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'06年 5月

5月29日(月)森の会 イイノホール

★演奏曲:「吟絃譚詩(ぎんげんのたんし)」甲田 潤作曲・・・委嘱初演

5月27日(土)じぁ〜ん!!新糸になった十七絃

私の愛する十七絃です。
十七絃としては珍しい柾目です。

ある日のこと、十七絃を注文してから数ヶ月、「出来ました」と聞いて見に行くと、この楽器がありました。
「ひゃ〜柾だ!!」と、当時ハタチちょっと過ぎの私は、楽器に圧倒されました。
「音を出してごらんなさい」と言われ、恐る恐る弾いてみました。
全部の弦の響きが均一、というのが第一印象でした。
初めて見る柾の十七絃。一体どんな音が出るのかしら・・・?と期待が大きかっただけに、肩透かしを食ったような気持ちでした。
板目の楽器の場合、琴柱(ことじ)〜ブリッジ〜が、それぞれの弦で木目の堅いところや柔らかいところに位置する違いによっても、自ずと音色が変わるのだと思うのですが、柾目だと、全部が同じ条件になるからでしょうか。あまりにもフラットというか、ニュートラルというか、各弦の音色に性格がないことに驚きました。だって、素晴らしく優美に細かな柾目を呈する楽器が発する音の特徴が、無表情な「棒読み」なんですよ。若きわたくしは、戸惑いました。とても手に負えない。。。
小川楽器店の先代社長、小川のお父さんに、感じたままを伝えましたら、
「楽器の音色は、弾き手が作るものですよ」と、おっしゃいました。
長年経験を積まれた方の、その言葉の重みが、ずっしりと心に響いたことが、忘れられません。私の足下から、長く長く果てしなく延びる道が拓かれたような気がしました。
年月を経て、この十七絃とは、かなり仲良しにはなりましたが、未だ「こんな音出してね」と、お願いしている感じがします。全然、私の立場の方が弱いみたい。
この楽器と出会えたことは、この上なく幸せで、出会わせて下さった小川のお父さんには、本当に感謝しています。

左腕をずーっと延ばして撮影中。真剣なおももちにて。

5月21日(日)デザイン・フェスタ

 東京ビッグサイトで昨日から行われていたデザイン・フェスタに、初めて行きました。年に2回開催されていて、今回がもう23回目だそうです。足を踏み入れた印象は、大っきーい学園祭みたいなかんじ。広いスペースが畳1〜2畳分くらいのブースに区切られ、参加者がそれぞれにオリジナルの作品を展示しています。
出展作品は、衣類、Bag類、アクセ類、絵やオブジェ、食器、小物の他、オリジナルキャラクターものも多い。怖可愛い、キモ可愛い、コワ怖い、ゆるかわいい等のキャラあり。また、中にはホンモノ職人作品もありました。表現方法って、色々あるんだなあ。でもやっぱり、見るよりも作る方が楽しそう。私も、作る時間があれば出展してみたいものです

 友人が「はと婦人」なるキャラクターを出展しました。→
http://www001.upp.so-net.ne.jp/hatofujin/
こちらで、はと婦人のブログが見られます。可愛いですヨ。
是非、よろしゅうご贔屓に!

はと婦人
晴れ着のはと婦人

5月19日(金)アールグレイ

 熱湯で濃いめにいれたのにミルクを入れて、ちょっと熱いけどギリギリごくごく飲めるくらいで飲むのが、一番シアワセを感じる。
今週の月曜くらいから、どうしてもこの紅茶が飲みたかった。昨日、日本音楽集団の定期演奏会を聴きに行き、2曲目で琵琶とタブラのソロを聴きながら、なぜだか「明日は絶対に買いに行こう!」と決意したのだった。シルクロードを旅した楽器と北インドの音色が、何かのヴァイブレーションを私に伝えたのかしら。。。なんて。単純すぎるよ、わたしの脳細胞。
しかも、アールグレイって、たしかイングランド人の名じゃあないか?
 そうそう、久しぶりに行った日本音楽集団の演奏会は、行って良かった!と感じる内容でした。「コンチェルト・レクイエム」「琵琶協奏曲〜校倉による幻想」「太棹協奏曲」「笛協奏曲『富嶽三章』」というプログラム。多種類のコンチェルトができる和楽器集団って、凄いと思いました。

お茶の専門店'LUPICIA'(ルピシア)にて
閉店間際に
駆け込んで購入した
しっかり濃く出る
「ブレックファスト・アールグレイ」yea!
5月16日
(火)
レコーディング
free
雨上がりの
夕方に
花達が
喜んでいる
みたい。
いっぱい
撮りました。
レコーディングの
帰り道。
箏が、
重かった
・・・。

5月14日(日)「大きめの音は、脳にマッサージ効果あり」な夜でした。

ミュージシャンでイラストレーターでナレーター、とっても多才な原マスミさんのライヴに行きました。
久しぶりに吉祥寺へ行くと、三越がなんだか寂しい雰囲気。閉店していた!

いつも満員。むしろ立っている方がよく見えて、私は秘かに気に入っているスペースがある。
私よりちょっとでも身長が高い人には無理な場所。そこにはまり込んで立っているのがお気に入り。
今日は、そのすぐ側の端っこの席が1つだけ空いていて、勧めてくれたので、座って観た。
座って観るのは、なんて楽ちん。たまに大きな音を聴くとスカッとしますな。
打ち上げで深夜まで吉祥寺にいたら、もう何年も会っていなかった方にばったり会いました。

大好きな原ワールドがたくさんあるんだけど、、、詞をね、、、ここで紹介するわけにはゆかず。
あ、たった今、テレビから原さんの声が聞こえてきました。
某ティッシュのCMだったような。。。

5月11日(木)3ショット

三線とインドネシアの木彫りの人形、
そして長芋。

珍しい出会いに、記念撮影をしました。

三線は沖縄、人形はバリ島、
長芋は青森の生まれです。

こう見えて、体重は、一番背の高い三線が
一番軽いのです。

5月9日(火)偶然

 午後から、バンブーオーケストラのミーティングだった。午前中の用を済ませてから急いで行ったので、お昼を食べ損ね、会議終了後とても遅いランチとなってしまった。4、5人残ったメンバーと、結構のんびり食事やお茶をして、そろそろ出ようかという頃、そのうちのMちゃんが、これから楊琴のレッスンに行くと言う。楊琴というのは、中国の打弦楽器で、私もスペースさえ許せば今すぐに欲しいくらい、好きな楽器のひとつ。打楽器奏者のMちゃんは持っているのだ。うらやましい! 数年前に一緒にライヴをした際、楊琴と箏とのデュオは、楊琴の曲線的な余韻と箏の直線的な余韻のマッチングがなかなかに面白かった。
彼女は何故、また
今になってレッスンに通い始めたのか? チューニングの仕方がわからなくなったらしい。なるほど、弦が沢山あるからね。今日私は、もう他に予定がないので、レッスンを見学させてもらうことにした。お稽古事好きの血が騒ぐ。中国の楊琴のレッスンって、どんなかしら?わくわく。
日本人の方のお宅を稽古場として使っているらしく、Mちゃんもそこを訪ねるのは初めてで、地図を見ながら2人で駅からテクテク歩いた。ちょっと時間がかかったので、そのお宅の主が、途中まで迎えに出て下さっていた。あら〜?
なんと、その方は、私の知り合いだった。気紛れで付いて行った先が、知り合いのお家だったなんて、びっくり。
何だかとっても嬉しくなっちゃいました。レッスンも見学させていただき、大満足です。当然ながら筋の良い生徒である彼女のことを「この子をよろしく」とお願いしてきました。保護者か?
 ますます欲しくなったよ〜、楊琴。取りあえずはまた一緒にライヴを企てよう!!

 ←楊琴(ヤンチン)。弦をスティックで打ち鳴らすのです。
 ピアノの祖先である中近東のハンマーダルシマーの親類ですね。
 箏と違って、手前が低く、向こうにいくほど高音になる、のだけは
 なじめない。
 箏が特殊なのか。。。

5月7日(日)一気に!!

 いや〜、読みました!読んでしまいました!!
これなら少しずつ読めるから、と、文庫にしたのに、途中で止めると気になって仕事にならないなー、と読みすすむうちに、上・中・下と読破してしまいました。
今日は仕事にならず、でした。