−7月−

−芝2−
毎週芝刈りをしています。この時期は2,3週間に一度は肥料もまきます。昨年買った芝刈り機の刃も3回替えました。庭に芝を張ると,こうなることは分かっていましたが,こういう忙しい時だからこそ,全く違う時間を持つようにしようと思いました。庭の樹木も全部自分で植えました。1本1本の木が植えたときから段々成長していくのを眺めるのはいいものです。朝の涼しい内は軒下に置いたベンチに座って,芝庭と植木を眺めながら読書をするのが休日の楽しみです。

−報告−
知り合いの紹介で,教育センターの研修講座で実践報告をすることになりました。内容は「児童の意欲を生かす学級づくりの実際」でということでした。1時間10分の持ち時間があります。私のような者で役に立つのか不安ですが,今はどれを持っていこうか,明るく話そうか,真面目に話そうか,偉そうになってはいけないし,控えめすぎても・・・といろいろ考えている最中です。

−PTC−
娘の学校で学級PTC活動がありました。土曜日の昼2時から夜の10時までというすごいプログラムです。その中に親子グランドゴルフがあり,最近ゴルフに行けてない不満をぶつけて8ホールを17打というスコアで親の部で優勝することができました。昨年は息子の学級PTCでも優勝し,賞品まで頂きました。その時は同じ組にキャディをされるお母さんがおられ,白熱した競り合いになり大変盛り上がりました。

−成績1−
今勤めている学校の成績には所見欄が2カ所あります。内容は「学習と生活について」と「総合的な学習の時間の活動について」です。その35人分の下書きが今週の日曜に済みました。文字数を数えてみると,「学習と生活について」が平均約120字で,「総合的な学習の時間について」が約80字でした。書く欄が小さいので,最近はペン先が0.28ミリの超極細ボールペン「uni-ball SigNo」(三菱)を使っています。総合の所見はただ「何々の活動をした」とは書きません。「何に興味を持ち,どんな課題を持ってどんな活動を行い,どのような力がついたのか」という書き方をします。しかし下書きができたからといってここで安心すると後で苦労することになります。(経験者は語る)

−成績2−
最近では成績も毎学期PCでプリントアウトする学校もあるようですが,ここは手書きです。去年,久し振りに人数の多い学級を持って,「成績の手書きにかかる時間」の感覚が鈍っていました。下書きができた時点で安心していて,成績提出の前日に清書を始めると徹夜に近くなってしまいました。中には30分しか寝ていないと言われる方もおられて,みなさんも苦労されているようでした。今年は一覧表も清書も3連休前には終えたいものだと意気込んでいます。

−宿命−
学期末の忙しい時につい文庫本を読み始めて後悔しています。東野圭吾の「宿命」。面白いです。

−水泳1−
1学期,100人以上の6年生が一度に水泳の学習をしました。シャワーを浴びた後,全員がプールサイドに座ります。昨年から集合した場での騒がしさが気になる学年でした。すぐに隣と話してしまいます。指導の声など聞こうとしていません。周りが動き出して,何となくついていきます。人数が多いと一人ひとりの注意力が薄くなってしまうようです。

−水泳2−
そういうことで,今年の6年生の1つの課題は集合した時の集中です。今年はプールサイドに集合した後,全員が静かになるまで待つことにしました。私は何も言わずにプールサイドの反対側に立ちます。決してこちらから「静かに」とは言いません。最初のうちは一人もしゃべらなくなるまで時間がかかっていましたが,毎回続けていると静かになるまでの時間が短くなっていきました。よくある指導ですが,これを「毎回」「絶対に」「一人もしゃべらなくなるまで」待つことを続けました。もし途中で我慢できず,まだ喋っている者がいてもハンドマイクなどを使って動かしていたら,いつまでも変わらないままだと思いました。今回,もしこのまま時間が来て終わってもそれはそれで仕方ないと覚悟を決めていました。

−水泳3−
たとえ100人以上の児童がいても,一人もしゃべっていなければプールサイドはシーンと静かになります。すると普通の声で指示が伝わります。しかし,せっかく静かになっても,話を始めるとまたおしゃべりが始まることがあります。そこで子どもの声が聞こえ始めたら,すぐに話をやめます。これを徹底して毎回行いました。水泳のような,ついはしゃいでしまう場で,最後まで静かに指示を聞くという体験を繰り返すことで,集合した時の集中力をつくり出すことができるはずと思っています。

−個人懇談−
夏休みに入ると個人懇談があります。2日間かけて1日中行います。今回初めて懇談する場にを置いてみました。また机の配置は以前から向かい合わせにせずL字型にしています。面と向かうより少し違う雰囲気になります。

−絵−
図工の時間,「わたしの町」というテーマで絵を描きました。去年は久し振りの大人数のクラスを前にして,指導が中途半端になり,はっきり言ってメタメタの状況でした。子どもが描いた絵を見て申し訳なく思いました。今年は2年目ということで,30数名の指導にもいくらか慣れてきました。水彩画の特徴を生かした彩色を意識したつもりです。今年は描いた本人が自分で気に入っている様子が見られたことが成果だと思っています。

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