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◇施術家になる前にしていたこと
私は、高校生の時から「早く社会に出て仕事をしたい」という思いを持っていました。というのも私は3人兄弟の真ん中で、姉は私立の高校、私立の大学、そして私も私立の高校に通っていました.。私には弟もいましたので、私が大学に行き、弟も高校、大学に行くとなると、それほど裕福ではない私の家にとって、私が大学に行くのは経済的にかなりきついだろうと、考えていたからです。
その当時は、将来どうしたいか?という明確な目標はありませんでしたが、とにかく仕事をして自分でお金を稼いで、少しでも自立をしたいと思っていたのです。
高校卒業後の就職先は、高校生の時からアルバイトをしていた建設会社の社長さんに「勿論、卒業後はウチに就職してくれるやろ?」とお声をかけて下さったので、喜んでその建設会社に就職いたしました。
会社に入ってから「始めは仕事を上手く出来なくてもいいから、とにかくがむしゃらに一生懸命やったらいい!」と会社の方々がおっしゃってくださる中、不器用ながら一生懸命に仕事をしたのを覚えています。
その当時は、会社の仕事量も多く、会社の経営も順調だったらしく、残業をする日が多かったのを覚えています。建設業の仕事は、季節によってとても忙しくなる時期があったりするのですが、忙しい時期には家に帰る暇がないくらい仕事をしていました。仕事が忙しいとストレスがたまりそうなのですが、私の勤めていた会社は人間関係がとても良く、皆で仲良く仕事を進められていましたので、仕事に関してはストレスをあまり感じなく出来ていたように思います。
私自身、20代の前半は、プライベートではかなり精神的に病んでいましたが、仕事をしているとそのことを忘れることが出来たので、一生懸命仕事をしている時もありました。
続きへ 施術家になることを決断したきっかけ
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