−6月−

−日記−
今年度は全校で毎日日記を書くことが決まりました。そこで,2冊を交互に見ることにし,放課後は毎日約40名近くの日記の返事を書いています。大変ですが,時にはこんな日記を
   「先生はま法使い」
 先生はま法使い。理由は,みんなを笑わせたりして,私なんかは,自然と笑いが出てしまう。
 クイズや,おもしろい話,こわい話,真剣な話,どれも全部おもしろい。
 だから,明日の話が楽しみだ。
書いてくれる子もいて,こちらが元気付けられることもあります。

−席替え1−
最近は毎月席替えをクジ引きで行ってきました。しかし,今年は人間関係に問題があり,それができない状態であることが段々分かってきました。以前は班作りということで,班長の立候補から始まり,その後班長会を開いて,各自の取り組み課題を設定し,メンバーの構成を考えていた時期もありました。しかし,最近はそういう時間を取ることもできない「忙しい毎日」になってしまいました。

−席替え2−
様々な事情から,席順に操作を加えなければならなくなったため,今までのクジ引きをやめて,こちらでしばらくは毎月作成することにしました。ただ40名近くを一から並び替えていくのは大変です。殆どは適当に変わっていけばいいので,エクセルの乱数表示を使って席に出席番号が表示されるよう設定しました。これでいくらでもランダムに席順が表示されます。その表示を基本にして,課題のある部分を修正して毎月掲示することにしました。

−漢字テスト1−
毎日5分間漢字テストをしています。短文10問を漢字ドリルのひらがなページを見ながら,漢字テストノートにします。プリントでテストをすると,後の処理が煩雑になるので,12行の国語ノート(本当は10行ノートがいいのですが,それがないので12行)の真ん中に横線を入れさせて,1頁で2回できるようにしています。この漢字テストの前に,ある指導をすることがあります。

−漢字テスト2−
漢字テストノートは真ん中に横線を入れて上下に分けて2回できるようにしていますが,まずは上だけを使っていきます。下も使うと見開きで4回のテストをすることになり,前回と同じテストをすると,答えが見えてしまうからです。毎日の漢字テストの場所は前日に宿題で練習している短文10問です。

−漢字テスト3−
宿題で漢字練習をさせていたら漢字を覚えるだろうというのは幻想です。それだけではほとんど覚えることはありません。実際にテストをしてみれば分かります。宿題で漢字練習を出す場合は,「その漢字を覚えているか試される」という状況設定がなければ効果がありません。

−漢字テスト4−
というわけで,毎日前日の宿題範囲をテストし,70点未満は当日か翌日に再テスト(昼休憩等にB4用紙を渡し,それに漢字練習をさせ,その量が一定以上になった子から)をすることにしています。この再テスト制度は途中から導入したものですが,これにより随分最初の点がよくなりました。これに,漢字テスト前のある指導を加えることで,更に点がよくなります。

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