「かみちゅ!」舞台探訪

広島県尾道市編~その10~



舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。


「かみちゅ!」舞台探訪- ~INDEX~
福山編「読子さん、舞台ですよ!」 福山駅周辺
尾道編~その1~「古寺めぐりコース」と「石浜中学校」 駅周辺・某学校
尾道編~その2~「石浜中学校」と「来福神社の社殿」 某学校・艮神社
尾道編~その3~「もののけの小道」 千光寺周辺
尾道編~その4~「見晴らしは来福神社」 千光寺山公園
尾道編~その5~「イカデビル」 商店街
尾道編~その6~「ゆりえ宅」と「来福神社」 浄土寺周辺・御袖天満宮
尾道編~その7~「来福神社の境内」と「光恵坂」 御袖天満宮
尾道編~その8~「大和見物の堤防」と「神様ご休息センター入口」 向島
尾道編~その9~「突堤」と「日の出渡船」 尾道渡船周辺・福本渡船(尾道側)
尾道編~その10~「大和」と「日の出渡船」 向島 大和ロケセット・福本渡船(向島側)
尾道編~その11~「商店街(三笠屋)とジョンの坂道」 長江周辺
尾道編~その12~「街を見下ろす岩」 浄土寺山
尾道編~その13~「DVD Vol.5 初回特典ピンナップ」 しまなみ海道 生口島
尾道編~その14~「ゆりえ宅へ続く坂道」 向島


 尾道市編~その9~に引き続き、「かみちゅ!」の舞台探訪記です。
 いよいよ旅も終わりが近づく。
 その先に待つものは…。

 大和さん -向島 大和ロケセット-
 福本渡船の向島側の乗り場に着いて、撮影を一旦スキップして、大和ロケセットの見物に。

水平だ…

「艦長、大変であります! 傾いてません!」
QLAND「・・・」
「艦首に穴も空いてません!」
SUGI「それは、ドリルミサイル対策でふさいだんですよ!」
「なるほど、米軍にドリルミサイルを撃たれないよう、出撃前にふさいだわけですね!?」
QLAND「…近寄るなよ、オマエら」

 せっかく判り易いネタを提供してあげてるのになぁ…。


第9話?:主砲正面

 主砲が復元されているのは、第二砲塔のみで、第一砲塔はごらんの通り。後でCGで加工するのね。


艦橋が無いのが残念世界最大の四十六センチ砲
防御上の弱点とされる副砲沖縄戦用の対空砲火増強?
もし主砲撃ったら、ここの人は吹っ飛ぶだろう…セットの裏はこんな感じ

 「ウェザリングが良い味出してますねぇ」と、SUGI氏。
 まさに天然のウェザリングね(笑)

大和とクレーン

 ここのクレーンは、『キャットファイト会場』のものより大型のようで。

巨大な泊渠

 DVDのコメンタリーの中で、「大和は(喫水が深くて)尾道水道を通過出来ない」と言っていたけれども、これだけの深いドックで船が造られたのに? と思って調べてみたら、
  尾道水道の水深:東口-約4m/西口-約9m
  大和の喫水:満載時-10.86m/乾舷時-10.0m
 で、比較的水深の深い西口からもギリギリで進入出来ないようで。
 このドックで作られた船は、西口から出て行ったのでしょう、きっと。

 日の出渡船 -向島 福本渡船-
 大和見物を終えて、再び山登り。
 といっても、今度は「兼吉の丘」より低いのでそんなに大した事は無い。

第1話

 たびたび登場する渡船の島側の俯瞰は、ここから。
 作品中と比べて船の進入角が違うのは、潮流が早いために、潮流がある時は流されないように、あて舵を当てているからなのね。
 さぁ、山を降りたら、最後の撮影が待っている。

OP:ANIPLEX

第1話:ゆりえと缶ころがし第1話:おばさん「ゆりえちゃん、神様になったんだって?
第4話:ゆりえ「光恵ちゃ~ん!」第4話:ニュース「昨日の火星人が…」
第10話:光恵「きっと、今ぐらいの不便さが…」

DVD Vol.4 パッケージ絵

 上の絵は、DVD Vol.4のパッケージ絵。
 島組のゆりえと光恵が、本土組の祀と下校途中で別れるシーンだと思うのだが、そうすると乗り場は本土側のはずなのだが、実際に縦の白線があるのは向島側なので、こちらが正解と思って撮った次第。

 さて、渡船に乗れば、向島とお別れ、そして尾道側に着いたら福山に向けて出発である。

SUGI「ところで…、今回、まだ誰も見つけてない所って見つけられましたっけ?」
「う~ん、…『三つ葉丸君の池』は?」
QLAND「あんなもの、誰でも見つけられるでしょ」
「う~ん、…じゃぁ、『ゆりえ宅の後ろ』」
SUGI「あれかぁ(笑) たしかに、あれは誰もまだ見つけてないかも?」
「まぁ、そんなもんでしょう(笑)」

 沢山の美しい風景を、ありがとう、尾道。そして、さようなら。
 またいずれ来る日まで。

 この後、さらに再訪編に続きます。

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 長いようでいて、あっという間に時間が過ぎてしまった、そんな舞台探訪でした。
 最初は、あまり撮ってもサイトに載せられないので、3~4ページに収まるよう、特徴的な場所だけ撮ってすませる予定でした。
 しかし、あちこちの舞台を回って取材するうちに、取材スタッフの取材の細かさに驚き、この作品に対する情熱を紹介しないわけにはいかない、また、この感動を何とかして伝えたい、と途中で考えを改めて、異例のページ数と写真でアップする事になりました。

 「かみちゅ!」は、決して華やかな作品ではないかもしれませんが、スタッフのこうした情熱に支えられた、愛すべき作品なのです。
 スタッフと、「かみちゅ!」と、そして尾道に、ありがとう。

 最後になりましたが、恒例の、今回の旅で参考にさせていただいたサイトさんです。感謝m(__)m

 リスト::舞台探訪 かみちゅ!
 ある意味、舞台探訪の情報収集に革命をもたらしたサイトさんです。
 おかげさまで、今回は非常に助かりました。
 日本関西化計画 『かみちゅ!』特設ページ
 来福神社のモデルや、神様ご休息センター入り口など、
ほとんどの主要な舞台で参考にさせていただきました。。
 まこっちゃん記 かみちゅ!舞台探訪
 光恵坂、祀が老婆のもののけと話す場所を調べるのに参考にさせていただきました。