−2月−

−CD録音−
このHPでCDへの録音方法について説明していましたが,最近のムービーメーカーには「録画/録音」が「ファイル」の中にないようです。まだ実際には確認していないのですが,その場合は「ナレーター」機能で同じように録音できるのではないかと思います。

−思い込み2−
日記に書いてある言葉が違っていたので,漢字で「雰囲気」と書いて,「ふんいき」と読みも書いておいたら,次の日,私が訂正した字の横にその子が「ふんき」と更に訂正(?)を書いていてくれたことがありました。

−思い込み3−
理科のテストなどで「〜どちらが大きいですか。」と問う問題があります。ここでよく見られるのは「大きい」とか「小さい」といった解答です。「どちらが」ときかれているのに,最後の言葉だけ見て,大きさをきかれていると思い込んでしまうあわて者がいます。

−もう一つの基礎・基本−
「学力の基礎・基本」が重要視されていますが,もう一つの基礎・基本が,忙しくなった現場の中で最近よけい見落とされがちになってきているように感じているのは私だけでしょうか。「鉛筆の持ち方」「姿勢」「字を丁寧に書こうとする習慣」「筆順」「言葉遣い」等々です。「学校に行っているおかげで子どもの字がきれいになった。」「学校に行っているおかげで子どもが敬語を使うようになった。」という「当たり前」であるべきことが本当に行われているでしょうか。こういう基本的なことは教師個々の指導技術以前の問題です。これらは日々の教師の「こだわり」とか「信念」の部分で解決できる課題だと思います。

−親1−
年度当初に学級懇談で学級PTAの目標を決めます。随分前になりますが,ある年意見がなかなか出なかったので,私の方から子どもの睡眠時間の必要性を話し,具体的に「9時には寝よう」というような目標を決めたことがありました。私は脳の発達のためにも睡眠が必要だと本で読んだ覚えもあり,夜早く寝るよう1年間勧めていきました。果たして年度末の反省の時,最初の懇談の時にはおられなかった父親が出席されて,「先生でも夜遅くまで起きているだろう。子どもにだけ早く寝ろと言えるのか。」と言われ,ある母親からは「9時から家族で見たい映画をすることもある。一律に寝る時間を決めるのはどうか。」と言われてしまいました。こうして自分としては正しいことだと思い,一生懸命いいことをしているつもりが,親からは感謝されるどころか非難の対象になることもあるのだと思い知ったことがありました。

−初恋−
1月に学級懇談がありました。その時,家の方に「今日帰られて子どもに島崎藤村の「初恋」を暗唱させてみて下さい。」と伝えました。次の日,子どもたちは懇談から帰って来た親に急に「初恋」を言ってみるよう言われたと報告してくれました。言われた子は見事暗唱してみせて,「ほうー。」と感心された様子も教えてくれました。今は「がまの油」を覚えています。

−ミニネタ−
お勧めのメールマガジンがあります。「小学校教室実践総合誌 ミニネタメールマガジン」です。その紹介文には「日々の教室実践のみならず,地域社会や家庭での子育てに奥行きと幅をプラスする,ちょっとした教育技術=ミニネタを日本全国から収集し発信していきます。ミニネタそのものの他に書籍・イベント情報なども満載!」とあります。私の拙文も掲載していただいたことがあります。最近つい笑ってしまったのはその中の「テストの爆笑解答集21連発」です。かわいい勘違いが21件紹介してあります。 (例・・・「どんより」を使って短文を作りなさい。  「私はうどんよりそばが好きだ」) 購読無料です。

−ダルマ落とし−
5年生の理科で「おもりのはたらき」という単元があります。その中に「当てるものの重さや速さを変えると,当てられたものの動くきょりは,どうなるか。」を調べる学習があります。実際にはガラスの玉に鉄の玉やガラスの玉を当てたり,当てる球の速さを変えて,当てられた球の動きを調べます。この時もう1つの実験をいつもしています。「ダルマ落とし」です。槌で打つ速さを変えたり,槌を木槌から金槌に変えてみたりしてその成功率の違いを身体を通して感じさせたいと思っています。

−歩き方−
卒業式で気になるのは卒業生の入退場の歩き方です。普段姿勢など気にせず歩いているので,すごく不格好な歩き方になります。緊張してゆっくり歩くと左右の手足が同時に動く子もいます。そこで2月のうちにきれいに歩く練習をしておきます。膝を曲げ中腰で壁にお尻と背中と頭をつけて「背筋を伸ばす」イメージを持たせ,その姿勢のまま膝を伸ばし歩いてみます。

−常識−
中学に行くまでに常識として子どもたちに身につけさせておきたいことはいろいろあります。例えば都道府県,県庁所在地等を漢字で書けるようなことです。ただ地図の番号に当てはまる県名をプリントに書くだけでは,順番や番号で県名を覚えてしまうこともあります。そこで各地方毎の拡大白地図をそれぞれB4用紙に印刷しラミネートしたものを使って,1日に1地方のペースで「県名,県庁所在地」のセットで教師の指示した場所を言えるか一人ずつ確認していきます。ローマ字プリントやローマ字日記も家庭学習の1つに入れます。

−卒業製作5−
砂絵の製作でカラー砂を貼り付けていくのに,砂が入っている袋のまま使うと袋のチャックを開けたり閉めたりが面倒です。そこで,紙コップを半分の高さに切り,それを箱に両面テープで貼り付けて固定した入れ物を使います。これに砂を入れると,指で適量をつまんでシールを剥がした部分に落としていくことができ,能率が上がります。コップを固定していないと,倒れて砂が混ざることがあります。

−パーティーゲーム−
最近PS2にマルチタップを付けて,家族で「THE パーティーゲーム」をしました。特に「体力コース」が盛り上がります。腹が痛くなるほど笑えます。

−会食会1−
卒業生が在校生や先生方に感謝の気持ちを表す会食会のメニューを考える時期がきました。今まで,定番のサンドイッチにした年もあれば,市販のパイ生地を焼いてホイップクリームや果物をはさんだパイサンドを作った年もあります。前回はクッキーを焼きました。今年はマドレーヌを作ろうという意見が出たので,先日試しに練習で作ってみました。材料,作り方全て任せました。クッキーの時も練習しました。子どもたちはこの「練習」をとても喜びます。招待状も,カードを開くと絵が起きあがるタイプにしたり,葉書サイズのカードを開くだけで中の紙が自動的にA4の大きさに開くような折り方(あるうどん屋のパンフレットを参考にしました。)をしたりと工夫します。会のプログラムに前回はゲームやクイズの他に各先生方の癖を真似したショートコント?も入れました。ゲームで盛り上がるのは,風船にたくさんテープを貼っておき,順番に一人ずつそれを剥がしていくというものです。前回は東急ハンズで買ったヒョウ柄の風船を使いました。テープの端は取りやすいように半分に折っておきます。

−会食会2−
会食会に向けて,お呼びする人への招待状を作ります。毎回いろいろな招待状の形を工夫してきましたが,とうとうネタが切れ,今年はカードをそのまま渡すことにしました。しかしそのままではあまりに普通すぎるので,どうにか立体的にしようとカードを丸めてそれをリボンで結んで・・・と思いましたが,ほんの一瞬だけのためにリボンが無駄になりそうです。そこでリボンの代わりにポケモンシールで封をすることにしました。実際に丸めてみると今度はそれを渡しに行くのに,誰宛のカードか分かりにくくなりました。そこで,カードの裏に相手の名前とワンポイントのカットを刷ることにしました。後で気付いたことですが,この「ワンポイント入りの名前名簿」は後で更に役に立つことが分かりました。

−会食会3−
会食会の会場には披露宴のように,招待した人がどこに座るかを示す名札を置きます。今回はその代わりにこの「ワンポイント入り名前」をA4用紙に一人1枚ずつ刷り,(カードに印刷するため,1ページに一人ずつの名前を入れていたので,それをA4版に拡大印刷するだけで済みました。)それをテーブルの上に置くことにします。これで名札がテーブルクロスの役割もすることになります。この上に卒業生が作ったマドレーヌを置きます。飲み物は何種類か用意しておき,客室乗務員のように好みを聞いて配っていきます。

−会食会4−
マドレーヌ用のカップを買いに100円ショップに行くと,何と「焼き型不要」の紙カップがあるではありませんか。また紙コップでは外側に迷路や星座占い,血液型占いなどが書いてあるものがあり,これも受けそうなので購入しました。他にもいくつか会の雰囲気を盛り上げられそうなものを見つけました。ゲーム,クイズ,お礼の手紙も準備できました。前回は手作りの「ストロートンボ」を全員にプレゼントしました。今年は何をプレゼントにしようかと考えています。

−卒業製作6−
今の学校では,卒業式に卒業生が「旅立ちの言葉」を言う時,バックに思い出の写真をスライドで映し,BGMをつけることになっています。2年前の一筆箋にも書いたように,その年はBGMに中島みゆきの「ヘッドライト テールライト」を使用し,保護者の評判もよく,盛り上がりました。今年は中島美嘉の「雪の華」(Instrumental)にしようと思っています。今日は放課後それを聞きながら,卒業製作の最後の仕上げをしました。出来上がった砂絵の上に透明のアクリル板を乗せ,その上に例の面取りをした額縁を取り付けます。(着色ニスを2度塗っただけですが,なかなかいい味がでてくるものです。)砂絵の台紙はベニヤ板に貼り付けていますから,ベニヤの裏から額縁に届くようにドリルで小さな穴をあけ,そこにねじ釘をねじ込んでいき,ベニヤとアクリル板と額縁を固定してできあがりです。が,今年はもう1つ製作しなければならないものができてしまいました。

−学校の絵1−
昨年,近くの公民館から畳1畳分の大きさのパネルを渡され「学校の絵」を描いてほしいという依頼が学校にありました。製作担当などは誰になるのだろうと思っていたところ,今年になって急に「児童会で」と児童の前で言われました。「えっ,児童会?」じゃあその担当をしている自分が絵の製作担当をするのかな?と2段構成で意味理解をし,う〜ん・・・と悩んでしまいました。

−学校の絵2−
とにかく「児童会で」ということなので,その日に縦横の長さが1対2の比率(パネルの長さの比と同じ)の画用紙を作り,それを執行部が児童全員に配って回りました。それに学校の絵の下絵を描いて持ってきてもらい一番多い構図のものを基本にしていくことにしました。また,卒業製作で作ったあの面取りをした額縁が良かったので,今度はラワン材で91×182センチの額縁を作りました。アクリル板も丁度同じ大きさのものがあるので,それを表にはめます。校歌はインクジェット用の透明シールがあるので,それに印刷してアクリル板の裏から貼り付けようと思っています。今朝の職員朝会では,集まった下絵を参考にして本物の大きさに下書きし,それに花や校歌を入れる場所を示したものをカメラで撮り,印刷したものを全員に配りこのまま進めていいか確認をとりました。花は児童会全員で直接パネルに下書きをしていく予定です。

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