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2003年02月11日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day11

 建国記念日。それはさておき、とうとう始めてみる『SNOW』プレイ日記初日分はこちらを参照のこと

 ゴールデン・ラズベリー賞のノミネートが発表されました。偏ってるなあ毎度毎度。……それはさておき、ラズベリー賞のノミネートがあったということは、今日中にアカデミー賞の候補が発表されるということでもある。さてどう転ぶやら。
 言及ついでに鑑賞希望一覧を徹底更新。今回から解っている・想像のつく範囲でおおまかなジャンルも記入してみることにしてみた。最近ホラー風味の作品が多い。

 昨日購入の柴田よしき『観覧車』(祥伝社) [bk1amazon]のbk1IDを確認したので追加。なんで、同時期発売なのに発行時期がずれる場合が多いんだろうbk1って。

『モエかん』プレイ日記、追補。詳細はリンク先参照のこと。


2003年02月12日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day12

 普段ならまだ前日の分に入れてしまう時間帯(AM2:30)だが、敢えて日付を変更して更新。第75回アカデミー賞主要部門ノミネート一覧である。邦題は私が把握していたもののみ記述してあります。あと、カタカナ表記は一部いー加減なので信用しないでください。
作品部門
『シカゴ』
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
『めぐりあう時間たち』
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』
『Towers』
『戦場のピアニスト』
監督部門
ロッド・マーシャル    (『シカゴ』)
マーティン・スコセッシ  (『ギャング・オブ・ニューヨーク』)
ステファン・ダルドリー  (『めぐりあう時間たち』)
ロマン・ポランスキー   (『戦場のピアニスト』)
ペドロ・アルモドヴァル  (『トーク・トゥ・ハー』)
主演男優賞部門
エイドリアン・ブロディ (『戦場のピアニスト』)
ニコラス・ケイジ    (『アダプテーション』)
マイケル・ケイン    (『The Quiet American』)
ダニエル・デイ・ルイス (『ギャング・オブ・ニューヨーク』)
ジャック・ニコルソン  (『アバウト・シュミット』)
助演男優賞部門
クリス・クーパー      (『アダプテーション』)
エド・ハリス        (『めぐりあう時間たち』)
ポール・ニューマン     (『ロード・トゥ・パーディション』)
ジョン・C・ライリー    (『シカゴ』)
クリストファー・ウォーケン (『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』)
主演女優賞部門
セルマ・ヘイク    (『フリーダ』)
ニコール・キッドマン (『めぐりあう時間たち』)
ダイアン・レイン   (『運命の女』)
ジュリアン・ムーア  (『Far From Heaven』)
レニー・ゼルウィガー (『シカゴ』)
助演女優賞部門
キャシー・ベイツ       (『アバウト・シュミット』)
ジュリアン・ムーア      (『めぐりあう時間たち』)
クイーン・ラティファ     (『シカゴ』)
メリル・ストリープ      (『アダプテーション』)
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ (『シカゴ』)
アニメーション作品部門
『アイス・エイジ』
『リロ&スティッチ』
『Spilit : Stallion of the Cimarron』
『千と千尋の神隠し』
『Treasure Planet』
脚色部門
『アバウト・ア・ボーイ』
『アダプテーション』
『シカゴ』
『めぐりあう時間たち』
『戦場のピアニスト』
オリジナル脚本部門
『Far From Heaven』
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』
『トーク・トゥ・ハー』
……もう一本判読不能。
 ぜーはーぜーはー。
 ちなみに『シカゴ』がのべ13部門(助演女優部門でふたりノミネートされているので実質12部門)、『ギャング・オブ・ニューヨーク』が10部門、『めぐりあう時間たち』(この邦題ちょっと厭)が9部門、『戦場のピアニスト』が7部門――と際立っているのはそのくらい。大穴で食らいついてくるか、と思っていた『アダプテーション』は4部門止まり――と言っても脚色に主演助演男優に助演女優と全部主要部門なのである意味効率がいい<おい 個人的に愛すべき悪人顔クリストファー・ウォーケンに助演男優賞を取っていただきたいところ。ミステリファンとしては、ニコラス・ブレイクの息子という側面もあるダニエル・デイ・ルイスが取ってくれると楽しいんだが。
 大方の予想通り、『千と千尋の神隠し』は無事候補に挙がりました。しつこいようだが作品の出来はさておき取っておいてほしい。

『SNOW』日記・2日目。詳細はリンク先を参照のこと。

 仕事の予定表を関係各社に送信するときに、先方のシステム状態を確認もせずにエクセル形式で送ってくる、というのも謎だが、「こちらのパソコンでは扱っていない(デザイン・製版に特化した構成のため)ので、テキスト形式で送ってください」と返信したら、拡張子「.pcx」で送り返してくる、というのはいったいどういう了見なのだろう。テキスト、って書いただろうテキストって。なんで必要な箇所だけ写真データにして送ってくるんだ。そらエクセルだろうと写真だろうと、個人で使っているパソコンのほうならいくらだって確認は出来るんだが、そもそも仕事のスケジュールごときに送り先で対応しているか不確実なデータ形式をどうして使おうとするのだテキストで充分だろうテキストでそれともエクセルからテキストに複写できることすら知らないのかあなたわああもう。慄然とするわ。

 本日のお買い物、は定期講読のみのため特記するものなし。


2003年02月13日(モク)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day13

 こないだ「カレン・モク」って入力したからねえ。直せよ俺。

『SNOW』日記・3日目。詳細はリンク先を参照のこと。

 在庫整理が止まりません。佳境に突入しました。既にアルファベットでは事足りず、改めて001からナンバリングしてます。三桁もつけたのは心配性故です。三桁も箱が出来たら流石に床が抜けるか本の山に潰されて圧死しているだろうけど。
 で、未調査の箱も残り少なくなってきたのだが……依然どこにあるのか解らない本が無数に。つい最近の『奇偶』も行方知れずになっている。ごく最近箱に入れたことを思えば、わりと上の層にある箱が一つ二つ未調査になっている、と考えられるのだが……。
 近頃、無駄に腕力がついた気がします。

 本日のお買い物
1,北川歩実『虚ろな感覚』(実業之日本社) [bk1amazon]
2,泡坂妻夫『鬼子母像』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]
3,恩田 陸『象と耳鳴り』(祥伝社文庫/祥伝社) [bk1amazon]

 1は混迷に陥った感覚をテーマとした短篇を集めた作品集。装幀やアオリ文句を眺めていると長篇のように思えたのだが、各章の初出を見るとてんでばらばらでちょっと吃驚した。
 2は官能と怪奇を描きながらそれぞれに仕掛けを組み入れた作品集。泡坂氏はどんな作風でも安定しているのが特徴だが、個人的にはこういうスタイルがいちばん好きなのです。
 3は親本が発売された4年前に話題となった、著者には珍しい真っ向勝負の本格ミステリ連作。例によって西澤保彦さんの力の入った解説あり。
 ……あ、全部短篇集だった。
 10日購入の柄刀 一『天才・龍之介がゆく! 十字架クロスワードの殺人』(NON NOVELS/祥伝社) [bk1amazon]のbk1IDを発見したので、当日の日記に補足。

『SNOW』日記進行中ながら、急遽ほったらかしのゲーム二本ほどに手をつける必要が出てきた模様。ああ、某企画への応募に暗雲がたちこめるっ。


2003年02月14日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day14

『SNOW』日記・4日目。詳細はリンク先を参照のこと。

 至急の仕事が入り、あんまり遊んでもいられない情勢となったため、『SNOW』日記は二・三日中断か停滞する可能性があることを御了承下さい。しかも一日経ったら分量が増えていた。いやいーんですけど。
 ということを午前中に書いたら、帰宅後には更にすることが増えていた。……ちまちまと、騙し騙し続けます。ある意味長引きますが勘弁してください。

 といいつつ尚も在庫調査してたりして。山口雅也『奇偶』をはじめとする何冊かは、単純にチェック漏れだったと判明して胸を撫で下ろす、が。
 やっぱり、どう考えても、二箱ほど行方が知れない。
 ちょうど二・三年前に箱詰めしたと思しいものが所在を確認できない。色々と検討した結果、一時期ナンバーだけつけて中身をチェックすることなく移動させた箱が幾つかあり、それがのちほど作った箱と同じナンバーになってしまったため、チェック対象から外されていた、というのが真相らしいと推測できた。
 ……つまり。
 屋根裏のあちこちに点在する箱をいったんナンバー順に並べ直して、重複したものの中身を再調査、しないといけない、らしい。
 体の鈍る暇がありません。

 本日のお買い物
1,阿刀田 高・編『ショートショートの広場 14』 [bk1amazon]
2,乾くるみ『塔の断章』(1と2、講談社文庫) [bk1amazon]
3,『IN☆POCKET 2003年2月号』(1〜3、講談社) [amazon]

 1は星新一氏から選者を継承して早くも五冊目となったショートショート公募作品集。毎回読む前にひととおり書き手の名前を眺めて、知った人物がないか捜してしまうのだが、今回は「村瀬継弥」の名を発見。早速それだけ読んで、選評を眺めると……アマチュアの作としてわるくない、と書かれてるんですが、……別人?
 2は作者自らの解説を付しての文庫化。何故第2作をすっ飛ばしたのでしょう。いいけど。
 3は『暗黒館の殺人』を連載の体裁で揃えることが目的で買い続けているものだが、本巻には島田荘司氏の手による力の入った「鮎川先生を偲ぶ会」の記録が掲載されているのが見所。三ページ目に収録された写真は綾辻行人氏が『時計館の殺人』を執筆する契機となった洋館で(島田氏はおそらく、と書いているが多分間違いありません)、その前に錚々たるメンバーが並んで写ってます。


2003年02月15日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day15

 昨晩は結局『SNOW』に手をつけられませんでした。別に仕事だけしてたわけじゃないんだが。

 それでも週一の映画鑑賞だけは止めない私。先日ある方から池袋シネマサンシャインの招待券を頂戴したので、消化するためにわざわざ池袋へ。
 昨晩のうちにちゃんと地図を確認したはずなのだが、何故か劇場が発見できない。交番の前にある地図で再度確認してみたところ、参照した地図はどうやら池袋駅の構内を広く取っていたようで、一ブロックほど歩いていた場所がずれていた。半ば駆け足で劇場に向かい、チケットを切ってもらった次の瞬間にチャイムが鳴り始めた。
 六つのスクリーンにかかっているなかで、招待券への規制がなく(『レッド・ドラゴン』と『ロード・オブ・ザ・リング』は観られない)、かつ自分がチケットを持っていなくて初日故の混雑もない作品、と絞っていったら実に都合のいい一本だけが残った。井上尚登原作、大森一樹監督、織田裕二主演T.R.Y.』(東映・配給)感想はこちらから。ちなみに真横のスクリーンでは『新・仁義なき戦い/謀殺』がかかっていた。高橋克典は観てみたかったが初日なのでパス。
 その後、折良く真向かいにあったとらのあなへ、3月8日に行われるらしい某サイン会の内容確認と下見をしたあと、ジュンク堂でささっと買い物をすると早々と自宅に舞い戻った。何せ結構シビアなスケジュールとなっているので、これ以上は遊んでいられないのだった。

 本日のお買い物
1,埴谷雄高『死霊I』(講談社文芸文庫/講談社) [bk1amazon]
2,モーリス・ルヴェル『夜鳥』(創元推理文庫) [bk1amazon]
3,ジョー・R・ランズデール『モンスター・ドライヴイン』(創元SF文庫) [bk1amazon]
4,『創元推理21 2003年春号』(2〜4、東京創元社) [bk1amazon]

 文庫4冊、の値段じゃなかった。主に1のせいなので仕方ない。
 その筋の方(どの筋だ)には説明不要の1は、文庫化までずっと待っていた作品。たとえ1400円(本体)だろうと関係ありません。初体験の読者のために、出来れば著者略歴ぐらい付してほしかったが、それもまた一興。
 2は裏表紙の作品紹介に思わず目を細めてしまう、まさに創元推理文庫ぐらいしか出しそうもない新刊。戦前の『新青年』誌に掲載されたルヴェルの作品群を集めた、文字の連なりを眺めているだけでも陶然としてしまう一冊である。……しない?
 MWA賞受賞作『ボトムズ』以来立て続けに訳出されているランズデールの新刊は、その変な匂いに惹かれて購入。SFじゃないと思うんだが、いーのか。
 4は昨年創元推理倶楽部の会費を支払うのを忘れ、以来自宅に届かなくなってしまったために初めて店頭で買いました、のにこれが最後の刊行。6月から刊行される新雑誌に移行するそうです。最後であるせいか、懐古的な記事に天藤真氏の絶筆を一挙掲載するというなかなか贅沢な構成になっている。そろそろ倶楽部に復帰できないか確認してみようかなー……と思ったらそっちも解散ですか。あらま。

 レイ・ブラッドベリ『10月はたそがれの国』(創元SF文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了。聞き飽きたと思いますが念のため、記録上2年と3ヶ月を費やして読んだことになってます。買ったのなんか1995年だよ1995年。
 んな愚痴はさておき、感想はこちらからどうぞ。いま現在二冊の短篇集を並行して読んでますが、今月はしばらく慌ただしいのでこんな詳細な感想は書きません悪しからず御了承下さい。


2003年02月16日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day16

 本当はやるつもりじゃなかったんだけど気晴らしのつもりで起動したらそこそこ進んでしまったんで『SNOW』日記5日目。詳細はリンク先を参照のこと。

 みんなデイヴィッド・フィンチャー監督の前に跪け。
 ……冗談ですごめんなさい。

 至急の作業中のため本日はあまり書くことなし。
 それにしても、最初に用意したアイディアは見事なくらいに当初予定されていた分量に収まるのだけど、だからこそ膨らますのがなかなか大変だったりする。
 とまれ、申し訳ないので鑑賞希望一覧に幾つか追加してみたり。いままでどうして入れていなかったんだ、というのとか、お前本当にそれも観るつもりなのか、というのとか。『ジーパーズ・クリーパーズ2』は無事に上映されるのだろうか。


2003年02月17日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day17

 なんだか修羅の如きスケジュール進行。とにかく今日も『SNOW』日記はお休みなのです。長すぎるおまけシナリオまでの道程もまた遠し。

 とか言いつつちゃんと読書はしているあたりどうだろう自分。鯨 統一郎『「神田川」見立て殺人 間暮警部の事件簿』(文芸ポストNOVELS/小学館) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。……うーん。先日宣言したとおり、短篇集ですが一篇一篇の粗筋に触れている余裕はさすがにありませんのでこれでご勘弁を。

 なんで予備校のコマーシャルって、馬鹿になりそうなものばかりなんだろう。「わたしの前世は」と聞かれて答えるような講師がいる予備校に通いたがる時点で半分くらい終わっていると思うんだが。予備校自体も、生徒自身も。

 本日のお買い物
1,馳 星周『古惑仔(チンピラ)』(トクマノベルス/徳間書店) [bk1amazon]
2,小松左京『ホクサイの世界 小松左京ショートショート全集(1)』(ハルキ文庫/角川春樹事務所) [bk1amazon]

 どうでもいいがみさくらなんこつの単行本初回限定版を普通に私用に取り置いてくれる行き付けの店ってどうだろう。それを「考えさせて」と置いたままにさせておく私もどうだろう。
 1は2年半前に発売された四六判からの移行。新宿を舞台に展開する、暴力の物語を集めた単行本である。馳氏の本はなるべく集めるようにしているので、改めて購入。
 2は勁文社で刊行されていたショートショート全集に5篇を加え、全3巻を5巻に再編集したものとのこと。基本的にショートショートは好きなので、これを機に集めてみる。


2003年02月18日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day18

 完了。すぐさま先方にお送りする。ふうううう。

 余裕が出来たので、早速『SNOW』日記を再開してみる。6日目。詳細はリンク先を参照のこと。

 余裕が出来たのをいいことに、今日も一冊読みおえる。若竹七海『死んでも治らない ―大道寺圭の事件簿―』(カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]感想はこちらから。余裕は出てきましたが、ちょっとエネルギーを蓄えておきたいので作品ごとの感想はやっぱり抜きということで。にしても、ジャーロ掲載時から楽しみにしていたはずなのになんで実際に手をつけるのが一年もあとになってしまったことやら。
 多少落ち着いてきたので、そろそろ読書における最大の懸案である大作何冊かにとりかかりたいのだけれど……そう思うと妨害が入るんだよなあ。で、携帯しやすく電車内でも楽に読めるものばかりを片づけてしまう、と。

 本日のお買い物
1,青山剛昌『名探偵コナン(40)』 [bk1amazon]
2,河合克敏『モンキーターン(23)』(1と2、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 1の裏表紙折り返しにある名探偵図鑑を毎回けっこう楽しみにしているのですが、今回は御手洗潔。40巻目にしてやっと御手洗。
 それと、随分前のお買い物ですがローレンス・ブロック/田口俊樹・訳『倒錯の舞踏』(二見文庫/二見書房) [bk1amazon]のbk1IDを発見したので追記。

 帰宅後ざっと日記の準備をしたあと、試写会鑑賞のため渋谷まで。ものは、韓国昨年のサマーシーズンで『SWEPII』を抜く大ヒットとなったというホラー映画ボイス』(ブエナビスタ・配給)。感想はのちほど――でも、一口で言ってハズレなんですけど。


2003年02月19日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day19

 昨日の試写会で鑑賞したボイス』(ブエナビスタ・配給)感想はこちらから。ここまで否定的な感想を書いたのは、昨年の『ローラーボール』以来じゃないでしょうか。褒める点を探す方が困難だという経験はほんとーに久し振りだ。
 ところでこの試写会、全部で四枚のチケットを頂戴したため、最終的に松本楽志さんと某U氏(何故か名を秘す)のお二人にお付き合いいただいたのだが、彼らは感想を書くのでしょうか、これ。

 ごく一定時間だけ異様に忙しかった一日。
 午前中は入金がてら買い物に行く余裕もあったのだが、正午すぎからにわかに雲行きが怪しくなってきた。11時30分にメールで送ると言われていたデータが、サイズの問題で送信できないためMO手渡しになったり(そらモノクロ写真如きに90MB近く使ってりゃ送れないわな)、写真データの加工が入ったり別の小さい仕事の予定が入ったり、そのあいだに急遽副業のほうの担当氏が来てその場で文章の手直しをして、傍らでさっきの90MB画像入りデータ出力用に保存し直して100MB超を出力させて、とかしているあいだに一件予定が消えて。
 2時前に担当氏を見送って、終了。これの内容については、もーちょっと詳しいことが判明してから報告します。発売直前かも知れませんが。

 本日のお買い物
1,樋口 橘『学園アリス(1)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]
2,原作/広井王子、キャラクター原案/藤島康介、漫画/政 一九『サクラ大戦 漫画版(1)』(マガジンZKC) [bk1amazon]
3,篠房六郎『空談師(2)』(アフタヌーンKC/2と3、講談社) [bk1amazon]
4,我孫子武丸『少年たちの四季』 [bk1amazon]
5,倉阪鬼一郎『ブラッド』 [bk1amazon]
6,田中啓文『異形家の食卓』 [bk1amazon]
7,牧野 修『忌まわしい匣』(4〜7、集英社文庫/集英社) [bk1amazon]
8,神坂 一『スレイヤーズすぺしゃる20 ミッション・ポシブル』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1amazon]

 どーせ単行本で買うから、と思って連載では一度もまともに読まなかった(て凄いな自分)1。いざ読んでみたら普通に面白かったので安心。「天才」もとい「天賦の才能」を具えた子供達の集う妙な学校を舞台にしたコメディ。
 2は今更、という気が激しくするが、多分シリーズで初めて広井王子氏が直接関わっているし、絵柄も藤島康介氏のそれに近い味があるので購入してみる。コマ割りもまた藤島風で、画面が端正で静かなのもポイント高し。しかしざっと見た印象では、まだ本番ですらないなこの話。
 3は一部で大評判の篠房六郎氏による、リアルな仮想世界の物語第2巻。中身はさておき、間違っても店頭でカバーを外してはいけません。火が出ます。
 何故か突然ホラー特集気味な今月の集英社文庫新刊より四冊を購入。4は、ジャンプJブックスで刊行された二冊のジュヴナイルを一冊に再編集したもの。解説は、乙 一。5は死んだ人数のカウント入り、倉阪さん現時点での代表作とも言うべき殺しまくりホラー。解説は笹川吉晴氏。6は駄洒落とグロの王・田中啓文氏による短篇を集めたもの。解説は山田正紀氏。7は牧野氏の本領たる電波系を中心に、悪夢のような作品ばかり集めたある意味珠玉の短篇集。解説は東雅夫編集長。ぜんぶ親本を持っているのでほぼ解説の為に買ったようなもの。
 8はなんか最強の敵が登場したらしい。それにしてもいつまで続くんだこの話。

 MYSCON4参加者名簿のアドレスが変。

 たったいま、椎名林檎のニューアルバムのTVCMを初めて見た。……タイトル、言えるわけないわな。


2003年02月20日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030211~.htm#Day20

 嬉しくて涙が出てきそうです。いやマジで。この喜びを某氏と分かち合うために関西まで出張したいです。半分くらいマジで

 それはさておき、またバタバタする前に進めておこう。『SNOW』日記・7日目。詳細はリンク先を参照のこと。

 本日のお買い物
1,平山夢明・編著『「超」怖い話A』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]
2,田中芳樹『自転地球儀世界II カラトヴァ風雲録』(デュアル文庫/徳間書店) [bk1amazon]
3,岩井志麻子『女學校』(マガジンハウス) [bk1amazon]

 1は先月買った奴を汚損してしまったので、初版が店頭にあるうちに買い直した次第。ちなみに感想はこちら。……どーいうわけか掲示板で最初にうちの感想が拾われてしまってるんですが、いいのかな、あんな簡単なので。
 2はカドカワノベルスで刊行されていたシリーズの初文庫化。三巻以降は一条理希氏が手掛けるらしい。
 3は二誌に跨って連載された作品の単行本化。独特の香気に満ちた文体で綴る、ゴシック・ロマン小説。ところでこの方、昨日とあるテレビ番組でもの凄い実話をVTR用に提供していたのだが、そのあとちゃんとフォローしていたのだろうか。いや、他の出演者で何人かあんまり顔を見たくないのが並んでいたから、彼女のところだけ見て消してしまったんだが……
 それと、昨日購入した原作/広井王子、キャラクター原案/藤島康介、漫画/政 一九『サクラ大戦 漫画版(1)』(マガジンZKC) [bk1amazon]のbk1IDを確認したので追記。

 対象ピンポイント情報。『幻の湖』のDVDが出るらしい。4/25予定。


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