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2003年12月11日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day11

 甲斐 透・著/影崎由那・原作『かりん 増血記(1)』(富士見ミステリー文庫/富士見書房) [bk1amazon]読了。ほんとに楽しみにしてたんです。感想はこちらから

 本日のお買い物
1,尹 仁完・梁 慶一『新暗行御史(7)』(SUNDAY GX COMICS/小学館) [bk1amazon]
2,『ミステリーズ! Vol.03 WINTER 2003』(東京創元社) [bk1amazon]

 本業が忙しかったので、これだけ。
 1は来年に劇場アニメ公開が決定しているシリーズの最新刊。個人的には、あまりに御史や随行者の内面に踏み込んだ展開が多いのが不満なのだが(本来、日本で言う「水戸黄門」のようなものなのだから、事件そのものでドラマや意外性を追求して欲しい)、まだ面白くなる可能性を秘めているので購入しつづけてます。時として、原作者のあとがきまんがのほうが面白いのはどーかと思うんですが。
 2は定期購読。相変わらず豪華なラインナップに、島田荘司・柴田よしき両氏の連載も追加されました。私自身が毎回ざっとでも目を通しているのは、「本格ミステリ・フラッシュバック」だったりするんですが。

 目醒めるところまでは行きませんでした。それより、ミステリ作品と並べて星三つというのが……


2003年12月12日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day12

 昨晩の『TRICK
 森山周一郎ー!
 ……だけでひとまずお腹いっぱい。あとは来週を見届けないことには何とも。最終章が黒門島絡みのエピソードになるのはもはやお約束だし、毎度のお遊びで次があることを約束したきらいもあるので、例によって大団円になるのは間違いないでしょう……むしろそうでなかった場合は凄い。
 episode1から引っ張ってきたガッツいしまっ虫ネタを本人に締めくくらせたり、珍しく上田の薬物ネタに奈緒子が引っかかるという転倒をここに持ってきたりと、相変わらず細かいネタが効いてますが、それらをも凌駕して森山周一郎の登場が衝撃的でした。絶対に、あの台詞を言わせたかっただけでしょうけど。

『コミックビーム』定期購読。おまけに苦笑しつつ、楽しみにしているところから読む。
 ……ウィリアムてめえなんてことをぉぉ
 しかも見開きだよ! ハキムも呆れて帰っちまったよ! どう始末つけるんだこの展開?!

 それはさておき。
『KANEHIRA-DEATH』がほんとーに終わっていたり、『よみきり・もの』が復活していたりと色々感想はありますが、注目は『少年少女』。有名な落語『饅頭怖い』をホラー風味にアレンジしており、これがなかなかのヒット。漫画にしては台詞が多すぎるのがちとどうかと思いますが、雰囲気は秀逸。だが寧ろ作品の出来よりも問題なのは、どのへんが『少年少女』なのかという……いや、いいけど。

 本日のお買い物
1,田中芳樹・赤城 毅『中欧怪奇紀行』(講談社文庫/講談社) [bk1amazon]
2,アガサ・クリスティー/石田善彦[訳]『メソポタミヤの殺人』(クリスティー文庫/早川書房) [bk1amazon]
3,橘 裕『もしかしてヴァンプ』(白泉社文庫/白泉社) [bk1amazon]
4,島田荘司・原作、源 一実・作画『御手洗くんの冒険(3) マンモス館殺人事件(下)』(南雲堂) [bk1amazon]

 雨だからね。
 1は中央公論新社から発売された、ヨーロッパを巡るさまざまな綺談・怪談のたぐいを取り上げた対談集に「第四夜」を追加して文庫化したもの。私感が混ざりすぎていてやや両著者の愛読者向けの内容と思しい。2はクリスティー文庫十二月の新刊より、新訳二冊のうちのひとつ。マックス・マローワンとの再婚後、考古学者である彼の実地調査に随行して中近東を歴訪した経験を用いて多くの作品を著しているが、その代表的な作品のひとつ。もう一冊の新訳『アクロイド殺し』はまたそのうちに。
 3は著者のデビュー作に始まるシリーズ初の文庫化。書き下ろしのあとがきつきだが、デビュー作だけあって動揺の色がありありと。4は書き下ろしの原作による書き下ろし御手洗少年漫画、二番目の事件完結編。

 あしたは初日舞台挨拶狙いで早めに出かける予定だが……そうとう早めに移動しないと駄目だろうなー。


2003年12月13日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day13

 都筑道夫氏逝去。ご冥福をお祈りします――とともに、光文社文庫の選集を乱歩・クリスティのローテーションに加えようかとも思ったり。あんまり読んでないのです。

 年末の『タモリ倶楽部』は例年、従来の七割増しぐらいでタモリの趣味に走っている気がする。先週は地図専門の出版社・昭文社で古地図と戯れていたかと思えば、今週は知る人ぞ知る鉄道マニア原田芳雄(!)と共に、知識豊富ながら門外漢の松尾貴史を巻き込んでの鉄道談義に耽って「空耳アワー」のコーナーを半分以上ぶっとばしてしまった。そのまったりした雰囲気もけっこー楽しいのだけど、ほぼ私物化してるに等しいよなあの状況。

 本日の映画鑑賞、はじめは『精霊流し』の初日舞台挨拶を狙うつもりだったが、やや出遅れて整理券を確保できると言い切れなくなってしまったので断念し、しかし折角早めに起きたのだからと個人的二本立てに変更。毎度のごとく銀座方面へ。
 一本目は「いったいどうやって水槽から脱出を?!」と話題になっていた(?)アメリカ・PIXERのフルCGアニメーションファインディング・ニモ(日本語吹替版)』(ブエナビスタ・配給)。感想は後日、この辺に。魚と鳥の擬人化の微妙さが受け入れられるなら、大人にも充分楽しめる出来でした。生態や特徴は完璧に押さえてます。
 二本目は、ギリギリまでさほど観る気がなかったけど時間がいい具合だったという理由だけで、『TAXi』のジェラール・ピレス監督最新作スティール』(GAGA-HUMAX・配給)をチョイス。こっちの感想も後日、この辺に。ベタベタしたところがなく、派手なアクションと巧妙な計画性(無論変なところはあるが)を共存させた、なかなかの秀作。ハリウッドでは作れないタイプの映画。

 本日のお買い物
1,『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [初回限定スペシャルパッケージ]』(ブエナビスタホームエンターテイメント/DVD Video) [amazon]
 雨と仕事に阻まれて、発売から一日遅れで購入。ジョニー・デップとジェフリー・ラッシュが出ているというだけでけっこう期待大だったのだが、なんだかんだで劇場では見逃してしまい、買うことは決めてありました。でも今晩は観ている時間ありません。何故ならこれからまた出かけるから。


2003年12月14日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day14

 昨晩のその後。
 まず池袋に寄り道して、ジュンク堂で鬼の買い物。翌朝まで抱えているにはきつすぎる量の荷物になってしまったので、自宅に配送してもらうことにした。が、てぶらで店を出るとき、非常に物足りない気分を味わった。一冊ぐらい持って出れば良かった、と思っても後の祭りである。
 ふたたび電車に乗って、今度は新宿へ。時間潰しと観たい作品の消化も含めて、昨日三度目の映画館詣をする。ヴィジュアル・モンスターの別名で呼ばれる新人監督レン・ワイズマンのデビュー作アンダーワールド』(GAGA-HUMAX・配給)。感想はやっぱり後日、この辺に。前評判からヴィジュアル一辺倒かと思ってましたが、プロットやテーマもそれなりに練り込んであって、なかなかの出来でした。
 その後、新宿ロフトプラスワンにて、今年最後となる新耳袋トークライブへ。今回も同行予定だった男が直前に「無理〜」というメールをPHS宛に寄越してきたので、またしてもひとりで鑑賞か、と項垂れていたら、別の知人と久々に遭遇できたので、ご一緒させてもらう。何せ前回は強烈だったもので、情けない話だがひとりで聴くのは少々心細かったのだ。待ち時間や休憩時間は、会場に予告編ビデオがハードリピートされていたこともあって、延々と映画談義を繰り広げてみたり。物販で前売り券を販売していたので、購入したついでにその場にいた配給会社のかたに訊ねてみたところ、個人的に待ち焦がれている『May』は来年にはどーやら劇場公開されるらしい。「泣ける」というコメントにちと驚いたが、楽しみだー。
 肝心のライブは、前回のように怪談でゲストを呼んだり各種映像を披露したりすることはせず(あいだに某新進監督や映画評論家が登場してちょっとした宣伝はしたけど)、木原浩勝氏と中山市郎氏が前回から今回までのあいだに取材した新作を、いっぱいいっぱいになりながら開示していくのみという実にストイックな内容だった。予め「ネタ不足です」と予告したわりにはなかなか粒が揃っていて、前回「第九夜のトリを飾る」と予告したエピソードに匹敵するような重量級のものもあり、なかなかの充実度でした。

 明けて本日は、昨晩鑑賞した劇場で品切れになっていた『アンダーワールド』のプログラムを日比谷の劇場で購入してきた以外特に買い物もなく、ジュンク堂の荷物も届くはずもなく報告するような話もなし。とりあえずファインディング・ニモ』(ブエナビスタ・配給)の感想だけだらだらと仕上げました。「ヒレで蟹を持ち上げられる魚って凄くないか?」からどうぞ。

 とっても重大なニュースなのに、通訳が「間違いない」と言った途端に総ての台詞を長井秀和に脳内変換しはじめてしまった。気をつけろ。


2003年12月15日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day15

 昨晩、日記書きなどの作業をしながら『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』を横に流していたのだけど、案の定というか、ラスト20分ぐらいは手を止めて見入ってしまった。やっぱり、この終盤は凄い。テーマに対する意見とか、オチがだいたい読めてしまうことは問題じゃなくて、描き方が滅法巧いのだ。
 ついでに、「テキサスと死刑」と題された、作品のテーマに踏み込む短篇メイキングを鑑賞する。監督は、自分の意見は作中のコンスタンス(ローラ・リネイ)が集会の席で行う演説に一番近いとして、ラストにその演説の場面を引用していたが、なるほど頷ける。

スティール』(GAGA-HUMAX・配給)の感想を脱稿。「ラストシーンの彼らは、ちゃんと目的地に行けたのでしょうか」からどうぞ。……あ、DVD初見の作品を含めるとちょうど今年100本目の感想だ。劇場鑑賞も、あと六回で100本に届く(延べだともうちょっと少ない)んですが、さすがにちと厳しい。

 本日のお買い物
1,中島みゆき『中島みゆき最新歌集 1987-2003』(朝日文庫/朝日新聞社) [bk1amazon]
2,矢崎存美・原作、安武わたる・作画『刑事ぶたぶた(2)』(EMERALD COMICS/宙出版) [bk1amazon]
3,『IN☆POCKET 2003年12月号』(講談社) [amazon]
4,福澤徹三『真夜中の金魚』 [bk1amazon]
5,吉住 渉『ウルトラマニアック(4)』(りぼんマスコットコミックス/4と5、集英社) [bk1amazon]
6,平山夢明『東京伝説 狂える街の怖い話』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]
7,鮎川哲也『モーツァルトの子守歌』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
8,浅暮三文『10センチの空』 [bk1amazon]
9,北条 司『CITY HUNTER 《COMPLETE EDITION》 VOLUME:01』 [bk1amazon]
10, 同 『 同 VOLUME:02』(9と10、TOKUMA COMICS/8〜10、徳間書店) [bk1amazon]
11,宇仁田ゆみ『喜喜』(JETS COMICS) [bk1amazon]
12,羅川真里茂『しゃにむにGO(16)』(花とゆめコミックス/11と12、白泉社) [bk1amazon]
13,デニス・ルヘイン/加賀山卓朗[訳]『シャッター・アイランド』 [bk1amazon]
14,アガサ・クリスティー/中村能三[訳]『象は忘れない』(クリスティー文庫/13と14、早川書房) [bk1amazon]
15,大倉崇裕『無法地帯 幻の?を捜せ!』(双葉社) [bk1amazon]
16,『OutRider Vol.4 2003〜2004 WINTER』(立風ベストムック/立風書房)

 土曜日にジュンク堂で購入した本が無事届いたためこんな凄いことに。都合上、今日買った4冊もごっちゃになってますが、どっちにしたって多い。
 1は題名が示すとおり、同文庫刊行の『中島みゆき全歌集』を継承する形で、1987年から今年までに発表した曲の歌詞を、『夜会』発表分も含めてすべて収録したもの。無論ほとんどCDで持っているのですが、こうやって一望できてしかもCDに収録されていない楽曲も含んでいるので、ファンには大変有り難い代物なのです。2は、買い忘れたと先日気づいたもの。今年二月頃の刊行だったようです――なんで忘れてたんだろう?
 4は正統派怪談作家である著者の、初めての書き下ろし長篇でありしかもピカレスク・ロマンという変わった一冊。とはいえ、二度ほどお会いしたときにもともとこういった素養もある方だという印象を受けていたので、個人的にはそんな意外でもありませんでした。5は次で完結らしく、こんがらがっていた関係も収まりつつあります。
 探しに探してようやく出会った6である。13日の新耳袋ライブでご一緒した某氏の話によると、どーやらコンビニのほうが入手しやすかったらしい。まえがきだけでも大迫力の、怪奇現象抜き、剥き身の「狂気」が充満したシリーズ都合三巻目。集まるペースが速まってるんでしょうか。7は創元推理文庫版・三番館シリーズ最終巻、初の文庫化。私が唯一、初刊のときに購入した鮎川氏の著書でもあります。当時はまさか、これが最期になるとは思ってもみませんでした。8は書き下ろし、ちょっと薄めのファンタジー。デザインといい章題といい、詩集のような佇まいがあります。
 9と10は『Angel Heart』の土台にもなっている著者の代表作を、連載当時に近い形で復刻した単行本。この一巻と二巻とで既に雰囲気がかなり違ってきていて、当初の試行錯誤の様子が窺われます。一巻では空きページに初代担当・現コアミックス社長による裏話を、二巻では一時期アシスタントを務めていた井上雄彦氏の回顧談を収録。
 まさしくこれに引っかかって購入したのが11。連載ものよりは短篇の方が最近は性に合っていて、しかもいちばんの新刊だという理由で選んだので、読んでいないいま現在紹介のしようもなく。ただ、劇的ではなく現実味があってそれでいて滑稽な恋愛模様が描かれた感じの作品が多く、けれどはっきりした線のお陰であまり生々しさのない、独特の雰囲気を醸し出していて良し。別の機会に他の単行本も買ってみましょう。
 13は年明け早々に『ミスティック・リバー』の映画版が公開される著者の最新作。孤島が舞台で最終章が袋綴じという構成、そのうえ折原一氏の推薦文つきとあれば否が応でも期待は高まります。……ところでこの袋綴じ、どうやって開けるんでしょーか。14は、予め執筆され死後に出版するよう指示されていた『カーテン』を除くと事実上最期のポアロ長篇となる作品。といった詳しいことは芦辺 拓氏による解説にあるのでご参照ください。てか、私が第三回配本でこれを二番目に購入したのは芦辺さんが解説だったから、なんですけど。
 これもようやく購入の15。6同様なかなか発見できませんでした。それぞれ道を大幅に踏み外したオタクどもがしのぎを削るという、激しい内容のミステリ……なんでしょうか。16はいまの私にとって最凶の魔書。ああああ遠出したいっ!!!!

 ああ、長かった。


2003年12月16日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day16

 行きつけの書店が閉店したあと、定期購読をだいぶ減らしました。『花とゆめ』なんかも、連載で好きなものはたいてい単行本まで待って読んでいる、という状況だったのでいい機会とばかりに止めてしまいました。
 だもので、昨日購入した羅川真里茂『しゃにむにGO(16)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]あたりからはちらっとでも目を通していないエピソードが増えてきてます。故に、気づかなかったのです……池やん先生の彼女(でいいんだよな)で元恩師の珊瑚ちゃんがこんなに可愛いだなんて。
 元々男子率の高い羅川作品では、ピンポイントで登場する女の子が実によく描かれていることが多いのだが、彼女はその中でもトップクラスじゃなかろうか。池やん絡みのエピソードはこの巻で決着したような印象があるが、出来ればそれに関わらず再登場してほしいところ。

アンダーワールド』(GAGA-HUMAX・配給)の感想を脱稿しました。「最近、プログラムでよく仁賀克雄氏の名前を見かけます」からどうぞ。

 本日のお買い物
1,福本清三/小田豊二・聞き書き『どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役福本清三』(集英社文庫/集英社) [bk1amazon]
2,折原 一『鬼頭家の惨劇 忌まわしき森へ』(祥伝社文庫/祥伝社) [bk1amazon]
3,CLAMP『ツバサ RESERVoir CHRoNiCLE 愛蔵版(3)』(SHONEN MAGAZINE COMICS/講談社) [bk1amazon|通常版:bk1amazon]

 1は『ラスト・サムライ』で渡辺謙、真田広之といった大物俳優と共に大抜擢された、日本屈指の斬られ役・福本清三の俳優人生を、ロング・インタビューに基づいて綴ったもの。2は中篇シリーズで刊行された『樹海伝説』に続く作品。
 CLAMPキャラ総登場の3、新展開の今回は春香(小)登場。

 雑煮が食いたい。あと半月も待てば厭というほど食わされるんだが、それはそれとしていま食いたい。


2003年12月17日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day17

 平山夢明『東京伝説 狂える街の怖い話』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]読了。感想はこちらから。もうだいぶパターンが出来てしまっているが、それでも面白い。

 本日のお買い物
1,椎名高志『[有]椎名百貨店超 GSホームズ極楽大作戦!!』 [bk1amazon]
2,高橋しん『きみのカケラ(2)』(1と2、少年サンデーコミックス) [bk1amazon]
3,高橋留美子『人魚シリーズ(二) 人魚の傷』(SHONEN SUNDAY COMICS SPECIAL/1〜3、小学館) [bk1amazon]
4,大井昌和『ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!(5)』(電撃コミックス/メディアワークス) [bk1amazon]
5,芦辺 拓『殺しはエレキテル 曇斎先生事件帳』(カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]
6,倉阪鬼一郎『The End』(双葉社) [bk1amazon]
7,NO PLAN『NO PLAN』(Ki/oon Records/CD) [amazon]

 1は久々となる短篇集。長期連載『GS美神 極楽大作戦!!』の世界とシャーロック・ホームズの世界を絡めた表題作に、あのヒット作以前に登場していたドジロボ美少女の続編ほか全五篇を収録。この方は短篇の方が面白い、というのは酷でしょうか。個人的にはもっと書いて欲しいところ。2は今年三月突然の活動停止で発売が延び延びになっていたもの。週刊連載なのに実に11ヶ月ぶりの新刊である。既に本誌掲載時の記憶がおぼろだが、ざっと眺めただけでもかなりの手が入っている感触がある。3は単行本未収録のものも含めた新刊……そうか、もう9年近く新作発表がないんだな〜。
 4はライバル登場でますます混迷の度を強めてます。しかしそれよりも気になるのは、これに挟んであったアンケート葉書らしきもの。質問はちゃんと書いてあるのだが、反対の面が真っ白なのです。送り先も送り主の記入欄もなく、ただただ真っ白……こんなの初めて見ました。いったいどうしろと。
 5はこちらもほぼ1年振りとなる芦辺氏の新刊。小説宝石に不定期で掲載されていた捕物帳スタイルの作品を、加筆訂正の上まとめたもの。装画が唐沢なをき氏なので、ちょっと普通の時代物とは印象が異なります。6は小説推理連載の最新作。
 一個だけ毛色の違う7は、テレビ朝日系のバラエティー番組『内村プロデュース』から生まれた企画盤。ウッチャンナンチャンの内村光良を中心に、いつの間にかレギュラー化していたさまぁ〜ず、TIM、ふかわりょうの計六名からなる「NO PLAN」が横山剣(CRAZY KEN BAND)、阿木耀子&宇崎竜童らの書き下ろしに替え歌を歌い、更に楽屋話にオリジナルコントまで収録したもの。
 聴く前からそーだろーとは思っていたが案の定、どうしてジャケットでひとりだけ扱いが異常に悪いのかとか細かい一発ギャグとか、番組を見ていないと解りにくいネタが多い。その一方で、個々の楽曲は(歌詞や歌唱力はさておき)そこそこの完成度だったり、番組のネタとは関係ないコントはけっこういい出来になっていたり、また特定のネタが解りやすいように曲順も考えてあったりと、企画盤としてはよく作られている。番組を観ている人なら存分に楽しめること請け合いです――それこそ2年後ぐらいには意味不明の内容になっている可能性もあるけど。


2003年12月18日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day18

 何も書くことがないので『TRICK』第三シリーズ最終回を見終えるまで更新を先送りしてみたり。
 そういえばきのうネタにしようとして忘れていた話がひとつ。毎朝スポーツ新聞の芸能・社会面をざっと眺めるのですが、昨日そのすみっこに仲間由紀恵嬢の記事が数行ほど載ってました。昨日で主演ドラマ『TRICK』の撮影を終了した仲間由紀恵さん……
 …………今にして思うと。第一シリーズ本放送のとき、最終回のいっこ前で流れた予告編は、山田&上田が「まだ撮影終わってません〜」と喚いているものでした。のちにDVDで発売されたもので確認したら、まるで何事もなかったかのように普通の予告編が収録されてました(……はずです)が、当時は「大丈夫かこれ」と本気で心配したものです。今となっては、それ自体どうも堤幸彦監督の芸風で、所要時間が短くてもひとまず作るだけは作ってしまうと解ってきたので、別におとといようやく撮影が終わろうが心配はしてない、というか何かしらでっちあげて出してくるでしょ、ぐらいにしか思わないのですが。
 などと書いているうちに内容以外のところでだんだん楽しみになってきました。ちゃんと録画しておいて、DVD版が発売された暁にはどのくらい違っているのか比較してみよう。

 本日のお買い物
1,あだち充『KATSU!(10)』(少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
 のみ。元行きつけの書店は、フライングで入らなかったものは当日になっても入らない、それまでに売り切れたものも言わなきゃ入らないという状況。定期購読の雑誌が一部前日から前々日に入荷しているのはちょっとだけ有り難いんですけどー、依然として使い物にはなりません。ふりの客だけあてにしているような仕入れ方じゃ限界も早いぞ。

 というわけで、『TRICK』第三シリーズ、最終回。
 ……ほんとうにギリギリだったらしい。詰め込みすぎてキャラクターも伏線もわやくちゃになってるしなんかいつになくハッピーエンド気味でほったらかしてるし、トリックも謎解きもかなーりちゃち。犯行の動機にほとんど説得力がないし、終盤のどんでん返しも「だったら最初からなんか予防工作せえよっ!」というツッコミが日本全国で響き渡りそうだ。回想場面の上田とか警察手帳とか、部分部分の小細工は相変わらず楽しいし、前回のほとんど無視していたネタが伏線になっているあたりなどはちょっと感心したのだけど(但し、よくよく考えると設定に無理がある。その答えであのヒントはないだろう)。キャラとノリだけで突っ走ってしまって、とっちらかった印象になってしまいました。
 もし上記の話が事実で、まともに編集作業が出来ない状態であったれば、監督はじめ製作者にも色々と悔いが残っていることでしょう。来年四月に発売するらしいDVD版は『TRICK2』同様、たぶん激しい再編集を経て登場するはずなので、そのとき再評価するべきか――とはいえ、今回のゴールデンタイム移行で初めて『TRICK』に触れたひとを次に牽引するにはまずい結果だったのではないでしょうか。ま、全体の視聴率は好調だったようで、続編製作のための土台は用意されたと見て間違いなさそうです。では、らいねんまたあいましょう。
 そういや血族にさりげなく「イリイチ」がいたな。

 主に自分用のメモ。第61回ゴールデン・グローブ賞主要部門ノミネート一覧。
作品賞(ドラマ部門)
『Cold Mountain』
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(日本ヘラルド・配給/2004年02月日本公開予定)
『マスター・アンド・コマンダー』(ブエナビスタ・配給/2004年02月28日日本公開予定)
『ミスティック・リバー』(Warner Bros.・配給/2004年01月10日日本公開予定)
『シービスケット』(UIP Japan・配給/2004年01月24日日本公開予定)
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
『ベッカムに恋して』(アルバトロス・配給/日本公開、DVD発売済)
『Big Fish』
『ファインディング・ニモ』(ブエナビスタ・配給/現在公開中)
『Lost In Translation』(東北新社・配給/2004年日本公開)
『ラブ・アクチュアリー』(UIP Japan・配給/2004年春日本公開)
監督賞
ソフィア・コッポラ/『Lost In Translation』
クリント・イーストウッド/『ミスティック・リバー』
ピーター・ジャクソン/『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』
アンソニー・ミンゲラ/『Cold Mountain』
ピーター・ウィアー/『マスター・アンド・コマンダー』
主演男優賞(ドラマ部門)
ラッセル・クロウ/『マスター・アンド・コマンダー』
トム・クルーズ/『ラスト・サムライ』(Warner Bros.・配給/現在公開中)
ベン・キングスレー/『House of Sand and Fog』(GAGA-HUMAX・配給/2004年日本公開)
ジュード・ロウ/『Cold Mountain』
ショーン・ペン/『ミスティック・リバー』
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
ジャック・ブラック/『School of Rock』(UIP Japan・配給)
ジョニー・デップ/『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(ブエナビスタ・配給/日本公開、DVD発売済)
ビル・マーレー/『Lost In Translation』
ジャック・ニコルソン/『Something's Gotta Give』(Warner Bros.・配給)
ビリー・ボブ・ソーントン/『Bad Santa』(配給会社未定)
主演女優賞(ドラマ部門)
ケイト・ブランシェット/『ヴェロニカ・ゲリン』
ニコール・キッドマン/『Cold Mountain』
スカーレット・ヨハンソン/『Girl With a Pearl Earring』(GAGA-HUMAX・配給/2004年GW日本公開)
シャーリズ・セロン/『Monster』(GAGA・配給/2004年日本公開)
ユマ・サーマン/『キル・ビル Vol.1』(GAGA-HUMAX・配給/現在公開中)
エヴァン・レイチェル・ウッド/『Thirteen』(20世紀フォックス・配給)
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
ジェイミー・リー・カーティス/『Freaky Friday』
スカーレット・ヨハンソン/『Lost In Translation』
ダイアン・キートン/『Something's Gotta Give』
ダイアン・レイン/『トスカーナの休日』(ブエナビスタ・配給/2004年上半期日本公開予定))
ヘレン・ミレン/『カレンダー・ガールズ』(ブエナビスタ・配給/2004年05月日本公開予定)
助演男優賞
アレック・ボールドウィン/『The Cooler』
アルバート・フィニー/『Big Fish』
ウィリアム・H・メイシー/『シービスケット』
ティム・ロビンス/『ミスティック・リバー』
ピーター・サースガード/『Shattered Glass』(GAGA-HUMAX・配給/2004年日本公開)
渡辺 謙/『ラスト・サムライ』
助演女優賞
マリア・ペロ/『The Cooler』
パトリシア・クラークソン/『Pieces of April』
ホープ・デイヴィス/『American Splendor』
ホリー・ハンター/『Thirteen』
レニー・ゼルウィガー/『Cold Mountain』
脚本賞
『Lost In Translation』
『ラブ・アクチュアリー』
『ミスティック・リバー』
『Cold Mountain』
『イン・アメリカ 三つの小さな願い事』(20世紀フォックス・配給/現在公開中)
 なお、記述のないものは配給元・公開時期の確認が出来なかったものです。てかぜんぶなんか調べてたら大変で大変で。
 前評判と思い入れから『21グラム』が上がってくるかと思ったらノミネートなし、代わりに同じショーン・ペン主演の『ミスティック・リバー』が主要五部門ノミネートと好評の模様。ほか、ざっと眺めて名前の多いのはアンソニー・ミンゲラ監督『Cold Mountain』の六部門にソフィア・コッポラ監督『Lost In Translation』の五部門というところか。渡辺謙のノミネートは前評判通りだったので驚きはない。これで受賞となれば快挙だが、というか嬉しいんだが。
 本当に吃驚したのは、ミュージカル・コメディ部門とはいえ『ファインディング・ニモ』がノミネートされたこと。確かに、映像ばかりではなくシナリオにも繊細な配慮とお遊びがこめられていて、良質の作品ではあるのだが、こういう形で名前を目にするとわ。
 受賞作の発表は来月の今頃くらい、か?


2003年12月19日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day19

 昨日アップしたゴールデン・グローブ賞ノミネート一覧を眺めながらふと思ったこと。
 ……『キル・ビル』のユマ・サーマンってドラマ部門の主演女優賞でいいの?

 本日のお買い物
1,西川魯介『なつめヴルダラーク!』(Kadokawa Comics A/角川書店) [bk1amazon]
2,吉富昭仁『RAY(3)』(チャンピオンREDコミックス/秋田書店) [bk1amazon]
3,河合克敏『モンキーターン(26)』(少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
4,京極夏彦『本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし』(講談社) [bk1amazon]
5,ほしおさなえ『ヘビイチゴ・サナトリウム』(ミステリ・フロンティア) [bk1amazon]
6,松尾由美『バルーン・タウンの殺人』(創元推理文庫/5と6、東京創元社) [bk1amazon]
7,原案/田中芳樹、文/白川 晶『KLAN アリョーシャ特別編』(スーパーダッシュ文庫/集英社) [bk1amazon]
8,『ターミネーター3 プレミアム・エディション』(東宝東和GENEON ENTERTAINMENT) [amazon]
9,『天地無用!魎皇鬼 第三期(2)』(Vap/8と9、DVD Video) [amazon]

 1は、『初恋☆電動ファイト』収録の中篇と世界観を同じくする新作。一般誌の連載だがやってるこたいつもと同じです。……しかし続くときは続くんだなあ。『アンダーワールド』に続いてまたライカンだよ。
 4は新シリーズ、これまでの妖怪ものと違い、妖怪そのものの視点から描いた作品だそうな。お江戸を舞台にしながらUMAとかフランチャイズとか横文字が頻発し、講談調の文章と相俟って妙な雰囲気を醸してます。正方形に近い変形版ですが、例によって厚みがあるのでしまうのが大変そうです。ミステリ・フロンティア第二回配本の5は第十二回鮎川哲也賞候補となった長篇。女子校を舞台とした不審死とミステリ・サイトの秘密を巡る物語。実は買ってなかった6は、未収録短篇一本を追加した復刻版である。
 主役がとうとうカリフォルニア州知事になってしまった8。そんなに高く評価しているわけではないが、シリーズには愛着があるので、揃えておくために購入。劇場鑑賞時の感想はこちらから
 二話目にして発売延期して先行きが色々と思いやられる9は、新キャラだだ盛り人間関係紛糾気味だけど話の進行は相変わらずまったり。結局天地は第三シリーズでも置き去りらしい。初回限定でCDがついてますが、『GXP』に絡んだ内容らしく、見てない私が楽しめるかどーか非常に疑問です。


2003年12月20日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20031211~.htm#Day20

 ええ天気だ。
 週末の常として銀座方面へバイクを走らせながら、時々すこんと晴れ上がった空を仰ぐ(危ない)。そろそろ冬季休業を目前としているためか道が少々混雑しているが、さほど気にはならない。
 鑑賞した映画は、本日公開のジム・キャリー主演最新作ブルース・オールマイティ』(UIP Japan・配給)。感想は「ジェニファー・アニストンをスクリーンで観たのってこれが初めてかも知れない」からどうぞ。観賞後、先日試写で観た『チャーリーと14人のキッズ』の公開館を訪れてプログラムだけ購入。ちゃんと子役の名前も載っていたので、感想ページにちょこっと追記しておく。
 そのあとは自宅前をいちど素通りして、行きつけの蕎麦屋へ。途中にある大きな橋の上から見える景色が広い。
 ええ天気だ。
 寒いけど。
 むちゃ風強いけど。
 久々に混雑していた蕎麦屋で体を小さくしつつめいっぱいに食べて、あとは寄り道せずに帰宅した。給料日前じゃなかったら、そのまま変な方向に走っていったかも知れない。

 本日のお買い物
1,蒔田光治&林 誠人・脚本、堤 幸彦・監修『TRICK -Troisieme partie-』(角川書店) [bk1amazon]
2,『超天才マジシャン山田奈緒子の全部まるっとお見通しだ!』(ワニブックス) [bk1(ISBN)amazon]
3,元田隆晴・編著『病怨 医療関係者、心霊体験告白!!』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]

 うわー、いかがわしい。全部自宅近所の書店で揃いました。そういうこともある。
 1と2は一目瞭然、おととい完結したばかりの『TRICK』関連本。1は第三シリーズ全体のノヴェライズ。脚本に基づいて文章を起こしたせいか、ざっと眺めた感じではギャグが抑えめで、スラップスティックとしての『TRICK』に愛着がある人にはちょっと堅苦しく感じるかも。対する2は、『どん超』の山田視点といったら解りやすいでしょう。『どん超』未収録の第三シリーズに関する記述もあるので、1の副読本にする手もある。巻末には女優仲間由紀恵との対談も収録……っておい。
 3はどーしようもない代物が多発する怪談本のなかでは比較的信頼している、現役医師・元田隆晴氏監修の最新刊。とはいえ既に頭打ちのようで、ここ最近の出来はいまいちなのだが、怪談はしばらく読まないと飢えてくる私としては無視できず探していたのです。うまいこと発売のタイミングと合ったようで、竹書房の怪談本は入りにくい近所の書店で珍しく遭遇。目玉は、なんとあの『ブラックジャックによろしく』の漫画家・佐藤秀峰氏との対談。だがざっと見た感じ、あまり怪奇現象などを俎上にせず、ちょっと特殊な立場にいる医師と漫画家とのごく普通の対談という雰囲気である。あの作品のファンで怪談も読むという方ならお薦め、怪談はちょっと、という人には……余計な文章多すぎるね。

 くそう、『北の国から』の終盤、きっちり観てしまった。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

お薦め品
CD
村上“ポンタ”秀一『30YEARS ANNIVERSARY “MY PLEASURE”』 (3 viewsVictor Entertainment) [amazon]
マイルス・デイヴィスが名指しでライブへの参加を要請したドラマー・村上“ポンタ”秀一デビュー30周年記念アルバム。ゆず、福山雅治、槇原敬之、角松敏生&南佳孝、吉川晃司、武田真治、ゴスペラーズ、Kiroro、Tina、Keiko Lee、ブレッカー・ブラザーズ、ジョン・スコフィールド、坂本龍一……綺羅星の如きゲスト・ミュージシャンが結集した、贅沢でヴォリューム満点の一枚。2003年12月03日発売。
DVD
アラン・パーカー監督『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』 (Universal Pictures Japan/DVD Video) [amazon]
死刑執行前、三日間を費やした一対一のインタビュー、そこから導かれる衝撃の結末――2003年11月28日発売。→深川の感想
宣伝
10/18発売
Bonbee!・原作/深川 拓・文『小説版 ALMA〜ずっとそばに〜』(Heart Novels/宙出版)

本体価格857円 ISBN 4-87287-896-5 [bk1amazon]
2003年05月に発売され好評を博した美少女ゲームのノベライズ。挿絵は神藤みけこさん


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2003年12月上旬
2003年12月下旬
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