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 9月24日(水)晴れ後雨


 久し振りに押野山を登りました。すっかり秋色の風景、いろいろなどんぐりが落ちていました。

 くじら雲の近くで焚きつけの杉の葉を拾い、焚き火をつけて朝の会をしました。

 帰る前はお話の時間、石段にリュックサックを背負った子どもたちが集まりました。保育者が前に立つ
 前に年長の子どもたちが「おてぶしてぶし てぶしのなかに・・・・・」と小さい子たちの前で小石を
 手に歌っていました。
 Kちゃんが「今日、よださんの代わりにやってもいい?」と言いました。「いいよ、おつきさまって
 どんなあじ、やる?」と訊くと「やったー!」とKちゃん。この頃、取り組んでいた劇ごっこをみんな
 で楽しみました。


 9月22日(月)晴れ


 5月19日に田植えをし、6月、7月と田の草取りをした田んぼ、稲が実り、稲刈りの時期を迎えました。
 8時半、田んぼに集合。保護者だけでなく、運動会の振替日のため、卒園児も多く集まりました。
 年長児は鎌を持ち、稲を刈りました。自分が田植えをした通りを刈っていきます。刈った稲は一株ずつ
 ペアの年中、年少児へ渡します。年中、年少児は両手で稲を受け取り、大人に渡します。大人は10株程
 をひと束に3本程の藁で束ねます。
 作業を始めて40〜50分程すると、疲れが出てきた表情が見られました。子どもたちは水分を補給して
 は、また、続きに取り組みます。R君は休まず、刈り続けていました。R君とペアを組んだ年少のK君
 も休まず、R君の刈り取った稲を受け取り、大人に手渡しました。作業を始めて1時間を過ぎる頃、
 R君が稲を一通り刈り終えました。周りから拍手が起こりました。それに刺激され、他の年長児も奮起
 し、集中し始めました。そして次々に刈り終えました。

 10時になり「休もうか」と声をかけると、「もうすぐだから、やりたいな」とSちゃん、T君。
 「じゃあ、刈ってから休もうか」「うん」と鎌を動かしながら返事をしたSちゃん。そして、とうとう
 刈り終えました。T君は刈り終えると、稲を受け取ってくれた年少のA君の手をとり、握手しました。
 先日、ご近所からいただいた栗と昨年収穫したもち米で作ったおこわのおにぎりを食べて一休み。
 子どもたちがゆっくり休んでいる間に大人は早めに休憩を切り上げ、はぜ作りと稲を束ねることを進め
 ました。
 年長のKちゃん、Cちゃん、K君、M君も稲刈りを再開しました。そして、Kちゃん、Cちゃん、K君も
 刈り終えました。誰かが最後の一株を刈り終えるたびに田んぼ中から拍手が湧き起こりました。
 そして、最後の一株をM君が刈り取り、すべての稲が刈り取られました。M君は鎌と稲を両手に持って
 みんなに誇らしく見せてくれました。
 その後は子どもたちが稲運びをし、大人がはぜがけをしました。「かけてみたい」と大人の姿を見て
 いた子どもたちが言い、子どもたちも交代で稲をはぜにかけました。卒園児のIちゃんとFちゃんは
 「落ち穂拾いするね」と言ってくれました。
 そして、11:40すべての作業が終了しました。いつも、午後まで作業をしていたので、午前中に作業
 が終了したことに「早いね」と大人たち。チームくじら雲の力が発揮され5畝の田んぼの稲刈りが終了
 しました。はぜの日陰でお昼のお弁当を親子で食べました。
 食後、卒園児は田んぼでサッカー、幼児はカエル捕り、大人はおしゃべり、みんな、ほっとしてのんび
 り過ごしました。


 8月25日(月)曇り


 夏休み明け2週目、朝はここのところ連日取り組んでいる小豆の収穫をしました。
 縁側のござに干しておくと誰かがさやから小豆を出して笊に入れ、小豆の手触りを
 楽しんでいます。大人もおしゃべりしながら手を動かしてくれます。
 10時半頃、民生児童委員の皆さんが10名訪れました。子どもたちと手をつないで
 わらべうたあそびをしたり、折り紙をしたり、焚き火でトウモロコシを焼いて
 くれたり、すぐに仲良しになってくれました。


 8月22日(金)晴れ


 小豆と枝豆を収穫しました。
 収穫した小豆は縁側に茣蓙を敷き、その上で乾かしました。何か取り組んでいる
 ことが一段落すると縁側に来てさやから小豆を取り出すことを誰かどうか来てやっていました。
 枝豆はちょうど食べ頃、洗って、焚き火の鍋で茹でました。おうちへのおみやげにもしました。
 お昼に近づくにつれ、暑くなってきました。Nちゃんが打ち水をして涼しくしてくれました。


 7月9日(水)晴れ


 今週は七夕、プールと活動し、久し振りに山道を歩きました。
 夜から明け方まで雷と雨で気温、湿度共に高い状況でした。
 朝から強い日射しが照りつけ、夏らしさを感じました。
 歩き出して間もなく背中を何筋もの汗が流れるのを感じました。
 子どもたちも帽子をかぶっている頭から汗が顔をつたって流れていました。
 「暑い」という言葉も聞かれました。時々木陰で休みながら歩きました。

 水を飲もうとしたK君、いつも水筒のふたを回して開けられない時、
 仲良しのA君が開けてくれます。ところが、今日はK君は自分でふたを
 開けようとし、A君は開けてあげようとしてけんかが始まりました。
 ふたりのけんかを年長のK君、R君と小さな笹舟を作っていたKちゃんが
 見守りました。
 
 どちらも一歩も引かない状況の中で、R君がA君に言いました。
 「A君、今日だけ自分で開けさせてあげな」ところが、ふたりとも動きません。
 その後、A君がK君のところを叩きました。R君はA君の腕を抑えて
 「A君、痛いよ。そんなことしたら」「叩いたらだめだよ。A君」
 R君の声のトーンは穏やかで落ち着いていて、身動きしないA君でしたが、
 少しずつA君の心にしみていっているようでした。
 
 そんな時、そこにいた子どもたちはそれぞれ蚊に刺されてかゆくなりました。
 虫除けをスプレーするとそのにおいで「くさい」「いい匂い」と大騒ぎし、
 一瞬、緊張がほぐれました。当事者のA君とK君もけんかを忘れ、笑顔が見られました。
 R君は「止まっていると、蚊に刺される」と言って歩き始めました。
 歩きながら「けんかがほぐれた」と言いました。
 
 ところがふたりのけんかはまだ続いていました。年長のK君はふたりに
 「仲直りする?仲直りした方が後でいっぱいあそべるよ」「仲直りした方がいいよ」
 とふたりの目線の高さに自分の姿勢を低くして語りかけました。それでも年少のふたりは
 口を開きませんでした。そして、そのまま、歩き始めました。

 そして間もなく「さっきはごめんね」と小さな声でA君がK君に言いました。
 K君も「いいよ」と言いました。
 おやつを食べるバレイヤポストに到着する頃には仲直りしていたふたりでした。
 冷えたきゅうりを食べてまた山道を歩き始めました。

 山の尾根付近には昨日の雨で大きな水たまりができていました。
 年長児が作っていた家も壊れていました。今日は暑過ぎるので水たまりで魚釣りをし、
 家を直すのはもう少し涼しくなってからやることにしました。


 6月24日(火)晴れ


 山の麓からくじら雲まで歩きました。
 この頃、よくかたつむりを見つけながら歩く、子どもたち。年中のKちゃんは
 「かたつむり、見つけられない」とみんなの後ろの方で言いました。
 みんなの前の方にいた年長のR君の手にはいっぱいのかたつむり。
 R君はKちゃんの手にかたつむりをのせてくれました。
 年長のM君が毛虫を運んでいる蟻たちを見つけて観察していました。
 年中のAちゃんもしゃがんで一緒に観察していると年中のKちゃんも寄って来て
 「えいっえいっおーってやっている」と言いました。

 今日は比較的涼しかったので、ゆっくりゆっくり道を楽しみました。
 それでも、お昼に近づくにつれて暑くなってきました。「つかれたー」と
 子どもたち、木陰で水筒の水を飲んで一休みしました。
 尾根に着くと、年長のG君はこの頃続けてやっている家作りを始めました。
 他の子たちもみんな思い思いに過ごしました。年長のK君と年中のM君は
 のこぎりで落ちていた木の枝を何本も切りました。

 そうしている内にお昼の音楽が聞こえてきました。くじら雲に着くと、
 すぐにお昼のお弁当を食べました。木陰に茣蓙を敷いて食べました。
 年中のE君が帽子をかぶっていませんでした。
 「毛虫が落ちてくるかもしれないから、帽子かぶった方がいいよ」と声をかけました。
 続けて、年長のT君が「帽子、かぶった方がかっこいいよ」と声をかけました。
 年中のE君が帽子をかぶると、年長のR君が「E君、帽子、似合うね」と言いました。
 憧れの年長さんにそんなふうに声をかけられ、うれしそうなE君でした。
 
 帰る前、「じごくのそうべい」の絵本を関西出身のこどさんに読んでもらいました。
 こどさん、初めての読み聞かせでした。

 64日(水)晴れ


  ここ数日、夏のように暑い日が続いています。今週から夏時間となり、保育時間が

 8301330となりました。例年だとこの時期の夏時間はちょっと早い感じがしま

 すが、今年はちょうどいいくらいです。

 今日は夏時間になって初めて山の麓からくじら雲まで山道を歩きました。

 カラスノエンドウのさやにはぽんぽんに実が入っていました。柿の花が落ちていた

 ので、草の茎に通して飾りました。また、柔らかい竹やたけのこを手にし、麓から歩

 いて行きました。年少のKくんも長い柔らかい竹を引きずり、竹のトンネルを上って

 行きました。

  途中、蟻が大きな虫を運んでいると年長児が中心になってみんなで観察しました。

 濃い紫色になった桜の実が落ちているとみんな手を紫に染め、それに夢中になって歩

 みが止まりましたが、到着間近、桑ズミが色づき始めたのを知った子どもたちはそれ

 を楽しみに歩き始めました。10時半過ぎ、2時間かけて「くじら雲」に到着しました。

  朝の会の後、畑にキュウリや小豆の種を播きました。年少のAくんは「芽が出たら、
 食べる」と言って楽しみに種まきをしていました。