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 1114日(金)晴れ


 七五三のお参りに行きました。

 いつも通る神社に寄り、みんなでお参りをしました。

 その後、近くの公園でお弁当を食べました。年少の子どもたちもすっかり自分のこと

 が自分でできるようになりました。

 帰り道、年少のNちゃんが「今日はひとりで登る!」と宣言しました。春の頃は斜面

 を登るのが怖くて「だっこ〜」と泣いていたNちゃん、年長のお兄さんに手をつない

 で登っていました。半年経って、Nちゃんは宣言通り自分ひとりで登ることができま

 した。斜面を登る後姿がまぶしかったよ!




 1113日(木)晴れ



 そうめん汁を作りました。

 年長のSちゃん、年中のKちゃん、Aちゃんが畑で大根を収穫しました。大きい大根を

 選び、「よーいしょ、よいしょ、よーいしょ」ところが、なかなか抜けません。3

 はもっと足を踏ん張り、「よーいしょ、よいしょ、よーいしょ」まだまだ大根は抜け

 ません。3人はもっともっと足を踏ん張って、「よーいしょ、よいしょ、よーい

 しょ」やっと大根は抜けました。

 大根、さつま芋、ネギ、出汁の昆布と干しシイタケを包丁で切って焚き火の鍋の中

 へ。

 今日は干し柿用の渋柿の収穫もしました。

 昼食にそうめん汁を食べました。年少のSちゃんは2週間前まで大根の葉っぱやネギを

 食べたがりませんでしたが、今日はそうめん汁に入っていた菜っ葉やネギも全部食

 べ、お椀は空っぽ。「大盛り!」と、おかわりもしたSちゃん、2杯目も空っぽにな

 りました。

 

 昼食後、年長児は卒園記念製作の時計作りをしました。自分でデザインした形に板を

 切り始めました。桜の板は堅く、切り進むのには時間がかかりました。1時間近く頑

 張っていたKちゃんとYちゃん、おうちに帰る時間になったので、またの機会に続きを

 やることにしました。

 

 昨日、Mちゃんのおじいちゃんが外で使う木製のキッチンを作って届けてくれまし

 た。今日は子どもたちに大人気。年少、年中の子どもたちが料理を楽しみました。ガ

 スレンジの上にフライパンを載せて、土や草を炒めていました。


 1111日(火)晴れ



 朝から11時頃まで霧に包まれました。霧が晴れると、温かい日射しを感じられまし

 た。

 白鳥飛来のニュースを聴き、何度かあやめ公園から歩いて来ましたが、いつも到着す

 るのは11時頃。白鳥はどこかへ出かけてしまっていました。そこで、今日は水辺の楽

 校に集合しました。1羽に白鳥が泳いでいるのを見ることができました。いつも子ど

 もたちはシラサギを見て、「はくちょう?」と訊いてきましたが、本物の白鳥を見る

 ことができたので、今度は違いがわかると思います。

 優雅に泳ぐ白鳥が水に顔を付ける場面をどうして顔をつけるのか疑問を持って友達と

 意見を言い合っていました。また、カモが空から水辺に着水する姿が何度も見られ、

 子どもたちは着陸する飛行機を見るように興味を持って観察していました。

 今日は小・中学校付近を歩きました。校外で学習していた卒園児に会うことができま

 した。

 水辺の楽校に戻り、丘の上で昼食。食後は鬼ごっこや縄跳び、綱引き、電車ごっこ、

 お花を摘んで帽子に飾るなどして過ごしました。

 

 帰り道、年長のSちゃんと年中のEちゃんがけんかになりました。まわりの子どもたち

 も両者の話を聴いたり、慰めたり、しばらくして当人同士で話すことになりました。

 Sちゃんが「どうして怒っていると思ったの」などとEちゃんに訊き、Eちゃんが答え

 るといったやりとりを何度かしました。その後、Eちゃんが笑うと、Sちゃんも笑い、

 2人で笑い合いました。



 1030日(木)晴れ


 じゃが芋、さつま芋、大根とくじら雲の畑で収穫した野菜を使ってそうめん汁を作り

 ました。

 年少の子どもたちもすっかり包丁で切ることに慣れ、どんどん野菜が切られていきま

 した。

 このところ毎日、火の番をしてくれる年長のM君が今日も火の番をしてくれました。

 昆布と干しシイタケの出汁の入った鍋に切られた野菜と塩を入れて煮ました。野菜が

 煮えたら日本酒と醤油で味付けをして、火を小さくして保温しました。

 台所でお手伝いのお母さんがそうめんを茹でてくれました。

 お昼前、みんなが片付けをしている間に焚き火の火を大きくして温め直し、大根の葉

 とネギを加えました。

 畑で年少の子どもたちが泥んこでお料理を作っていました。泥んこになったお皿を洗

 い、泥んこになった服を着替え、昼食にしました。焚き火スペースや畑、縁側などで

 好きな友達と一緒に食べました。

 わんこそばのように何度もおかわりをして食べた子どもたちでした。

 帰る前、今日も日当たりの良い畑で柿の絵本を読んでもらいました。畑の柿も来週に

 は収穫して干し柿作りができるかなあと思います。


 1029日(水)晴れ


 今日はくじら雲の拠点でのんびり1日を過ごしました。

 朝の会で「今日はお休みはいません」と言うと子どもたちから拍手が起こりました。

 

 朝の会の後、年長児は卒園記念製作の時計作りに取り組みました。

 焚き火スペースで使う机を友達に声を掛け合い、2人一組で運んで来ました。

 卒園児のお父さんに用意していただいた桜と赤松の板を子どもたちに配り、触っても

 らいました。

 違いを感じてもらうとやわからさと堅さを感じたようでした。さすが!

 その後、時計の下絵を描いたり、板を選んだりしました。

 

 朝は初霜が降りる程冷え込みましたが、日中は暖かくなりました。

 日当たりの良い畑でお昼のお弁当を食べました。

 昼食の後は「むっくりくまさん」や「あずき」を楽しみました。

 年長児は「巣立ちの日のこと、やる」と言って、早くも「巣立ちの日(卒園式)」に

 歌う歌をみんなで歌いました。



 1028日(火)晴れ


 103回目の長峰山登山、年長児にとってはくじら雲最後の登山となりました。

 年長児の保護者の参加も多く、今日は10名の保護者の皆さんが一緒に登山をしまし

 た。

 子どもたちの中にもう不安はなく、麓で見送るお母さん、お父さんたちを振り返る子

 はいませんでした。

 一緒に登る仲間と頂上を目指し、軽快に歩みを進めていました。

 前回はお父さん、お母さんと一緒に登った年少のK君、今日はお父さんもお母さんも

 いませんでしたが、みんなと一緒に登りました。始めは少しずつみんなとの距離が開

 いて行きましたが、K君のペースで一歩一歩確実に歩んで行きました。急な斜面も四

 つん這いになりながら、時には滑りながらも人の手を借りずに、自分の手足で登って

 行きました。そして、1回目のおやつポイントの近くでみんなの所に追い付きまし

 た。

 

 春、最初の長峰山登山では年少の子どもたちの中にはお父さん、お母さんを求めて泣

 きながら歩いている子もいました。そのような姿を見て、この活動はこの子たちに

 とっていいことなのだろうかと悩みました。でも、半年たった今は子どもたちは自分

 の荷物をすべて背負い、余裕の笑顔で仲間と山道を登って行きます。半年振りに参加

 したお父さんは春の姿を思い出し、「同じ子たちとは思えない。成長を見るとくじら

 雲に入ってよかったと思う」と言いました。「今日の子どもたちの姿は春からの100

 日の積み重ねです」と話しました。

 

 頂上には予定時間よりだいぶ早く到着し、ゆっくりお弁当を食べたり、年長児は組み

 体操をやったりしました。そして帰り道もガマズミを頬張りながら、元気に下って行

 きました。