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「本日のお買い物」の後ろにある[bk1/amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。
bk1については、こちらで検索も出来ます。
2003年05月01日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day01映画サービスデー、でしたが、本業の直しがなかなか戻らず、気づけば劇場に駆け付けてももう間に合わない時間に。無茶苦茶悔しい。『アイ・スパイ』はこの機会に見ておこうと思ってたのにぃー。
ちなみに来月のサービスデーは日曜日。……そうでなくても混むのに。で仕方なくいつも通りに『動物のお医者さん』を見ているわけだが。
もう潔いほどに「原作を忠実に再現する」ことに執心しているのが原作ファンには嬉しい。一方で、ハムテルにスナネズミを預けた岡田くんに雨あがり決死隊の蛍原をあてがってみたり、微妙に世界を拡げているのもいいところ――他の部分、演出とか一部の演技とかには色々苦笑せざるを得ないがまあ良しとする。
……と思いつつ次の話「合宿編」をよくよく見てみると、意外と手が入っていることに気づいた。潔癖性の小夜ちゃんが何故か衛生学講座ではなく病院にいっぱなしだし、生徒も微妙に少なくなっている。このふたつは、TVドラマというキャスティング重視の環境では仕方のないことだとは思うのだが、あとの展開も結構違う。山の中で迷ったメンバーがハムテル・二階堂・菱沼さん+チョビに限られているし、原作では使われていない(というか連載時は一般的ですらなかった)携帯電話を活用して微妙にネタを増やしてもいる。オチも若干ヒネリが加えられているし。
どれもこれも「頑張ってるねー」程度ではあるが、その「頑張り」が心地よいのでやっぱり見続けてしまうのであった。本日のお買い物
1,八木教広『CLAYMORE(4)』(JUMP COMICS/集英社) [bk1/amazon]
買い物がこれだけなのは、他に見つからなかったからです。仕事とは無関係。
1は前巻から続いた過去のエピソード、がまだ終わってません。
2003年05月02日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day02潔く休日にしときゃ良かったのに。
江戸川乱歩『黄金仮面 乱歩傑作選7』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]読了。感想はこちらから。噂には聞いていたが、この正体には心底頷きかねます。
余談ですが、この本の巻末にある創元推理文庫の目録には「鮎川哲也 鬼貫傑作選」の文字があります。近刊予定として『黒い白鳥』『憎悪の化石』の二篇がひとつの枠に併記されています。恐らく合本で刊行するつもりだったのでしょう。本書の刊行は1993年、私の持っているのは翌年の再版です。創元推理文庫から『黒い白鳥』と『憎悪の化石』がそれぞれ一冊本で復刻されたのは、昨年のことでした。何というか、感慨深くて涙が出てきます。本日のお買い物
1,イアン・アーシー『怪しい日本語研究室』(新潮文庫/新潮社) [bk1/amazon]
2,山口美由紀『春告小町(2)』 [bk1/amazon]
3,森生まさみ『おまけの小林クン(11)』 [bk1/amazon]
4,やまざき貴子『っポイ!(22)』(2〜4、花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
1は衝動買い。カナダ人の著者が豊富な語学知識を活かして、縦横無尽に日本語を論じた本。本当に日本人が訳したんじゃないのか(ああ、これも微妙な言い回しだ)と思うくらいにこなれた文章も素敵だが、論じている内容も面白そうだったので、ノーチェックながら殆ど躊躇なく購入。
漫画は面倒なので解説なし。国樹由香さんのここ数日の日記を読んでいたら、我が家の猫を拾ったときのことを思い出した。
すっかり弱り切って烏に狙われていたところに遭遇し、居たたまれずに助け出してしまったのが運の尽き、そのまま飼いはじめたのだが、拾ったときのこいつは掌サイズで、本当に手の中にすっぽりと収まったのだ。それが今じゃこんなに
……大きくなってないんだよ、あんまし。
もうそろそろ10年以上になるのだが、家の外をのーのーと彷徨いている野良と較べるとふた廻りか三廻りくらい小さい。生存競争を耐えるために筋肉も贅肉も蓄えないといけない連中と較べれば、痩せていようが太りすぎていようが問題にならない家猫暮らしなわけなのだけど、動く範囲が狭く大した運動もしていないはずなのに太る様子がまるでないのが不思議だ。言っておくが食べさせていないわけじゃない。
家に来たときからずっと鼻炎のような症状を呈していて、未だに直る様子がない。親からはぐれて烏に狙われていたところからして、そもそも野良で生きていける猫ではなかったのだろう。その代わり、家猫をやっている限りあと七・八年は健在のような気がする。
掌サイズでもなんとかなるもんである。
2003年05月03日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day03憲法記念日、という気がいまいちしない週末。
週末恒例、そして今月は仕事の都合からサービスデーを逃してしまった分余計に楽しみにしていた本日の映画鑑賞は、本日全世界規模で公開された話題作『X−MEN2』(20世紀フォックス・配給)。感想はこちらから。DVDで前作を鑑賞したときから期待していたのだが、なにひとつ裏切られなかったというのもまた珍しいパターンである。今年に見たアクションでは『リベリオン』に匹敵する傑作。見るべし。
本日のお買い物
1,aiko『蝶々結び』(Pony Canyon/CD Maxi) [amazon]
2,あすか正太『総理大臣のえる! 花嫁がいっぱい』(角川スニーカー文庫/角川書店) [bk1/amazon]
1は発売していることについ最近まで気づかなかったaikoの新譜。オリコンでランクインしているのを見て買いに行くというのもちょっと情けない。テーマも曲調もいつも通りだがそれが心地よい。
2は、順調に刊行されているシリーズもの6作目。こっちも発売から少々経っているはずだが、仕方ないのです行き付けに入荷されたのが昨日の夕方だったから。……ほんとにもう。
2003年05月04日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day04午後一時頃、バイクに乗って行き付けの蕎麦屋まで出かけて昼食。夜、父の客に出すという生蕎麦を買って帰宅。
夕方から、DVDを鑑賞しつつカバー用の紙を切り、最近購入した本など数冊にカバーをかける。
……本日の行動、これだけ。本日のお買い物
1,『CUBE』(Pony Canyon/DVD Video) [amazon]
何を今更、と思われるかも知れませんが実は今まで一回も鑑賞したことがありませんでした。最近、新作『カンパニー・マン』が日本で公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督の、長篇第一作にして超話題作。先月25日より、他の監督の手による続編『CUBE2』が公開されたので、その予習のために購入、早速鑑賞した次第。
DVDでは珍しく感想もちゃんと書き上げました。こちらからどうぞ。さあ、これでヴァージンシネマズ六本木ヒルズを訪れる理由が出来たぞ。
2003年05月05日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day05三連休は必ず劇場で二本は鑑賞する。
というわけで一日おいてこの連休二本目の映画鑑賞は、エディ・マーフィ&オーウェン・ウィルソン主演のスパイ・アクション・コメディ『アイ・スパイ』(Sony Pictures・配給)。感想はこちらから。
入場料を払った際に、『銀座・シネマポイントカード』なるものを頂戴した。銀座地区にある13の劇場とWOWOWが共同で企画したもので、今年4月25日から来年3月31日までのあいだに劇場窓口で入場券か前売券を購入すると、その度にカードに一個スタンプが捺され、三個揃うとソフトドリンク一杯、六個揃うと参加劇場での映画鑑賞が一回無料になる、というサービスらしい。
……今日一日のあいだに、三つも埋めてしまいました。途中で前売りを二枚購入したのです。いやだって、使わない手はないでしょう。期間中に二回は無料に出来ると踏んでますから私なら。
今月23日までは毎日劇場窓口で配布、以降8月31日までは映画サービスデーと毎週水曜日に配布とのこと。興味がおありの方はその間に銀座界隈で何か御覧になっていただければ確実です。劇場に向かう道中、高島屋を取り巻くように行列が出来ているのを見かけたのだが、等しく子供連ればかりだったのがなかなか奇態だった。子供の日に合わせたバーゲンか何かが開催されていたのだろうが、果たして本当に子供達が望んで並んでいたのかどうか。
本日のお買い物
1,『ザ・ファン』(日本ヘラルド/Pony Canyon/DVD Video) [amazon]
何故二日続けてDVDを買っているのかというと、どちらもamazon.co.jpで、別の日付に注文したものが図らずも立て続けに届いたというだけのことです。
ものは『クリムゾン・タイド』『スパイ・ゲーム』のトニー・スコット監督が主演にロバート・デ・ニーロとウェズリー・スナイプスを迎えて1996年に撮影したサスペンス映画。スナイプス演じるスター野球選手を熱烈に信奉するあまりに度を過ごし、疎まれたことから逆上して犯罪行為に手を染めるファンをロバート・デ・ニーロが演じている。トニー・スコット監督作品だから、というのもあるが、いちばんの興味はあのベニチオ・デル・トロが出演していることだったり。『ユージュアル・サスペクツ』と『バスキア』の間にあたるブレイク直前の時期であり、ほんとーに脇役で登場しているだけ(しかもリーフレットの表記が「ベニチオ・デル・トーロ」になっている)のようだが、それでもチェックしておきたかったのです。
なお、このDVDの購入に当たって、amazonアソシエイト・プログラムからの収入を支払の一部に当てさせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。というわけなので、鑑賞したらちゃんと感想を書きます。
2003年05月06日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day064/27に購入したエミネムのマキシ・シングル『Lose Yourself』、エンハンスドCD仕様のはずなのに、手近にあるどのパソコンに入れても特典のビデオが再生できないという不具合があった。今日になって発売元に問い合わせたところ、実はこの不具合が原因で回収されていたらしい。たまたま回収から逃れたものが私の手許に来た模様で、交換を受け付けているとのこと。
前述の通り、収録されたビデオクリップはサントラの特典ディスクで持っているため強いて必要はないのだけれど、仕様として書いてあるものが収録されていないのは気持ちが悪いので、ちゃんと交換してもらいます。8日を目途に再生産が行われ、発送はそれ以降とのことなので、交換が済むのは来週半ばというところか。前々から疑問に思っていたことを確認する。……やっぱり同一人物だった。吃驚。
本日のお買い物
1,うえお久光『悪魔のミカタ(9) It/ドッグデイズの終わりかた』 [bk1/amazon]
2,渡瀬草一郎『陰陽ノ京 巻の四』(以上、電撃文庫/メディアワークス) [bk1/amazon]
どちらもシリーズもの最新刊。いい加減読もうね俺。読書は現在、映画鑑賞の予習としてアレに着手しております。四冊もあるのでなかなか終わりません。
2003年05月07日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day07スケジュール的に余裕のあるものに限って、先にネタが出てきてしまうのは何故でしょう。んでメモだけして放っておくと、いざギリギリになって内容が自分で掴めなくなる罠。
終業後、有楽町まで走る。今週末初日の某映画で舞台挨拶があるらしいので、たまにはそーいうのを狙って鑑賞してみるか、と思ったのだが、目当てのものは流石に売り切れていた。まあ、今が旬だしねえ。
折角ここまで来たので、別の小屋の窓口で前売券を購入して誤魔化す。随分前から売り出されていた『マトリックス・リローデッド』なのだが、不思議にもまだ特典の携帯ストラップを頂戴することが出来た。だが、携帯ストラップなどよりもどうしてこんなにチケットが細長くなっているのかが解らない。一緒に貰う入れ物に入らないではないかっ。そんなこんなで、お買い物も特になかった(定期講読のみ)ため今日は他に書くことなし。鑑賞希望一覧のコーナーだけ激しく更新しましたので、暇潰しに御覧下さい。邦題が決まってないのとか、それどころか配給元も未定というのも追加。私の解釈で書いているため、ジャンルやカタカナ表記はかなり適当。
2003年05月08日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day08作業ひとつ一区切り。が、詳細にはまだ不透明なところが多いので、これに関する告知はもーちょっと先の話になりそうです。
本日のお買い物
1,『ツィクルス』(F&C FC01/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁)
2,林 巧/チェン・クォフー&スー・チャオピン=脚本『ダブル・ビジョン』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1/amazon]
1はF&Cのファンクラブ限定販売商品。某氏が購入するというのでついでにお願いしてみました。価格の安さのせいもあるのかシナリオが短めで、しかも攻略が異常に難しいという話だが、いいの。出来はさておき、個人的に声優のキャスティングが大当たりだったから。
2は今年夏(私が把握している範囲では、今月24日のはずなんだけど)に公開予定の、中国を舞台としたホラー映画のノヴェライズ。要素のひとつひとつが魅力的かつ混沌としているので結構期待している作品なのですが……ノヴェライズから先に読んでいいものか。なお、同時発売は長坂秀佳氏と五代ゆう氏の書き下ろし作品。
2003年05月09日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day09昨日ひとつ一区切り、と書きましたが、だからと言って肩の荷が下りたのかというとそう言うわけでもなく。当面、日記の話題をいちいち捜す余力はなさそうです。
何はともあれ、昨日購入した『ツィクルス』(F&C FC01/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁)を遊ぶ。
……本当に、無茶苦茶難しい。
同じ学校を舞台とした二本のシナリオで構成されるゲームで、ファンクラブ専用かつ低価格という仕様からも察せられるとおり、どちらもヴォリュームは少な目。
片方は簡単そうなのだが、もう一方はどうすれば最善のエンディングに辿り着くのかがまったく解らない。たぶんこういう風に展開させれば決着するんだろう、という想像はつくのだが、それを検証するのが非常にしんどい。やりすぎると途端に望まない展開に進んでしまう。面倒なので途中で止めたが、攻略サイトがどこもかしこも苦しんでいるのも宜なるかな、という気分だった。
もう一方は簡単そう、と言いつつしかしあまり進めていないのは、……話が間延びしているから。他方と較べてOPが長すぎるし話に惹かれるところがないし。元々気長に楽しむつもりでいたから多少もたついても構わないのだけど、これは辛いなあ。本日のお買い物
1,高島俊男『お言葉ですが…(7) 漢字語源の筋ちがい』 [bk1/amazon]
2,柴田よしき『象牙色の眠り』(文春文庫/1と2、文藝春秋) [bk1/amazon]
3,蘇部健一『ふつうの学校 ―稲妻先生颯爽登場!!の巻―』(青い鳥文庫) [bk1/amazon]
4,篠田真由美『angels 天使たちの長い夜』(講談社ノベルス/3と4、講談社) [bk1/amazon]
5,梅川和実『ガウガウわー太(6)』(BUNCH COMICS/新潮社) [bk1/amazon]
1は週刊文春に連載されている、言葉に纏わる雑学を綴った随筆の単行本七冊目。しばらく買っていなかったのだが、今回久々に新刊情報を掴んだので購入。こういう本を読むと、つくづく言葉というのは面白いと思える。
2は廣済堂から刊行されていた作品の文庫化。解説は法月綸太郎氏。3は世間から若干遅れての購入ですが、行き付けの店でなかなか見つからなかったのです。結局bk1で注文しました。
4は篠田氏の作品としてはやや変わった趣の題名だが、蒼が登場する建築探偵シリーズの番外編である。ちなみに今月も講談社ノベルスは全作購入予定なのですが、どーいうわけか行き付けの店にはこれ一冊しか入荷されておりませんでした。と思ったら篠田氏の日記には逆のことが書いてある。
5は長い長いひまわり編ようやくの完結となった最新刊。連載で読んでいるときも長いとは思っていたが、まさか一冊以上になってたとわ。このあと話はしばし恋愛モードに突入してしまうので、単行本で読んでいる方は今のうちに動物テーマを堪能してください。それにしてもいつになったら委員長が正ヒロインになるんだろう<なるとは誰も言ってません『ブラックジャックによろしく』第二エピソード最終回を半泣きで見守りつつ、明日鑑賞する映画を捜していて、えらいことに気づいてしまう。
たったいま予習している真っ最中の奴が、あと一週間で終わってまうっ?!
今夜一晩で残りを全部読みきってしまうか、予習は諦めて先に映画を観てしまうか、或いは来週暇を見つけて鑑賞するか、いっそ思い切ってDVD発売待ちにしてしまうか……
……客観的にはしごくどーだっていいことでしょうけどっ。
2003年05月10日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030501~.htm#Day10『ツィクルス』(F&C FC01/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム/18禁)は絶対完全なハッピーエンドに行き着かないようになっている、に100G。
という台詞を昨晩のうちに準備しておいたら、とあるサイトが完全攻略のチャートを発見していた。無意味〜。
早速それに合わせて話を進める――なるほど、昼食時の行動を軸に考えるべきだったらしい。かなり無茶な繋ぎ方だし何よりどうしてそうすることでラストに1シーン追加されるのかいまいち納得がいかないが、まあ悪いアイディアではない。
折角のシチュエーションを存分に活かしきっていないとか、その手のシーンがあまりにも薄味過ぎないかい、とか嫌味は沢山出てくるが、その気になればいくらでも遊べるという意味でコストパフォーマンスは悪くない。
さて、問題は残るもう一方のエピソードなのだけど……やっぱり気乗りがしないのだなあ。のんびりとしたシナリオも嫌いではないのだが、このエピソードの「のんびり」さには何故か苛立つのだ。
あと、折角同じ舞台でふたつの物語、という設定を用意したのなら、互いに展開が影響するとか、微妙に話が交叉するとかあってもいいと思うのだけど、一方をクリアした印象ではまったく重なるところがないのも勿体ない。なんか、ただ単に時間と製作費節約のために背景CGと基本設定をワンセットで済ませただけ、という風に勘繰ってしまうのだけど。
……とまあ、これは一方がほぼ手付かずに近い状態の感慨なので、誤解の可能性も否定できず。予想通りだとしても、まあそれでも既に値段分は楽しめているような気がするからいいか。一晩で読み終える→絶対に無理
予習は諦めて映画を先に→半分読んだ苦労はどうする
ふたつの選択肢を残して本日は別の作品を観に行くことに決めた。
で、電車を乗り継いで向かったのは、ふざけた図書館があるという噂の六本木ヒルズである。訪問した時点では気にも留めていなかったので、真っ直ぐ敷地内の映画館『ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ』へと足を進める。地図を見たときに大きく見積もりすぎていたようで、建物も通路も思っていたより狭く感じた。加えて、まだ十時前だからなのか人手も少なく、高台にある閑散とした公園を歩いているような心地がした。
『CUBE』の模型(1/3ぐらいのスケールか?)を横目に階段を登るとヴァージンシネマズの施設がある。雰囲気としては、お台場にある日本科学未来館にシネマメディアージュをごっそり突っ込んだような感覚のデザイン。ヴァージンシネマズのホームページでチケット予約も可能だが、本日はふつうにチケットカウンターで購入した。新設したばかりの劇場だからか、何処のスタッフも応対がいい。
一階(正確には三階に当たるらしいが)部分の奥に四つのスクリーンがあるが、私の鑑賞する作品はエントランス右手のエスカレーターを上がったところにある。客席とスクリーンのデザインもメディアージュのそれにそっくりで、初めて訪れた劇場という気はあまりしなかった。いつも通りに前方の席に座ると、思いのほかスクリーンが近く慣れるのに時間がかかったことを覗けば見心地も良好。今後もときどきなら利用してみようか、という気分にはなった。
でもって鑑賞したのは、こないだ前作をDVDで鑑賞し予習したばかりの『CUBE2』(media suits、KLOCK WORX・配給)。感想はこちらから。設備は素晴らしかったので、劇場で御覧になりたい方はお早めにどうぞ。……私の読みでは、前作ほどには保ちません。
本当ならば軽く散策して近場で食事を摂りたかったところだが、劇場を出ると、到着時とは較べものにならないくらい人で溢れかえっていたので、さっさと電車に乗り込んでしまった。途中秋葉原に寄り道し、某店のWポイント実施日に託けて軽く予約と買い物を済ませたあと帰宅する。本日のお買い物
1,PREFUSE 73『ONE WORD EXTINGUISHER』(Beat Records/CD) [amazon]
洋楽のフロアで流れているのを聴いてひと耳惚れ。レコード会社のホームページからも封入のリーフレットからも全体像は掴みにくいのだが、聴いた印象はややフュージョン風味のある美術的なブレイクビート。音の使い方が実験的なのに、前衛に走りすぎていない。買ってから自宅で聴いてみると少々退屈な部分もあったのだが、印象は概ね良好。今後も必ずチェックする――とまではいかないが、ちょっと気に留めておこう。私も欲しい『類語大辞典』。だが、次の原稿料が出るまでお預けにしておこう。いや、今日おぼえていれば捜すぐらいはしたはずなんだが。おかしいなあ。
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