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「咲-Saki-」舞台探訪−長野県内編 その2−
('10.01.31 内容を少し整理しました) 県予選会会場の背景モデルである塩尻市の物件が増えたため、別ページに分けました。
第30局[完勝]の背景ですが、これだけ特徴的な建物なら、舞台探訪者にとっては初級問題といえるもの。
その正体は…、
「レザンホール」こと塩尻文化会館でした。 実は、地方感覚なら管理人の自宅から「近所」と言って良い距離だったりします(笑) [地図で見てみる] ('08.05.03 追加) ここはその後も、第33局[決着]で、会場の描写として登場しています。 鶴賀学園の睦月と佳織が立っている扉絵は、楽屋口。 そして、衣が会場に戻ってくる描写として…、
比較のために掲載号を置いてみましたが、衣の足ちっちゃっ! きっと、チビキャラモードなのでしょう(笑) ('08.06.22 追加)
('08.06.08 追加) 第5巻 P5 冒頭カラーの街灯。実は、レザンホールの隣の塩尻市役所の渡り廊下前です。「会場周辺の描写」という設定でしょう。
決勝戦最後の大将戦が夕方までもつれ込んでいる描写をするために、わざわざ隣の市役所の街灯を描写したわけですね。 …ですが、ここは普通にレザンホールを取材しただけでは絶対に撮影しない場所なのです。一体全体、そんな先のストーリーまで予想して取材したとでもいうのだろうか?… ('08.06.22 追加) '08年6/20発売号で登場の↑の背景は、レザンホールのお隣、塩尻市総合文化センターです。 ('09.01.12 追加)
↑の背景は、レザンホール横、楽屋口側。
↑の背景は、レザンホールのお隣の塩尻市のハローワークの街灯。時間経過の表現のため、街灯を何枚も撮影しているんですね。
↑同じく、ハローワーク前。
↑塩尻市役所の街灯、再び。 ('09.06.17 追加)
('09.08.29 追加)
('10.10.03 追加)
('09.10.31 追加)
('09.11.01 追加)
('08.10.19 追加)
'08年20号で登場の↑の背景は、レザンホールから塩尻市役所をはさんで1本南側の道路側の、市役所の公用車専用駐車場方向です。 [地図で見てみる]
ところで、なぜ会場のモデルがレザンホールなのか? 言い換えるなら、
「何のためにここに取材に立ち寄ったのか? これだけを撮るためなのか?」 そんな疑問が湧いて周辺を探すと、そこに現れたのはっ!?
第25局[友達]で、ハギヨシが会場を抜け出した衣を見つけるシーンの背景。 それでは、ここが一体どこかというと…、管理人がよく遠征のチケットを買う、塩尻駅前だったりするのでした。 なんてこった、雑誌掲載時には全然気がつかなかったよ…orz [地図で見てみる] ちなみに、作品中ではこの場面でハギヨシがナビを確認するカットが何気なく描かれていますが、実はこれも塩尻駅前の正確な地図だったりします。(詳しくは、ブログの方で) (以下、'08.03.09 掲載分) さて、さらに作品中の流れに沿うならば、先の写真の中央に見える立体駐車場が、ハギヨシが衣を迎えに行った場所のはず。 そう思って上ってみると…、
ここは、実はつぶれたパチンコ屋の駐車場で、今は有料駐車場となっているところ。 廃業中のために、作品中に描かれているように白塗りのままの看板というわけです。 (2011.5.15追記 現在、このビルは既に解体されていて、撮影が出来なくなっています) [地図で見てみる] 読んだ時に、「きっと登録商標の関係で塗りつぶしているだけで、本当はデパートの看板か何かに違いない」と思っていたのだけど、まさか本当に白塗りの看板だったとは(笑) ('08.07.12 追加) 第4巻 P8の巻頭カラーの背景も、ここから撮影されたものです。
作中で、隣の学習塾の看板が「YAOKI…」となっているのは、この背景担当のヤオキン氏の茶目っ気でしょうか?(笑) ('08.06.08 追加)
第34局に、この場所から撮影した風景が登場しました。 写真中央の特徴的な建物がレザンホール。 会場遠景という設定ですね。
さて、ここまで物語の流れ通りにモデルが見つかると、この後で衣が向かったお寺のモデルも近くにあって欲しい、と思うのが人情というもの。
駅前の案内板を見てみると、どうも駅から南東方向にあるお寺が怪しそう。 なぜならば、一つは距離が近いこと。もう一つは、作品中では階段を上って行く描写があったので、一番手近な小高い場所というと、南東方向だから。 ということで、ハンディGPSを頼りにそのお寺に向かって歩いて行くと、途中で…、
ありました。間違いなく、作品中で衣が振り返る描写のシーンの背景です。 [地図で見てみる] ちなみに、↑をクリックして表示される拡大写真が1,500x1,000pixelなのは、このぐらい拡大しないと、作品中に描き込まれているカーブミラーや路面の亀裂が判別出来ないからです。
↑の拡大写真も、柵の様子を確認するために1,500x1,000pixelとしてあります。
↑の拡大写真は、上の写真の切り出しですが、カメラの限界の600万画素の等倍まで拡大してあります。 こうしないと、作品中に描き込まれている鉄骨のリベットが確認出来ないからです。 恐ろしく細かく描き込まれた背景描写ですね。 さて、そして、ここからしばらく歩いたその先にあったのが…、
(ちなみに、↑の拡大写真は、高架線のガイシの形の確認のため、1,500x1,000pixel)
(↑の拡大写真は、「文化財」の文字の確認のため、3,000x2,000pixel)
(↑の拡大写真は、門の金具,小さな木のくさびなどの確認のため、3,000x2,000pixel)
(↑の拡大写真は、屋根の懸魚,風鐸などの形の確認のため、1,000x1,500pixel) まぎれもなく、会場を抜け出した衣が行ったお寺です。 ちなみに、このお寺の名前は「西福寺」。禅宗の曹洞宗のお寺です。 [地図で見てみる] さて、ここまで見つかったら、第28局[異変]中にあともう1枚ある背景も近くにあると予想出来るところ。 ハンディGPSの地図を見ながら、近くの川を目指して歩いて行くと…、
ありました。 民家が写っているため、拡大図は載せません。 でも、無くても良いでしょう。ご想像出来る通り、細かい所までそっくりなんですから(笑) [地図で見てみる] …と、以上で「衣の会場脱走編」の取材は終了です。 さて、取材を終えて残る大きなナゾが一つ。 この↑の経路を見ると、カーナビが指示しそうにない細い道路を通っていますし、途中の衣が振り返るシーンの場所は狭くて車が止められません。それらから判断すると、どうやら作品の取材は徒歩で行われたようです。 そのわりに、地元の私ですらGPSが無ければ迷いそうな道にもかかわらず、まっすぐ西福寺を目指しているところを見ると、どうも地図を見ながら、最初から目的地として目指した気配が濃厚です。 …作者は、一体どうしてこの西福寺を選んだのでしょうか? ('09.01.12 追加)
第6巻 P9の俯瞰風景は、イトーヨーカドー塩尻店横の市営駐車場屋上からです。 [地図で見てみる] ('09.01.17 追加)
'09年No.03号 P226の俯瞰風景も、同じ場所。 作品中で日は画面中央、ちゃんと西の方角に沈んで行きます。そこまでこだわるとは(笑)
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