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2003年01月21日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day21

 今日はお買い物もなければ他にネタもないので、土曜日に触れ忘れた『ミュージックフェア21 70年代フォークソング名曲集第二夜』の話をしてみる。
 公録のとき、第一夜と第二夜のあいだには休憩があったのだが、実は個人的にここがいちばん楽しかった。三人が再登場するより前にミュージシャンたちが席に着いたのだが、音合わせのついでにアコースティックギター及びアレンジ監修を担当した石川鷹彦氏が、遊んでいたのである。
 この石川鷹彦氏、実は彼自身がフォークソング史の生き字引のような方である。最初期に結成された小室等氏らのグループ六文銭に参加し、その後登場した大物と呼ばれるフォークミュージシャンで彼と共演しなかった人物のほうが少ないぐらいの存在感を示した。『22歳の別れ』の印象的なイントロなどが彼のギターによるものなのだけど――休憩時間中、それを練習しやかったのである。さすがにこんな公録に参加するような客には少なからずそういう知識のある人がいたようで、そのイントロだけで反応したら悦に入ってしまってその後も名曲のいいところだけ演奏していきなり止める、というのを繰り返したのだった。
 本編、曲と曲のあいだのトークは……さすがに記憶が薄れかかっているが、放送でカットされていた箇所としては、出演者三人の楽曲をメドレーで歌ったあとの話がある。放送版でもちょこっと片鱗が残っているが、さだ・南両氏の曲は『精霊流し』『神田川』としっとりとした、曲調も似通ったものだったのに対して、谷村氏は『冬の稲妻』という曲調も勢いも違うもの。「だってこんな曲ばっかりだったから」と必死に言い訳していたが、さすがに放送では短く刻まれていた。
 番組最後の司会者とのトークでは、まだ先週の『季節の中で』におけるさだまさし氏の弾けっぷりが尾を引いて、恵俊彰氏がそれを間違った形で引用して、という一幕があった。面白いけど絶対に使われないだろうな(長くなるから)、と思っていたら案の定。そのあと、『ミュージックフェア21』となってから恒例の写真撮影で観客も一緒に手のサインを、という場面では私もちゃんとやっていたのだけど、端っこの方にいたため画面では確認できませんでした。それでいいんだ、それで。
 余談。鑑賞中、何かに使えるかとひととおり曲順をメモに取っていた。結局放送順通りだったので無理にチェックする必要はなかったのだけど、そのとき谷村新司『冬の稲妻』を誤って『青い稲妻』と書きそうになった――だってさあ、演出で青い照明なんか使うからさあ……。

 昨日購入のフレデリック・ボワレ高浜 寛『まり子パラード』(Ohta Comics/太田出版) [bk1amazon]のbk1IDが発行されたので登録。話は単純ですがタッチと空気が秀逸。
 ついでに捜してみたら、12月11日に購入した(!)川原 泉『小人たちが騒ぐので』  [bk1amazon]同20日に購入した野間美由紀『パズルゲーム☆はいすくーる(7)』 [bk1amazon]および、坂田靖子『ライラ・ペンション/ノーベル・マンション』(以上3冊、白泉社文庫/白泉社) [bk1amazon]の分も発見したので登録。どうして漫画文庫はこんなにブランクが出来るのだっ?!

 たぶんこんなところ見ていないとは思うがいちおう、祝マスターアップ。……いかん、次の週末予約しに行かないと。


2003年01月22日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day22

 脳味噌沸騰寸前のため簡単に済ませます。

 本日のお買い物
1,あさりよしとお『るくるく(1)』(アフタヌーンKC/講談社) [bk1amazon]
 だけ。ひとりきりの肉親である父親がいきなり殺されて代わりに悪魔のおさんどんを受けることになってしまった男の子の話。カールビンソンはどうした、と追求したいところだがなんかこのヒロインにかかるとこれでもいーか、という気にさせられます。反則気味だ。

『超怖い話』、『異形コレクション』などでお馴染みの平山夢明氏がホームページを開設したということなので、リンクに追加。いまのところ日記と仕事一覧しかありませんが既に何か漂ってます。

 裏の話なので表だってリンクは出来ませんが、おめでとうございます。ひっくり返らないことをお祈りしております。しかし……そこはちょっと予想してなかったな……。


2003年01月23日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day23

 気づいたときに執筆枚数を見ると常にその前の記録から10行だけ増えている不思議。

 お味噌は更に沸騰気味で昨日ばたばたとネタを出してしまったため余計に書くことがなくなってしまいました。今月中たぶんずっとこんな感じです。

 本日のお買い物
1,和田慎二『神恭一郎事件簿(1) 愛と死の砂時計』(MFコミックスフラッパーシリーズ/メディアファクトリー) [bk1amazon]
2, 同 ・原作/島崎 譲・漫画『リオン(2)』(マガジンZKC/講談社) [bk1amazon]
3,『月姫 コミックアンソロジー VOL.5』 [bk1amazon]
4,『こみっくパーティー コミックアンソロジーVol.13』(3と4、DNAメディアコミックス/スタジオDNA) [bk1amazon]

 1は『スケバン刑事』などに脇役として登場する神恭一郎の事件簿をまとめたもの……と言っても表題作一本だけ。以後、神恭一郎が登場する作品を表題作に掲げて、単発作品を併載した単行本を三冊刊行するらしい。……や、いいけど。
 2は復讐劇、のはずだったんだけどまだ地底の収容所の話が続いてます。どうやって復讐劇に発展するんだろう。
 3と4については省略。


2003年01月24日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day24

 もうあと一踏ん張りー。今夜までにひと段落ついたら明日は自分へのご褒美として、感想の要らない映画を観に行くつもり。……本当にひと段落つくのか若干微妙なんだが。ああ俊雄くんに会いたい。

 本日のお買い物
1,山田風太郎『伊賀忍法帖』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]
2,ばらスィー『苺ましまろ Volume1』 [bk1amazon]
3,ひな。『デ・ジ・キャラット劇場 ぴよこにおまかせっ!(2)』(電撃コミックス/メディアワークス) [bk1amazon]
4,『月姫(2) ハートフル4コマ』(アンソロジーGAMEコミックス/Twin Heart Comics/MISSY★COMICS/宙出版) [bk1amazon]

『ボルヘスとわたし』などそもそも目につく書店に行っていないのです。
 1は映画『魔界転生』公開記念の復刻三冊目。
 2は……絵柄にふらふらと誘われてしまいました。ポストカード封入。投げ込みチラシにそのポストカードがプレゼントのひとつに挙がっているのがどーにも奇妙な光景だ。3はきっかり1年振りの最終巻。
 4は昨年夏以来の2巻。直接関係ないが「二度と巻頭にポップアップつけないでください」と懇願しておこう。ほんとに読みづらいんです。

 テレビ放映版も赤い、のか?!

 ……やっぱり赤かった。そしてCMがべらぼうに多かった。八時台を潰してまで放映した意地もあるのだろうが、あそこまでぶつ切りにされると興醒めになる。CMを入れるタイミングも若干おかしい。次があるなら、いっそ割り切って七時台から放映しCMもなるべくまとめて欲しいもんです。
 DVD持ってるのにどうしてわざわざテレビで観るんだ、とは自分でも思うけど。


2003年01月25日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day25

 午前3時10分、初稿完成。日中にもう一度見直してからお送りすることにする。きつかった……色んな意味で……。
 あとは月末まで、もう一本に集中。ふにゃー。

 で、そんなわけで昨日書いたとおり、感想の要らない映画を観に行くことにした。起床後ひととおり仕上げを行ったあと、電車利用で新宿まで向かい、本日テアトル新宿での公開初日を迎える『呪怨』を鑑賞――
 できなかった。初回舞台挨拶つきの上映は、私が到着した時点で札止めになっていた。
 まあ、本編は中身を知っているし前売鑑賞券も(試写会を観たくせに何故か)持っているのだから、観ることはいつだって出来る。しかし折角新宿まで出てきたので、久し振りに武蔵野館を訪れて時間的に都合のいいものを鑑賞する。
 結局感想の要るものを観ることになってしまった。『危険な情事』でセンセーションを巻き起こしたエイドリアン・ライン監督の最新作運命の女』(20世紀フォックス・配給)感想はこちらから
 ついでに予告編が非常に面白そうだった、というか私にとって絶対に外れのなさそうな代物があったので前売り券を購入し、紀伊国屋書店でさくさくと買い物をしてから帰宅。

 本日のお買い物
1,貫井徳郎『プリズム』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
2,エリック・ガルシア/酒井昭伸・訳『鉤爪プレイバック』(Villagebooks/ソニー・マガジンズ) [bk1amazon]
3,ジェフリー・ディーヴァー/藤田香澄・訳『ブラディ・リバー・ブルース』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]

 ……いまいち面白みがないなあ。ようやく『ボルヘスとわたし』を目の当たりにしましたが、結局平台に戻してしまいました。このチキンが。
 1は『慟哭』の売り上げが全国的に伸びていることを受けて、文庫化が前倒しになったという新刊。貫井版『毒入りチョコレート事件』として好評を博し、その後西澤保彦氏が触発されて『夏の夜会』を執筆した、というエピソードもある。ハードカバーも持っているのだが色々あって購入。
 2は発売当時ひっそりとごく一部で話題となり、昨年末の各種ランキングに採り上げられて一躍ブレイクした恐竜ハードボイルドシリーズの第2作。ただし時間は1作目より遡っている。だからプレイバックか。チャンドラーに倣ったタイトルは結構早々と尽きるはずだが今後どうするんだろう。余計な心配です。
 3はディーヴァーが現在の作風を確立する以前に手掛け、最近になって最新第3作『ヘルズ・キッチン』を発表したことを契機に三ヶ月連続で邦訳されることとなった、その2冊目にして第2作。誰か逆順にした理由を説明してください。先月の『ヘルズ・キッチン』同様、三名の書き手による解説が付されているが、個人的にエピグラムにジャン・リュック・ゴダールの言葉を引いているのが嬉しかったり。

 明日は渡世の義理により久々に二日連続の映画鑑賞に出向く予定……本当はだから今日は感想なしの映画を観るつもりだったんだけど良しとしよう。出来は悪くなかったし。
 ついでに今日出来なかった分の買い物や用足しも済ませるつもりだが、ひとつは某氏の日記で売り切れと判明して手間が省けてしまった。……でも未練があるなあ。


2003年01月26日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day26

 先週に引き続き松本楽志を道連れに鑑賞するは、『CUBE』でその名を知らしめた異才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の新作カンパニー・マン』(GAGA-HUMAX・配給)感想はこちらから。今年に入った映画の中ではいちばんシンプルに「面白かった」と断言できる。お薦め。っても、来週には規模が縮小されるみたいなんだが。いっそ腰を据えられるミニシアターでかけた方が良かったような気さえする。
 食事をしてから楽志さんと別れ、秋葉原に立ち寄って買い物と予約を済ませ、帰宅。昨晩は風邪薬のせいで集中できず作業の進捗がいまいちだったので、これをアップしたら集中します。下記1を観ながら。……無理だ。

 本日のお買い物
1,『呪怨 ビデオオリジナル版』 [amazon]
2,『呪怨2 ビデオオリジナル版』(以上、東映ビデオPioneer LDC) [amazon]
3,『あずまんが大王 3年生[初回版]』(STAR CHILDKING RECORDS/以上、DVD Video) [amazon]

 あああ、やっと買いに行けた。
 1と2は昨日からリニューアル劇場版が公開された『呪怨』の原典であるVシネマ版。劇場公開に合わせて漸くDVD化されたものである。ひとまず1の方をさわりだけ鑑賞する……………………こわ。音が異様に少ないのが特にこわ。1はBGVにするとしても、2はあとの楽しみに取っておこう……というか、家にひとりだけの状態で観たら、多分いたたまれない。
 3はそこそこ好評だったアニメ版『あずまんが大王』大団円。附録はちよ父キーホルダー……心なしか、いちばん微妙な特典。

 ……さ、続き続きだ。なお、正解が5でないという保証はしません


2003年01月27日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day27

 結局作業しながら半ば意地で観てしまった、呪怨 ビデオオリジナル版』 [amazon]
 ……いいねえ。役者の演技や台詞回し、演出いずれも映画の方が遥かに熟達しているのだが、虚心に恐怖を追求した製作者の熱気のようなものが感じられる。映画でも再現されたある場面などは、ひとり、自宅で鑑賞した所為もあるのだろうけど、このビデオ版の方が格段に恐ろしい。発禁寸前に、という宣伝文句には首を傾げざるを得ないけれど、評価の高さも頷ける出来である。
 で夜が明けて、特にすることのない職場で別作業を進めつつ呪怨2 ビデオオリジナル版』(以上、東映ビデオPioneer LDC) [amazon]も鑑賞してしまう。こちらもいい……んだけど、前作の反復がちょっと長すぎ、折角の異様な余韻を打ち消してしまった印象があって勿体ない。こと、清水監督が携わった別の作品でも用いられていたあるモチーフは、正直『呪怨』の作品世界では少々滑稽で、浮いて見えてしまった。
 劇場版『呪怨』は既に続編の年内制作・公開も決まっている模様で、ビデオ版と比較しても清水監督の演出技術が向上しているのは明白だった分、期待が高まる。てか、早いところ劇場版をもう一度観てこないと。思い返すと劇場版は『新耳袋』シリーズから随分と影響を受けた内容になってたんだなー。
 ……しかし、ハリウッドによるリメイク版、には正直不安が付きまとう。『リング』に似てしかし非なる、ひたすらに拡散していく静かな恐怖が、果たしてハリウッドの方法論で描けるかどうか。どうせ観るんですけどね、私は。

 本日のお買い物
1,雫井脩介『火の粉』(幻冬舎) [bk1amazon]
 のみ。今回のホラーサスペンス大賞関連作は何故かいまいち興味が湧かなかったので、行き付けの書店の店長に「こっちの方が話題になってるっぽい」と言われて思わず唯々諾々と購入してしまった。自白した被告人、彼に無罪判決を下した元裁判官、あまりに人のいい隣人、殺人鬼、有罪か無罪か、などといった帯のフレーズが好みだったので、前々から気にしてはいたので特に問題はない。
 が、自宅に戻ってから奥付を参照して驚く。発売三日目で3刷。どういう状況だか想像もつかん。

 カレーのリゾットとか何とかのCMが鬱陶しくて仕方ない。洒落ているつもりの画面にただただ騒々しいだけのナレーションが被っていて、なんか宣伝している品物自体が不味そうに見える。しかも5分程度のあいだに3回も4回も繰り返されることがある。商品の発想自体は悪くないと思うんだけど、……絶対買わないよ、こんな宣伝じゃ。

 ラストスパート。

 以下、追加更新。
『特命リサーチ200X』が『II』になる以前から、大袈裟かつ深刻な『伊藤家の食卓』あるいは『発掘あるある大事典』に変貌していることは解っていたが、開始数ヶ月も経たない『危機一髪! SOS』が同じ様相を呈してきたのには流石に呆れる。この番組は随分前にも「ナレーションの日本語がおかしい」と(番組名は伏せつつ)書いた記憶があるが、本日ちょこっと見た範囲でのナレーションの台詞。細かいところは間違っているが大概こんな感じ。
「冷え性の人が足を温めるために足湯をして就寝する。この時点であなたはDEADとなる」
 ……へー、死ぬんだ。へぇぇぇぇ。冷え性のみなさん、命に関わるらしいので足湯に浸かったり靴下を穿いて寝るのは避けましょう。
 この番組の製作者は果たして「TPO」という言葉を知っているのだろうか。知ってても本気で理解しようとはしてないだろうけど。
 ちなみに正しい対処法は、化繊以外の毛糸のパンツを穿くなどして腰を温めること、となっていた。だが、VTRにおける説明で専門家が「女性は」と前置きしたことを番組はちゃんとフォローしていたかどうか記憶にない。冷え性は女性に多い、というのが一般の認識かも知れないが男性にだって沢山いるだろうに、何故VTRでは言及していないのか。対処法の是非はさておき、この番組は姿勢が根本的におかしい。

 正式決定おめでとうございますー>某氏 今度は(以下略)

 話題の『猟奇的な彼女』は必ず観に行きます。鑑賞希望一覧にないのは、単に更新するとき忘れがちだっただけなのです。結構前から情報掴んでたんだぞー。


2003年01月28日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day28

 佳境につき非常に簡単に。でも何故か読書感想つき。いや、残り僅かだったもので。
 読み終えたのはローレンス・ブロック/田口俊樹・訳『一ドル銀貨の遺言』(二見文庫/二見書房) [bk1amazon]感想はこちらから

『3年B組金八先生2』再放送最高潮。それにしても古い。「ハクい」なんてテレビで最後に聞いたのはいつだろう。ゴーゴーを見て「かっこいい」と言う中学生とゆー代物に、一瞬理解が追いつかなかった。
 多分明日あたりに『世情』が来ます。

 ダイヤル部分が外れただけなので簡単に済むだろう、と気楽に修理に出したデジカメがどーやら最長1ヶ月半戻らない可能性があると知って愕然とする。先に言ってぇぇ

 本日のお買い物
1,嬉野秋彦『チキチキのわ〜る烈風伝!!(3) フォクシーステップ』(ファミ通文庫) [bk1amazon]
2,『痕〜きずあと〜 アンソロジーコミック』(Magi-Cu Comics/1と2、enterbrain) [bk1amazon]

 注目は2。篠房六郎の作品が収録されてます。『空談師』ではなく『家政婦が黙殺』のノリで。思わず快哉を挙げてしまった。

猟奇的な彼女』を載せていなかったことを気づかれてしまったため、ラストスパート中にも拘わらず鑑賞希望一覧にだだだだっと追加してみる。こんなことやってるから日記書く時間が減るんだって。意外と手間かかったので、お暇な方はチェックしてみてやってください。ミステリ系読者にとっての注目は『ビロウ』と『スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする』あたりだと睨んでいるがいかがか。

 ……今回は投票できたらいいなあ。


2003年01月29日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day29

 以下同文。あと二日ぐらいです。月が明けたら、切れます。

『3年B組金八先生2』、やっぱり今日、中島みゆき『世情』が使われたあの伝説の場面が放映されました。前後の経緯はところどころ不自然だし(いくら当時でも報道でいきなり「暴力生徒」とは言うまい)、扱われているテーマの古さは否めないが、逮捕とその前後の描写の迫力は折り紙付き。
 このエピソードは更にもう一回引っ張られる模様です。たぶん明日言うのでしょう、物真似で多用されるあの台詞を。

 本日のお買い物
1,『モエかん ファーストファンブック』(RASPBERRY BOOKS/SOFTBANK) [bk1amazon]
2,ロバート・ゴダード『石に刻まれた時間』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
3,平山夢明・編著『「超」怖い話A』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]
4,柴田よしき『貴船菊の白』(新潮文庫/新潮社) [bk1amazon]

 1と2はbk1での購入。探しに行く時間が今週末までなさそうだったので。ついでにこんなのも頼んでみました。
 1は31日に発売するケロQさんの最新作『モエかん』に先駆けて昨年末に刊行されたファンブック。附録のCD-ROMには書き下ろしドラマにOPムービーと楽曲数点、ヴォイスアクセサリーを収録。もっと早くに買うつもりがなんだかんだでこんな時期までずれこんでしまいました。……でも、購入するときまでCD-ROMに手をつける余裕はないです。
 2はゴダードの最新作、じゃなくて最新刊(原書は『今ふたたびの海』より前)。ミステリというよりゴシック・ホラーを思わせる粗筋だがはてさて。
 かつて勁文社から刊行されていた、伝説の怪談本シリーズが新たな版元に移って復活、その第一巻が3。名義もデルモンテ平山から夢明名義に変更されている。ハルキ文庫から刊行された『怖い本』のような再編集ではなく、あくまで新作とのことなので楽しみ。『新耳袋』シリーズの愛読者としては気になることが幾つかあるのだが、ま、大した問題ではない。
 4は実業之日本社から発売されていた短篇集の文庫化。中山千夏氏が解説、というのがちょっと凄い。


2003年01月30日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day30

 ふ。
 ふふ。
 ふふふふふ。

 読み始めたら思わず止まらなくなってしまい、最近にしては早々と大石 圭『呪怨』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。なんか、早いところ劇場版を見直さないといけないような気がしてきた。

 本日のお買い物
1,監修・堤 幸彦/原作・蒔田光治/漫画・西川 淳『TRICK2 THE COMIC』 [bk1amazon]
2,奥田ひとし『新・天地無用! 魎皇鬼(4)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./1と2、角川書店) [bk1amazon]
3,花見沢Q太郎『ももいろさんご(4)』(以上、ヤングキングコミックス/少年画報社) [bk1amazon]

 1は人気ドラマ(って、最初の放映時はこんなこと書けなかったよな、確か……)の漫画化第二巻――というより、ドラマ第二シリーズの漫画化、といった方が正解のようだ。収録されているのはドラマの第1話と第5話のみ。
 2は製作決定したという第三期の詳細が未だに聞こえてこないOVAが気になるアレの漫画版通算16巻め。こういう1話完結型のエピソードが多い方が個人的には嬉しい。
 3は2色での連載になってから初めての単行本。モノクロだった頃の未収録作品が構成上の都合で巻末に押し流されているのがなんだか哀しい。

 今月24日に購入した山田風太郎『伊賀忍法帖』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]25日に購入したジェフリー・ディーヴァー/藤田香澄・訳『ブラディ・リバー・ブルース』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]昨日購入した平山夢明・編著『「超」怖い話A』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]のbk1IDを捕捉したのでそれぞれ記載。フォローが地味に大変。

 ――あ、上の三行は気にしないでください。


2003年01月31日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030121~.htm#Day31

 無事大きな山を乗り越えました。一・二週間はモラトリアム期間……だが、そのあいだにも次の作業にかからないといけません。
 だが、もっと問題なのは、昨年末に着手しきれず年明け以降に片づけようと思っていた机周りが未だに乱雑なままだということと、日常作業の中では最も手間のかかるひとつになってしまったカバーかけがまたしても十冊以上貯まってしまったこと。週末は映画鑑賞とこうした残務整理で手一杯のようです。
 それにしても、昨年末三ヶ月分よりも今月いっぱいの作業量の方がはるかに多かったのはこれ如何に。

 本日のお買い物
1,『モエかん [初回版]』(ケロQ/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁) [amazon]
2,『ズーランダー』(Paramount Home Entertainment Japan/DVD Video) [amazon]
3,スティーヴン・キング/白石 朗・訳『ドリームキャッチャー(1)』 [bk1amazon]
4, 同 『 同 (2)』(3と4、新潮文庫/新潮社) [bk1amazon]
5,芦辺 拓(原作)・宗 美智子(作画)『赤死病の館の殺人 -森江春策の事件簿-』(SUSPERIA MYSTERY COMICS/秋田書店) [bk1amazon]
6,坂田靖子『デル・カント・バジェット』(stencil comics/ENIX) [bk1amazon]

 今年初めて購入した1は、ケロQ久々の完全新作。パッケージ裏の作品紹介は一種「罠」に見えます。なお、日を同じくして発売された某話題作は、店頭で数秒迷ったあと見送り。色々と理由はあるが、決め手はヴォイスもないのにスペックがうちのPCにとってギリギリの水準だったことだったりする。未だに迷っていたりもするのだが、そう簡単に品薄となることはなさそうなので、もーちょっと悩みます。
 2は、私が昨年鑑賞したコメディ(そんな多くはなかったはずだが)のなかで最も思い入れの深い傑作。24日発売だということをすっっっきり失念していたので、1を購入しに出たついでに拾ってきた。もう一度鑑賞したかったからとか、手許に残しておきたかったというのもさることながら、実はいちばんの目的は、あちこちに登場しているという有名人を確認すること。クリスチャン・スレイターとかキューバ・グッディングJr.とか、実は非常に素敵な役どころだったデヴィッド・ボウイあたりはともかく、ヴィクトリア・ベッカムなんて言われなきゃ気づくはずもない。ちなみに、劇場公開時の感想はこちら
 3と4はGWに映画版の日本公開が既に決定しているキングの新作。宇宙人テーマのホラー、というあおりと粗筋だが、はてさて。全四巻で、残りは来月発売。
 5は最近ミステリの漫画化を熱心に行っているサスペリアより、宗美智子氏が手掛けた芦辺さん原作による作品ばかり集めた単行本。表題作ほか、『深津警部の不吉な赴任』、『密室の鬼』、『殺人喜劇の不思議町』の三本を収録。
 6はデビュー以来異様なバイタリティを保ち続ける坂田靖子がENIXから初めて出した単行本。四話構成の表題作ほか、日本を舞台にした時代コメディ四本を収録の短篇集。多分いつも通りだと思いつつ、新しい舞台での新作として楽しみにしていたのだけど、行き付けの書店では入荷されず遠出のついでに探し出しました。

 午前中、はやばやと仕事を片づけたあとさっさと秋葉原に直行して1と2を仕入れたのだが、終業後なんとなく様子を見たくなったので秋葉原を再訪してみた。……特にこともなし。毎週末こんなもんだし、寧ろゆとりがあるくらいではなかったか。
 まず書泉ブックタワーに立ち寄り、新刊のチェック……が、普段ならば無条件で購入している作家の新作が目白押しで眩暈がしてきたので、頭を冷やすために6のみ購入して脱出。今回の鯨統一郎さんの新刊は特に気になるんだが。『神田川』の見立てって。
 ついでに1の発売記念イベントが行われている場所を確かめようと、おおまかな記憶を頼りに彷徨いてみる。目印となっていた店舗が見つからなかったためだいぶ苦労したが、最終的にどこにあるのかは理解したので撤収……様子見のために店頭まで行ってみようかと思ったのだが、そういうことが気楽に出来る立地ではなかったので断念した。久々に某氏にお会いできる機会だったんだから、予約チケットぐらい面倒臭がらずに買いに来てれば良かったわ。

『陰摩羅鬼の疵』どうやら春のうちにも発売するみたいです。……半分諦めてました。

 更新後はとりあえず『モエかん』に没頭してみるつもりで。あ、既に申込は済ませました。


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