−9月−

−種1−
庭の芝生の間からある日双葉がのぞいていました。いつもの草とは葉の形が違います。芝刈りをする時その双葉だけ残しておきました。1週間後見ると本葉もできていました。

−種2−
葉を見ると,どうもこれはスイカのようです。夏休みに子どもたちと庭に向かってスイカの種の飛ばし合いをしたことがありました。その中の1つが芽を出したものと思われます。秋のスイカ,どこまで育つのでしょうか。

−プロ−
「プロとしての自覚を持って」という表現は注意を促す点では意味があるかもしれませんが,本人自身がこう思って仕事をするというのは,少しか弱い感じがします。本当にプロの仕事をしている人はこんなことを思ってはいないでしょう。プロ野球の選手を見れば分かるように,自分が納得するまで突き詰めているうちに,まわりからそれが「プロの自覚」と映るのではないでしょうか。プロだからここまでやるというより,やらないと気が済まないから本当の仕事ができるというように思います。イメージとしては「職業人の仕事」と「職人の技」の違いです。

−つっこみ1−
子どもたちの中には最近のテレビの影響か,妙に突っ込みの得意な子がいることがあります。教師が何か言うとすぐ「それはない。」的な批評を入れてきます。普通の会話の中ならば,それも合いの手になることもありますが,授業の中で指示や説明をしている時まで一言を条件反射のように繰り出してくるのまで許しておくわけにはいきません。

−つっこみ2−
一言一言に対して揚げ足を取るようなコメントを出したり,意味もなく,教師が話している言葉を真似して繰り返して言うような子がいます。例えば,国語の授業で作文を書く時,「例えば・・・・という風に書けばいいよ。」と説明している途中に「・・・はないシ。」となぜか最後に必要のない語尾の「シ」を入れて突っ込んでくる場合があります。

−つっこみ3−
自分のために例を挙げて詳しく説明してもらっているのに,その親切に対して言葉尻をとらえて一々突っ込みを入れてくるような態度は絶対に許しません。そういう言葉が聞かれた瞬間から反撃します。今言った一言にはどういう意味があるのか。なぜその一言を言わなければならないのか。今何のため,誰のために説明されているのか。自分は例を挙げてもらわなくても立派に課題を達成できるのか・・・迫力をもって突き詰めていきます。人を傷つけることや茶化すことは絶対に許されないという空気を全体につくり出すために,何度も何度も繰り返していきます。

−種3−
飛ばした種から芽を出したスイカが健気に大きくなっています。秋のスイカ,小さな実をつけるところまでは見たことがありますが。

−引っ越し1−
私のIT環境はISDN時点で止まっていました。しかし時代の流れにようやく一歩踏み出す元気を出して,条件のいいうちに光に変えようとしています。プロバイダも無料HP容量の大きい所に引っ越しする手続きをしています。

−引っ越し2−
このHPを立ち上げるため7年前に購入したPCも,何年か前から起動と同時によくフリーズするようになり,今回接続のサービスもあるので,新しい物に変えることにしました。しかし,XPの後継OS(Vista)が来年1月の発売予定となっているので,本当は来年まで待った方がいいのですが,きっと登場直後のOSには不具合が出るものだと拙速の言い訳にしています。また今年中に動画編集を安定してできる容量の大きいPCが必要な理由ができたのです。

−引っ越し3−
去年の6年生は6年間学校で撮ってきたビデオを1時間分に編集したものを親子で鑑賞したそうです。そして,その記録が必要な家庭はテープかDVDを指定してカメラ店でダビングしてもらったとのことでした。今年も昨年のようにという家の方のご希望で,その「編集」をしなくてはならなくなりました。昨年その編集を担当された先生に聞くと,「HDD500GBのMacを2年前に買って編集した。」と言われるではありませんか。

−引っ越し4−
これから先のことを考えると,子どもたちの姿を映像で記録し編集しPCで見られるような処理をしていく技術が通信を書くようなレベルで必要となっていくのかなとも思い,今回6年生の担任として必要に迫られて,この時期にPCの購入に踏み切りました。CPUは勉強不足で最新のCore2Duoにできず,1つ前のタイプにしてしまいましたが,メモリやハードディスクは十分なものにしました。これから動画編集の勉強と光の導入作業が待っています。

−引っ越し5−
というわけで,今回のISDNから光への乗り換えに伴い,HP容量の大きい新たなプロバイダと契約し,現在のプロバイダから引っ越しをすると,このHPのアドレスも変わることになります。しばらくは引っ越しの案内をこちらに残し,1ヶ月後ぐらいに解約し,このアドレスは消滅する予定です。引っ越し後もどうぞよろしくお願いいたします。

−提出物1−
連絡帳と日記が一冊になっているので,半日のうちに日記の返事を書いて返さなければなりません。それに提出物の点検も加わります。30数人の量になるとなかなか大変です。しかし,宿題の点検を行い,忘れた子には休み時間を使ってその日のうちに必ずやらせます。これでその子の休憩時間がつぶれます。これだけでもいくらか宿題忘れをする子が減ってきます。これが転勤1年目にはなかなかできませんでした。休憩時間,気がついたらもうばらばらに遊びに出ていました。

−提出物2−
休憩中に忘れた宿題をするように伝えていても,それを忘れて出てしまうのです。そこで,休みになる直前に呼び出し,他の子を休憩にした後,席につかせることにしています。教室内に「忘れ物調べグラフ」を掲示することはしません。個人懇談で提出物の割合を百分率で口頭でお知らせすることはあります。提出チェックは,係にさせると不正確になるのでこちらでします。朝,学校に来て宿題をしているような子には,宿題忘れとして再度同じ課題をやってもらい,家で一定時間の学習を行える習慣をつけようねという指導をします。

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