師』はそこからのちの通俗長篇への橋渡しとなった作品。なかなか面白い作品集でした。感想はこちらから。乱歩傑作選はここらで一息入れて、たまには新刊でも読もうかと思ったり。……と思いつつ、本棚から次の『影男』を抜いてきてしまった。意外な形でどっぷりと嵌りつつある。

 本日のお買い物
1,『ジャーロ No.12 2003 SUMMER』
2,井上雅彦・監修『異形コレクション 夏のグランド・ホテル』 [bk1amazon]
3,都筑道夫『暗殺教程 都筑道夫コレクション《アクション篇》』(2と3、光文社文庫/1〜3、光文社) [bk1amazon]
4,西澤保彦『幻惑密室 神麻嗣子の超能力事件簿』(講談社文庫) [bk1amazon]
5,『IN☆POCKET 2003年6月号』(4と5、講談社) [amazon]
6,上遠野浩平『しずるさんと偏屈な死者たち The Eccentric Dead In White Sickroom』(富士見ミステリー文庫/富士見書房) [bk1amazon]

 1は第三回本格ミステリ大賞の結果と選評に、鮎川哲也に捧げる短編競作が掲載されている。
 2は久々のグランド・ホテル登場。夢野まりあ氏の写真と文章のコラボレーションが異色……とか書くとまた検索でここに辿り着く人が増えるのかなぁ。
 3はおいといて、4はようやく、という気がする神麻嗣子シリーズの文庫化。田中芳樹氏が薬師寺涼子を使って解説しているのが可笑しいが、本文の挿絵がないのがちょっと寂しい。
 6は何故か行き付けの書店で入荷できず遠出させられた、上遠野浩平氏の富士見ミステリー文庫初登場作品。粗筋を見ると、いわゆる安楽椅子探偵らしいのだが……はてさて。

 某所の掲示板を眺めて、
「ねえよ、そんな言葉」
 と叫びたいのをぐっと堪える今日この頃。


2003年06月14日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day14

 週末恒例の映画鑑賞は、ジャック・ニコルソンがゴールデングローブ主演男優賞を獲得したドラマアバウト・シュミット』(GAGA-HUMAX・配給)感想はこちらから。一本、今週いっぱいで終わってしまうのがあるが、それは平日の終業後に鑑賞予定。
 帰りは果てしない遠回りをして行き付けの蕎麦屋に向かおうかと思ったが、雲行きが怪しいのでファーストフードで済ませる。バイク乗りにとって厭な季節が来てしまった。

 感想を書きつつ、貯まった漫画を消化する。六道神士『Holy Brownie(2)』(ヤングキングコミックス/少年画報社) [bk1amazon]ってほとんどアニメネタだなあ、とか桜野みねね『まもって守護月天! 再逢(2)』(BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1amazon]はいちおう話が動いてるんだな、とか。……やっとこ、あと三冊。

 うわー、本当にテレビでデイヴィッド・フィンチャー監督の『ファイト・クラブ』やってるよー……


2003年06月15日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day15

 映画のタイムテーブルを確認していたら、次の土曜日の予定が狂ってしまったことに気づいて慌てる。別の小屋では継続するんだが、如何せん場所が遠すぎる……これでは移動するだけで一苦労ではないかああ。

 何故か寝付けなかったので、積んであった漫画を片付け更に小説も一冊読み終えてしまう。倉阪鬼一郎『無言劇』(創元クライム・クラブ/東京創元社) [bk1amazon]読了。感想はこちらから

 ちくちくと作業……作業なんだよな、これと思いながら作業。いじり甲斐があるなあ。

 あまりにも寝付けないので有り得ない時間に更新してみた。AM07:50。

 前の更新から12時間以上経ちましたが書くことはあまり見つかりません。最近、行き付けの蕎麦屋は家族揃って向かうと大抵閉まっています。くそう、今週も食べられなかった。


2003年06月16日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day16

 折角だから応えてみよう、と思ったのに昨晩はあまりの眠さに忘れてました。
●「ミステリ」と「ミステリー」 この2つの言葉を使い分けますか?
使い分ける、という方は、その基準などもあればお書きください。

 自分の論や表現として使う場合は「ミステリ」ですが、たとえばドラマでよく使われる「旅情ミステリー」とか、著者・制作者自らがそう表記しているものについてはなるべく「ミステリー」を用いるようにしています。その程度の差で、内容的に分けているつもりは皆無。従って、森博嗣氏の作品を紹介する場合は「ミステリィ」とすべきなのでしょうが……それだけはちと性に合わないのでご勘弁を、といったぐらいの考え方。
●「傑作」「佳作」「力作」といった言葉を書評などを書く際使用しますか?
使用する、という方は、それら言葉の使い分けの基準などもあればお書きください。

 乱暴に切って分けられるので多用してます<おい
 傑作は文字通り何かしら傑出した仕上がりを持つ作品に、佳作は心配りの行き届いた端正な佇まいがある作品に、力作はどこかしら雑でも力強さを感じさせる作品に、という具合の腑分けをしてます。が、どう表現しても恣意的なものなので、そのときどきで基準は変わっていると言われても否定はしません。ときどき悪意を含んでいる場合も否定せず。
●横書きの場合、【作者名「作品名」】と【「作品名」作者名】 ではどちらが好みですか?
例: コナン・ドイル「緋色の研究」or「緋色の研究」コナン・ドイル
書評などを書く際とくにどちらかにこだわりがある方は、その理由などもあればお書きください。

 ほぼほとんどの場合“著者名『作品名』”です。よほど沢山書き継がれているシリーズものでもない限りは一冊一冊の内容で判断される世界ですので、ものを見るときにまず参照するのは書き手の名前だろう、という判断から。商品名を挙げても解らないけどティファニーといわれれば、ああ、なんとなくこんなもんだな、と想像できるのと同じような感覚で。ただ、断固たる拘りでもないので、作品について触れたいだけのときは著者名は省きますし、必要とあらば入れ替える場合もあります。例は咄嗟に思いつきませんが。
 何はともあれ、コピペだけじゃなくて各個のサイトに対するコメントもちょっとは入っていた方が良かったんじゃないでしょうか、とだけは言い添えておきます。広告意図や悪意がないとは言っても、その程度は礼儀です。

 大きめの作業ふたつ同時進行していたら、固有名詞がこんがらがってきた。サブはいいんだが、いちばん根っこのところがぐちゃぐちゃしてきたのが……

 さて週末に観る映画はどうしようか、と悩んでいたところ、『ALIVE』がけっこー面白そうで惹かれつつある。ドラマ『スカイハイ』と同じ高橋ツトム・原作、北村龍平・監督のコンビというので不安を感じていたのだが、こちらは設定的に北村色に合っているような気配がある。しかも主演は北村作品の常連であり、最近個人的に注目している榊英雄とあってはいよいよ見ておきたくなってくる――ただ予告編を見ると、VFXがあからさまに『マトリックス』をイメージしているのがどんなもんか、と思ったりするのだが。
 浅田次郎氏の傑作『ラブレター』の舞台を韓国に差し替えて映像化した『パイラン』なんかもこの機会でないと見逃してしまいそうな気がするし。ああどうしたものやら。

 新人賞の下読みってこんな気分なのかないやこんなもんじゃないのかな、と思いながら最近出たある本を読んでいる。辛い。まだ1/5しか読んでないのに、辛い。

 本日のお買い物
1,吉住 渉『ウルトラマニアック(3)』(りぼんマスコットコミックス/集英社) [bk1amazon]
 だけ。いつの間にかアニメ版がCSで放映されていたシリーズ最新刊。現代っ子感覚の魔法少女ものなのだが、ちと展開緩み気味かな。


2003年06月17日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day17

 高原伸安『乱歩先生の素敵な冒険』(文芸社) [bk1amazon]読了。感想はこちらから……正直、今回はアップしようか迷いました。だってどー足掻いても否定の言葉しか出てこないんだもの。実質二日で読み終えたのも、面白かったからではなく早くこの状況から逃れたかったからです。
 まあ、とりあえず十年近い呪いは解けたから良しとしよう。

 さきの土曜日に触れた、今週いっぱいで終わってしまう作品を鑑賞しに、仕事のあと有楽町へ。ケヴィン・コスナー主演のスーパーナチュラル・ホラーコーリング』(東宝東和・配給)。感想は、書いている時間がないので例によって後日この辺に記しておきます。それほど大きな期待は抱いていなかったせいか、結構面白かったので吃驚。

 本日のお買い物は、なし。少年サンデーコミックスの早出しがあったかも知れないが、いいの明日まとめて買うから。


2003年06月18日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day18

 文章自体は昨晩のうちに書き上がっていましたが、今日はネタが少なそうな予感があったのでストックしておきました。昨日鑑賞したコーリング』(東宝東和・配給)の感想はこちらからどうぞ

 本日のお買い物
1,西澤保彦『笑う怪獣 ミステリ劇場』(新潮社) [bk1amazon]
2,八神 健『ななか6/17(12)』(少年チャンピオンコミックス/秋田書店) [bk1amazon]
3,藤崎聖人『ワイルドライフ(1)』 [bk1amazon]
4,松江名 俊『史上最強の弟子ケンイチ(5)』 [bk1amazon]
5,河合克敏『モンキーターン(24)』 [bk1amazon]
6,藤田和日郎『からくりサーカス(28)』(3〜6、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

『ミステリーズ!』は探しに行く時間すら見つかりません。ああ『ニッポン硬貨の謎』が読みたいなり。本社に定期講読申し込んだ方が速いかなあ。
 1は約四年を費やして書き貯められた、本格特撮ミステリ連作。とりあえず喜国雅彦さんによる挿画を眺めているだけでも楽しい。
 2は遂に完結。どう決着をつけるのかと思っていたが……これは良い。結論をぼかしながらもちゃんと話に括りはつけている。中盤の登場人物が概ね無駄になってしまったのが惜しい(結局メイン三人だけの話になってるしー)が、結果としてはいい作品になったのでは。……そのあとで卓袱台ひっくり返すようなおまけもついてるけど。
 3以下は省略。


2003年06月19日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day19

 ……八月までは休めないな。

 やっと、やっと読み終わりました。読み始めたのは1999年の4月、半分くらい読み進めたところで二度ほど断念し、半年以上間を空けてから薄れた記憶を補うためにまた頭のから読み直し、発音練習の箇所などいったい何度繰り返したか忘れてしまうほどに長い時間を費やして、今朝方ようやく結末に辿り着きました。ナボコフ/大久保康雄[訳]『ロリータ』(新潮文庫/新潮社) [bk1amazon]感想はこちらから……もう感想というほどのものでもありませんが。何せ圧倒されっぱなしだったし。
 ともあれ、これでやっと心置きなく、買い揃えておいた二本の映画版を鑑賞することも、頭の数本だけ読んでそのまま先送りにしてしまった短篇全集を読み進めることも出来ます。あー嬉しい。一方で、決して充分に消化したわけではないので、また後日断片ずつでも再読しなきゃならないと思っていたり。追求し甲斐のあるテーマですから、私にとっては。

 本日のお買い物
1,ポール・アルテ/平岡 敦[訳]『死が招く』(Hayakawa Pocket Mystery Book/早川書房) [bk1amazon]
2,野間美由紀『新パズルゲーム☆はいすくーる(1)』(Bonita Comics Alpha/秋田書店) [bk1amazon]
3,『カンパニー・マン [初回限定パッケージ]』(Artist FILM東芝デジタルフロンティアPony Canyon/DVD Video) [amazon]

 やー、また偏った品揃えだ。
 1は『第四の扉』で日本の愛好家の話題を攫った、フランス人作家による正統派本格探偵小説、二冊目の訳出。そろそろ前作ごと読みたいのー。
 2はもう続きは出ないものと一時は諦めかかっていた、シリーズ最新刊。版元を移しての再出発だが特に仕切り直しをせず、人物紹介だけ済ませるとすぐさまいつものテンポに戻ってしまうあたりが流石。白泉社で発表されながら単行本未収録となっていた『NEXTゼネレーション』二本を含めた、新書判としては厚手の一冊。
 3はオリジナル版『CUBE』の監督ヴィンチェンゾ・ナタリが満を持して発表した長篇第二作、日本公開から半年にして早くもDVD化――って、最近はだいたい半年ペースなのよね。別の監督による『CUBE2』が、あれの続編だと考えるとどーも食い足りない出来だっただけに(別物と割り切れればそれなりに面白いんだけど)、これを再見するのが楽しみでした。同様の感想を抱きながらもこちらは未見、という方はこの機会に是非。ちなみに劇場で鑑賞したときの感想はこちら。実は、本日本当のお目当ては『TRICK 劇場版』早出し分だったのだが、……発売日を一日勘違いしていた。ばかでー。
 ……あ、『この花はわたしです。(2)』 [bk1amazon]を捜すの忘れてた。


2003年06月20日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030611~.htm#Day20

 あまりの忙しさに脳味噌焼き切れそうな気分を味わっているというのに、不思議と読書がよく進むったらありません。常に気に掛かっていた大物『ロリータ』を首尾良く通過できたからかも知れない。西澤保彦『笑う怪獣 ミステリ劇場』(新潮社) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。発行日と同じ日に読み終えたなんて初めての経験だ。

 本日のお買い物
1,大橋 薫『Dolls Don't Cry』(Daito Comics アンジェリーナシリーズ/大都社) [bk1amazon]
2,菅 浩江『プレシャス・ライアー』 [bk1amazon]
3,柄刀 一『OZの迷宮 ケンタウロスの殺人』(3と4、カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]
4,『TRICK―劇場版― 超完全版』(テレビ朝日東宝/DVD Video) [amazon]

 作者の名前だけでチェックしてあった1は、女の子向けのH漫画、というフォーマットでの新作でした。それにつけてもこの漫画家姉妹が描くものはどうしてこうも男のツボを突いてくるか。
 2は『週刊アスキー』連載のSF長篇。コンピュータの近未来を描いた作品。3は『本格推理』掲載作品に書き下ろしを追加した短篇集。
 でもって4は昨日間違えて買いに行ってしまった劇場版のDVD。以前はテレビ版をBGV代わりに延々流し続けてましたが、たぶんこれも当分のあいだ作業の傍ら鑑賞し続けるのでしょう。猿の如く。とりあえず本編はほっといて、いま特典ディスク収録の『TORIKU』鑑賞しております……劇場版公開前に宣伝代わりにオンエアされたヴァージョンより、落としたシーンとNGとを入れて再編集したヴァージョンのほうが格段に面白いです。石原くん素敵すぎます。だんだん矢部さん落ち込んでるし。あ、劇場版鑑賞時の感想はここです。


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