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9月30日(土)Concertへ
今朝は、甚だ昨日の続きにて始まりました。29日の30時くらいに帰宅し、30日は午前9時には起床しなければなりませんでした。
昨日のライヴ後の打ち上げは、出演者宅に場を移し、ギター・三線・インドネシアの打楽器・マトリョミンなどでのセッションを交えてこの上なく楽しいものになりました。なんて元気なオトナ達!楽しか〜。マトリョミンとの出会いは衝撃的でした。是非、我が家にも迎え入れたいものです。
久しぶりに、早朝の爽やかな空気と眩い陽射しを満喫することも叶いました。就寝前にだけどね。
で、仕事を終えてから今夜は、友人の現代曲のコンサートへ。睡眠不足につき、寝ちゃったらどうしよう〜、なんて心配は無用。ピアノと打楽器のお二人の演奏能力の高さに、感動!!素晴らしい演奏でした!!
この勢いで、風邪と隣り合わせの危機から逃れましょう。こんな時には四川料理の痺れる辛さに限ります。眠い脳に山椒と鷹の爪の刺激が伝えられてゆきます。
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マトリョミンさんです。
きっと
予想外の音が出ますよ。
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全身筋肉痛。原因の半分は、昨日の本番中の衣装替えによるものと思われます。楽屋へステージへと、走った走った。演奏→着替え→演奏→着替え→演奏→着替え→演奏。前日、ストップウオッチで計りながら着物を着るリハーサルまでしましたからね。目指すは猿之助かイリュージョン天功か。。。
疲労回復には、ライヴでしょう!
こんなに疲れているのに出掛けるか?とも思いつつ、でも、音楽聴いて後悔したことはないので、やはり行くことに。
初台DOORSへ。マイヤーズ・ソーダに音楽で、脳と全身をマッサージされているような心持ち。ビールで揉まれてお肉を柔らかくされるウシは、こんな感じでしょうか。。。ちがうか。
なんだか回復してきて(早い!)打ち上げ参加。
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9月28日(木)邦楽グループ たまゆら コンサート
〜二代 伊藤松超を偲んで〜
四谷区民ホールにて、「たまゆら」のコンサートを行いました。大勢のお客様にお越しいただき、感謝いたします。
たまゆらは、'85年に結成以来、全国の親子こども劇場を中心に活動をしてきたので、初めての自主公演。昨年暮れに他界した、代表の二代 伊藤松超氏の追悼公演でした。今までで一番、メンバーが一丸となって準備をし、本番を迎えたコンサートとなりました。もちろん、いつも手抜きはしていないけれど、今まで聴いてくださった皆様には、ちょっと申し訳ない気もするくらいに、一所懸命でした。
リハーサルや打ち合わせは、毎回伊藤宅にて。本番が近付くにつれてリハーサルがヒートアップするほど、亡き人を思う気持ちが増してゆくのを感じて辛い帰り道でした。しかし、このコンサートを作り上げた経験が、それぞれに今後の活動の大きな糧となることでしょう。
<プログラム>
1) 尺八、箏、十七絃、打楽器のための音楽(佐藤敏直)
2) バロック風 日本の四季より(早川正昭 編曲:たまゆら)
3) 竜笛と大太鼓による即興曲 (伊藤松博=二代伊藤松超)
4) 那須野 〜A letter from a stranger's childhood (山田検校 Robin Williamson 構成:たまゆら)
5) 啄木によせる無言歌(伊藤松博=二代伊藤松超)
<邦楽グループ たまゆら>
伊藤美恵子 木田敦子 矢野加奈子 伊藤まなみ 望月晴美 清野さおり 伊藤ちひろ
<賛助出演>
藤原道山(尺八) 小濱明人(尺八) 松尾慧(竜笛) 堅田喜子(打楽器)
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国立劇場大劇場にて行われた花葵の会で、地唄舞「ゆき」の地方を勤めました。わたくしなどが、この大舞台で「雪」を弾いて良いのかしら、、、と心臓が収縮するところですが、箏なので、唄・三絃の方を頼みの綱として、稽古から本番へと臨みました。国立大劇場での箏曲の演奏会は経験があるけれど、舞踊の会は初めて。何もかも勝手が違います。浴衣を胸まではだけた白塗りの人や、すごい衣装を着ているのに頭は羽二重の人などと楽屋の廊下ですれ違うことは、演奏会の時には絶対にありませんからね。
地方は難しい。自分であって自分では無いような。自我をあまり出してはいけない、自然に、正確に。今まで意識しなかった音楽の作り方。演奏以外の、稽古場や楽屋でのことなども、たくさん教えていただいて勉強になりました。恥ずかしながら、知らない事がいっぱいだ!! 1ベル代わりに柝が入って、鐘の「ゴ〜ン」で演奏が始まるまでの独特の緊張感は、これもまた演奏会では味わえない、格別なものでした。
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三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで、野村萬斎氏が構成・演出(もちろん出演)する舞台を観ました。
萬斎さんの狂言の会を手掛けることもあるお方から、「凄く良かったよ!!」と聞いていたのが心に引っ掛かっていて、今日、最終日、衝動的に行ってみました。凄く良かった!!当日券は立ち見になっちゃったけど、新しいブーツで靴擦れの足には少々辛かったけど、観て良かった〜。教えてくれた彼女は、「立ち上がって拍手したかったけど出来なかった」と悔しがっていたが、私は、最初っから立っているのだもの、東京公演楽日の熱気も交えて、掌が壊れそうなくらい、憚らずに拍手しましたよ!「○○〜っ!!」と、つい本名を叫びそうになるのを我慢しました。本名じゃなくたって、叫んではダメですね。はい。
明治生まれの小説家、中島敦の短編「山月記」と「名人伝」の舞台化。重厚なのと、笑って楽しく観れるもの。突き詰めるとアイデンティティに行き着くのか、、、それを求めつつも、反比例して逃避する部分、曖昧にしてしまっているところを、はっきりと代弁してもらったような気持ちになりました。「山月記」の、自身への絶望から発狂して山に隠り、やがては虎になってしまう人の叫びは、常に私の中に存在する自信の無さや迷いを、わし掴みにして曝け出して、祓ってくれるくらいの狂気の世界で、入り込むあまり、目眩を感じながら観ていました。「名人伝」は、全てを得たのか失ったのかわからないような、笑ったけど、ふと考えると怖くなる感じ。
うまく伝えられないけど、とにかく良かったのです!中島敦という人の小説を、たくさん読んでみましょう、と思いました。でした。
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9月16日(土)liveへ
久しぶりに邦楽以外の音を聴いたよ。
最近、pcに向かってる時間が長いのと、睡眠不足と、台風の接近とかで、頭がスッキリしなかったのが、スカーッと治ったよ。音楽は、何にもまさるアスピリンだ!!
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竹の楽器があった!
カスタネットみたいなの。
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小さなライヴハウス。演奏のスケールって、小屋の広さに関係なく、伝わってくるものだなぁ〜。MCから曲に変わる時、イントロの一音で、一瞬にして音楽の世界に切り換えられる。そんなドラムやギターに感動した。したー! ベースの、ビート感のある持続音を見つけた。当たり前のことなのに、忘れてしまっていたな。今日思い出すことができて、良かった。良かったー!
久々に、明け方までの打ち上げ。明日(今日か)は、目が覚めるまで寝続けるうーーー。起きる時間を気にして寝ると、眠い夢を見る。だからここしばらくは、眠っていても起きていても眠くて仕方がなかった。のだった。
脳の表面の油膜が、きれいに洗い流されたかんじ。すっきりー。 |
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9月になったので、単の着物で。着物の種類が変わると、季節が変わってきたことを実感します。和服には、約束事がたくさんあります。季節やTPOを選ぶのは、洋服も同じだけれど、着物や帯に格付けがあって、更に小物にも、組み合わせに決まりがある。柄によっては、着られるのが短期間に限られるものもある。そんな制約は窮屈なようだけれど、日本らしい美意識で、知れば知るほど楽しい。
昔の人は、和服で家事なども一切していたのですからね、そんなに堅苦しいものでもない。今日は、電車の乗り換えで、何度も駅の階段を駆け降りたなぁ。。。履き馴れていないサンダルなんかより、よほど静かに速く走れるかも。でも、だからと言って全力で階段を駆け上がったりは、やめた方が良いかもね。
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まだまだ蒸し暑い東京です。それでも、午後から出かける時には、随所に秋を感じました。
一斉に鳴く蝉の声が、真夏には一層暑さを増すものですが、今時分になると、どこか悲愴感さえ漂います。蝉は、幼虫時代の何年もの間地中で暮らし、晴れて成虫となって地上に現れるも、その命は数週間。今ようやく地上に這い出したもの達が、「ラストチャンス!」とばかりに声を振り絞っているかのようです。なんとも無常ではありませんか。
「うつせみ」という言葉がありますね。空蝉=蝉の抜け殻。『源氏物語』の巻名にもなっています。源氏に言い寄られ、悩んだ末に尼となった人です。この物語の中では、挙句に尼になる人が多く、とりあえず出家したら済むのか?と、初めて読んだ時には思ったものですが、それはさておき、「ウツセミ」という響き、語感が、なんとも言えぬ空虚感を醸していて好きです。「現人」これもうつせみ=人間。所詮、うつろよのぉ。。。と思うのでおじゃります。
「ドン ドン カカカ」と、ややリズムの甘い太鼓が聞こえてきました。近所のお神輿のようです。音の方へ近付いて行くと、子供神輿でした。小学生の男の子が太鼓を打っています。その子には重いであろうバチを使って、きっと教わった通りに、打っているのでしょう。これも伝統芸能。たまに「ドンドッコカカカ」とか、「ドンドドカッカ」と、彼のスピリットが現れるのがたまりません。
季節の変わり目を、ズルズル過ごしてはいけないな!!と、気合いの入った日でした。
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9月2日(土)北海道にて
網走にある「北海道立オホーツク公園センターハウス」にて、コンサートをしました。第1部は、地元の箏を習っている皆さんと、第2部は、→左から小濱明人さん(尺八)、小田誠さん(箏)と、木田の共演。(終演後、遊んだ時の画像しかありませんが)。この会場が、思いのほか音響が良く、とっても気持ち良く演奏することができました。練習を重ねてきた皆の気持ちが一つになって、聴く人に伝わり、感動を与えます。今日は、建物の構造も手伝って、本当に素敵な響きだったので、一段と楽しいコンサートでした。
お昼のコンサート終演後に、思いがけない体験ができました。
乗馬!!
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★演奏曲
第1部「琴姫のうた」(水野利彦)、「赤い花束」(佐藤義久)、「ほうせんか」「しゃぼん玉」(宮田耕八朗)
第2部「綴」(高橋久美子)、「Dance2」(池上眞吾)、「二つの田園詩」(長沢勝俊)、「ことうた〜世界のうた」(水野利彦) |
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私が乗せてもらったのは「ロッキー」という名の白馬。
オホーツク海と、彼方に知床連山を望む、素晴らしい景色!
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ロッキーは、道草好き。約1時間、薮の中にも行きました。馬は、乗っている人間のことなど考えずに(わざとふざけているみたいに)木の下を通ったり、道の端ギリギリを歩くので、私は枝をかき分けながら、葉っぱに足を擦りながら進みます。 |
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