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テクニックの習得編
~ストレートの特徴~
①攻撃力が高い!(特に腕が伸びきる直前)
腰の回転、後ろ足の蹴り、肩の突き出し、利き腕そのもののパワー… ジャブにはない様々な要素、ストレートは多くのボクサーにとって主武器となっています。ただし、その威力は接近時よりも腕が伸びきる寸前、遠距離に集約されています。
②踏み込んで、一歩遠くに打てる!
強打ボタンと前方キーを同時に押すことで、踏み込みストレートが打てます。攻撃力が増すことはありませんが、鼻先で避けようとしている相手に届くのは大きな強み。ただし、肩や背中を無理にグイッと伸ばして放っているので、通常よりもやや疲労する上、カウンターを受けた場合に大ダメージを受けてしまいます。更には打ち終わりに相手のすぐ側、危険な場所に立ってしまうので、確実に当てて相手を大きく仰け反らせる必要があります。
③疲労に応じて発射速度が鈍る
ストレートは全身を使って放つので、疲れると見る影もないほど拳の速度が鈍ってしまいます。スパーの終盤でダラ~ッとしたパンチを放ってしまった時、それは倒されてしまう時かも知れません…
④ジャブ→ストレート、ワンツーが打てる!
ジャブで目潰し、棒立ちした相手に追撃のストレート! 決まると最高にかっこいいボクシングの花、ワンツーブロー。単調なジャブ交換の最中に、これが混ざることによって空気が一変します。ちなみに疲労度の高まった相手は仰け反り幅が大きくなるので、最初のジャブが当たった時点でストレートのヒットが確定する場合もあります。
⑤フェイントで惑わすことができる(基本技術の習得後)
Vキー、もしくはDキーを押すと、ストレートのフェイントを放つ(放ってない?)ことができます。このフェイントは疲れた状態でもサクッと基本動作に戻れるので、カウンターを狙っている相手の暴発を誘うことが可能。その暴発に重ねてヒットを奪った時、それは美しすぎる恍惚の瞬間…♪ ですが、CPUキャラは全くと言っていいほど、こちらのフェイントに引っかかりません。ぐすん。
~具体的な攻略~
これまでと比べると格段に危険なストレートの習得。強打をまともに食らった練習生がジムを去ってしまう例も多数報告されており、ボクシングが持つ怖さをこのレベルからイヤでも感じてしまうことでしょう。
まずはガードで野村君のストレートをしっかりと受け止めながら、その動きを観察しましょう。そして、致命的な弱点を見極めるのです!
野村君の大きな技術的欠陥は、強打を振り回して自分から疲れてしまう点です。落ち着いて待つことができれば、そのストレートスピードが鈍り始めるのでこちらのチャンスが広がります。が、ラウンド数も短いのでじっくり待っているだけでは判定負けの危険性も…。消極戦法の場合は、常にタイマーに気を遣いましょう。
時として野村君は、ストレートを連打しながら接近してくる癖があります。ガードの上だろうが構わず打ってくるので、落ち着いて対処できれば最後の一発にカウンターを入れられるかも…?
強打が混じるこのレベルから、自分の蓄積ダメージに気を遣いましょう。万全の状態なら、ストレート一発で倒されることは少ないはず。仮に食らってしまったとしても、焦ってキズを広げてしまうような無謀な反撃は慎み、しっかり回復に努めましょう。たったの数秒間、その回復が勝利を分けるかも知れません。負けてしまったとしても仕方ない、そのくらいの気持ちが現役を長く続けるコツかも?
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