−2月−

−プレゼン1−
家庭科で「生活を楽しくする物を作ろう」という学習をしました。今まで習ってきた縫い方を使って,自由に自分の使いたい物を作ります。と言っても,全てを自由にはしませんでした。まず3種類を提示しその中から選ぶことにしました。

−プレゼン2−
その3種類は「ティッシュケースカバー」「クッション」「ウォールポケット」です。全くの自由にしなかったのは,お互いに参考にするためと,指導面での効率性からです。そして,ただ作るだけでなく,その作品の中に必ず3点,「自分なりの工夫」を入れることという条件をつけました。

−プレゼン3−
この単元の最後には作品について発表し,お互いにその評価をしていく計画を立てていました。その発表の時,制作途中の作品の様子をスライドで紹介していきたいと思い,各制作段階で写真を撮っていきました。

−プレゼン4−
この単元の最後に1時間の作品発表会を予定していました。この中で30数名全員に自分の作品について発表し,その発表に対し聞いた者全員に「参考になるところ」と「アドバイス」の両面の意見を出させたいと思いました。これを1人ずつやっていったら完全に1時間をオーバーしてしまいます。

−プレゼン5−
1時間で全員が発表し,その一人ひとりに意見も出せるようにするために,一度に複数の発表が同時進行するようにしました。つまり,各班毎に発表と意見交換を行うのです。これが粛々と進むようだったら,6年生としての学習規律ができているということになるはずです。卒業前にそれができるクラスかどうか試してみることにしました。具体的には,各班内で順番に発表し,それに対して班員全員が順番に「参考になるところ」と「アドバイス」の両面の意見を必ず言うということにしました。全てを同じパターンにしては変化がないので,各班から一人だけ全体で発表する者を決めます。その子だけは後で全員の前で発表するので班では発表しません。

−プレゼン6−
班は6班あるので,全体で発表する子は6人になります。この発表で,制作途中の様子をスライドで提示するために写真を撮ります。制作途中では,まだ誰が代表として発表するかは決めていないので,全員の作品を段階的に撮っていきます。実際に発表することになった6人の最初の制作途中の写真は次のようなものです。

−プレゼン7−
作品が出来上がっていく段階の記録。次の段階ではこうなりました。

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