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ハードディスクに関する基礎知識

 取り扱い時は、誤った接続・落下などによる大きな衝撃等に注意しましょう。

 ハードディスクはパソコンの記憶装置です。
メモリ等の揮発性メモリとは違い、パソコンの電源を切っても記憶している情報を保持し続けてくれます。
この部品も容量だけで選択しがちな部品ですが、各メーカーともに様々な工夫を凝らしています。
出来れば、ハードディスクにどのような機能を持つ種類があるのかを理解した上で、納得できる物を購入していただければと思います。
 皆さんが目にするハードディスクには2つの大きさがあります。
一般にデスクトップ用で使用される3.5インチと、ノートパソコンや省スペースパソコンに使用される2.5インチです。
自分のパソコンに使用するハードディスクの大きさを間違えて購入してしまうと大変ですので、しっかりと確認しましょう。

 次に接続方法ですが、主に以下の二つがあります。

シリアルATA接続(SATA)

 IDE接続に用いるケーブルよりスリムな物を使用する為、ケース内の取り回しや空調への影響低減等に役立ちます。
1つのコネクタに1台の機器をつなぎます。
SATAやSATAII方式等のハードディスクに接続されます。

パラレルATA接続(Ultra-ATA)

 80芯または40芯のフラットケーブルを使用して接続します。
マザーボードのコネクタに1つに対して、2台の機器(ハードディスクやDVDドライブ等)を同時に接続する事が出来ます。
UltraATAやATA方式等のハードディスクに使用されます。

 これらの接続方法は、好き勝手に選択する事は出来ず、先に説明しましたマザーボードの仕様により決定されます。
接続方法によるハードディスクの違いに関しての詳しい内容は、接続方法の違いで説明します。
 ハードディスクを使用する際、データの出し入れを効率よく行ったりデータの破損を防ぐ目的で、RAIDと言う機能を用いる場合があります。
この機能の有無はマザーボードや拡張ボードに依存しますが、内容がハードディスクに直接かかわりますのでハードディスクのRAIDの方式で説明します。