千手観音菩薩 立像
Q: 「観音」って、どういう意味でしょう。 A: 「観世音」とも言いますね。 「世の中の人々の救いを求める音(声)」を「観て(聞いて)」 救ってくださると昔の人々は信じていたそうです。
Q: 「千手観音」は、別名「千手千眼(せんげん)観音」と言 われますが、「千眼」の「眼」はどこにあるでしょうか。 A: 「手のひら」にあります。 「千の手のひらにそれぞれ千の眼」を持って、あますと ころなく救いを求める人々を見て、手をさしのべてくださる のです。
Q: 「千手観音」に付き従う天部の仏たちは、何と呼ばれている でしょう。 A: 「二十八部衆」と呼ばれ、古代インドの神々が天部の仏となり、 千手観音の衆生(人々や生き物)救済の大事業を助けているん です。
Q: 「千手観音が、千一体並んでいる、京都の有名なお寺は? A: 「三十三間堂」です。 そして、千一体の千手観音の前に、すばらしい彫刻の「二十 八部衆」がずらりと並んでおられます。