心理学用語集
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■心理学・精神医学・カウンセリングの専門用語について解説しています。
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臨床心理学用語・精神医学用語
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知覚心理学用語
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認知心理学用語
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性格心理学用語
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学習心理学用語
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発達心理学用語
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社会心理学用語
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その他の心理学用語
■臨床心理学用語・精神医学用語
ストレス
生理学者のセリエが生体反応に用いた。 外的な刺激をストレッサー、それによる心理的・身体的な反応をストレス反応といい、 それらを包括した概念をストレスという。ストレスは環境的要因と心理的要因に大別される。
コーピング
ストレスに対処するための行動。 ストレスに対するコーピングは数多くあるが、ストレス要因に対するコーピングとストレス反応に対するコーピングに大きく 分けることができる。
アサーティブ
自分のことも相手のことも考え、双方にとって最も良い妥協点を見つける関係のこと。
転換性障害
以前は転換性ヒステリーと呼ばれていた神経症群。検査をしても器質的な異常は見つからないにも関わらず、 咳が止まらない、頭痛がする、失明などの器質的異常が現れる。
バーンアウト(燃え尽き症候群)
実現が難しい目的を掲げ、それを達成するために頑張り過ぎて、体力、精神力を消耗してしまう状態。 教育・福祉・医療など対人サービス業に携わる人に多く見られる。 使命感に燃え、必死でやってきたことが、成果が上がらなかったり、評価されなかったりと報われず、 今までやってきたことに意味を見出せなくなり起こる。
チック
身体の特定の筋肉郡に起こる不随意的、自動的で急速な反復運動反応であり、神経性習癖の一種である。 チックには、まばたき、足踏みなどの身体運動性チック、 シャックリ、咳などの呼吸性チック、脳に器質的な問題がある器質性チック、心理的な問題がある心因性チックなどがある。 不安やストレスなどの心理的緊張が原因であるため、くつろいだり、何かに没頭したりすることによって軽減する。
投影
防衛機制の1つ。自分の持っている受け入れがたい感情や衝動などを、他の人のものとすること。例えば自分が相手のことが 嫌いなのに、それを無意識に抑圧し、相手が自分を嫌っているのだと考えること。
コンプレックス
ユングが作った用語で、「複合体」や「観念連合」と訳される。 一般的に「コンプレックス」と呼ばれているものは、劣等感コンプレックスというもので、コンプレックスは劣等感だけを 指し示すものではない。
心的外傷(トラウマ)
本来は精神分析学の用語。人が強いショックやストレス、不安や苦痛を 引き起こす過度な体験をしたとき、それが適切に処理されずに抑圧されると、 神経症的症状形成につながると考えられた。 外傷体験ともいう。
転移
本来は精神分析学の概念で、患者の過去の重要な対人関係が現在の治療のなかに無意識的に反映されること。 転移は、対象への肯定的・親近的・友好的な感情をともなう陽性転移と、 対象を回避しようとする否定的・拒否的・敵対的な感情を伴う陰性転移に分けられているが、 実際には両方を含む両価的転移が少なくない。また、反対に治療者が患者に対して起こす転移を逆転移という。
自我(エゴ)
精神分析理論における人格構造の1つであり、自分が自分であると認識できるもの。 現実原則によって統制されている。
サイコドラマ
モレノによって創始された即興劇の方法を用いた集団精神療法。 サイコドラマの構成要素は、監督、補助自我、演者、観客、舞台の5つである。 1セッションは、 @ウォーミングアップAドラマBシェアリングで構成され、この一連の時間を共有することによって、 メンバーは個々の問題に対する直面化、内面の洞察、カタルシス、他者との共感などを体験することができる。
カタルシス
抑圧された感情を自由に表現することによって、心の緊張を解くこと。
人間性心理学
人間性の解放と自己実現を提唱した心理学。 人間性の解放とは、社会的規範の抑圧からの解放、内面的な逸脱(神経症などの心の病気やその他の心の問題を、病気や 異常ではなく、人間性の目覚めとして大切にしようという考え方。) マズローは、精神分析を第一勢力、行動主義を第二勢力、人間性心理学を第三勢力と位置づけた。
[人間性心理学に属する主な理論・療法]
マズローの自己実現理論、ロジャースの来談者中心療法、 エンカウンターグループ、実存分析、ゲシュタルト療法、交流分析、論理療法 など
催眠
言語暗示によって人為的に引き起こされた意識の変容状態。暗示には他者暗示と自己暗示がある。
精神鑑定
法律関係者が法律以外の専門家の援助を求める作業を「鑑定」といい、この鑑定の中で、精神医学や心理学に関わるものを 「精神鑑定」という。精神鑑定をする鑑定人の多くは、精神科医。心理学者や家裁の調査官が選ばれることもある。
医原症(医原性神経症)
医師や看護師などの医療スタッフの治療・検査・説明の不足などにより、患者に精神的な負担がかかり、 引き起こされる病気。
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■知覚心理学用語
錯視
視覚における錯覚のこと。
幾何学的錯視
幾何学的な図形によって起きる錯視。
サブリミナル効果
残像現象を利用して人間の潜在意識に働きかけ、行動に影響を与える効果。 人間の心理を解明するための研究課題になっているが、実際にどれほど影響を与えられるのか実証されているわけではない。
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■認知心理学用語
認知的不協和の解消
人は相容れない2つの認知(事柄や考え方など)が出てくると、不協和な状態になり、不快になる。 それを和らげるために、「自己正当化」を行うことを「認知的不協和の解消」という。
心理的リアクタンス(心理的反発)
人は、どのような立場もとれる自由を認識しているため、ある立場を強いる説得を受けると、その圧力を自由への脅威 であると考えて起きる反発のこと。
意識の流れ
人間が経験する意識は、個人的意識の流れのなかの、ある時点での現れであるという考え方のこと。 要素を重視する構成主義の考え方に対して、意識はあくまで一連の流れであると捉え、 内容よりもその作用や機能に着目した考え方。 ジェームズの「心理学原理」で述べられ、現代の認知心理学にも影響を与えている。
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■性格心理学用語
パーソナリティー
その人特有の人となりあるいは個性という意味。知・情・意のすべてを含めた個人差。知能と性格。
キャラクター
その人特有の先天的な性格・特性。
ジョハリ・ウィンドウ
アメリカの心理学者ジョーとハリーが提唱。他人との関わり合いの中で新しい自分に気付き自分を成長させていく様子を 図によって表したもの。自分自身をより深く理解するために使われる手法。
知能指数(IQ)
知能検査の結果を表現する指標の1つ。知能指数は、IQ=(MA精神年齢/CA生活年齢)×100で表される。
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■学習心理学用語
古典的条件づけ(パブロフ型条件づけ)
ロシアの生理学者パブロフが提唱。
イヌにベルの音を聞かせてその後に餌を与えるという行動を繰り返すと、イヌはベルの音を聞いただけで唾液を 分泌するようになる。この場合、ベルに対する唾液分泌は習得された反射である。 このような手続きを、古典的条件づけ(パブロフ型条件づけ)という。
オペラント条件づけ(道具的条件づけ)
アメリカの心理学者スキナーが提唱。
レバーに触れると餌が出るスキナーボックスという実験装置にネズミを入れると、偶然レバーに触れて餌を食べられたネズミは、 しだいにお腹が空くとレバーを押すようになる。このような手続きを、オペラント条件づけ(道具的条件づけ)という。
チャンク
ミラー(MILLER,G.A.)の提唱した、情報処理の心理的な単位。
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■発達心理学用語
愛着
J.ボウルビイによって提唱された、特定の対象に対する特別の情緒的結びつきのこと。 特に幼児期までの子どもと養育者との間に形成される母子関係における情緒的結びつきをいう。
アイデンティティ
エリクソンの精神分析的人格発達理論の青年期における心理社会的危機を示す概念。 同一性、自我同一性と訳される。アイデンティティの獲得に失敗した状態が「アイデンティティ拡散」である。 自分は他者とは異なる個別の、過去・現在・未来にわたって連続性のある存在であり、社会の中で存在しているという感覚。
モラトリアム
青年期にアイデンティティを確立させるまでの猶予期間。エリクソンが提唱。
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■社会心理学用語
ファミリア・ストレンジャー
顔はよく知っているが、挨拶したことも、話したこともない見慣れた他人のこと。 社会心理学者のミルグラムが提唱。
基本的な帰属のエラー
他者の行動の原因の内的な要因を過大評価する傾向。ロスが提唱。
囚人のジレンマ
2者間において、個人が利益を追求すると、全体に不利益が生じる状況。
印象形成
限定的、断片的な情報から他者の特徴を推測する対人認知。
セルフハンディキャッピング
事前に不利な条件を故意に作り、失敗したときの言い訳の材料を用意すること。
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■その他の心理学用語
バイオリズム
生体に生得的に備わっている生活リズムのこと。行動、体温などの多くの生命活動はある一定の周期で変動している。 人間には、身体(23日周期)・感情(28日周期)・知性(33日周期)の3つのリズムの波がある。
神経言語プログラミング(NLP)
適切なイメージや動作を用いて、思考や行動のパターンを修正する技法。 ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーの二人によって提唱箸は左手で使うが、筆記は右手でおこなうなど、用途によって使い勝手のいい手が違うことを指す。ミルトン・エリクソン、 ゲシュタルト療法のフレデリック・パールズ、家族療法のバージニア・サティアの、3人の天才的心理療法家が意識的・ 無意識的に用いていた技法を体系化したものだとされている。
現在、日本のビジネス界において流行を見せているコーチングもNLPから生まれたもの。
クロスドミナンス
箸は左手で使うが、筆記は右手でおこなうなど、用途によってきき手が違うことを指す。
災害心理学
災害がもたらす人間への心理的影響や、被災者の心のケアなどを扱う心理学の分野。 1995年の阪神・淡路大震災をきっかけにその必要性が認識された。
計量心理学
計量心理学とは、心をはかることを研究する分野。心をはかるとは、心理学的対象に数値を割り当てること。 心理学的対象としては、性格・学力・感情・知覚など、人についてのさまざまな特性がある。 直接の対象である「心」が、直接見ることも触れることもできないため、 目に見える形あるもの(行動など)から,もとにある心を捉えることが問われる。
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