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滋賀県 大津保健所の依頼講演会

大津市での講演模様


 
 

内容部分1 大津での講演模様

どの様な話をさせて頂いたかと言うと、「ヘルパーさんと旨く付き合う方法」という題目で、話をさせて頂きました。滋賀県大津へは、 4回ほど遊びで訪れたことがあります。いつもは車で訪れていました。今回の様に車椅子と呼吸器でこんな遠出をした事がなかったので 不安よう素が沢山ありました。
@新幹線に車椅子で乗るのが初めてで、どの様な対応をしてくれるのか。
A駅ではエレベータにこのストレッチャー式の大型の車椅子が入るのか。
B駅での駅員がどの様に対応して貰えるか。
C乗り継ぎには駅員が付いてくれるのか。
さまざまな疑問が浮かんできました。そんな不安を持ちつつ出かけました。
大津市の講演場所についたのは、自宅を出てから3時間で到着しました。講演会場には参加申込数が 65名でした。参加者の内訳は患者家族の方が、5名、ケアマネ−ジャーが30名、介護事業所の関係者が7名、看護師が6名、 ヘルパーさんが10名、OT/PTさんが4名、他の地域の保健所の関係者が3名、主催者側の関係者が6名、総勢71名の出席者で始りました。 講演予定として2時間30分を貰い、その時間内でヘルパーに対しての、利用者から見た立場に立った意見を発表してきました。講演では、私が書いた原稿を妻が代読する遣り方を取りました。 話の内容は、ここに載せるような立派な物ではないし、載せたら全ページを占領してしまうので、今回は皆さんが興味を持たれる新幹線の利用についてお話させて貰います。

 
 


Memo



 
 

内容部分2 新幹線の乗車券と特急券の購入

 行程
 家⇒介護タクシーで名古屋駅⇒新幹線で京都⇒在来線で石津駅⇒
      会場まで介護タクシー

 最初に切符の買い方から、新幹線は行き先までの、乗車券と特急券の購入が必要です。乗車券と特急券の販売は、出掛ける日の1ヶ月前から、出掛ける2日前までに予約が取れます。
 新幹線の乗車日と時間が決まったら、出掛ける日の2日前までに利用する駅(名古屋駅)の駅長室まで行き購入します。
 その時に必要な物は、障害者手帳と現金を持って、車椅子対応をお願いしますと申し入れをします。 そうすると、駅員さんが新幹線に乗車する人数と、降りる駅の確認をして東京駅にその列車の予約状況(車椅子の予約が入っていないか確認予約)を電話で聞きます。
 この作業に関しては、手作業で行なわれます。コンピューターを遣ったらと思いますが。それがなぜか手作業なのは、不思議でしょうがないです。その予約が終わるまで、1時間か2時間かかる事があります。その間駅長室で待つことになります。
   『切符は、乗車券のみ半額。特急券は半額になりません。
     これは介護者一人も同額。』
 私の場合、名古屋駅で往復の切符を買いました。その方が楽だと思います。ひとつネックなのは、帰りの時間が決められている事でした。
 車だとその点はいくらでも融通が利くので助かります。(少し余談が入りました。)
 私の場合は、1時間待ちました。切符を買った時点で、乗車駅、乗る列車、降りる駅に何日の何時何分の列車に、こういう障害を持った方が、車椅子で乗車すると 東京駅の新幹線管理室に連絡を入れます。
その作業が終わってから要約切符が貰えます。
料金は、京都まで、新幹線代、大人=5,400円 障害者一人と介護者一人が同じ割引で大人=3,700円になりました。


 
 


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内容部分3 新幹線の中の様子と対応に付いて

 JR 新幹線を車椅子の方が利用するときは、車両11号車が車椅子専用出入り口になります。 そこ以外は車椅子が通れるスペースになってないからです。入り口の広さは、私の車椅子でも十分に通れる幅で、 新幹線の中に入っても一応は回転できました。
   それで問題は、新幹線の中が狭すぎるという難点があります。 新幹線でも、その11号車でしか車椅子は動けないし、他の車両へ移ることなど考えれない。  車椅子の方は、特別に多目的室と言う個室に入れて貰えるのですが。(指定席券は不要)これが狭い!
   私の特殊な車椅子だと入らない。設計が折畳み用車椅子に合してあるから、私の車椅子だと斜めに入っても、お尻が出る始末。
 多目的室の大きさは、横幅が1.3メートルで縦の長さ2.5メートルの縦長な箱型になっています。 席は2席あって、本当は障害者と介護者が一緒に座るためにあると思われますが。でも狭い!?
 京都まで、30分で着くのは早いけど、あの狭さは、東京までは耐え切れないかも?



 
 


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内容部分5 駅構内の状況 

 当日の対応= とても対応は良かった。特に車椅子が呼吸器を積んでたので対応が違っていたかも。
乗り継ぎでは駅員の方に大変お世話になりました。名古屋駅について改札で、10時45分発ののぞみに乗る車椅子で来ています川西正彦ですが。
 「よろしくお願いします。」と言ったら、
『切符を見せてください』と駅員さんに言われ見せたら、その切符に有る程度細かく内容が載っている様で、 余計な事を言わなくても良かったみたいです。
 改札で待つこと5分くらいで、誘導してくれる駅員さんが来てくれました。 とても優しく丁重に案内をされてホームまで着ました。
 帰りに名古屋駅に着いたときは、朝とは違い車椅子の大きさが違うことで、一般のエレベーターではなくて荷物専用のエレベーターを遣わさせて頂きました。 エレベーターを降りた後も、駅員の方は構内出るまで道案内をして頂き、これには感謝するばかりでした。
 駅員の対応はいいのでお勧めはしますが、後は行く人数と遠さで車で行くかを、決められた方がいいかと思います。これもいい経験でした。