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2004年04月11日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day11

 ……ていうか、そこにいたんだ。<?

『ももえサイズ[完全版]』を読んでいたら、無性に『ガンドレス』が観てみたくなった。ネットのあちこちに記録は残っていて、概要は知ることが出来ましたが、却って実際の動きが見てみたくなるのもまた人情。

 あまり書くことがなかったので、鑑賞希望一覧にちょこっと手を入れました。暇な方は御覧ください。『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督の新作は女の子によるビッグバンドだそうです。……ぐわ、わたしのストライク・ゾーンど真ん中。あと、個人的に大好きな藤沢周平作品『蝉しぐれ』の映画化情報も載せましたが、スタッフがいまいちイメージに合わないので◎はつけず。

 一箇所だけ、日記の誤記を訂正。


2004年04月12日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day12

 アガサ・クリスティー/宇野利泰[訳]『ポケットにライ麦を』(クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。こいつぁ大ヒットでした。今のところミス・マープルものでは間違いなくいちばんのお気に入り。

 ……や、やっと、漫画の積読が無くなった……。

 昨日に続き今日も鑑賞希望一覧に追記。最大のキキメは一番下に記しました。とうぶんこれより下に何か書くことはありません。ああなんて素敵なタランティーノ。


2004年04月13日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day13

 江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第16巻 透明怪人』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。公式にはまだ発売日になっていなかったせいか、昨晩までbk1の商品ページが発見できず、ちょっと焦りました。

 今月の『コミックビーム』雑感。
 どうなるんだ、と思っていたら金平守人氏は真っ当な新連載を始めていた。……が、巻末のぐだぐだな読み切りシリーズに慣れきった目には、本当にこのまま普通に進むのか疑わしく見える。そもそもこの人の作風って、真っ当な連載には向いていないような。
『エマ』は遂に遂に再会、しかしこのあとどう決着させる気か。この作者も「ハッピーエンドはお約束」という方針らしいので、その意味では不安はないんですが。
 ちなみにいまいちばん楽しみにしているのは、安永知澄氏の『やさしいからだ』。からだとこころの関係をテーマにした連作ですが、痛々しい現実を繊細かつ柔らかな絵柄で描いており、なかなかの良品。単行本が待ち遠しいです。

 アサヒ飲料から新発売の『ドデカミン』、なぜか既に出回っていたらしく、家にあったので飲んでみたのですが……
 ……『オロナミンC』の炭酸を減らして味を薄くした? デザインといいネーミングといい、わざとやってるとしか思えないんですが……いいの?

 本日のお買い物
1,『pre-CLANNAD』(RASPBERRY BOOKS/SOFTBANK Publishing) [bk1(ISBN)amazon]
2,横山秀夫『臨場』(光文社) [bk1amazon]

 1は今月末発売のPCゲーム『CLANNAD』の先行ファンブック。誌面はこれまでに発表されたイラストとスタッフインタビュー、附録のCD-ROMには本編のデモと壁紙、それにBGMのダイジェスト版を収録。個人的に無茶苦茶気になった点がありますが、敢えて触れず。2は好調の著者による最新作品集。初動捜査に関わる検視官をメインに据えた連作とのこと。

 今夜の『「ぷっ」すま』は『恋人はスナイパー[劇場版]』宣伝のため内村光良と水野美紀が登場。結果、男性出演者が全員ドラマで水野美紀と交際する役を演じたことがある、という珍しい状況になっていたのだけど、番組中では誰も指摘してませんでした。いや、指摘したところでどうしようもないんだが。


2004年04月14日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day14

 雨。外は涼しい。が、春になって西陽の射す時間が長くなったわたしの部屋は、帰宅後いい具合に暖かい。
 というより、暑い。
 この状況がいちばん困る。だからと言って扇風機を回すと思いっきり冷気が広がり、風邪を引く原因にもなる。つけていなければいないで、空気はよどむしうっすらと汗ばむしで気持ち悪い。どうせ暑くなるならとっとと暑くなってくれんもんか。
 ……4月にする話じゃない。

 本日のお買い物
1,北条 司『CITY HUNTER 《COMPLETE EDITION》 VOLUME:09』 [bk1amazon]
2, 同 『 同 VOLUME:10』(1と2、TOKUMA COMICS/徳間書店) [bk1amazon]
3,田中芳樹『巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿』 [bk1amazon]
4,中井英夫『虚無への供物[新装版](上)』 [bk1amazon]
5, 同 『 同 (下)』 [bk1amazon]
6,西澤保彦『念力密室! 神麻嗣子の超能力事件簿』(3〜6、講談社文庫/講談社) [bk1amazon]

 1と2は累計百万部突破だそうです。1の巻末附録には、キャラクターを利用した占いが載ってるんですが、根拠がいまいち解らない。監修した人の名前ぐらい書こうよ。
 2はカッパ・ノベルスから刊行されていたシリーズ第三作が里帰りしての文庫化。4と5は最近流行りの、字体を大きくして二分冊にした新装版。上巻は京極夏彦氏、下巻は綾辻行人氏の讃辞を帯に刷っていて、担当者の本気が窺えます。黒い薔薇をあしらった装幀もなかなか美麗ですが、個人的には旧版の装幀も好きだったな〜。6はシリーズ初短編集の文庫化。カバーは無論、各編の扉絵も新たに描き下ろされてます。……そういや、しばらくこれの新作にお目にかかってないなあ……。『メフィスト』も(連載作のほとんどを単行本で手に入れてしまっているから)買わなくなってしまったしなあ……

 自分用メモ、GW中に観ておきたい映画。『メイ』『Re:プレイ』『ロスト・イン・トランスレーション』『永遠の語らい』『THREE/臨死』『スクール・オブ・ロック』『キル・ビルVol.2』『パッション』『みなさん、さようなら』
 観たい順ではありません。……無理だよねえ、ぜんぶは。どう考えたって。


2004年04月15日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day15

 鷺沢萠氏逝去。35歳。心不全。名前だけ知っていて、ただいずれ読んでみたいとだけ思っていた方なので、触れようかどうか迷いましたが、あまりにも驚いたので。ご冥福をお祈りします。

 本日のお買い物
1,『キル・ビル Vol.1 プレミアムBOX』(Universal Pictures JapanGENEON ENTERTAINMENT/DVD Video) [amazon|通常版:amazon]
2,的良みらん『奇望恋月』(SERAPHIM COMICS/ヒット出版社/成年コミック) [amazon]
3,CLAMP『ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE 愛蔵版(5)』(SHONEN MAGAZINE COMICS) [bk1amazon|通常版:bk1amazon]
4,『IN☆POCKET 2004年04月号』(3と4、講談社) [amazon]
5,北村 薫『語り女たち』(新潮社) [bk1amazon]
6,アガサ・クリスティー/加島祥造[訳]『雲をつかむ死』 [bk1amazon]
7, 同 / 同 [訳]『死が最後にやってくる』 [bk1amazon]
8, 同 / 高橋 豊[訳]『動く指』 [bk1amazon]
9, 同 /深町眞理子[訳]『NかMか』 [bk1amazon]
10, 同 /坂口玲子[訳]『おしどり探偵』 [bk1amazon]
11, 同 /中村妙子[訳]『春にして君を離れ』(6〜11、クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]

 買うことだけは決めてたんです。でも限定版で買うか通常版で済ませるかず――――っと悩んでたんです。最終的には、伝説のオキナワTシャツに屈して1を購入。ついでに店頭のくじ引きで別デザインのTシャツまで当ててしまった。もうじき公開のVol.2のために、いまから復讐もとい復習しておくのです。劇場鑑賞時の感想はこちら。早速ひとまわり観てしまいましたが……面白いけどごっつう疲れます。
 2は当初amazonで注文していたのですが、雲行きが不穏だったのでいったんキャンセルして自分で買ってきました。伝奇風の話も多い短編集。
 5は小説新潮に掲載された作品を集めた、各編10ページにも満たない短編集。6以下はぜんぶクリスティー文庫の今月配本分。6は旅客機のなかで発生した事件に挑むポアロシリーズの一編。7は紀元前二千年のエジプトを舞台にした異色の時代ミステリ(解説は深堀 骨氏だ!)。8は若い素人探偵兄姉をミス・マープルが指南する。次の二冊はトミー&タペンスシリーズより、9は不穏な世界情勢を背景にふたりがナチ相手の冒険に出る長篇第二作、10はそれより十年ほど前、探偵事務所を開設したばかりのふたりの元に持ち込まれる事件を描いた連作短編集で、今月唯一の新訳。11は当初別名義で発表された恋愛小説。

 津原泰水さんのサイトがアドレスを変更されたのでlinkを訂正。ふだんlinkページは日記で触れず、what's newのみで告知のうえ追加したり修正したりしてますが、津原さんだし。

 巡りめぐって、作業中のBGMはまたしてもメセニーづくしに舞い戻ってます。グループ最初のアルバムに収録された、やけにシンバルの音が多い『Lone Jack』を聴きながら、この曲アントニオ・サンチェスのヴァージョンが欲しいなあ、などと思う。ライブDVDを観るとよく解るのだが、このドラマー、シンバルの扱いが非常に巧い。こういう曲を叩かせると最高なんじゃないかなーと思うのだけど。もし新しいライブアルバム(映像)の予定があるならば、これとドラムソロを導入した『Straight on Red』は欲しい。

 冒頭の一件は昨晩、就寝前にアップしたものですが、今日になって「自殺」という報道があった。記録のために追記。


2004年04月16日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day16

 たまには流行りに乗ってみる。受け攻め度チェック、わたしの結果。

深川 拓さんは 攻寄りのリバ です!
● 攻寄りのリバの貴方は
★性格★
奥ゆかしく見える才人です。
恋愛パターンは見た目同様、古風。なので、ドライな恋愛は不向きです。カンの鋭さから、出会った瞬間に恋に落ちてしまうことも多いですが、思いやりの心を持って接するので抜群の成功率を誇ります。
仕事となると、物事の飲み込みが良く、天性のカンも冴えるので何でも器用にこなせるマルチな才能を発揮します。
常に自分を見失わないよう、冷静で客観的に自分を見られるようになれれば怖いものなしです。
★夜の性格★
攻めも受けもできる器用な人です。
ただ先陣特攻タイプなので、攻めに回ることのほうが多いです。
受けもできますが、自分から腰を振るなど、相手よりも優位に立とうするところがあります。
人並みの性欲なので、そうそう盛ったりはしませんが、一発で満足できるタイプでもありません。
● 深川 拓さんの前世は、お殿様です!

 ……作ってないよ、俺。

 余談ながら、リバ、と聞いて咄嗟に某アイルを思い出した。

 昼間のニュースを眺めながら作業していたら、きのう授賞式が行われた『本屋大賞』の模様が報じられていた。おお話が大きくなってきたのう、と思いつつ眺めていたら、知っている方がインタビューに答えている姿が映って吃驚した。予測はしてても現実に目の当たりにするとやっぱり驚きます。

 午後六時から三省堂書店有楽町店で行われた北村 薫氏のサイン会に参加してきました。わりと早めに列につけたのと、流れがスムーズだったので予想より速やかにサインが頂戴できたので、ついでにと前売り券を買い歩いたりHMVに立ち寄ったり。HMVの期間限定セール品を買うはずが、ジャズのコーナーで流れていたCDに聴き惚れて、セール対象外商品だったそっちを買ってしまった。

 本日のお買い物
1,『プリンセスメーカー2 リファイン版』(NINELIVESGAINAXCyberfront/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon]
2,貞本義行・漫画/GAINAX・原作『新世紀エヴァンゲリオン(9) 綾波レイ スペシャルBOX』(Kadokawa Comics A/角川書店) [amazon|通常版:bk1amazon]
3,Pierre-Stephane Michel Trio『BAYAHIBE』(澤野工房/CD)

 ……なんだこのラインナップは。
 1はこの手の育成シミュレーションの原点に近い名作を、CG塗り直し・音声新録でリニューアルしたもの。私自身、パソコンを始めたばっかりの頃に購入した作品でもあるので、amazonで商品ページを見つけたとき衝動的に注文してしまいました。なぜかGAINAX作品が並びましたが、2は毎度ながら限定版。可動式のフィギュア付き。通常版の発売はもうちょっと先のようです。
 3は上記の衝動買いCD。あまり多くない、ベーシスト名義によるピアノ・トリオアルバムです。スピード感と同時に重みもある演奏がもろに好みなのです。


2004年04月17日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day17

 今年初クーラー。除湿の23度でちょうどいい具合。

 昨日買った『プリンセスメーカー2 リファイン版』(NINELIVESGAINAXCyberfront/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon]を早速開けてみよう、としたところ。
 固い。
 箱が、異様にきつい。
 まっさらなケースに印刷が施された外箱、という有り体のデザインなのだが、外箱と内箱に隙間がほとんどなく、指は通らず振っても出てこない。格闘すること十分近く、ちょっとずつずらしてようやく出すことが出来たが、お陰で内箱は型くずれし、危うくマニュアルまで破損しかねない状態になっていた。ひどすぎ。昔、「自然に優しい包装」としておきながら開ける場所が解りにくく壊れやすいケースを作って顰蹙を買ったメーカーもあるが、特に工夫も何もしてないのに開けづらいというのは更にひどい。
 ともあれ遊んでみる。……前のWindows版もそうだったが、始めるときりがない。一晩でひとまわり終え、何とか画家に仕立て上げましたが、これがいっぱいいっぱい。序盤がシビアすぎて、まともに育成できるまでにはゲーム中の時間で四年は必要となってしまう。
 攻略本なしではこれ以上は難しいでしょう。むかし買ったんだけど、果たしてどこに埋まっているやら。買い直そうにも、版元潰れてるからなあ……。

 週末恒例の映画鑑賞。最近の習い通りに本日封切りの恋人はスナイパー《劇場版》』(東映・配給)。感想は、「“映画見てから『やっぱり原作のほうが面白いよね』って言わないで”by内村光良」からどうぞ。ちなみにCD『NO PLAN』からの引用。別にこの映画を指して言った訳じゃない、と思う。
 初日ということで、わたしが訪れた丸の内東映含む幾つかの劇場で主演・内村光良の舞台挨拶が行われるのは知っていた。まあ、数も多いことなので、どうせちょこっと喋るだけだろうと思いながらもそれ目当てで訪れたのだが――とんでもない。他の出演者・スタッフの来場がなかったせいもあるが、司会とともにたっぷり数分間話した(終盤のビル屋上での銃撃戦は内村立ち会いによるロケハンの賜物で、作中舞台は渋谷なのに駒沢だ新宿だで撮影は行われていたとか、格闘シーンの水野美紀は痛そうだったとか)あとで、特別ゲストと称して、本編にも関わりのない人々が壇上に立った。――さまぁ〜ずとTIMとふかわりょうが。
 生NO PLANだ! 生内Pだよ?! 行き当たりばったりのネタ合戦に「今日のなにがし」まで生だよ!! あの番組を知らなきゃいまいち解りづらいノリでの進行だったが、まさかこんな日に劇場を訪れてあの番組を知らなかったということはあるまい。CDまで買ってしまったぐらいの私にとっては大満足の一幕でした。朝から見舞われていた腹痛を忘れるくらいに。

 その頃わたしの両親はツインリンクもてぎでブルーインパルスを目撃していたそうな。

 本日のお買い物
1,丹沢 恵『トラブルカフェ!(6)』(BAMBOO COMICS/竹書房) [bk1amazon]
2,あだち 充『KATSU!(12)』 [bk1amazon]
3,安西信行『MAR(5)』 [bk1amazon]
4,井上和郎『美鳥の日々(6)』(2〜4、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 特に説明することなし〜。


2004年04月18日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day18

 きのうはソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』と『恋人はスナイパー』のどっちにするか悩んでいたんですが、野間美由紀さんの日記を拝見するとどうやら後者で正解だったらしい。

 本日のお買い物
1,『「超」怖い話 怨念浮遊』(BAMBOO COMICS/竹書房) [amazon]
 こちらも遂に漫画化。『新耳袋』同様そう簡単には見つからないだろうと、またジュンク堂あたりに寄ったついでに買うつもりでいたら、なぜか近所のコンビニで発見してしまったので購入。雑誌扱いのせいなのか、bk1では扱っていないようです(一般の漫画単行本やムックも流通上「雑誌扱い」ですが、ここでいうのは一般的な認識としての雑誌)。
 早速読んでますが、全体に絵が下手。やたらおどろおどろしく描けば怖くなるっていうもんじゃない。『「超」怖い話』がオチの絵面の怖さだけに頼っているような先入観を与える作りで、正直あんまり褒められた仕上がりではない。描き込みの著しいもの、画面の作り方が独特なもの、とちょっと注意を惹かれた作品もあるのですが、前者は兎も角後者はそもそも怪談を漫画化するのにはあまり相応しくない作風だとしか思えない……


2004年04月19日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day19

 昨晩、午後六時頃に更新したあと、新宿にて映画を梯子しようかと思ったのですが、二本はちょっとくたびれそうだったので、楽しみにしていたレイトショーのみを鑑賞。『RAIN』のオキサイド・パン監督とパワリット・モングコンビシット主演コンビによる新作ONE TAKE ONLY』(バイオタイド・配給)、感想は「そういうものを観るときはあらかじめヘッドフォンを用意しましょう。」からどうぞ。観賞後は脇目もふらずに帰宅。

 映画鑑賞の移動中に本を一冊読み終える。ディクスン・カー/井上一夫[訳]『皇帝のかぎ煙草入れ』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]感想はこちらから。だいぶ間が空きましたが、詰まらなかったわけではありません。寧ろその逆。今月はちょっと勢いつけすぎていたきらいがあったので、読みづらい資料などを挟んで調整していたのです。決して『プリンセスメーカー2』にかまけていたからではない、……たぶん。

 本日のお買い物
1,『藤子・F・不二雄☆ワンダーランド ぼくドラえもん 05 2004.5.5』(小学館)
 これだけ。

 月9という枠になんら思い入れはない、どころか連続ドラマの退廃を招いた元凶という認識があるのでなるべく無視しているのだけど(だから『プライド』も気に留めなかった)、どれほど潤色が施されていようと「さだまさし原作」と銘打たれては、せめて初回ぐらいチェックせねばなるまい。本日より放送の始まった『愛し君へ』初回75分スペシャルを鑑賞。
 連続ドラマの枠で語るにはとても足りない原作ゆえ、脚色は覚悟の上だったが、ここまで行くとほぼ別物。小学校の誠実な教師だった主人公は初登場の印象がとっても軽薄な(でもやっぱり裏がある)カメラマンになり、ヒロインは言語学者から小児科に勤務中の研修医になり、ふたりが恋人になるより前から話が始まっている。原作はあれで完成されているし、その丹念な映像化は劇場版で済ませてあるので、この行き方は間違いではない。藤木直人の登場シーンに一瞬不安を覚えたものの、彼がヒロインに投げかける謎掛けや、その背景にちゃんと長崎を持ってきているあたりにきちんと原作の面影があるのでひとまず印象は悪くない。登場人物の言動に若干の不自然さは感じるものの、嫌悪感を覚えるほどではなかったので、しばらくは続けて鑑賞してみましょうか。
 ところで、こないだ『Dr.コトー診療所』で離島の漁師役をしていた時任三郎が、こんどは医者役で登場してます。でもキャラクターの雰囲気は微妙に重なっている。……わざと?

 軽めだったので一日で読み終えてしまいました。北村 薫『語り女たち』(新潮社) [bk1amazon]感想はこちらから


2004年04月20日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040411~.htm#Day20

 ちまちまと遊んでいる『プリンセスメーカー2 リファイン版』(NINELIVESGAINAXCyberfront/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon]、教えてもらった攻略サイトを参考に、いっぺん見てみたかった「娘と結婚」エンドにようやっと辿り着いた。通常のエピローグより若干長めの台詞がついているが、でも相変わらず淡泊な括りだ。
 ついでにこの話の本道である「王子との結婚」にもちょっと戻ったぐらいで対応できるように進行させてみた、つもりがちょっと手違いがあったようで、どーやっても娘に告白されてしまう。また最初からやり直しか……とほ。

 本日のお買い物
1,『古畑任三郎 2nd season DVD-BOX』(フジテレビ映像企画部Pony Canyon/DVD Video) [amazon]
2,伊藤明弘『ワイルダネス(3)』(SUNDAY GX COMICS/小学館) [bk1amazon]
3,羅川真里茂『しゃにむにGO(17)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]

 くくくくく。これが楽しみだったんです。1は昨年暮れの1st Seasonに続いてのDVD発売。シリーズ中でも最高の完成度を誇る明石家さんま出演の回から山口智子出演のスペシャル版に、それまでのシリーズ作品を鳥瞰しつつちゃんとコメディに仕上がっている『消えた古畑任三郎』を初めて収録、更に本編と同じ日の深夜に放映され、ビデオでは単独で発売されていた番外編『今泉慎太郎』を、それぞれ対応するエピソードの直後に収録したという理想的なパッケージ。――ほかにもDVDで欲しいものが出ているのですが、とりあえず今日はこれだけ。
 2はウエスタン風味爆裂のシリーズ最新刊、帯にはなんと内藤 陳氏の讃辞つき。3はカバーのひなこさんが悩ましげです。

 早めに仕事が切り上げられたので、急いで銀座に駆けつけて映画鑑賞。仕方がないんです前売り買ったのに銀座での上映は今週いっぱいらしいんです。草なぎ 剛主演の韓国語映画ホテル ビーナス』(Asmik Ace松竹・配給)。感想は後日この辺に。ひとまず言えることは――すみません、アイドル映画と侮ってました。これは上出来。


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