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−水泳指導10− 約100名の中の数名の声が完全に聞こえなくなって,一呼吸置いてから普通の声の大きさで指導を始めます。水への入り方,出た後の動き,グループの集まり方等最後までの行動をはっきり指示してから水泳を始めます。指導イメージは,指導者が拡声器で学校の近所の方々に迷惑をかけながら次々と大声で指示して「やらせて」いくのではなく,子どもたちの方が,こちらを「意識」して次にすることを「聞こう」とする態度による水泳学習です。これで今期の水泳指導も,準備運動の段階から一度も大声を出したり,拡声器を使うこともなく行うことができました。 −戦略会議1− 主任研修の中で「戦略」という言葉を使って主任としての仕事の遂行を考えていくことがありました。最近は,教育とは随分かけ離れた言葉を使った会議を行うようになったものです。 −戦略会議2− 企業論理を持ち込むことの是非以前に,そんな物々しい構え方で取り組まなければならなくなった,最近の職員室内の人間関係や教師の質の方に問題があるのだろうと思います。 −戦略会議3− 「戦略」ということは,立場上の互いの関係を敵同士と見立てているわけです。または自分の意をくまない相手をいかに説得し,行動させるかという視点でマネジメント(こんな言葉もいつの間にか教育界に入ってきて・・・)していくという前提に立っているわけです。 −戦略会議4− 「戦略」などという大袈裟な言い方をなぜしなければならないのか。作戦を練って管理していかなければ教師は動かないのだろうか。などと思ってしまうのはまだ自分が甘いからなのでしょう。それでも,教育の世界で「経営戦略」のようなハウツーもの???と思ってしまいます。教育の世界は「利潤追求のための経営」をしていません。「先生」は専門職ですから,「技術を必要とする職人」の世界です。 −戦略会議5− 職人の世界では「技は盗むもの」と昔から決まっています。手取り足取りしてもらって身につけたような技は本物にはなりません。ノルマを課しただけで技術が伸びる訳がありません。匠の技には弟子が盗みたくなるだけの魅力があります。私たちに職人としての自覚や向上心があれば,教育の現場に「戦略会議」などという言葉は入り込まなかったのかもしれません。 −ガラムマサラ1− この連休中に料理のレパートリーを1つ増やしました。「手羽先のピリ辛炒め」です。何気なくテレビを見ていて,この料理の紹介があり,おいしそうなので,レシピをメモして作ってみました。ポイントはインド料理に使うガラムマサラです。これでいつもとはちょっと違ったエスニック風の味になり,家族にも好評でした。まず手羽先を関節で切り落とし,肉のある方の2本の骨が分かれるように切り分けるところから始めます。 −ガラムマサラ2− 手羽先の切り分けに時間がかかってしまいましたが,この手羽先の処理済みの物もちゃんと売っているのだと後で知りました。メモしたレシピ通りに作ってみると,どうにか食べられる物ができました。お暇な方がおられたら1ついかがでしょうか。 10月へ |