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2003年06月21日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day21

 ……あ、『ブラックジャックによろしく』最終回見逃した。いい作りなんだけど終盤にかけて普通の「いいドラマ」になってしまって惹き付けられなかったのと、作業と今日の準備で忙しかったためにすっかり忘れていたのだった。ま、しょうがないだろ、としか思わない程度に執着が薄れていたという事実もあるし。

 本日の映画鑑賞は、よーやくの8 Mile』(UIP Japan・配給)。感想は後日、この辺に。今日は書いている時間なし。

 本日のお買い物
1,『ミステリーズ! Vol.01 SUMMER 2003』(東京創元社) [bk1amazon]
2,小松左京『役に立つハエ 小松左京ショートショート全集(3)』(ハルキ文庫/角川春樹事務所) [bk1amazon]
3,日暮茶坊・ほか『月姫 アンソロジーノベル(2)』(ファミ通文庫/enterbrain) [bk1amazon]
4,チャールズ・パリサー/甲斐萬里江[訳]『五輪の薔薇IV』(ハヤカワ文庫NV/早川書房) [bk1amazon]
5,元田隆晴・編著『病院の怪談 医療関係者、恐怖の告白!!』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]
6,喜国雅彦+国樹由香『この花はわたしです。(2)』(SUNDAY GX COMICS/小学館)X2 [bk1amazon]
7,野間美由紀『パズルゲーム☆はいすくーる(8)』(白泉社文庫/白泉社) [bk1amazon]
8,Vladimir Nabokov『Lolita』(VINTAGE INTERNATIONAL/Randome House/洋書) [amazon]
9,Cliff Martinez『Original Motion Picture Score SOLARIS』(superb records/CD) [amazon]

 池袋まで鑑賞に出かけたついでに多めに買い物をして帰宅してみれば、bk1とamazonに注文していたものも届いていてえらいことに。解説はざっとで失礼します。新規リンクも発生してるんだが今日は無視だ無視。
 1はやっと買えました、話題のミステリ専門誌創刊号ただし書籍扱いなのでbk1でも入手可。それにしてももの凄いラインナップですが――しかし、『ニッポン硬貨の謎』はちゃんと完結するのでせうか。
 あいだは飛ばして6、1年半ぶりの第2巻。森三中の推薦つき、というのはかなりネタっぽいが深く追求するまい。ちなみに何故二冊かというと、一冊はbk1での注文、もう一冊はジュンク堂池袋本店にて著者二人のサイン入りを購入してきたもの。って、あ、そういや俺、お二人から直接サインを頂戴したのってこれの第1巻だった。
 8は一昨日読み終わった『ロリータ』の原書。あまりに細工が凝っているので、これはオリジナルと照らし合わせたほうがいーのでは、と思うこともままあったので、資料として購入。表紙がなんだかいい感じである。
 9は今日日本公開の映画『ソラリス』のサウンドトラック。CMで使われている曲が欲しかったんだが――入ってないような。でも如何にもハードSFという趣のある音楽なので、これはこれで良し。

 本日は久々の新耳袋ライブなのです。ついでに新宿界隈で単館公開されている映画を鑑賞してくるので、本日の更新はこれだけ。以後8月ぐらいまでは遊んでいる場合じゃなくなるので、せいぜい愉しんでおかねば。


2003年06月22日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day22

 まずは昨日のその後の行動をば。

 新宿に移動したのち、まず新宿武蔵野館にてレイトショーの整理券を確保しておいて、それからおもむろに歌舞伎町へ。本日二本目の作品がかかっているのはシネマスクエアとうきゅう……なのだが、なんだか記憶しているのと配置が違う。新宿歌舞伎町には東急系列の劇場が都合四つあるのだが、シネマミラノとシネマスクエアの位置が記憶と違っていたので戸惑う……まあ、私が勘違いしていた可能性が大だとは思うのだが。鑑賞したのは21日初日の、高橋ツトム原作、北村龍平監督のSFアクションALIVE』(KLOCKWORX・配給)。感想は後日、この辺に。予告編が『マトリックス』っぽかったのが不安材料だったが、そんなに似てませんでした。なかなか。
 終了後、早足で駅前の武蔵野館まで舞い戻る。21日三本目は韓国のインディーズから登場したカルト映画テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』(グアパ・グアポ、武藤起一事務所・配給)。感想はこちらも後日、この辺に。面白かったんだけどね、色んな意味で、ね。
 ふたたび歌舞伎町まで移動し、ひろさん・がくしさんらと順次落ち合って、12時から今回30回目となる新耳袋トークライブを見る。本当は某氏も来るという話だったのが。
 例によってオフレコという話も随所に混じっていたが、書ける範囲で記しておきましょう。本日、中山市朗氏は所用のため欠席となり、またしても木原氏のみのステージ。新刊が出たばかりで果たしてネタはあるのか、と若干不安があったが、普段とは少々違った方向で充実した内容となった。第一部では単行本第六夜の幽霊マンションのエピソードに登場する人物にその場で取材するという形式を取って、事実の再検証と語られていないエピソードの蒐集を実地に行うというスタイルで展開。第二部では、雑誌『ムー』の編集者とイラストレーターのお二人を迎えて、『怪談新耳袋』の撮影を行っていたカメラに偶然入りこんだとある映像の検証と、木原氏もその現場に立ち合った、ごく最近に起きた不思議な出来事を語った。個人的には第二部の前者だけでも昨日観に行った価値があった、と思ってます。だってあれだぞ、埼玉でスカイフィッシュが映ったんだぞ?! 現場にいたKING RECORDSの担当者が確約されていたので、『怪談新耳袋』ソフト版の第三夜か第四夜に映像特典として収録されるはず。あああ愉しみ。

 本日、というか昨晩から今朝にかけてのお買い物
1,『ALIVE Original Motion Picture Soundtrack』(NML entertainment/CD)
2,木原浩勝、中山市朗『新耳袋 現代百物語 第三夜』 [bk1amazon]
3, 同 『 同 第四夜』(2と3、角川文庫/角川書店) [bk1amazon]

 1は公開劇場にて枚数限定で販売されていたサウンドトラック。限定販売に加えて原作者自らギターソロで参加している、という惹句に誘われて購入してしまった。まあ、たぶんそのうち通常のCD屋でも販売されるのでしょうけどー。
 2と3は25日発売予定のものを、トークライブ会場にて先行販売していたもの。いずれも大幅に手が入っていて「改訂版」と銘打ってもいいくらいらしい。特に3は大傑作・山の牧場編を、のちに連絡を取ることに成功した関係者の証言などを加えて、更に異様さが増している。事件直後に著者が作った現場のスケッチも珍しく採録した、充実の一冊である。

 今日は特に書くことなし。久し振りに行き付けの蕎麦屋で食べられたことぐらい。なんか、私が頼むものに限って分量が多いような気が……
 昨日鑑賞した8 Mile』(UIP Japan・配給)の感想はこちらからどうぞ。感想……か? これは。


2003年06月23日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day23

 本日から八月頭くらいまで、ホームページの更新は控えめにしようと思ってます。更新自体は続けますが、記述の分量は控えめにする予定です。御了承をば。

 21日鑑賞した映画ALIVE』(KLOCKWORX・配給)の感想はこちらから
 それと、本日読み終えた元田隆晴・編著『病院の怪談 医療関係者、恐怖の告白!!』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]の感想もかるーくアップ。こちらから……無理に書くほどの内容でもなかったんたが。

 本日のお買い物
1,『こみっくパーティー コミックアンソロジーVol.15』(DNAメディアコミックス/スタジオDNA) [bk1amazon]
 だけ。それこそ特に書くこともないです。


2003年06月24日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day24

 午前中どーしよーもない仕事が入ってテンションがた落ち。あああああもう。

 江戸川乱歩『影男 乱歩傑作選10』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。ほんとにねえ、どーしてこういう時期に限って読書が捗るのかしら。
 あと勢いに任せて(任せるな)木原浩勝、中山市朗『新耳袋 現代百物語 第三夜』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]も読み終えました。これについても書きたいことがあるのですが、こちらは明後日以降に(あしたは『テハンノ〜』をなんとかする予定)。感想は一日一個に絞ろう。ただひとつ……この本、一箇所イニシャルを外し損なって実名が残ってるんですが。見え見えとはいえ、大丈夫でしょうか。

 本日のお買い物
1,『月姫 アンソロジーコミック(7)』(Twin Heart Comics) [bk1amazon]
2,とくながともこ『ピュアみるく』(1と2,MISSY COMICS/宙出版) [bk1amazon]
3,稲川淳二『稲川淳二の最新・超怖い話〜霊怪〜』(ザ・テレビジョン文庫/角川書店) [bk1amazon]

 1はさておき、2は内村かなめ名義でアンソロジーにも寄稿している著者のオリジナル作品集。最近妙にお気に入りです、この方の作品。オリジナルに限って書名が恥ずかしいのが難点ですが。
 3は例によって例の如く霊の本。ざっと見たところ、語り下ろし特有の棒引きや三点リーダーの多用を避けているようで、文章としての見栄えはなかなか良くなってます。内容は、知りませんけど。


2003年06月25日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day25

 遊んでる場合じゃないってゆーか地下で『ALMA』をのんびりちんたら進めているのに某氏の囁きに負けて『3LDK』買ってみようかななどと思い始めているのは予約票に「平成14年6月28日から三日間有効」と書いてあるソフトの発売日が今月末からいつの間にか7月11日に延び更に昨晩販売を担当している会社のホームページを見たら8月1日になっていたからであって。
 あ、でもその前にアレが出るはずだからいいか。……前だっけ?

テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』(グアパ・グアポ、武藤起一事務所・配給)の感想を脱稿。こちらからどうぞ。……私、当初思ってたより好きらしい、この映画。

 本日のお買い物
1,森 博嗣『迷宮百年の睡魔』(新潮社) [bk1amazon]
2,京極夏彦『巷説百物語』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]
3,皆川博子『彼方の微笑』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
4,クリスチアナ・ブランド/宇野利泰[訳]『はなれわざ』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]
5,原案/田中芳樹、文/浅野智哉『KLAN[VI] 策謀編』(スーパーダッシュ文庫) [bk1amazon]
6,高橋ツトム『ALIVE Perfect』(ヤングジャンプコミックス愛蔵版/5と6、集英社) [bk1amazon]
7,原作・あかほりさとる、作画・しらゆき昭士郎『らいむいろ戦奇譚〜乙女、邂逅ス。〜』(電撃コミックス/メディアワークス) [bk1amazon]

 1は久々に購入した森作品。約三年前に幻冬舎から発売された『女王の百年密室』の続編、という位置づけらしい。2は『怪』に連載継続中のシリーズ初の文庫版、解説は大塚英志氏。
 3はなんか随分と待たされたように思うんだが気のせいか、ともあれ皆川博子氏の創元推理文庫初登場。『冬の旅人』に先駆けるロマン長篇。そして4、『ジェゼベルの死』とともにブランドを代表する長篇の文庫版。ポケミス版でひととおり揃えて、あとの愉しみに取っておくつもりでそれっきりなのだが(六冊ぐらいは読んだ)、そろそろ読まねば。
 5はおいといて、6は映画版の公開を記念して発売された愛蔵版。実は高橋ツトム作品は一冊も持っていなかったのだが、映画版がなかなかの出来だったし、比較してみたいという衝動にも駆られたので入手。こうして見ると、原作は作者特有の泥臭さが滲み出ているが、映画は細部のメッセージを留めつつスタイリッシュに色づけし直しているのが解る。
 7は……なんとなく買ってみただけ。ゲーム以前の話という設定だそうな。


2003年06月26日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day26

 昨晩の『クイズヘキサゴン』、エンディングで正解率をおくびにも出さなかったのは、出演者のキャラクターにあまりにも差し障りのある結果になってしまったからだろうか。ゲームの推移からすると順当な人物が優勝したんだが、その人物が順当に優勝してしまったこと自体けっこう微妙な問題を孕んでいたり。
 途中の段階でその優勝者が強敵だということを理解せず最後まで馬鹿にしていた某グループの一員がいちばん駄目に見えた、というのがいちばん微妙だったかも知れない。

 保留してあった木原浩勝、中山市朗『新耳袋 現代百物語 第三夜』(角川文庫) [bk1amazon]の感想を脱稿したのでアップ。こちらからどうぞ
 でもって本日、続く木原浩勝、中山市朗『新耳袋 現代百物語 第四夜』(角川文庫) [bk1amazon]も読み終えたので、ことのついでとこっちの感想もアップしました。こちらからどうぞ。いやー、二年振りぐらいにまともに読み直したがやっぱり怖すぎるぞ『山の牧場』編は。
 更に稲川淳二『稲川淳二の最新・超怖い話〜霊怪〜』(ザ・テレビジョン文庫/以上、角川書店) [bk1amazon]まで読み終えてしまったので、その感想も簡単に、さっさと書いてしまった。こちらから。……ま、こんなもんでしょう。

 本日のお買い物
1,乙 一『ZOO』(集英社) [bk1amazon]
2,ヤマグチノボル『つっぱれ有栖川』(角川スニーカー文庫/角川書店) [bk1amazon]
3,萩尾望都『バルバラ異界(1)』(flowers comics/小学館) [bk1amazon]

 1は本格ミステリ大賞受賞後初の新刊。なんか帯が大袈裟になりすぎてちょっと厭。
 2は発売前から色々と話題になっていた、ヤマグチノボル氏のスニーカーでは初のオリジナル小説。本当に、どこまで解ってやってるんでしょうか。解ってやってるにしても狙いが狭すぎはしないか。いいけど。
 3はとても久々に購入した萩尾望都氏の作品、実際『残酷な神が支配する』終了から二年も経っているらしいが、私は『残酷な〜』は完結してから揃えるつもりが長くなりすぎて結局買わずじまいだったため余計に久々の購入である。近未来を舞台にした、かなり正統派の雰囲気のあるSF。
 それと、昨日購入したクリスチアナ・ブランド/宇野利泰[訳]『はなれわざ』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]のbk1商品ページを発見したので追記。

 バイクで出勤したはいいが、午後になると途端に雲行きが怪しくなり、帰りにうかうか寄り道も出来ずCDかDVDを物色する計画も果たせずじまい。なまじ雨が降っているよりストレスが溜まるぞ。

 ……ヴチ眠いです。

 でも頑張って起きてますが脳味噌の何処かがストライキに突入してしまった気もします。『はなれわざ』のbk1IDを追記、と書いておきながら肝心のIDをメモし忘れてリンクも太字タグもつけないままアップしてしまっていたのに随分経ってから気づいて慌てて修正するあたりちと危険な兆候のような。
 作業遅れ気味だけど適当なところで寝よう。こんな状態でやってもあとで直しが大量に出るだけじゃ。


2003年06月27日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day27

 だからどうしてこういうときに読書が捗るか。江戸川乱歩『算盤が恋を語る話 乱歩傑作選11』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。……ま、主に薄くて読みやすいものばかり選んでいたから、というのもある。にしても今頃乱歩を一所懸命読んでる私っていったい何なんでしょう。

 本日のお買い物
1,Pat Metheny Group『MORE TRAVELS』(コロムビアミュージックエンタテインメント) [amazon]
2,『フレイルティー 妄執』(Paramount Home Entertainment Japan/すべて、DVD Video) [amazon]

 やっと買いに行けた。
 1はメセニー・グループの映像作品で唯一持っていなかった一枚。有り体のライブアルバムではなく、観客を入れないシークレット・ライブという体裁で収録された異色作である。ほぼベスト・アルバムに等しい選曲、『First Circle』『Letter From Home』に参加しグループのなかで一時代を画すほどの存在感を見せつけたペドロ・アスナールがツアーにも参加していた頃のライブ、とくればはなから完成度は保証されていたようなものだが、映像的にも飾りすぎず、しかし演奏を活かした演出が行われていて、もしかしたら映像作品では最高傑作だったかも知れない、と思ったり。ただ、元々ビデオ作品だったせいもあろうが、メニュー画面もなければインタビュー場面で字幕が表示されないという不親切ぶりがちと哀しい。ブックレットに対訳は書いてあるんだけどね。
 2は劇場で鑑賞しなかったことが引っかかっていた一本。なんか名前に馴染みのある人がたくさん讃辞を書き連ねていたので、これはやはり見ておくべきだろう、と。


2003年06月28日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day28

 風邪気味です。薬がいい具合に効いていて、纏まった思考が出来ません。
 それでもちゃんと映画は観てきました。本日初日、『シティ・オブ・エンジェル』のブラッド・シルバーリング監督、ジェイク・ギレンホール&ダスティン・ホフマン&スーザン・サランドン主演のドラマムーンライト・マイル』(GAGA-HUMAX・配給)感想はこちらから。上記のような理由で、なんか散漫としてますがご勘弁ください。
 初日なので例によって劇場の出入口には関係者らしき人々がたむろしている。窓口付近にいるのは別に構わないのだが、観客席の出入口や通路に集まっているのが非常に迷惑。
 しかしもっと迷惑だったのが、私の後ろの列に座っていた男だ。位置としては私から三つほど右で、前には確かに誰もいない。だが、そこに両腕でもたれかかるのは果たしてマナーに添っているかどうか。のみならず、そんなに観るのが厭なら途中でも退場すればいいものを、鑑賞中しきりに大袈裟な溜息をつくわ落ち着きなく身動きするわ、気になって仕方なかった。


2003年06月29日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day29

 本格的に風邪です。薬を呑むと頭がぼんやりとして何も手につかなくなってしまうので控えめにしてますが、そうすると今度は鼻水と喉の痛みに気を取られてしまう。ああ困った。
 一日家で何をするでもなくぼんやりとしていたので、本日もまた特に書くことはなし。鑑賞希望一覧だけちょこっと修正……いつの間にかガイ・リッチー監督の最新作『スウェプト・アウェイ』(Sony Pictures・配給)の公開が来月に決定してますよ先生。本国での不評を慮ってかミニシアターでの順次公開ですよ先生。


2003年06月30日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030621~.htm#Day30

 風邪は早くもほぼ快癒。もしかして、土曜日の朝ぐらいがいちばんひどかったのか?

 脳味噌休ませがてら、昨晩のうちにDVDで『フレイルティー ―妄執―』(Paramount Home Entertainment Japan) [amazon]を鑑賞。簡単に感想も書き上げました。こちらからどうぞ。内容的には劇場で観ても家庭で観ても大差ない、といった感じだが、それでも劇場で一度観ておきたかったなーとやや後悔。

 私が映画鑑賞の予定を立てるとき、最も参考にしているのが『Walkerplus』のサイト内にある『MovieWalker』というページ。思い立ったときに上映時間などのチェックが出来て非常に便利なのである。
 このサイトには他に海外のスターたちのゴシップや近況がニュースとして掲載されているページがあって、特に専門誌を講読しているわけではない私はこの点でも重宝している。
 最近になってこの『MovieWalker』のサイトがリニューアルされた。以前は画像を大量に使っていたため読み込みに時間がかかるのが難だったが、今度はフレームを多用することで、最初はともかくここのページへのアクセスには時間を費やさないように修正がなされた。私自身は今までのデザインに慣らされていたため、今度慣れるのはちょっと時間がかかるな、などと思いながらあちこち眺め回していると。
 上記のゴシップ欄も健在で、前はテキストばかりだったところに写真も掲載されるようになった。が、この写真の下に、何やらおかしなことが書いてある。デミ・ムーアの恋愛を報じる記事につけた写真には「生涯現役」、アンジェリーナ・ジョリーとニコラス・ケイジの噂(また濃いところに目をつけて……)を報じたページの写真には「親父キラー」、といった感じで。
 どーも、写真で掲載した人物やそのニュースに対するコメントっぽいのだが、これが本文より面白い。無論本文や、スターたちの素性をある程度知らないと笑えないんだが、解っていると実に楽しい。映画好きの方には是非いちど御覧戴きたい。
 ……一方で、このコメントって本当に掲載するつもりで書いたものなのか、一抹の不安を覚えたりもするのだが。単にメモのつもりで残したのがそのまま載ってたりしたんだったら――それはそれで、また。

 本日のお買い物
1,いかりや長介『だめだこりゃ』 [bk1amazon]
2,おーなり由子『しあわせな葉っぱ』 [bk1amazon]
3,北村 薫『リセット』(すべて、新潮文庫/新潮社) [bk1amazon]

 新潮文庫オンリー。
 1は2年前に刊行された自伝の文庫化。親本のときも興味を惹かれていたので、これを機に購入。現在病気療養中だが、大丈夫だろうか。文庫版あとがきの日付からすると、刊行はそれ以前に決まっていたと見える。
 2は北村 薫氏とのコラボレーション以来気になっていた著者が、平成七年に発表した作品に加筆訂正の上文庫化したもの。突然頭から生えてきた、他の人には見えない葉っぱ、というシチュエーションがいい。
 3は連作『時と人』の掉尾を飾る長篇の文庫化。


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