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2003年07月11日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day11

 サーバの確認とかカバーかけとかやってたら執筆時間が殆どなくなってしまった。昨日の完成度引く前日の完成度、と計算すると今月最悪の進捗状況。無性に悔しい。気力はけっこー充実してるのにい。
 そんなこんなで本日は午前中から馬力を籠めてみたり。

 本日のお買い物
1,内田康夫『記憶の中の殺人』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]
 無茶苦茶久し振りに浅見光彦シリーズの文庫化を購入したのは浅見光彦倶楽部の会報『浅見ジャーナル』の特別編が収録されていると知ったから、という私は創設当初からの浅見光彦倶楽部会員。最近怠慢もいいところだが。ちなみにこの作品は『坊っちゃん殺人事件』と同様の、数少ない浅見光彦の一人称による長篇。

 平山夢明『怖い本(4)』(ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。いい怪談本は読みやすい。

 結局サーバ容量の追加を申請しました。過去の日記も一部復活させてます。さて、今度はいつまで保つことやら。

 19日発売の『月姫ストーリー』の価格とISBNを教えていただきましたので、宣伝に追記しました。本体950円、ISBNは 4-87287-882-5 となります。多分インターネット通販では発売後に商品ページが出来ると思いますが、いちおうbk1・amazon.co.jpともにISBNを利用してリンクを作ってみました。読んでみたいけど見つからない、という方はこちら[bk1(ISBN検索)amazon]からお願いします。


2003年07月12日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day12

「県民にこれ以上迷惑はかけられない」
 と言うが、週末の真夜中に会見をやる人間に許される台詞なんでしょうか、これって。それだけに却って早く辞めてくれて良かった、という気もする。

 週末恒例の映画鑑賞は、ターミネーター3』(東宝東和・配給)感想はこちらから。先行で御覧になった皆様の感想に付け加えることもなく。これはこれで楽しかったですけどね。
 ちなみに銀座地区では、日劇1と3にニュー東宝シネマの三館を使ってました(ニュー東宝は吹き替え版)。流石に9時からの初回は七割程度の入りでしたが、二回目は行列、チケットカウンターに表示された座席状況によれば午後の回も既にチケット残り僅かという状態。結構楽しみにしていた人は沢山いる、ということか。
 終了時間も早かったのでハシゴしようかと思ったが、気になることが色々とあったので、買い物だけして早々に帰宅。……あんまり意味はなかったが。

 本日のお買い物
1,小沼 丹『黒いハンカチ』 [bk1amazon]
2,鮎川哲也『ブロンズの使者』 [bk1amazon]
3,都筑道夫『退職刑事6』(1〜3、創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
4,米田淳一『ハリアー・バトルフリート』(ハヤカワ文庫JA/早川書房) [bk1amazon]

 1は戦後、高木彬光らが登場した当時に発表された知られざる連作推理小説の復刻。2以下の説明はめんどーなので省きます。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
07/19発売『月姫ストーリー』(宙出版)
本体価格950円 ISBN 4-87287-882-5 [bk1(ISBN検索)amazon]
短篇『遠景/近景』を寄稿しました。


2003年07月13日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day13

 昨晩のその後。
 今日あたりはそろそろ色々と本番に突入するだろうな、という読みがあったので、前売り券を確保しつつも早いうちから諦め気分だったのだが、なんか全体に来週にずれ込みそうな様子だったので、それなら今日は一旦気分をリセットしておこうと、八時頃に外出した。
 四十分くらいにまずは渋谷に到着。時間潰しの名目で、前々からチェックしてあったレイトショー映画を一本鑑賞するつもりだったのだが、肝心の映画館がなかなか見つからない。道玄坂の上、路地裏のビルの地下にある小さな劇場を発見したのが九時十分、入ると同時に劇場が暗くなるというギリギリの状況だった。飲物を買う時間もなかったので、来場者プレゼントのイギリスビールを開けたのだが、これがあとあと自分の首を絞めることになろうとはこの時の私は知るよしもない。
 鑑賞したのは、イギリス演劇界で活躍する監督・俳優が集った、ブラックコメディ調の妙な映画デッドベイビーズ』(Art Port・配給)感想はこちらから。宣伝のあおり文句から期待していたものとはかなり隔たった仕上がりだったため、どーも消化不良。
 観賞後新宿まで行き、例によって松本楽志さんと落ち合ってロフトプラスワンへ。それにしてもこのイベント、訪れる途中で雨に降られたという記憶がない。その夜も予報は雨寄りだったが、会場に入るまでなんの問題もなかった。
 前回から僅か三週間の間隔で開催された『新耳袋ライブ31』は、久々に著者ふたり揃ったものの単行本刊行から間もないため冒頭からネタ不足を約束する有様。
 が、いざ始まってみれば、とある編集者の方から蒐集したという三つの話に、それに絡む形で発覚した発表済みエピソードの後日談、それに躰に罅の入った男女といったわりあい大きなネタが並び、点数は少なく訳あっていつもより早い終演だったわりにはそこそこの充実度だった。少なくともここ数日煮詰まり気味だった気分はどうにか発散できたと思う。ただし、映画鑑賞中に飲んだビールが災いしてか、二時を過ぎたあたりからいつにも増して強烈な眠気に襲われ、最後まで持ち堪えたものの中盤の記憶が曖昧なのだった。
 例によって次回の前売りを購入して帰宅。次は八月三十日……大きな山の向こう側だ。心置きなく行けたらいいなー……

 そんなわけで今日の昼間は映画の感想を書きつつのんびりまったりと過ごす。

 昨日の余波で、『ターミネーター』(20世紀フォックスホームエンターテイメント/DVD Video) [amazon]を鑑賞してみたり。母の指摘なのだが、『3』のジョン・コナー役であるニック・スタール、『2』のエドワード・ファーロング少年が成長した姿としては不満だらけだが、父親がこの『1』のカイルだと考えると、ちゃんと面影が似通っているのである。……ただまあ、それにしたってこのどーにも頼り甲斐のない若者が、人類を救う指導者になるとはにわかに考えづらいのは同じなんですけど。


2003年07月14日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day14

 昨晩からとある曲のサビが頭の中で渦巻いてます。“I wanna leave you far behind, I wanna leave you far behind――”

 今度は職場の物置から『ターミネーター2』のプログラムを引っ張り出してきてしまった。『3』のようなマット加工もされていない、ごく普通のデザインなのが却って新鮮。第一作から通してのスタッフは製作のゲイル・アン・ハードとメイクアップ&アニマトロニクス担当のスタン・ウィンストンぐらいなんだな、とか、『2』のほうが名前のある登場人物が多かったんだな、とか、そういや主題歌ってガンズ・アンド・ローゼスだったんだよ、とか色々思い出して――
 結局、今夜は『2』を観るつもりらしい。

 本日のお買い物、は定期講読だけ。

 と夕方にいちどアップしたあと、今週いっぱいで終了すると先日知ってしまった映画を取り急ぎ観に行く。ジェイムズ・キャメロン製作、スティーヴン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー主演によるスタニスワフ・レム作品の映画化ソラリス』(20世紀フォックス・配給)。感想は後日、この辺に。要するにソダーバーグ監督の映画だったわけです、キャメロン監督ではなく。

 道中一冊だけお買い物。
1,平谷美樹『百物語 第二夜 実話怪談集』(ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所) [bk1amazon]
 本当は別のものを探しに行ったのだが発見できず。本書は、著者自身の体験を中心に綴った『百物語』の続刊。あちらががどーも納得のいかない出来だったので今回は遠慮しようかと思ったのだが、結局怪談好きの血に負けて購入。前回は自身の体験を冗漫に語ってしまったのが引っかかったが、今回は新たに身辺の人々から蒐集した話に基づいているようで、その分無駄な叙述が減っていることを期待したい。……しかし、また鼎談が長いな。


2003年07月15日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day15

 八月に二社から相次いで『稲生物怪録』に関する書籍が出版されるそうで、面白そうだなーでも二冊あわせて本体価格9000円は殺人的だな、などと思いながらbk1の特集記事を眺めていたところ……書籍の紹介文で『稲生物怪録』の表記を間違えてる、しかも二回も。『稲生生物録』に『稲毛物怪録』……どっちも気持ちは解るが。前者は変哲もない生物学の本みたいだし後者は某スーパーを思い出させるでわないか。
 それにつけても9000円……うーむ。

 本日の『笑っていいとも』にゲスト出演していた室井滋が、エッセイにも書いたという知り合いの体験した怖い話を披露していた。そーいうテーマになると途端に集中する私だが、彼女が話したのはどう聞いても都市伝説の亜流だった。自宅のマンション前ですれ違った人物が殺人犯で、その直後訪れた警官に怪しい人物を見た覚えはない、と言ったところ、後日捕まった犯人が先の警官と同じ人物だった、というオチが付く話。もし「見た」と言っていたらその知り合いは殺されていたのかも、という主旨だったが、大丈夫、かなりの高率で嘘です。
 居合わせた人間の誰ひとり指摘していないようだったが……あれは、狙っていたのかどうなのか。解って話していたならかなり人が悪い。個人的にはその話の流れでルーシー・ブラックマン氏の事件が出てきたのに(こちらは都市伝説ではなく室井氏自身の体験)より驚いたり。

 本日のお買い物
1,有栖川有栖『幽霊刑事』 [bk1amazon]
2,田中芳樹『夏の魔術』X2 [bk1amazon]
3,マイクル・コナリー/古沢嘉通[訳]『夜より暗き闇(上)』 [bk1amazon]
4, 同 『 同 (下)』(1〜4、講談社文庫) [bk1amazon]
5,『IN☆POCKET 2003年7月号』(1〜5、講談社) [amazon]
6,的良みらん『緋牙刻(ひがのとき)』(SERAPHIM COMICS/ヒット出版社/成年コミック) [amazon]
7,吉富昭仁『RAY(2)』(チャンピオンREDコミックス/秋田書店) [bk1amazon]

 1は「祝・推理作家協会賞受賞」帯付きの、文庫最新刊。著者としては珍しいタイプの探偵像と謎解きで話題となった作品の文庫化である。この方の著書はあらかた揃えるようにしているので購入したが、巻末の趣向を残したためか解説もないので、ちょっと寂しい。
 2はシリーズ初の文庫化。カバーと口絵だけ描きおろしで挿画は講談社ノベルス版と一緒だがいいの。カバーだけでも幸せ。加えて解説は早見裕司氏である。二冊買ってしまうのも道理と言えよう<言えない
 3と4は著者2001年の作品で、早川書房から刊行された『シティ・オブ・ボーンズ』の前作にあたる。デビュー以来の探偵役であるハリー・ボッシュと、クリント・イーストウッド監督主演によって映画化もされた『わが心臓の痛み』のテリー・マッケイレブが競演、何と後者が前者を追い詰めるという展開が待ち受けるらしい。
 6は、作者名を見て思わず購入。あとがきを見て更に無意味に笑ってみる。7は吉富昭仁流、SF的要素を含んだ医療ドラマの第2巻。


2003年07月16日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day16

 平谷美樹『百物語 第二夜 実話怪談集』(ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。……やっぱり、駄目でした。私はこの方本来のSF作品より先に、本書に先駆ける『百物語』を読んでしまったのですが、その悪印象のため、他の作品に興味を抱きながらも未だ手を出せません。本書でその印象が改善されることを願っていたのですが、当分無理のようです。
 あんまり苛々したため、本当は今日仕上げるつもりだった『ソラリス』の感想を一端脇に置いてこちらを書いてしまいました。明日書きます。

 本日のお買い物
1,フジテレビ トリビア普及委員会・編『トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜 へぇの本I』 [bk1amazon]
2, 同 『 同 II』(1と2、講談社) [bk1amazon]
3,蜂巣 敦/山本真人[写真]『殺人現場を歩く』(ミリオン出版) [bk1amazon]
4,太田忠司『追憶の猫 探偵藤森涼子の事件簿』(JOY NOVELS/実業之日本社) [bk1amazon]

 とうとう買ってしまいました1と2。ゴールデンタイムへの移動と共に話題沸騰中のムダ知識番組、深夜放送時代のネタを集めた単行本二冊。予告のみで使われた「小便少女」ネタも掲載されてます。
 3は行き付けの書店で注文として取り寄せられていたのを見て、思わず自分のぶんも頼んでしまいました。題名通り、かつて殺人事件が発生した現場を巡り歩いたルポルタージュ。一歩間違えばただの覗き見趣味となりかねないテーマだが、それ故に興味を惹かれたのです。余談ですが、この本は帯にだけ写真が使われているため、bk1の商品ページに掲載された書影は異様に寂しいものになってます。
 4は久々の藤森涼子シリーズ最新作。この方のシリーズものは作を追うごとに深刻さを増していくため、この作品に限らず刊行が疎らになってますが致し方のないことでしょう。

 今月頭から『3年B組金八先生』第五シリーズの再放送が始まっております。もうこの辺となると再放送のたび集中的に鑑賞しているため、興味は話の筋よりも些末な事実だったり。このシリーズではコント赤信号のラサール石井が重要な役回りを演じているが、同じ赤信号の小宮孝泰が父兄役で登場していたり、シリーズの他の作品でも母親役をやっている女性がまたしても登場していたり。だが、何よりも確認したかったのはこの事実である。
 第六シリーズの校長は、第五シリーズでは女子生徒の父親で大工の棟梁という役を演じていた。
 本当だった。ちなみにこの女子生徒は第六シリーズでも何度か顔を出すが、当然のように父親の姿はない。


2003年07月17日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day17

 プレッシャー増幅中。

 本業の入稿が一部完全にデータのみとなった。先方は手間が省けたとか効率化とか思っているのかも知れないが、こちとらその一部のために手間が倍増しているのだ。解ってお願い。
 そんなわけで、『ソラリス』の感想も日中は手をつけられず。もーちょっとお待ちください。もう公開終了まであと一日しかないけど。
 ちなみに『踊る大捜査線 THE MOVIE2』は月曜日に観に行くことが既に決まってたり。

 本日のお買い物
1,田中啓文『UMAハンター馬子 闇に光る目』(WOLF NOVELS/学習研究社) [bk1amazon]
2,チャールズ・パリサー/甲斐萬里江[訳]『五輪の薔薇V』(ハヤカワ文庫NV/早川書房) [bk1amazon]
3,山田貴敏『Dr.コトー診療所(1)』(ヤングサンデーコミックス) [bk1amazon]
4,井上和郎『美鳥の日々(3)』(少年サンデーコミックス) [bk1amazon]
5,皆川亮二『D-LIVE!!(3)』(SHONEN SUNDAY COMICS SPECIAL/3〜5、小学館) [bk1amazon]
6,『月姫ストーリー』(HEART NOVELS/宙出版) [bk1amazon]

 1は捜し忘れたり捜す機会を逃したりでなかなか買えなかった一冊。今日ようやく捕獲。学研M文庫で第一作が刊行された伝奇ギャグミステリの続編。シリーズもので、一作目より二作目のほうが判型が大きくなるというパターン、最近増えているが個人的にはちょっと厭。2は伝説的大作の文庫版完結巻。やや薄めでちょっと安め。
 3はドラマ版の出来の良さに打たれて、とうとう手を出してしまいました原作の第一巻。この著者の単行本を買うのはいったい何年振りやら。ドラマのほうが登場人物の心理を若干掘り下げて、膨らみをつけている印象だが、アイディアを丁寧にしかし小気味良く応用していく作風が相変わらずで、こっちも読み甲斐がありそう。今のドラマの話運びだと、原作第三巻ぐらいまでしか行かない気がするが……まあ、それはそれでいいのか?
 4と5はちょっとおいといて、6は先日宣伝しましたとおり拙作『遠景/近景』が収録されております。初の新書判、これで一般的な判型で未経験なのは四六判だけだ――というのは自慢になるのでしょうか。挿絵の緋ノ丘終次さんは本来もっと明るいタッチの絵を手掛ける方ですが、作品に合わせてダークな雰囲気で描いていただきました。いずれも満足の仕上がりですが、p252は挿絵の内容指定のとき特に狙ってお願いしたため、見るたびに北叟笑んでます。くす。
 ちなみに6は見本ではなく、行き付けの書店で名刺代わりの分も含めて入荷してもらったものだったり。おーい届かないぞ担当さん。

 ホームページの容量をアップしてもらったはいいが、相変わらずケーブルの状態が不安定なので光ケーブルへの変更を考え始めた今日この頃。どう足掻いても料金は嵩んでしまうんだけど……


2003年07月18日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day18

 激カラムーチョというものを食べてみました。目が醒めました。てか、何か危険なもの入ってませんか。ハイテンションになりすぎて始末に困ったんですが。

 ようやく書けました、ソラリス』(20世紀フォックス・配給)の感想。こちらからどうぞ

 本日のお買い物
1,青山剛昌『名探偵コナン(42)』 [bk1amazon]
2,あだち 充『KATSU!(8)』 [bk1amazon]
3,安西信行『MAR(2)』 [bk1amazon]
4,高橋留美子『犬夜叉(31)』(1〜4、少年サンデーコミックス) [bk1amazon]
5,尹 仁完・梁 慶一『新暗行御史(6)』(SUNDAY GX COMICS) [bk1amazon]
6,山田貴敏『Dr.コトー診療所(2)』(ヤングサンデーコミックス/1〜6、小学館) [bk1amazon]

 漫画ばっかりしかも小学館オンリー。花とゆめコミックスも出ているはずでしたが、帰り道、いまにも雨が降りそうな状況でのお買い物だったため捜すのを忘れてました。
 1〜4はおいといて、5は帯に「韓日合作劇場アニメ化決定!!」とあります。この絵柄をアニメーションで再現するのはかなりしんどいと思うのだがはてさて。単行本そのものの中身はまたしても長篇で、次の巻に続いてしまってます。この内容で終わってないのは辛いぞ。
 昨日に引き続き購入した6は長篇二本に単発エピソードひとつという構成。最初の長篇で早くもコトー先生の過去が明かされてますが、たぶんドラマ版ではこれが終盤に描かれるのでしょう。
 ところで昨日放映されたドラマ版は一巻最後のエピソードに基づいていましたが、妊娠中毒症から帝王切開による出産という判断のみが一緒で、あとはすべて改訂されてます。色々とアイディアが盛り込まれた話で、つい直前に読んで感心しただけに残念に思ったのですが、よくよく考えるとこの話、確かにそのままでは映像化に向きません、というか地上波に乗せるのは無理かも知れません。設備のない孤島の診療所で未熟児の生存率を高めるためのアイディアはちょっと極端ですし、真似しようとして出来ることじゃないですがこれで通用すると考えられるのは問題だと医療監修の担当者が判断したのでしょう。何より、原作通りにキャストを発注するのは多分不可能に近い。
 しかし、それならせめてコトー先生の能力がもっと明確に発揮される形に改訂して欲しかったような。あれでは人の良さばかりが強調されて、柴咲コウ演じる星野看護師の台詞が一部説得力を欠く結果になってます。


2003年07月19日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day19

 深夜4時すぎ、ひと段落。その興奮がなかなか冷めず、一時間ほどしか眠れなかった。何歳なんだ私わ。

 寝不足のまま、それでも映画を観に行ったり。先にかるーく買い物をして、シネスイッチ銀座へ。本日の作品は、ベン・アフレックとマット・デイモンが実施したシナリオ公募企画“プロジェクト・グリーンライト”で第一回のグランプリを獲得した夏休みのレモネード』(media suits・配給)感想はこちらから。あれだけ眠くてもちゃんとしまいまで起きていられたのだから、折り紙付きと言っていいかも。

 本日のお買い物
1,佐藤和歌子『間取りの手帖』(リトル・モア) [bk1amazon]
2,あかほりさとる『らいむいろ戦奇譚 開戦前夜 巻之壱』(メディアワークス) [bk1amazon]
3,とり・みき『キネコミカ』(ハヤカワ文庫JA/早川書房) [bk1amazon]
4,倉知 淳『過ぎ行く風はみどり色』 [bk1amazon]
5,ジャン=クリストフ・グランジェ/平岡 敦[訳]『コウノトリの道』(4と5、創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
6,樋口 橘『学園アリス(2)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]
7,山田貴敏『Dr.コトー診療所(3)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 もー眠くて仕方ないので簡単に。
 1は最近にわかに話題となった、変な家の間取り図を集めた本。面白いのだけど、ちょっとコメントが主観的すぎて解りづらいのが難か。
 2はメディアワークスでは珍しい新書判……というよりB6判の変形でしょうか、での刊行。『電撃姫』に連載していた作品を纏めたもの。開戦前夜ということで、ざっと眺めただけでも、肝心のヒロインには手を出せないという苦悩が窺える一冊です。
 3は映画を題材にしたギャグ短篇集。5は『クリムゾン・リバー』以来となる著者のオリジナル作品の邦訳。

 東京創元社で長期アルバイト募集……一瞬真面目に考えたけど年齢制限に引っかかっていた。


2003年07月20日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030711~.htm#Day20

 昨日やるつもりが眠気に負けてサボってしまった鑑賞希望一覧の訂正追記を行う。増えるよりも訂正が多いんですが。いつの間にかデル・トロ主演『チェ・ゲバラ』の監督がソダーバーグからテレンス・マリックになってたり。
 増えているひとつは、何とベニチオ・デル・トロの監督作。『ラスベガスをやっつけろ』の原作者ハンター・S・トンプソンの『The Rum Diary』という作品の映画化とか。短篇はふたつぐらい監督しているのですが、長篇はこれが初。楽しみのような不安のような。
 それにしても、『フレディVSジェイソン』って本気だったのか……などと調べていったら気になる情報が次々に網にかかってきたので、あとでもーちょっと更新しておきます。流石にハリウッド版の『呪怨』は大手が配給するのね。

 本日のお買い物
1,山田貴敏『Dr.コトー診療所(4)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
 一日一冊。それじゃ今月中に読み終わっちゃうやん。それにしても、いつの間に星野さんはコトー先生を好きという風になってたんでしょう。四巻まで来ると前提のように語られてる。
 何にしても、明日は買うまい……楽しみが簡単に減ってしまう。

 で、ひととおり追記終了しました鑑賞希望一覧。結構増えてしまった。最近ホラー映画が少ないねえ、と嘆いていたら、何やら日本ヘラルドが頑張っているようで、来年配給予定の作品を紹介するホラーハウスなんてサイトを立ち上げてました。うち二本はサム・ライミの製作(しかも一本は『呪怨』リメイク)でわりと期待できますが、もう一本……マイケル・ベイか……うーん。いやま、誰であろうと観ますけどねホラーなら。

 通販で注文していた、さだまさし30周年記念の烏龍茶が届きました。中身はほんとーに普通の烏龍茶だけど。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
07/19発売『月姫ストーリー』(宙出版)
本体価格950円 ISBN 4-87287-882-5 [bk1(ISBN検索)amazon]
短篇『遠景/近景』を寄稿しました。挿絵は緋ノ丘終次さん


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