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Infuse-a-Port Patient Manualの英訳


植え込み式ポートに関する質問 (Page-6)


Q:ポートはどれ程の期間、植え込んだままにするのか。
また、必要でなくなった時取り外すことができるのか。
A:内科医が患者の医療治療に必要と思う限りは、ポートはかなりの長期間、所定の位置に植え込んだままとなりうる。
内科医が患者にポートが必要でなくなったと判断した時、短時間の外科手術でポートが取り外される。

Q:ポートは目に見えるのか。
A:ポートは皮膚の下に完全に植え込まれる。植え込み直後しばらくは、多少赤み及び腫れが生じる。数週間でこの炎症は消える。
ポートを覆う皮膚部分は、わずかに盛り上がり、触ると感知でき、また目に見えうる。
また、ポート付近に小さな傷跡が出来るが、時間が経てば、見えなくなっていく。

Q:植え込み式ポートの管理
A:ポートは完全に皮膚の下に植え込まれているので、最小限の管理だけが必要となる。
医師の許可がある場合、または医師の指示に従って、患者はポートを傷付ける心配をせずに、入浴、水泳及び運動を通常とおりに行える。
術後、切開部が癒合すれば、ポートに針が入っていない時は、ポート部位を包帯で覆う必要はない。
皮膚上には小さなこぶが見えるだけなので、治療の間、患者は植え込み式ポートを取り付けていることさえ忘れるだろう。
定期的に、ポートが正常に機能しているかを確認するために、"洗浄"しなければならない。
医師または看護士は、患者に洗浄を行う頻度及び担当者を告げるだろう。更に、患者は定期的にポート部位をチェックしなければならない。
術後一定期間に予期される圧痛及び腫れが一旦静まった後、更に腫れ、変色(あざ)、赤み、圧痛、痛みが生じたり、または切開部位、針挿入部位またはポートポケットから液漏れがあった場合、また発熱し始めたり、その他いかなる異常な兆候が表われた場合、患者は医師または看護士に知らせなければならない。