手術を受けるには?

手術は予約制となります。              TEL:03-3921-4111

ワンちゃん、ネコちゃんの避妊手術(メス)、去勢手術(オス)は、ご予約制となっております。予約が可能な曜日は、月曜日~土曜日となります。日曜日、祝日は手術を行っておりません。

手術ご希望の方は、お電話、診察中もしくは受付にてご予約を承ります。ご予約の際には、下の手術のスケジュールに関する項目をご一読いただき、スケジュール的にご来院が可能な日程で、希望日をお申し付けください。手術の予約状況によっては、ご希望の日程でご予約を承れないこともございます。その場合には、手術予約の空き状況を確認し、別日をご提案させて頂きます。

手術のスケジュール

  • 手術当日は、AM9時~AM11時の間にお連れ下さい。
  • お迎えは、手術翌日の診察時間内でお願い致します。(日祝の診察時間はAM9時~正午となります。)
  • 猫の避妊手術、犬の避妊手術、犬の去勢手術を受ける場合には、術後3~4日後に術創消毒が、術後1週間後に抜糸が必要となります。
  • 猫の去勢手術は、退院後の通院予定はありません。
  • 手術日の夜0時以降から手術が終わるまでの間は、絶食となりますので、置餌は片づけるようにし、朝ごはん、オヤツは与えずにご来院ください。

実際の手術の流れ

予約
手術は予約制となっております。事前にお電話、または受付にて事前にご予約をお願いします。TEL:03-3921-4111
前日
夜の食餌は、通常通り与えて下さい。(午前0時より前に与えて下さい。)ただし、食べ残しがある場合や、置きエサがある場合(オヤツ、ガムを含めて)には、午前0時を回ったら取上げて頂き、絶食を開始してください。お水は飲んで頂いていて結構です。
当日
朝の食餌(オヤツを含む)は与えずに、9:00~11:00までの間でご来院ください。お水は、ご自宅を出られるまで、飲んで頂いて結構です。ご来院時に、次の日の朝の食餌をお持ちいただけましたら、慣れている普段の食餌を与えさせて頂きます。ワンちゃんの場合には、首輪または胴輪、お散歩リードをご持参ください。
翌日
診察時間内にお迎えをお願い致します。退院時間は、月曜~土曜日は9:00~12:00、16:00~19:00。日曜・祝日は、9:00~12:00となります。
お迎え後
術後に術創が悪化する一番多い原因は、術創を舐めてしまう事が原因になります。術創を舐めさせないように、気を付けてください。その為、術創を保護するために、包帯で作成した術後服着用させた状態での退院となります。(猫の去勢手術および一部の手術は除く)抜糸が完了するまでは、術後服を着用したまま、生活してください。
それでも、気にして術後服の上から術創を舐めようとする患者様の場合には、エリザベスカラーの装着をして、舐める事を防止する必要があります。エリザベスカラーは、退院時にお貸出しさせて頂きます。
また、術創の細菌感染防止の為、抜糸までの期間、抗生物質の内服薬を処方させて頂きますので、投薬をお願い致します。一般的な手術を実施した場合には、退院後後、3日目(術創消毒)と一週間後(抜糸)に、通院が必要になります。(猫の去勢手術は通院の必要はありません)

術前検査の勧め

全身麻酔の実施には、残念ながら一定のリスクを伴います。これは、人が手術を受ける場合と同様に、動物たちにとって全身麻酔を実施するということは、身体(心臓、肺、肝臓、腎臓等)に、ある程度の負荷がかかります。

その為、日常生活において、健康状態に問題が無いように見える動物にも、隠れた身体の異常を持ち合わせているケースもありますので、隠れた異常を認識せずに、通常通り麻酔の投与をしてしまうと、麻酔の危険性を増強してしまいます。

麻酔におけるリスクファクターを排除する努力を最大減する事が、麻酔の安全性の向上につながるものと考えます。それには、術前検査(胸部レントゲン撮影、血液検査)を実施することが必要になってくると思います。

※一歳以上の患者さんには人間と同様、術前に検査をお勧めしています。検査内容は、血液検査(一般、肝臓、腎臓)、胸部レントゲンです。又、一歳以下の患者さんでも、ご希望の場合はお申し出ください。※当院では患者さんの安全確保のため、現在人に使用されている麻酔薬、縫合糸を使用し、麻酔中はモニターを使用し、心電図、血圧、酸素飽和度、脈波等を測定しリアルタイムで麻酔の調整をています。 ※ワンちゃんの場合、体重により麻酔使用量、縫合糸の使用数が異なるため、料金も異なります(妊娠時も同様)。詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。