2006年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 12月
'06年 11月

11月30日(木)録音

 水野利彦さん宅のスタジオで、アレンジものの録音をした。ものすごく順調に、あっという間に3曲録れちゃいましたよ。近所で打ち上げ。明日は朝が早いから「今日は1軒だけ」と、心に決めて出かけたのだった。が、録音が早く済んだので、食事が終わってもまだまだ夜の入口。結局、もう1軒。なんて、意志が弱い。。。
ま、いいか。マシッソヨ。楽しく美味しいお酒を、ごちそうさま。

11月29日(水)Liveへ

 吉祥寺に出かけた。Liveを聴きに。疲れている時こそ、お酒を飲みつつゆるゆる音楽の中で過ごせば、たちまち回復!と、治療を受けるがごとき意気込みで出かけた。ドーパミンとか、そんなものが私のカラダを元気にしてくれるに違いない!っと。
 予想外の事が起こった。涙が出てきた。まん中の席でなぜか独り涙するワタシ。疲れ過ぎているのか?酔ったのか(まさか)?
感動した、のかな、、、?なんだかわからないけど、私の中で、化学反応が起こったよ。

 そこでまた、偶然の出会いがあった。お母さまが長年箏を弾いてらっしゃるというヒト。詳しく聞くと、極めて身近なところに接点があった。交流の輪が拡がるのは、嬉しいです。

11月27日(月)紫桐会 秋の演奏会 四谷区民ホールにて

木田演奏曲:「吟絃譚詩」甲田 潤作曲

11月25日(土)刺激的な人々

 今月はじめに富士へ行ったメンバーのうち、女子5人で打ち上げをしました。とっても美味しいスペイン料理のお店。アレンジしてくれたY子さんに感謝。後半、2人のワカモノが突然乱入したのですが、そのうち1人は、12月からスリランカへ行くと言う。津波の後の復興状況をリポートするのだそうです。そしてもう一人は、野宿もしつつ世界一周をして来たという青年。話を聞くにはあまりにも時間が短過ぎたが、楽しい一時でありました。

富士での演奏の様子は、このようなかんじ→。
眺めていると色々なことが思い出されてくる。
緑、空気、土、光、水のパワーを感じる空間。
木の切り株の年輪をしばしじっと見たなぁ。
1年がほんの数ミリに凝縮されている事実は、なんだかショックだったなぁ。
演奏の前に「モンゴルと韓国の音楽の後に出すべき日本らしい音とは?」
なーんて頭の中で考えてみたけど、木々に囲まれたこのステージ上では、
そんなことはどーでもいい、「今感じるモノ」なのだった。
そして、この場に集まっている人たちの温かさも感じた数日間でした。

11月18日(土)本日のつれづれ

急に寒くなり、何を着て出かけようか悩む。
そんな時にもキモノ!!偉いぞWAFUKU。
この着物と帯は、母からのお下がり。
すごいね、和服。

ちなみにBagは、叔母の形見。
70'sな色とデザインが気に入っているのだけど、
何も入らず、機能性ゼロでなかなか使えない。。。
意外と着物に合う?


この帯、今の季節にピッタリな色合いで、ランキング急上昇中

いつの間にか、街中X'mas。早過ぎない?
せっかく四季のある日本で、
今が一番色彩豊かな時だというのに。

←某百貨店の吹き抜け。上からの図。
 キレイだけどね〜。。。

実際はまだ、こっちよ〜。→

 昨日、北区滝野川会館にて、10日後となった紫桐会の全体練習があった。ランチを買いに行くためエレベーターに乗ると、次の階で5、6人乗って来た。その中によく知っている人がいた。伯母だった。すご〜い、偶然!思わず手を取り合って束の間話して、別れ際にお小遣いまでもらってしまった。
 そして今日、第一生命ホールオープン5周年記念コンサート「呑気布袋」を観に行った。帰りにたまたま立ち寄ったコンビニで、なにやらものすごい視線を感じる。先日、神田・大日本家庭音楽会で行われた発表会の時に知り合った方だった。今日は着物だったので雰囲気が違い、声をかけるのを躊躇なさっていたらしい。
 そしてさらに、地下鉄の駅のホームで電車を待っていると、乗ろうとした電車から、よく知る顔が降りてきた。私が箏を教えている人だった。すごい!! 偶然って、こんなに度々あるもの?

11月12日(日)雅びの会 発表会

大日本家庭音楽会 神田スタジオにて
★木田演奏曲:水野利彦作曲「東風夜曲」(三絃)、吉崎克彦作曲「雪月花によせて」(十七絃)

11月10日(金)今月の着物

 11月なので、菊柄で。
これは、中学生くらいの時に着ていた振袖を仕立て直してもらったものです。
和服って、すごいね。

11月3〜5日(金・土・日)
日韓若手音楽家・ミュージック&リズムスワークショップ

 3日間、富士市の山奥で過ごしてきました。
行く途中、林の中の県道沿いの紅葉が綺麗でした。山を色とりどりに彩る紅葉も見事ですが、木々の葉が色づいてアーチのようになっている下を車で通るのも素敵です。木もれ日の具合で、緑、黄緑、黄、橙、赤に変化してゆく葉っぱ。曲がりくねった道を進んでいくと、カーブごとに違った模様の景色が現れます。なかなか感動的。思わず「あぁ、この景色を見ていると、血液がキレイになっていく気がする。」と言ったら、「どれだけ汚れた血液なの?」と、同乗者からつっこみが。。。
 富士山麓での合宿生活は、短いながらも濃厚でした。韓国で音楽を学ぶ男女8名、モンゴルの歌を学ぶ女の子、日本からの参加は、鬼太鼓座のメンバー8名とバンブーオーケストラから私含む2名。(
若手に加わって良いのか???とも思いつつ)。曲作り、屋外ステージ設営、そして演奏。皆でずーっと一緒に行動。宿泊所でも箏を弾いたり言葉を教え合ったり。
モンゴルの"オルテンドー"という歌を、初めて聴きました。延びのある声で、予想通り大陸的。独特の節回しを教えて、と言ったら、とにかく何度も何度も聞いて、自分でできると思うようになったら声を出すのだ、と彼女は言いました。Hu〜m。
韓国の女の子達は、明るい。そして日本語を覚えるのが早い。「サムルノリ」とは、4つの楽器という意味だそうです。今では、韓国の子ども達の3分の2は、いずれかの楽器ができるそうで、各地域には、プロ・アマ含めて3〜10くらいの演奏団体があるというのがすごい! 日本の箏を弾いてみる?と勧めたら、音大生とはいえ、みんなもれなく韓国の箏"カヤグム"の奏法で弾いたのが、羨ましく思いました。日本では、これ程浸透していないものね。
 演奏終了後のパーティーには参加せずに東京へ戻らなければならないのが、本当に残念。とても仲良くなったので、別れが辛い。全員と再会を約束して帰路につきました。
帰り道では、真正面に富士山が。デカい!! そしてしばらく行くと、暮れはじめた空に、丸い月が見えました。2日前が十三夜だったのですね。月へと帰って行ったかくや姫、別れに絶望し文や薬を富士山で燃やした帝。『竹取物語』のようなお話がうまれるのも、さもありなん、という風景。ちょっとしたご褒美でありました。

日・韓・蒙の出演者と
プロデューサー(蒙)
オルギルマちゃん、リハ中
韓国メンバーもリハ中
衣装をつけたオルギルマと私達
地元の太鼓チームと鬼太鼓座
別れを惜しんで記念撮影
ヒョンちゃん、ウンちゃん、ランちゃんと