「咲-Saki-」舞台探訪

−長野県内編 その7−



舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。
 →協賛サイト:舞台探訪ルール

 ('10.01.30)
 岐阜県中津川市の『合宿会場』付近の物件が増えたため、ページを分けました。



 mixiのコミュニティのメンバー、カジさんから第5巻目次の場所を教えていただきました。

第5巻 目次

 場所は、中津川市の落合橋。
 清澄メンバーの背景は、これまでも中信の茅野・原村エリアから南信の七久保駅を中心にした2つのエリアに分散していましたが、これでとうとう県外にまで飛び出すことになりました。
 これは長野市を中心とする鶴賀学園関連の背景、そして飯田市を中心とする風越女子関連の背景とは明らかに傾向が違い、清澄高校の設定についてはかなり架空度が高いようです。
 カジさん、情報のご提供どうもありがとうございました!
 [地図で見てみる]


  (以下、'09.10.18 追加)
 アニメ最終話の四校合同合宿所を中津川市の湯舟沢で発見した、とmixiのコミュで報告したところ、メンバーのノリィさん、そしてヶロー伯爵さんからその合宿所のすぐ裏に、キャプテンと池田の風越メンバーが描かれた第6巻カラー口絵の舞台がある、との報告がありました。早速行ってみると…、

第6巻 カラー口絵(第6巻 P2-P3)

 たしかにありました! ノリィさん、そしてヶロー伯爵さん、どうもありがとうございました!
 原作のように魚眼レンズで撮影すると↑のように長い橋に見えますが、実際に見ると「えーっ!?」と驚くぐらい小さい橋です。
 この絵は、今までの作品の中で一,二を争う好きなイラストだったので、無事に舞台が見つかって良かったです。ちなみに、背景担当はおなじみのヤオキン氏です。
 [地図で見てみる]

 そして、この場所が見つかった事で、↑の落合橋の清澄高校の絵の謎も解けたと思います。
 そう、この中津川市の2枚のイラストは、アニメ最終話の四校合同合宿の時に撮影された、という設定だと推定されるわけです。
 原作者が最初からそこまで狙っていたのか、アニメスタッフが後から設定を合わせたのか知るすべはありませんが、さりげなく、そして贅沢な趣向が凝らされた、原作とアニメのコラボ物件だと言えるでしょう。

  (以下、'10.01.31 追加)
 …と以前に書きましたが、第57局[四校]にて原作の合同合宿会場としてもこの湯舟沢が登場しました。原作者が最初から設定を練ってアニメスタッフとコラボを仕組んだのは確定のようですね。

久「笑壺の会になるかしら」(第7巻 P122)

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第58局 冒頭(第7巻 P125)

「ゴォーーッ」(第7巻 P129)

モモ「先輩」(第7巻 P129)

モモ「お邪魔でなければお供するっす!」(第7巻 P130)

かじゅ「少し酷に見えるかもしれないな」(第7巻 P130)

かじゅ「嬉しくもあり…」(第7巻 P131)

かじゅ「そう思えるんだ」(第7巻 P131)

かじゅ「蒲原!」(第7巻 P133)

蒲原「疲れと汗はベツモノだよ、ユミちん」(第7巻 P134)

蒲原「ユミちんたちもあとでこいよー」(第7巻 P135)

 (以下、'10.05.29 追加)

「ワァッ」(第7巻 P128)

第7巻 P155

第8巻 P36

 (以下、'11.01.10 追加)

第8巻 P47

第8巻 P47

第8巻 P48

 ↑は、「咲-Saki-」では珍しくの標準レンズの画角(55mm相当程度)になっています。
 その他で多用されている広角レンズのつもりで撮影するとパースがキツくなり、奥のカーブミラー等が小さくなりすぎるので、注意しましょう。


第8巻 P49

第8巻 P163


 第59局の扉絵として、馬籠宿の風景が登場しました。

第59局 扉絵(第7巻 P145)

 扉絵中で具体的に描写はされていませんが、四校合宿編の扉絵として使われた事から、合宿の際のワンシーンと考えるのが自然です。
 既にアニメ第25話の合宿所付近の舞台として登場していた馬籠宿ですが、原作でも踏襲された事は、改めて原作とアニメ版のコラボを裏付けたと言えるでしょう。
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 第7巻 P121に登場した、鶴賀メンバーが合宿会場に行く途中の場面ですが…、

佳織「智美ちゃん、前見て前!!」(第7巻 P121)

 これは、中央道の下り線、恵那山トンネル入り口の手前、長野県阿智村付近でした。
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 蒲原の「昔はそこ、県内だったんだけどなー」というセリフが興味深いですね。
 そう、合宿会場は岐阜県中津川市神坂にありますが、ここは1958年(昭和33年)に旧長野県西筑摩郡神坂村から中津川市に編入された場所なんですね。だから「昔は県内」というのは事実なわけです。相変わらず設定が細かい小林先生です。


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