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9月構造動作 骨格バランストレーニングのレポート

骨格バランストレーニング  2025/09/27    

1.前回の復習 バージョンアップ編

 力んでいない状態(真のリラックス)=力を抜いてもいない、入れてもいない状態
 【力を入れる、入れない】といった意識から解放され自由な状態である
 脱力しようと頑張ると逆効果。
 力みに気づく⇒評価や否定せず、気づいて、よしよしと認める。

*なぜ、認めるべきなのか?
 宇宙の法則によると、すべての事には表裏、陰陽、+-など逆転の事象があり、
 悪い方を無にするのではなく、認めて、循環、統合されるものである。

*なぜ、よしよし、ありがとう、信じているよ等の声掛けが必要か?
 言霊、音霊、数霊等の波動から 水は情報を伝達する
 人体の水分量は、胎児90%、新生児80%、4〜5歳児70%、成人〜高齢者60〜50%

 日々言葉を発し、響かせるその波動が健康や運動、思考、嗜好に影響すると考えられる。かけた言葉によって、水の結晶も変化する


2.脱力した後は、癖を取る=体を骨格構造通りに扱う為に良い動きで上書きしていこう
(1)地球の中心とつながる重心線をとらえる
・重心線を動かさないハーフスクワット(エレベーターのように上下する)

・重心線の移動を感じる椅子スクワット
①両腕を上げながら、重心を前に移動して立ち、②鼠径部を折り曲げるように座る

・ダンスの為の重心移動と左右のボディを使い分ける椅子スクワット
①椅子から立ち上がる時、左アームを上に引き上げて、ふわりと左足に立つ→②右鼠径部を右手でコマネチラインにカットしながら座る


逆も同様に   
①右アームを上げてふわりと右足に立つ→②左鼠径部を左手でカットしながら座る
  
②4足歩行のトレーニング
・両腕を斜め上へ上げて、上体を右へ倒し、右足を外に上げる。
・次に左に倒し、左足を外に上げる。 (繰り返す) 
・慣れたらその動きで歩く。歩く時は、両手両足の動きと床への着地の時間差が必要。


★ダンスへの応用
  
片足椅子スクワット
後退ロアでは、椅子に座るときの鼠径部カットを応用

4つ足歩行の原理 
予備歩の1歩目、フォールする前のアクション 

言霊の波動
カウントの取り方で運動の質が変化する 
例えば、スローフォックストロットのカウント
SQQ → SS& SS& ととることでゆったり踊れる

アルナスの踊りを分析したときの検証結果を用いて解説
ファーストQを長く取って踊ると実際の音楽はどうなるか?
S Q Q S Q Q
2/4 1/4 1/4 2/4 1/4 1/4

      ↓    
S S & S S &
2/4 1/4∔1/8 1/8∔1/8 1/8∔1/4 1/4∔1/8 1/8∔1/8

*セカンドQ(&)が1/8だけ」2小節目のSに食い込む為 次のSは1/8短くなる
つまり着地が一瞬遅くなってる=Sの足は速く出さない

*ファーストQ(S)では、床に接地した足側のボディーはストレッチしながら足の外へ大きくカーブすると、次のセカンドQ(&)でフォールの時、パワーの源である重力を利用できる。

次回は10月18日(土)19:00〜

2025年10月02日

ジャルダンカップダンス大会開催!

「この大会で入賞したら本物!」と定評のあるジャルダンカップが7年振りに復活します。
選手登録不用でどなたでもご参加可能!
キッズ、ジュニア、ユース、シニア、オープン、カップルチェンジ可の単科戦◎
男女役割逆転も歓迎です!

ダンスジャルダン30周年記念
「ジャルダンカップダンス大会」

日時:2025年11月2日(日)
場所:大田区立池上会館

タイムテーブル

エントリー確認

1995年ダンスジャルダンを大森山王に開設し今年は30周年になります。
8月10日のダンスジャルダン30周年記念サマーフェスティバル(東京プリンスホテル)に引き続き、30周年記念イベントとしまして、1999年~2018年まで開催し、7年間お休みしていたジャルダンカップを企画しました。
今回は登録なしでだれでも出場して頂けるアマチュアのダンス大会です。審査員もいて順位は付きますが、競い合うというより、同じフロアでみんなと踊ることを楽しんで頂く場となれば嬉しいことです。

ジャルダンカップオープン
シニア
ユース(U23)
ジュニア
学年別の他に、

種目ごとにパートナーを変えてエントリーできる単科戦
ジュニア、ジュブナイルのソロ競技
競技会未経験の小学生以下キッズ・ビギナー等
グループやサークル活動されておられる皆様にも、ご参加によりグループの活性化につなげて頂きたいと思っております。

出場申込:
オンラインWebエントリー:(通常競技 区分1~19)

オンラインWebエントリー:(フリー単科戦 区分20~29)

シラバスに掲載のQRコードからもアクセスできます。
※お問い合わせはメールのみ承ります。

申し込み締め切り:10月11日(土) 10月27日(金)17:00まで延長 締め切りました。

Q&A

≪セクションについて≫
Q1, ジャルダンカップオープンの参加資格は?
A: 5種目総合競技(Vwは決勝のみ)にトライしたいアマチュアの方全て対象です。
 
Q2. シニアオーバー100,オーバー130の参加資格は?
A: カップルの当日の年齢を足して100歳以上と、130歳以上のカップル全て対象です。130歳以上のカップルは、100歳以上にもダブルエントリー可能です。

Q3, Kid’sビギナー戦の相手は、プロでも大丈夫ですか?
A: ハイ、先生と参加OKです

Q4,フリー単科戦で、男性役、女性役が替わってもOK?
A: 種目によってチェンジOKです。

≪エントリー方法について≫
Q1, Webエントリーは初めてです。
A: シラバスのQRコードをスマホ、タブレットのカメラで読みとって、エントリーフォームに入力し、送信してください。
もしくはこのページ中央部のオンラインWEBエントリーへのリンクからお申込みください。

Q2, Webエントリー以外では受け付けないのですか?
A: 紙のエントリー用紙も用意がありますので、ダンスジャルダンまでお問い合わせてください。FAX、又はメールにて配信いたします。FAX、郵送またはメールにてお申し込み,
mail:  jardin@kdr.biglobe.ne.jp FAX:03 3773 9033

≪エントリー手数料について≫
Q1, フリー単科戦は1種目千円とありますが、カップルで千円ですか?
A: ソロ競技以外の各セクションのエントリー手数料はカップルでの料金です。

Q2, エントリー手数料は当日、受付で支払うのですか?
A: 当日受付にてお支払い頂きますが、ご事情に合わせて事前振込もOKです。振込先はダンスジャルダン、又はファミリアダンススポーツクラブまで お問い合わせください。

その他のご質問も、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

2025年09月05日

8月構造動作  骨格バランストレーニングのレポート後編

8月骨格バランストレーニングのレポート 後編です。

★️骨盤を起こす=胸郭を開く体操
椅子に座って、以下の動きをゆっくり丁寧に行います。呼吸とともに、自分の身体の状態を観察しました。

ステップ1〜3:胸郭を開く
1. 両腕をゆっくり上げる。手刀で空気を切り裂くように
2. 上にあげたまま、頭蓋骨を何度かうなづくように動かす
3. うなづいた状態で、両腕をゆっくり下ろす
できるだけ遠くを切り裂くように
→ 自分の座っている感覚を観察
→ 後頭骨の際を優しくすりすり

ステップ4〜7:骨格をなぞる
4. 大胸筋と鎖骨を水平にすりすり
5. 胸骨の両際を縦にすりすり
6. 腸骨を人差し指と親指で開いて、床と並行にすりすり
7. 仙骨を縦にすりすり
8. 再び座っている感覚を観察
→ 骨盤の自然な起き上がりを感じる

この一連の流れを繰り返すことで、骨盤を「立てよう」としなくても、自然と坐骨の平らな部分で座れるようになります。センターが浮いているような感覚→骨盤が起きている状態です。


★ダンスへの応用
「骨盤の起きた状態」は、ダンスにおいても非常に重要です。
特に、中心軸を保ちながら身体の左右の圧縮と伸張を使うことで、動きに立体感が生まれます。

3Dで踊るためのヒント
→中心軸はそのままに、身体の左右の圧縮と伸張を利用

日本の伝統的な身体技法「なんば歩き」の技法をスローフォックストロットへ応用

ステップ構成
• 予備歩
• フェザーステップ
• リバースターン
• スリーステップ

1234-124〜1234 124〜 12 3
(4で準備 → 1で足を出す → 2で上半身を下ろす)

★まとめ:
• 骨盤を起こすことは、力で姿勢を作ることではなく、身体の構造に寄り添うこと
• 骨格をなぞることで、自然な座り方・立ち方が身つく
• 中心軸を保ちつつ、身体の圧縮と伸張を活かすことで3Dに踊ることができる


次回は9/27㈯開催です!

2025年08月28日

8月構造動作  骨格バランストレーニングのレポート前編

今回は、「骨で動く」ことを軸に、身体との新しい関係性についてトレーニングしました。

各部位の役割は、
 →身体を支える。骨で立つ。
関節 →重心を運ぶ。
筋肉 →骨格位置を調節する。

関節
骨と骨の間にある空間であり、骨が動いた結果として屈曲や、伸展します。
例えば、
 膝関節 → 大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)の空間
 股関節 → 大腿骨と骨盤の空間
 肘関節 → 上腕骨と前腕骨の空間
 手首  → 橈骨(腕の骨)と手根骨の空間

筋肉
アウターマッスルとインナーマッスルにわかれ、
アウターマッスルの力みが無い⇒インナーマッスルが稼働出来る⇒動きやすい
という好循環を生みます

ダンスにおける実感として、
・足で踏ん張らない
・アームに力を入れ無い
⇒動きやすい⇒スムーズに動く、動きが軽い⇒無駄な力が不要
⇒更に動きやすい⇒切れが良い動き、バランスが良い、音楽に乗れる

また、力まないことで精神(気持ち)的にも好循環が生まれます。
・力んでない状態⇒余裕ができる⇒ 自分にも人にも優しくなれる⇒感謝出来る⇒元気になる、幸福感⇒さらに脱力できる

逆に、力みが続くと悪循環に陥りやすく、だからこそ力みに気づくことが第一歩です。

力みを手放すためのアプローチ
・力みに気づく
・評価せず、ただ「ある」と認める
・「よしよし」と受け入れる
・コントロールしようとしない
• 「脱力しよう」と頑張らない(←これが逆効果)

まとめ
1.アウターマッスルを徹底的に脱力すること
   筋肉に“効いてる感覚”を求めない、伸ばされる“気持ちよさ”を追わない、
2. 骨の意識を高めること 
   骨で立つ、骨で座る
3.骨格を扱う意識を持つこと
   動かすのは骨

「骨で動く」ことは、身体との対話であり、ダンスだけでなく、日常の動作や心の在り方にも深く関わってきます。

2025年08月24日

7月構造動作  骨格バランストレーニングのレポート後編

後半はトレーニングの成果をダンスに活かしました。

足のエッジと向き合う:Peter Eggletonの言葉に導かれて

“When you turn to the right your body moves to the left,
When you turn to the left your body moves to the right.
Use your inside edge & outside edge of your feet.” — Peter Eggleton

足裏トレーニングの後にこの言葉に触れると、理解が深まります。
土踏まずのアーチとエッジへの意識が、方向転換をスムーズに、そして身体全体を自然に引き込む感覚へとつながります。
内側・外側のエッジを使って動くことで、床からの反力が身体へと伝わり、動作の質が格段に変します。


3Dで踊るという感覚:CBMの立体的表現
CBM(コントラボディームーブメント)に、3D的な感覚が加わることで、より奥行きと深みが生まれました。
• 鎖骨:左右に伸展と圧縮を加えることで、空間の広がりが出る
• 胸郭:呼吸に合わせて動きを乗せることで、動きが滑らかになる
• ショルダー:腕の動きと連動することで、ダイナミックな表現になる
結果として、足に頼らずとも上半身のしなやかな誘導で踊れるようになり、「足の力感なく踊る」ことの理解が深まりました


次回日程は8/23(土)です!

2025年07月21日

7月構造動作  骨格バランストレーニングのレポート前編

はじめに前回のトレーニングをバージョンアップ。
1.擦ることで骨の存在を感じる
手から脇、鎖骨に至るまで、橈骨・尺骨・上腕骨など、それぞれの骨に意識を向けて擦っていきます。筋肉がやさしくゆるみ、骨格の位置が整うと、不思議なことに「腕が長くなったような」感覚が生まれます。仙骨や脊柱にも軽く刺激を与えると、骨そのものの存在感がじわじわと浮かび上がってきました。

2.足裏アーチを呼び起こす
①足の前側の横アーチと内側縦アーチ(土踏まず)の交差点、第1趾と2趾の間の肉球
②内側縦アーチの中心
③踵中央あたり
土踏まずのこの3点に軽い刺激を入れると、足裏全体が床にぴったりフィットしてきます。アーチ構造が目覚め、地面に対する安心感と、重心の安定が生まれました。

ここから下肢のトレーニングへ。
1.足をいたわるように擦る
まずは、足全体をやさしく擦ることから。ほんの数分でも変化はありますが、15分ほど続けると、手と同じくしっとりとしてきます。

2. 脛骨への意識と刺激
脛骨を「体重を支えてくれる大黒柱」として捉え、軽いノックのような刺激を与えると、骨の存在感が際立ちます。さらに、立った状態で反対の足裏で脛骨をなぞるように擦ると、周辺の筋肉がゆるみ、力感なく骨に委ねて立つ感覚が生まれました。

3.大転子からの揺らぎ
股関節幅に立ち、大転子を左右に揺らしたり、回転させたりすると、足裏の圧の移動が鮮明に感じられます。

4.ミドルバランスで、骨盤から大腿骨を優しく擦る
骨盤〜大腿骨にかけて優しく擦ることで、脚全体が驚くほど軽くなり、自然と歩幅も広がりました。

骨とのつながりが、動きの可能性を広げてくれます。

 


後編へ続きます!

2025年07月21日

6月構造動作 骨格バランストレーニングのレポート

1.もちもちツヤピカな手を取り戻す
まずは手のケアからスタート。
胸鎖関節や鎖骨をやさしく動かしながら、両手を擦っていくと、血行が良くなり、手先の感覚が冴えてきます。
スマホやパソコンで疲れた指先にも効果あり。毎日のスキマ時間にもできます。

2.肩甲骨をゆるめて、呼吸と肩まわりの軽さを取り戻す
続いては、肩まわり。
鎖骨の動きを意識しながら片腕を振る体操や、肘をやさしく擦って筋膜をゆるめるケアを行い、肩甲骨まわりがふわっと軽くなりました。


呼吸が深くなるのを感じると、気分までスッと晴れます。

3.胸椎の感覚と柔らかさを取り戻す
さらに背中へ。
仰向けになって、両腕をゆっくり頭の上に上げていく動きを丁寧に。12個の胸椎の一つ一つを感じながら動かすと、呼吸が広がり、姿勢も整ってきます。


身体の芯に働きかけてくれるような、深く落ち着く感覚が芽生えてきました。

4.足裏のアーチを感じて、しなやかな立ち方をつくる
最後は、身体の土台となる足裏へ。
足裏には縦横それぞれ2本ずつ、合計4つのアーチがあり、体重を受け止めて圧を分散する役目を果たしています。
まずは、土踏まず(縦内側アーチ)に軽く刺激を与え、立ち上がってアーチが体重を受け止めている感覚を確認。足指が自然に床に馴染み、接地感が安定してくるのを感じました。

続いて、縦外側と横前側アーチを意識しながら、前後左右への圧の移動を観察。重心線とはまた違うウエイトの“圧の移動”に気づくことで、地に足のついた立ち方に近づいていきました。
この感覚は、アルナスのダンス分析の中で、ダンスジャルダンの中井信一が見出したものです。

日々の生活のなかで、つい見過ごされがちな「手の感覚」や「肩の軽さ」、「背骨のしなやかさ」、そして「足裏のアーチ」。どれもほんの少し意識を向けるだけで、身体は驚くほど素直に応えてくれます。
私たちの内側には、いつでも「本来の動き」に戻る力が眠っているのだと感じます。

次回7/19(土)は「下肢」まで実践していく予定です!

2025年06月28日

5/24 構造動作 骨格バランストレーニングのレポートです

『體(カラダ)の在り方とは』をテーマに、今回は「手」と「上肢」を中心にトレーニング。

★現代人に必要なのは
- 骨格や身体構造を正しいポジションへ戻す
- 本来の動き方を理解し、自然に身体を扱う

★トレーニングの指標
- 全身の骨・関節・筋肉を効果的に使う
- 身体の理解を深め、深部感覚を養う
- 無意識の領域にアクセスし、重力と調和する

★本質的な改善のために
- ゆっくり動き、優しくさする
- イメージや言葉(オノマトペ)で効果を高める
- 楽しみながらリラックスする

身体を深く理解し、自然な動きを取り戻すことが大切です◎

次回2025/06/21は「背骨」「下肢」「足」をトレーニングします!

2025年05月29日