−3月−

−エレキ−
最近娘も興味を持ったということをきっかけに,一緒に楽器店に行き,初めて新品のエレキギターを買いました。以前中古をもらって,それにハードケースを自作して持っていたことがありましたが,それは人にあげていました。久し振りのエレキでホテル・カリフォルニアの耳コピに憧れていた頃を思い出しながらチャカチャカやったり,ダイアモンド・ヘッドのテケテケを娘が真似しているのを見るのは気分転換に最適です。


−ドラゴンボール式評価1−
教室の空気を和ませるために,ある日思いつきで一度だけ行った評価があります。一度だけしか行っていないということは,二度目は使えないということです。

−ドラゴンボール式評価2−
その評価は,国語の時間,音読に使いました。30名以上いるので,一人ひとりの音読の量は少なくて,ほとんど一文で交代していきます。列毎に前から読んでいきます。読んだ後一人ひとりに点数で評価していきます。

−ドラゴンボール式評価3−
1列目は最初から,3点,2点,3点,4点・・・と評価していきました。2列目も同じように点をつけていく中でよく読めた子がいて,その子には「すごい!5点!」と言いました。そして次の子もなかなかよく読めたので,6点!と言いました。次の子もよくて,8点でした。この辺りで雰囲気がざわついてきます。えっ?という感じです。

−ドラゴンボール式評価4−
次の列に移って,最初の子には「すごい!12点!」と言いました。そして,次は30点・・・と続けていきました。さすがに,この辺りまでくると,「先生,何点満点ですか?」という声が聞かれます。大袈裟に言うと,この「?」な感じを生み出すことで,いわゆるサプライズによる意識の覚醒をねらっています。

−ドラゴンボール式評価5−
ドラゴンボールの世界では,それまで悟空が必死で戦っていた相手を一撃の下に倒す人物が現れたかと思うと,それを更に上まわる敵がまた次々と登場してきます。今回の評価はその方式を採用した,無限に向上していく技能の可能性を示唆する評価でした。ただし,これは1回目は意外性があっても,2回目からは疑心暗鬼が生まれ,5点と言われても全く喜べなくなるので,一度きりしか使えない評価方法でもありました。

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