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2003年09月21日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day21昨晩はこっそりと鑑賞希望一覧の追加修正を一所懸命やってました。
最近、『電撃』や『ブラック・ダイヤモンド』に出演しているアンソニー・アンダーソンという役者がお気に入りで、この男が主役格で登場する作品があると知ってチェックしておいたら、いつの間にやら今月27日からの公開が決まっている。どこでいったい何日にかけるつもりぢゃ、と思って調べてみたら、意外な事実に気づいた。
……日本語吹き替え版しかかかってねえ。
探しても探しても字幕版がない。確かに、コメディなので変に英語で話されるよりはそのほうがいいのだが、しかし気持ちいいぐらい吹き替えしかかけていない。以前、「この役者の吹き替えは桜井敏治氏じゃなきゃダメ」とここで激しく訴えたことがあったが、そのせいかちゃんと某所のクレジットにはきっちり桜井氏の名前が見える。ならまあ、我慢して吹き替え版で観てもいいか、とは思うが……しかし思い切ったことをするなー。
ちなみにこの映画、今日日珍しく公式サイトすら存在しません。たぶん二・三週で打ちきって、あとはソフト化狙いなんだろうなー。本日はほぼ一日中籠もって、パソコンの新調に備えた机まわりのお掃除と有線ブロードバンドルータの設置に費やした。感想を書く時間もかなり削られてしまい、とりあえず仕上がったのは『ファム・ファタール』(日本ヘラルド・配給)の感想のみ。こちらからどうぞ。
月曜日は何もなければ休みにするか、と言っていたのに一件だけ、しちめんどくさい仕事が入ってしまったのでその為だけに出勤である。そうでなくても雨で行動が制限されるのにぃ。
2003年09月22日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day22仕事のあとでまた映画を一本観に行くつもりだったが、帰宅途中の交通状況があまりにも劣悪なのを見て急激に行く気を失ってしまった。交通安全週間とかであちこちに警官が立っているのだが、渋滞で交通整理が必要なところには一人も置かないくせにまったく意味のないところに無数にたむろしていて、しかも車が詰まった交差点で信号の変わり際にミニパトが突出してきて交通妨害してくれたのを見て、移動するのが鬱陶しくなってしまったのである。さいきんそーいうのが目につくなー……
仕方がないので保留になっていた感想をまとめて仕上げる。まず、『トゥームレイダー2』(東宝東和・配給)の感想はこちらから。『閉ざされた森』(Sony Pictures・配給)の感想はこちらから。
ついでに、部屋の片付けと映画鑑賞と感想書きに妨害されてなかなかページが進まなかった北森 鴻『支那そば館の謎』(光文社) [bk1/amazon]も読了。感想はこちらから。本日のお買い物
1,司城志朗『街でいちばんの探偵』(カッパ・ノベルス/光文社) [bk1/amazon]
2,はやみねかおる・原作、やまさきもへじ・漫画『少年名探偵虹北恭助の冒険 高校編』(マガジンZKCDX) [bk1/amazon]
3,園田健一『砲神エグザクソン(6)』 [bk1/amazon]
4,武田俊也&うたたねひろゆき『セラフィック・フェザー(8)』(3と4、アフタヌーンKC) [bk1/amazon]
5,村枝賢一『RED LIVING ON THE EDGE(13)』(アッパーズKC) [bk1/amazon]
6,秋月りす『OL進化論(20)』(ワイドKCモーニング/2〜6、講談社) [bk1/amazon]
1は、題名と「本格私立探偵小説」という定義に惹かれて購入。ざっと眺めましたが、いいのかこんな雑な探偵で。
2はオリジナルの挿絵担当による漫画化。でも……なんとなく、全体に絵柄が荒れている気がする。3と4は息の長い、というかなかなか話が先に進まないシリーズ新刊。どっちもいったいいつ終わるのやら。5はあの人が生きてて吃驚。明日はもーちょっと部屋を片づけるかのう。
2003年09月23日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day23ずーっと本ばっかり読んでました。
泡坂妻夫『比翼』(光文社文庫/光文社) [bk1/amazon] 読了、感想はこちらから。ちなみにこれは昨日感想をアップした『支那そば館の謎』と並行して読んでましたが、イメージが色々と重なってときおり混乱しました。
立て続けに倉阪鬼一郎『学校の事件』(幻冬舎) [bk1/amazon] 読了、感想はこちらから。あれだけ貯めておいてなんで倉阪さんのだけはよく読んでるんだ、と先日M氏に言われましたが、同席していた別のM氏共々「だって読みやすいんだもん」。でもまだ積んだままのが結構あるんだぞ。
にしても、booksのページは「あ〜か行」ばっかり増えている気がする……。これをアップしたあと机の片付けなどを行うつもり。
2003年09月24日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day24仕事が忙しいのはいいことです。そこへ雨も重なると、職場近所の行き付けの本屋が無くなってしまった今は買い物に行くことすら出来ません。でもいいわ、どーせ明日発売(入荷)がたくさんあるからさっ。
さだまさし『いつも君の味方』(講談社) [bk1/amazon] 読了。感想はこちらから。随分と文章巧くなったなー。
人を随分とやきもきさせた某ゲームが本日ようやくマスターアップ報告、と同時に今週26日発売予定を今頃10月10日に延期発表……なぜここまでギリギリのタイミングになったのかはこれで多少理解できたが、どっちにしたって褒められる仕事の仕方ではない。
オリジナル版を知っているため、シナリオにはまっっったく期待してません。ただアニメーションの出来とシステムまわりがどの程度整備されているかに興味があるので、いちおう買うつもり。本当は予約券捨てたっていいんだが。というか、本音では未だに百パーセント信用してないんだが。
今週は別のゲームを注文済みなので、そっちで楽しみま……あ、そういや新しいパソコン、今週中にも届くんだった……環境整備で週末は潰れるか。
2003年09月25日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day25パソコン新調のための準備をしつつWebをだらだら徘徊していたら、あの『EVE burst error』がまたしてもリニューアル、18禁で発売されると知って卓袱台をひっくり返しそうになった。何回移植したら気が済むねんもうさすがに付き合いきれへんわっ……と思いきや、同ソフトの原点であるPC98版と、同じキャラクターが登場する『悦楽の学園』をそれぞれWindows XP対応としてベタ移植したものが同梱されるとのこと。
……おまけのほうは欲しいな。特に『悦楽の学園』は買い逃したまんまで、ちょっとだけ(ほんとーにちょっとだけ)心残りだったのです。しかし最近、興味の湧くゲームってリメイクばっかりだ……某新聞社が広告の入稿をデータに統一した、のはいいんだが、その規格が無意味に厳しくてうんざりする。確かにある程度のガイドラインは必要なのだが、本来中小企業揃いであるデータ作成者側に負担を強いるものばかりなのはどーなんだろう。
しかも、私はあくまでデザイナーではなく、データを整理して仲介する立場なのだけど、デザイナー側に掲載するほうのガイドラインがまったく浸透していないのも困る。貼り込みデータの名前から既に使用不可の文字が使われているため、全部名前を付けなおして、念校データのヘッダのミスにまでチェックを入れて……ガイドラインが届いた当初も穴だらけだと思っていたが、実際に作る段になると更に向こうに都合のいいことばかり書いた厄介な代物だと改めて悟って、徒労感を覚えつつどうにかデータを仕上げて。
たぶん向こうではコストダウンになると思っているのだろうが、こっちの負担は激増してます。掲載するための実データの名前まで設定しているあたり、たぶん流れ作業でスムーズに進むことを狙っているんだろうが、なら関係企業全部に完璧なガイドラインを配布して同業者にも根回しして、そのうえアウトライン取得可能なフォントを寄付するぐらいまでやってください。そのくらいしなければ、事前に手渡されたガイドラインに完璧に従うのは不可能です。認識甘すぎ。
結局、自分でゲラを作る数倍の手間をかけてよーやく完成。疲れた。そのあと、やや小雨が降る中を無理矢理バイクで帰途に就き、秋葉原へ寄り道。雨が気になって見落としが色々あったが、とりあえずいちばん欲しかったものは確保。
途中、仕事に使うMOとケースを買いに訪れた店で、明日発売の“はにはに”を数本抱えてうろついている店員を見かけて目が点になる。もうちょっと控えめに動けってば。そして本日のお買い物
1,内田康夫『Escape 消えた美食家』(徳間書店) [bk1/amazon]
2,秋田禎信『我が聖域に開け扉(下)』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1/amazon]
3,原案/田中芳樹、文/白川 晶『KLAN[VII] 暗闘編』(スーパーダッシュ文庫/集英社) [bk1/amazon]
4,ふくやまけいこ『ナノトリノ(1)』(GUM COM!CS/ワニブックス) [bk1/amazon]
5,岩原裕二『いばらの王(2)』(BEAM COMICS/enterbrain) [bk1/amazon]
6,影崎由那『かりん(1)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./角川書店) [bk1(ISBN)/amazon]
7,『8 Mile Premium BOX』(Universal Pictures Japan) [amazon/amazon(通常版)]
8,『ビロウ』(東宝) [amazon]
9,『ダークネス』(Amuse Pictures) [amazon]
10,『ダブル・ビジョン 無修正特別版』(Sony Pictures/7〜10、DVD Video) [amazon]
11,Richard Bona『Munia 〜The Tale [日本盤]』(Universal Classic & Jazz/CD) [amazon]
1は記憶する限り著者初の英語のタイトル。浅見光彦が日本各地のレストランを巡る、一風変わった長篇……かな? 2は遂に完結。3は……ああ、また文章担当者が代わってるっ。
4は久々、待望の新作。雪の国を舞台にした和風ファンタジー。5は来月発売のコミックビームに別ヴァージョンのカバーがついてきます。6は吸血鬼ならぬ増血鬼の話。
7は好評を博したヒップ・ホップ映画のDVD、特典付きのプレミアム版。8から10までは図らずもホラーばっかりになりました。8は劇場で観たときからお気に入りの、潜水艦を舞台にしたホラー。しかし、特典もないのに7より高いのはどうよ。9と10は劇場で見逃してしまった二本。特に10は、劇場版では「残酷すぎる」とカットされた場面を復活させたものとのこと。
11はもはや超絶技巧のベーシスト、というよりオールラウンドの音楽家という風格を具えはじめたボナの最新作。とりあえず日本盤のみのボーナストラック、ジャコ・パストリアスのカバー『Liberty City (Live)』の頭だけ聴く。……いいねえ。自身もジャコに対する憧れを認めているだけに、演奏が実に楽しそうで弾けている。帰宅してみると、注文してあったパソコンメーカーの箱が幾つか積んであった。午前中に確認したときはまだ国際輸送中だったのにっ?! と一瞬驚いたが、箱の意外な軽さでオプション類だと気づいた。一緒に注文したスピーカーに落雷対応の電源タップ、キーボードカバーにソフト一本。とりあえずスピーカーだけ開けようかとも思ったが、準備が整っていないのでやっぱりやめておく。
しかしこれを書きながら改めて確認したところ、パソコン本体は既に国内の配送センターから出荷されていた……明日か明後日には届くはず。どきどき。エディターでこの日記の下書きを作って、あー長かったと溜息を吐いて、htmに写す前に風呂にでも入るか、と思い、その前にかるーくWebを巡回していて……頭を抱えた。ああああああああ……
あのまんまなら完璧に手遅れだが、いちおう担当氏に確認のメールをお送りした。う、Web上だけであることを祈ろう……『ビロウ』をBGVがわりに流しながら記述を訂正したり。昼間あーだったせいかけっこー疲れてます。パソコン新調準備がまだちょこっと残ってるんだが、今日はもお何もする気が起きませぬ。
2003年09月26日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day26仕事のあと、お茶の水の丸善で行われた貫井徳郎さんのサイン会に急遽参加したり、飯田橋の蕎麦屋でまったりしたりして過ごす。
帰宅すると、新しいパソコンとPCゲームが着いていた。パソコンはDellのDimension8300、とーぜんあっちこっちカスタマイズしてあります。メモリはいまのPCの4倍だし、CPUはPentiumIVの2.6GHz、何故かTVチューナーまでついている。
あまりにも夜遅いので、小さい箱だけ部屋に回収して、明日以降に開封するつもり。結局、準備が間に合わなかった……本日のお買い物
1,『月姫ごちゃまぜ!!2 幕の内』(宙出版) [bk1/amazon]
2,藤原ここあ『dear(2) [初回限定版]』(GANGAN WING COMICS/SQUARE ENIX) [amazon/bk1(通常版)/amazon(通常版)]
3,原作・山口雅也、作画・霜月かいり『キッド・ピストルズ〜パンク=マザーグースの事件簿〜 Vol.1』(BIRZ COMICS SPECIAL/幻冬舎コミックス) [bk1/amazon]
4,ウンベルト・エーコ/河島英昭[訳]『薔薇の名前(上)』 [bk1/amazon]
5, 同 『 同 (下)』 [bk1/amazon]
6,貫井徳郎『慟哭』(創元推理文庫/4〜6、東京創元社) [bk1/amazon]
7,小中千昭『ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言』(岩波アクティブ新書/岩波書店) [bk1/amazon]
8,『イースVI―ナピシュテムの匣― DVD-ROM版 [初回限定特典付]』(falcom/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon/amazon(CD-ROM版)]
早めに寝ないといけないので駆け足で。
1は前巻に続いて短篇を寄稿させていただきました。今回はひとりぼっちじゃないぞー。
3はキッド・ピストルズ初の漫画化。それで衝動買いしたのだが、結構少女漫画風、というか耽美ものの描線で驚いた。
何を今更、の4と5は文庫化を待つといつになるか解らなくなりそうだったので購入。帯の背に「今世紀最大の問題小説」と書いてあって首を傾げたのですが、奥付を見たら間違いじゃありませんでした。6は言うまでもなくサイン会参加のため。7は特殊脚本家を標榜する著者のホラー論を綴ったもの。高橋洋・清水崇両氏との対談つき。
8はある方とICQで話題にしているうちに気が向いてしまい、メーカー通販で購入。久々の新作だからと、1から5までのベタ移植版が同梱してあるのに負けました。
2003年09月27日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day27鑑賞した映画は、まず北野武監督、ビートたけし主演の娯楽時代劇『座頭市』(松竹、オフィス北野・配給)。感想は後日、この辺に。
時間割がよかったので、さらにもう一本。予定通りあと一週間で終了の、CG天才女優を巡る悲喜こもごも『シモーヌ』(GAGA-HUMAX・配給)。こっちの感想も後日、この辺に。やもう、今日は細かく書いている時間ありません。どっちも実に楽しかったですけど。
かる〜く買い物をして、一眠りしたのち遂に新しいパソコンの開封作業。これが予想以上に手間がかかる。袋から出すものが異常に多かったのが最大の原因だろう。何せスピーカーだけで六つあって、それぞれのスタンドと電源スイッチに電源コードまである。
いったん全部つないでしまえばあとは早い。もう従来とは雲泥の差の起動速度とか、初めて間近に見るXPの画面とか、久々なだけに感激もひとしおだが、やはり何よりも強烈にキたのは、5.1chのサラウンドである。先日購入した『ビロウ』をまず試しにかけてみたのだが、自宅で鑑賞するには過剰すぎるくらいの迫力。そこまで作業が進んだ時点でだいぶ夜も更けてきていたし、だいいちホームページを簡単に更新するだけの準備すら整っていなかったので、じっくりと堪能している余裕はなかったが。
明日は明日で、ケーブルなどの足りなかったパーツを捜して来ないといけない。好きでやってることだが、やっぱりパソコンの新調は大変である。本日のお買い物
1,『ALMA〜ずっとそばに〜 公式ビジュアルコレクションブック』(宙出版) [bk1/amazon]
2,竹本 泉『てけてけマイハート(3)』(BAMBOO COMICS/竹書房) [bk1/amazon]
3,黒川博行『二度のお別れ』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]
1は不肖私がノベライズを書かせていただいたゲームの公式書籍。事前にいろいろ情報を聞かされてはいたが、ここまで盛り沢山の原画集はそうそうありません。シナリオ担当魁さんのあの事件の現場検証までやってるとは思わなんだが。
2はいつも通りの……って結婚まで行ってるよおい?! という驚きが珍しくある新刊。でもノリはおおむねいつも通りのようで。3は『仮面劇場の殺人』と迷ったのだが、あれは親本で持ってるしこういう手頃なサイズの警察小説はちょっと読んでみたいし、で購入。著者のデビュー作であり、引き続きこの系統の警察小説を復刻していくらしい。御覧の通り、ホームページを簡単に更新できる程度のシステム復元はかなったものの、まだまだやることは残ってます。映画感想や新規リンクの追加は後日、ゆっくりやろっと……それにつけても、ウインドウいくつ表示させてもシステムが悲鳴を上げないのが嬉しい。
2003年09月28日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day28パソコンの環境整備と机まわりの整頓、続き。
新たに買い足したアンテナケーブルで内蔵テレビチューナーにアンテナを繋ぐ。予想よりずっと画質がいい。随分前に持っていたパソコンに入っていたチューナーは画質がどうしようもなかったが、現在の処理能力であればドット表示でもかなり綺麗に見える。
机のまわりを片づけつつ、試しに今夜テレビで放映されていた『ダイハード3』を録画してみたのだが………………でかい。通常のDVD−Rで収録できるサイズではどう考えても、ない。このあとCM部分を切ったり、どうにか刈り込めないものか試してみるつもりだが、削減できるサイズもたかが知れてるだろうし、基本の画質がそれほどいいわけではないからこのまま保存してもなー……使い方は考えないといけませぬ。
そんなこんなで、映画の感想を書く時間もなく。本日のお買い物
1,エリック・ガルシア/土屋 晃[訳]『マッチスティック・メン』(village books/ソニー・マガジンズ) [bk1/amazon]
2,毎日新聞旧石器遺跡取材班『古代史捏造』(新潮文庫/新潮社) [bk1/amazon]
3,吉富昭仁『EAT-MAN(19)』(電撃コミックス/メディアワークス) [bk1/amazon]
1は10月から日本公開されるリドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演の映画の原作。漠然とどっかで見た名前だ、と思っていたら、原作者は『さらば愛しき鉤爪』の著者であり、通算三作目が本書に当たるらしい。となれば読んでみる価値はあるでしょう。2は同文庫に収録された『遺跡捏造』の続編。
3は八年を経てとうとう完結。どこで終っても不思議のない作品だったが、なかなか壮大な括り方をしている模様。
2003年09月29日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day29昨晩、日記をアップした後もパソコンと格闘する。
何に格闘していたかといえば……ブリーフケース。ノートパソコンなどとファイルの同期を取得するために使うものなのだが、どういうわけかXPとMeでは正常に同期がとれない。そもそもExcelのファイルをブリーフケースに複写することすら出来ない、という時点で言語道断だが、何回コピーしてもブリーフケースの中身が本体のデータとうまく繋がらず、まるで役に立たない。解決方法はMicrosoftのサポートページに示されているのだが、それというのが「ブリーフケース内部のファイル名をすべて半角英数にする」……んな馬鹿な。
仕方なく、新しいパソコンの購入特典として届いていたUSBメモリを使うことにした。IME用の辞書や使用頻度の高いファイルを中心に移して、以後そちらを主に更新する、というわけだ。いちいち同期をとる必要がない分、従来より一部の作業はやりやすくなりそうだが、作業の仕方がまるっきり変わってしまうのが辛い。
いっそノートにもXPを導入するか、もうちょっと要領の大きなUSBメモリを購入してきて、作業用のデータはぜんぶそっちに移してしまうか、だが……どっちにしても余計な散財には違いなく。あーもう。
仕事のあと、秋葉原を彷徨していろいろ悩んだが、結局しばらくは現在のシステム構成でやっていくことにした。部分的には新しい構成のほうが気楽だったりもするし、ね。本業の暇のうちに宿題の感想をふたつ片づける。まずは北野武監督作品『座頭市』(松竹、オフィス北野・配給)。こちらからどうぞ。
次は、27日の映画鑑賞の合間を縫って読了した江戸川乱歩『大暗室 乱歩傑作選13』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]の感想。こちらからどうぞ。世間の目が光文社文庫から刊行を開始した全集のほうに向いているさなかに何故か創元推理文庫版を読んでいる私って。
『シモーヌ』(GAGA-HUMAX・配給)の感想はまたのちほど。本日のお買い物
1,『交渉人 [特別版]』(Warner Home Video/DVD Video) [amazon]
秋葉原に行ったついでに購入した、ハリウッドプライスシリーズに比較的最近収められたもの。今年前半に公開された『ミニミニ大作戦』、そして近日公開予定の『ブルドック』(でもこの邦題は微妙……)の監督F・ゲイリー・グレイ1998年の作品。罠に嵌ったネゴシエイターと、もうひとりの有能なネゴシエイターとの対決を描いた頭脳戦で、しかもそのふたりを演じるのがサミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーという、実に贅沢な組み合わせ。
2003年09月30日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030921~.htm#Day30『イースVI―ナピシュテムの匣― DVD-ROM版』(falcom/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon/amazon(CD-ROM版)]を始めてみた。3Dマップの移動がリアルになっていることを除けば、システム自体は往年のアクションRPGである。……が、それ故に、久々の感覚がけっこう楽しい。こんなに真面目にゲームパッドを握ったのは久しぶりだったので、指が痛いです。
ただ、パッドのデザインがいまいち手に合わないので、あれこれ探し回ってみたが、どーもしっくりこない。一時間近くあちこち彷徨ったが、結局ほぼ手ぶらで帰宅したのだった。十字キーが微妙に傾いているのが気に入らないんだけど、しょーがないか。『シモーヌ』(GAGA-HUMAX・配給)の感想脱稿。こちらからどうぞ。はじめから約束しての三週間限定公開だが……なんで?
本日のお買い物
1,野崎六助『安吾探偵控』(創元クライム・クラブ/東京創元社) [bk1/amazon]
ほうぼう彷徨いてこれだけ……。坂口安吾を探偵役にした本格推理。実はちょっと楽しみにしてました。『おねがい朝倉さん』は具体的な相手がいない、よりどりみどりでも縁遠いというのが肝なので、『てけてけマイハート』や『エン女医あきら先生』のような展開はないと思います>えんじさん。あるとすれば本気で完結するときか、方向転換のときだけでしょう。
ともあれ、おめでとうはその当日までとっておきます。
当サイトは、bk1のブリーダープログラム、及びamazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しております。
「本日のお買い物」の後ろにある[bk1/amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。
bk1については、こちらで検索も出来ます。
2003年09月中旬
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