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2003年11月01日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day01

 週末恒例の映画鑑賞と映画サービスデーが重なるとちょっと損をした気分になる。安いのは嬉しいんだが、平日に映画を観に行く動機付けがひとつ減るし、普段は空いている土曜の初回もけっこう混み合って普段取る席が埋まってたりするし。本日も、人の入りはそこそこだったものの、私の好きな席の近辺は既に人がちらほらと見受けられたので、割り切って最前列に座ってしまいました。
 何のかんのと言いつつ鑑賞したのは、先日「意地でも観たくなってきた」とコメントした、ハリウッドでのリメイクも決定している香港映画インファナル・アフェア』(COMSTOCK・配給)。感想は、「トニー・レオンのくたびれっぷりは確かに凄かった」からどうぞ。
 折角安く観られるんだからもう一本――とも思ったが、ちょっと気疲れしていたので早々に引き上げる。帰りにはどこかしら買い物に寄るのも習慣のひとつだったが、本日は伊東屋でカバー用の紙を買っただけ。

 本日の『ミュージックフェア21』は矢野顕子と森山良子というそらとんでもない組み合わせであります。危うく忘れるところでしたが、ちょうどいいタイミングでテレビを点けたのでどーにか録画も出来ました。
 それにしても矢野顕子はやっぱりとんでもない。「人の歌はヤノの歌」と言ってはばからない方だが、『さくら』はまだしも『椰子の実』まで自分流にしてしまった。こんなにポップな曲だったか?!
 澄んだ歌声と優れた歌唱力の持ち主が、最小限の編成で共演した三十分。持ち歌にこだわらない選曲ぶりも含めて楽しませていただきました。

the EYE』を鑑賞しながらこれを書いております。早くも何回目だか解らなくなってます。アンジェリカ・リーって綺麗よねー。ローレンス・チョウの普通っぽい佇まいも結構好き。
 このDVD、ふたつだけ不満があります。オープニングが劇場版と違っていること(いいんだけど、せめて一緒に収録して欲しかった……)と、画質がやや悪いこと。もーちょっと肌が艶やかに見えるくらいなら良かったんだが。

 と、またしてもなんか馴染みのある土地がテレビで紹介されていた。私がただの抜け道としか認識していない道がとても洒落た空間扱いされている。そのマッサージ店が開く前は某コンビニだったんだぞー、などと地元ならではのツッコミを入れつつ途中まで見ていたが、だんだん堪らなくなったので切り上げて風呂に入ってしまった。
 たぶん明日明後日と、またあの界隈が混むんだろうなー……近づかないでおこう。

 本日のお買い物
1,有栖川有栖『虹果て村の秘密』(MYSTERY LAND/講談社) [bk1amazon]
 本日はこれだけ。粗筋を見る限り、主人公が少年少女になっている以外はいつも通りの有栖川流本格ミステリらしい。同時刊行の二作品は追々購入します。


2003年11月02日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day02

 昨日、朝のうちに読了したのをすっきり忘れてました。江戸川乱歩『緑衣の鬼 乱歩傑作選16』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]感想はこちらから。あと4冊。

 日曜日なので、あとは基本的にスリープモード。


2003年11月03日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day03

 昨晩の更新のあと、ちょこっとだけ作業の続きをしようかと思っていたが、なんだか頭がすこーし締め付けられている感覚があったのでちょっと休ませることにした。代わりに、未鑑賞のDVDを一枚消化する。テレビでやっていた『グラディエーター』は長いのでパス。
 で選んだのは、劇場で見逃したのをずっと悔やんでいた『フィアー・ドット・コム』(Pioneer LDC) [amazon]
 ……劇場で観ていたら、決してDVDでは買わなかったでしょう。そんな出来。映像のセンスや雰囲気作りは悪くないんだが、いかんせん動機付けしてしまっているのがまずいし、この設定通りだとかなり早い段階で世界が無茶苦茶なことになると思うのだが。何より、ラストの解決法が認められるならそんな持って回った手続き自体がいらねーじゃん、とツッコミ放題。
 ちょっと怖い気分になりたいのなら一度見るくらいはいいだろうが、その程度の出来です。ウド・キアーを無駄遣いすな。

 明けて今朝、早起きして新宿へ。コマ劇場付近に行列があるのはさして意外でもなかったが、9時前の映画館窓口に人が集っているのを見たときにはちょっと驚いた。チェックするときりがないので意識的に無視していたが、そういえば今日出かけた劇場は東京国際映画祭の会場のひとつになっているのだった。通常の作品は当然ながら並ばなくても買えた。
 本日鑑賞したのは、オリヴィエ・メガトン監督のサスペンス・アクション映画『レッド・サイレン』(COMSTOCK・配給)。感想は、「最近のアクション・ヒーローは頭を剃るのが決まりなのか?」からどうぞ。同じ配給会社の作品が続いたが、単にこっちが4日で上映終了になると知ったからで他意はない。『マトリックス・レボリューションズ』と国際映画祭のコンボにやられたんだろうな、きっと。
 観賞後は文学フリマでも覗いてこようかと思っていたが、どんよりとした天気と早起きしすぎたが故の眠気に負けて、紀伊國屋書店で一冊だけ買い物をしてとっとと帰宅。尤も、遠出したところで寄る当ては一箇所しかなかったけど。

 本日のお買い物
1,はやみねかおる『ぼくと未来屋の夏』(MYSTERY LAND/講談社) [bk1amazon]
 MYSTERY LAND第二回配本の2冊目。もう一冊はbk1経由で注文済みなので、事実上コンプリート。青い鳥文庫のシリーズとも、講談社ノベルスのシリーズとも異なる、「未来屋」という奇妙な人物と少年との交流を描いた作品。

 久々に有料コンテンツ事業者代行を名乗る督促メールが届いた。もうはなから無視しているので構いはしないのだが、ちょっと面白かったのは業者の所在地が京都で、しかも担当者が勅使川原なんて名乗っていること。取って付けるのもここまでくるとなんだか楽しい。
 ちなみにこのメール、インターネットを使い始めたごく初期にだけ使用して、この数年ほどは登録などに使っていないアドレスに届いてます。それ以前にそもそもうち、電話回線を使っての接続は出来ないんだけどねー。

 ネットワークの状態が芳しくないので、本日はとっとと切り上げます。とかいう以前に、この日記をアップできるかさえ心許ないぞおい。


2003年11月04日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day04

 連休明けは曜日の感覚が狂います。

 三連休のあいだに職場の台所で巨大なネズミが捕れていた。でかいだけあって粘着シートに貼りついたあともかなり暴れ回ったらしく、あたりが凄いことになっていた。どう凄かったかは、想像にお任せします。参考として、繁華街裏道の風情。

 本日のお買い物
1,筑波さくら『目隠しの国(8)』 [bk1amazon]
2,森生まさみ『おまけの小林クン(12)』(1と2、花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]
3,アガサ・クリスティー/中村妙子[訳]『火曜クラブ』(クリスティー文庫/早川書房) [bk1amazon]
4,篠田真由美『魔女の死んだ家』(MYSTERY LAND/講談社) [bk1amazon]

 1はテーマが固まっているので安定して話を継続している感じ、だが八巻も続くとは思わなかった。一方、著者の最長シリーズとなってしまった2はまだ紆余曲折ありそうです。吹雪が可愛すぎます。
 最近こればっかり買っている気がする3と4。3はミス・マープルが活躍する短篇集。4はどうやら新興宗教の教祖の死を巡る長篇らしい。波津彬子氏のイラストが美麗です。

 明日の夜、映画館に駆けつける人はどれくらいあるのでしょう。で、終わったあとはどうするのでしょう。その辺で夜明かしするのかタクシーで帰るのか。私は、たぶん自転車です。


2003年11月05日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day05

 女装した男性警官がおとりとなって痴漢を捕まえる、というニュースがあったのだが、この痴漢が出没していたのって通学路ではないんだろうか。警官としては小柄で体格も細くはないが太すぎない、という印象だったとはいえ、そんな格好の人間がうろうろしているのは、痴漢が出没することの次ぐらいに女の子にとっては落ち着かない環境だと思うのだが……なんで、若い女性の警官じゃいけなかったの?

 本日のお買い物
1,八木教広『CLAYMORE(5)』(JUMP COMICS/集英社) [bk1amazon]
 だけ。経営者の変わった元行きつけの書店は依然として使い物になる段階ではなく、油断すると連日秋葉原まで行ってしまうので抑えた結果です。内容は、クレアがクレイモアになるきっかけとなった過去のエピソードが終わって、それを踏襲しての本編再会。どーでもいいが妖魔の顔がみんな北野くん(同じ作者の前作『エンジェル伝説』の主人公)です。


2003年11月06日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day06

 真夜中に一瞬更新リアルタイムで見ている奇特な皆さんこんばんは。言わなくても解ってるだろうと思って書きませんでしたが、更新後の雨の中を案の定観てきましたマトリックス・レボリューションズ』(Warner Bros.・配給)、そして帰って来ました。感想は――次の更新以降、この辺に。なんか書いてありますが気にしないように(気にするという方は、次の更新までリンク先に移動しないよーに)。
 どうだったか、と訊かれたら面白かったよ、と応えます。実のところもっと酷い終わり方も覚悟していたので、その意味では憑き物が落ちた気分はあります。では、ひとに勧めますか? と訊かれたら「えええええええええ???!」と応えます。そういう映画。
 なお、プログラムは例によって巨大なので、この週末までに鑑賞・購入の予定がある方は大きめのビニール袋を用意するなど雨対策をお忘れなく。それにしても働きすぎと違いますかIさん。


2003年11月06日(木)その2
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day06-2

 念のために仕切り直します。

 更新後なかなか眠れず、寝不足気味で作業も感想の執筆も捗らず。でもどうにか感想だけは仕上げました。マトリックス・レボリューションズ』(Warner Bros.・配給)の感想、「ツインズって結局なんだったんでしょーね」からどうぞ。ある程度の満足を得られた上で語ることも多い、というのはやっぱりそれなりに傑作である、という証明ではないでしょか。

 本日のお買い物
1,桜場コハル『今日の5の2』 [bk1amazon]
2,高田裕三『ブッキングライフ(2)』(1と2、ヤンマガKC) [bk1amazon]
3,フジテレビ トリビア普及委員会・編『トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜 へぇの本IV』(1〜3、講談社) [bk1amazon]
4,澁澤龍彦『世界悪女物語』 [bk1amazon]
5,西澤保彦『黄金色(きんいろ)の祈り』(4と5、文春文庫/文藝春秋) [bk1amazon]
6,大石 圭『湘南人肉医』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1amazon]
7,高畑京一郎『Hyper Hybrid Organization 01-03 通過儀礼』 [bk1amazon]
8,うえお久光『悪魔のミカタ(11) It/ザ・ワン』(6と7、電撃文庫/メディアワークス) [bk1amazon]
9,『マトリックス・レボリューションズ オリジナルサウンドトラック』(Warner Music Japan/CD) [amazon]
10,『WATARIDORI COLLECTOR'S EDITION』(日本ヘラルドPioneer LDC/DVD Video) [amazon]

 絵柄と帯で衝動買いした1は、題名通り小学生の生活を描いたシリーズもの。ちょっとHな風味をきかせた『あずまんが大王』のような感じ。2は早々と完結。
 3は二ヶ月おきに刊行のペースが固まってきたようです。4は河出文庫から発売していた作品の再刊、文字通り世界各国の悪女を紹介した随筆集。
 6は『呪怨』のノヴェライズですっかりお馴染みとなった著者のオリジナル最新作。患者の切除した脂肪を食べたことから道を踏み外した整形外科医の話。
 9は昨晩観たばっかりのアレのサウンドトラック。感想のほうでも書いたとおり、今回は全編ドン・デイヴィスらによるオリジナル・スコアのみを収録しております。個人的には9分に及ぶエンディング曲『Navras』が聴きたかったのです。
 10は昨年のアカデミー賞ドキュメンタリー部門賞候補にもなった名作。資金と労力を惜しみなく費やした文化財レベルの映像に対する敬意もあるが、それ以上にこの上なく心地よいBGVになりそうだったので購入。特典ディスクには、準備段階から撮影中の様子までを綴ったドキュメンタリーを収録……ドキュメンタリー製作のドキュメント、というのもなんとなく可笑しいが、それだけの価値はあります。なお、劇場鑑賞時の感想はこちら
 で、いま10を観ながらこれと『〜レボリューションズ』の感想を書いているわけですが……眠い。寝不足だったいま観るのは結構自殺行為でした。というわけで、本日は早めに休みます。


2003年11月07日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day07

 昨晩の『TRICK』episode2解決編。ポイントは、延々続く「スキャット美香子」が許せるかどうかだろう。ミステリとしては小細工がすっきりしすぎ、とか言う以前に非現実的極まりないのだが、まー楽しいし毎回「手の込んだ真似を」という台詞が聞けるだけで私は嬉しい。
 最大の仕掛けもなかなか着眼だと思った――が、これはepsode1でも感じたことなのだけど、トリックを支えるために架空の代物を持ち出しすぎているという気はする。このドラマは一種のはったりと、蔓延する偽物っぽさやいかがわしさが売りではあるが、あまりに多用しすぎると奈緒子の奇術知識や上田の科学知識(あ、そういや今回あんまり出てこないな)までが胡散臭くなってしまい、ぎりぎりのところでミステリに踏み止まらせるとっかかりからも力を奪ってしまうのではないかと思った。
 心配しすぎかも知れないけど。てかお笑いネタがあれだけ充実していればいいじゃないかと思ってもしまうんだけど。博物館に置いてあるもの、上田の研究室に匹敵するぐらい怪しすぎるんですけど。いや寧ろ上田の研究室が凄いのか?
 あれこれ言いつつも、おおむね楽しかったことに違いはないので良し。この上なく楽しげに演じていた高橋ひとみ嬢に拍手。ただ、出来れば「世界を揺らす女」がもっと見たかった……

 今日は、ネズミと目が合った。

 帰宅後、思い立ってパソコン用の5.1chスピーカーの配置をちょっと変更。いままでフロントの左右スピーカーをディスプレイの真横に置いていたのだが、もうちょっと間隔を開けてみる。思惑通り、臨場感が格段に上がった。この状態で『WATARIDORI COLLECTOR'S EDITION』(日本ヘラルドPioneer LDC/DVD Video) [amazon]をかけてみました。……滑空する響き。水を切る音。鳥の囀り。心地よい。

 お買い物も特にないので、笑えるほど書くことがありません。何せ依然として元行きつけの書店が使い物にならないレベルのうえ、自宅近所の本屋も入荷するものが偏りがちなので、捜し物を効率よく見つけようとするといちいち遠出しなければならず、かといって毎日毎日秋葉原だ神田だに出向くのはどーかと二の足を踏んでしまうわけで。
 明日はたぶん何か買います。


2003年11月08日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day08

 いま、私の横にビデオがあります。ダリオ・アルジェント監督『インフェルノ』の。昨晩22時からWOWOWで放送されるのを一時間前に気づき、母親に頼んで(WOWOW対応のチューナーは両親の部屋にしかない)録画してもらったのです。たまたま余っていた新品のテープに、標準で。
 本日は時間がなさそうなので、明日ゆっくりと鑑賞します。うああああ嬉し。どうもDVD版の発売はとうぶん難しそうだ、という予測ばかり耳にしており、レンタルビデオ屋で必死こいて探すしかないのか、と落ち込んでいた矢先だったので感動もひとしお。

 明けて本日は週末恒例の映画鑑賞へ。終わりそうなタイトルとか早めに見ておきたい作品とかを手持ちの鑑賞券を参考にしつつ秤にかけて、これと決めて劇場に向かった、が、持っていると信じ込んでいた鑑賞券が実は別の劇場のものだったと初めて気づいて、一瞬足を止めた。しばし悩んでから、折良く(悪しく、か?)溜まっていた銀座シネマポイントカードを使って鑑賞することにした。微妙に無駄にしてしまった気分だが、まーどうせどこかで使わなきゃいけないのだから。
 そうして鑑賞したのは――何故かレニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガー主演の60年代テイスト満載のラブコメディ恋は邪魔者』(20世紀フォックス・配給)。……いやね、ここんとこアクションとかサスペンスとか血がどばーっとか額に風穴とかそんな映画ばっかり観ているとふと気づいてしまったもので、どうにかその路線から遠ざかりたかったのです。感想は、本日は後述の理由で書く暇がなくなってしまったので、後日この辺に。意外にも非常にわたし好みの映画でした。
 入場のとき二の足を踏んだのは、何もチケットの問題ばかりではなく、開場直前に到着したとき、窓口前に出来ていた列がすべて女性で構成されていた、という理由もあった。尤も、普段だって他の客層など気にせずひとりで観ることのほうが多い私のこと、結局そのまま入場してしまったのだが、終了後、劇場を出て行く人並みを眺めていると、あにはからんや、私同様単身と思しい男性の姿がけっこう見受けられる。なんだ、はじめから気にする必要なかったんだ――そうちょっと安心してから、今度は別の疑問が頭をもたげた。
 ……これ、ラブコメディ映画なのに、カップルの比率低くないか。

 オチはない。

 観賞後はお買い物。例によって本を大量に買い込んだのち、DVD±RW対応の内蔵ドライブを購入。DELLで購入したPCに追加したドライブは「+」のみ対応なのだが、販売されているメディアの量は「−」のほうがずっと多く単価も安いとあとになって解り、悩んだ挙句追加購入した……があとになってみると、「−」のみ対応のドライブを買った方が安く上がったんじゃないかとも思ったのだが、……気にしないでおこう。
 一休みしたのち増設作業。最近のメーカー製パソコンは増設作業が楽だ。本体のカバーはネジ回しの類がなくても開けられるし、カバーの空いたところに取り付けてあるパーツをドライブの左右にネジで固定すれば、あとの取り外しにもやっぱりネジ回しは必要ない。ケーブルの位置関係も把握しやすい。中をいじる上では何一つ迷うところがなくて、ちょっとつまらなくさえあった。
 ……がしかし、ドライブに貼り付けてあるシリアルナンバーをメモしておくのを忘れてしまい、結局ユーザー登録の前にもう一回開ける、という無駄な手続きをする羽目になったんだけど。
 増設のあと、ドライブに付属しているソフトを利用して、最近録画したテレビ番組をDVDに落とすための編集作業などを試しにやっていたら時間があっという間に過ぎてしまった。故に、映画感想の仕上げは明日。時間があったら『インフェルノ』も吸い上げてみますか。

 本日のお買い物
1,霧舎 巧『私立霧舎学園 七月は織姫と彦星の交換殺人』 [bk1amazon]
2, 同 『 同 八月は一夜限りの心霊探偵』 [bk1amazon]
3,高田崇史『麿の酩酊事件簿 月に酔』 [bk1amazon]
4,田中啓文『邪馬台洞の研究 私立伝奇学園高等学校民俗学研究会』 [bk1amazon]
5,西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』 [bk1amazon]
6,森 博嗣『四季 夏』(1〜6、講談社ノベルス/講談社) [bk1amazon]
7,加納朋子『螺旋階段のアリス』(文春文庫/文藝春秋) [bk1amazon]
8,アガサ・クリスティ/深町眞理子[訳]『ABC殺人事件 [新訳]』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
9,原作・小林ユウ/漫画・木ノ花さくや『エンカウンター ―遭遇―(4)』 [bk1amazon]
10,日高建男『満腹ボクサー徳川。(5)』(9と10、BUNCH COMICS/新潮社) [bk1amazon]

 ほらやっぱり多い。多いうえに時間も遅くなってしまったので紹介は一部のみ。
 1と2は初の同時刊行、プレミアム版と称した付録セットも発売されると予告されていたが、そっちは中旬になった模様。……買う予定ないよ、今のところは。5は『メフィスト』に収録された「もんだい編」に「たんてい編」以降を追加したもの。ところで、購入した某店では富士見ファンタジア文庫などの並ぶ階に、5は平積みにしてあったのに1と2は影も形も見あたりませんでした。難しいねえ。
 8はクリスティ中期代表作の改訳新版。早川書房のクリスティー文庫と足並みを揃えたのかどうかは不明だが、同じ月のあちらの配本にも同作品の新訳がラインナップされているのはどーしたものやら。個人的に、こちらのほうを先に噂に聞いていたもので、とりあえず優先して購入しました。あっちは……どうしようかなあ……。


2003年11月09日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day09

 昨日購入したDVD±RWドライブ付属のソフトウェアを使って、一般のプレイヤーでも観られるDVDを試しに作成してみた。
 ………………処理長いよ。
 午前1時頃に書き込みを開始して、処理に延々約2時間。どーも映像をDVD対応のフォーマットにするため、いちど普通に再生しているような印象である。仮想イメージを完全に作ってから焼き付け。多数いちどに焼くのであればそれほど問題にはならないだろうが、一枚以上作るつもりのない私には迷惑極まりない。従来通り、録画したものをそのまま焼いた方が楽なのだが、それだとPS2を含む一般のDVDプレイヤーでは観られず、それはちょっとつまらない。どうしたものやら。

 それはさておき、本日は衆院の投票日。雨が降る前にと、お昼前に投票所を訪れてみると、およそ今まで見たことのない大盛況ぶりだった。
 ……が、締め切りあとの開票速報を見ると、投票率はさほどでもなかったらしい。時間がいつもより早かったせいだろうか。
 これを書いている今現在、まだ私の選挙区の結果は把握できてません。

 昨日鑑賞した恋は邪魔者』(20世紀フォックス・配給)の感想をアップ。「どーでもいーけど上着は脱ぎ散らかすなや」からどうぞ。


2003年11月10日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031101~.htm#Day10

 諸般事情から本日は特別休暇。折角だから、終わりそうな映画をまた観てこようか、などと考えていたのだけど、身の回りを見ると結構やらなきゃいけないことが沢山あったので、片づけがてら自宅で体を休めることにした。雨は降ってるし寒いし。
 パソコンでのDVD再生に絡む疑問を色々と検証する傍ら、読書もちょっと進行。まず、アガサ・クリスティー/田村隆一[訳]『牧師館の殺人』(クリスティー文庫/早川書房) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。続いて夢枕 獏=文/村上 豊=絵『陰陽師 首』(文藝春秋) [bk1amazon]を軽く読み終える。感想はこちらから
 検証でどーしよーもない現状が見えてしまったこととか、昼寝したら肩こりが酷くなってしまったことなどで、あんまり疲れは取れなかったのだが、それでも人が働いているときに休んでいるのが妙に嬉しかったり。

 本日のお買い物
1,藤野もやむ『賢者の長き不在 THE FIRSTKING ADVENTURE(4)』(BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1amazon]
2,夢枕 獏『陰陽師 生成り姫』(文春文庫/文藝春秋) [bk1amazon]

 1は突如異世界編に突入。このまま現実世界でファンタジーなドロドロを繰り広げるのか、と思っていたところなのでちょっと吃驚。
 2は、どーいうわけかこの一作だけ買い逃していたことに気づいて慌てて購入。シリーズ初にして、現時点で唯一の長篇。今年七月発行なのにもう5刷。凄いなあ。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
10/18発売
Bonbee!・原作/深川 拓・文『小説版 ALMA〜ずっとそばに〜』(Heart Novels/宙出版)

本体価格857円 ISBN 4-87287-896-5 [bk1amazon]
2003年05月に発売され好評を博した美少女ゲームのノベライズ。挿絵は神藤みけこさん


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