緊急時の連絡事項

消防署・病院・訪問看護師・家族の連絡先
  • 住所        〒459-8002 愛知県名古屋市緑区森の里
  • 名前        川西 正彦
  • 生年月日      昭和 30年 6月 30日

緊急時の連絡先

       
  • 自宅の電話番号  ?    
  • 携帯番号     ?    
  • 緊急時の入院先  カナメ病院     
  • 往診医院     ?    
  • 看護師     訪問看護スティション 

朝のケア

朝のケアーについて、これから説明をする。

朝6時起床―顔拭き (用意するものは、洗面器、タオル、床もしくは畳が水しぶきで濡れない為のビニールシート(私は代用品として、オムツの梱包袋を使用しています)、乾いた雑巾、お湯の温度は、もし湯沸し器で用意するなら夏場は4のメモリで、冬場は最大まで開けて給湯する) 

顔の拭き方はヘルパーさんで、それぞれ顔の拭き方は異なるけれど、基本相手に不愉快さと痛さを感じさせないことを守る。その為に私の所では、何処の介護事業所のヘルパーさんでも、顔拭きを我が家の拭き方に統一して貰っています。まずはベッドを20度の角度まで下げて、足はフラットにする。次にメガネを取りタオルを絞ります。タオルを絞る時はすぐに拭ける様に、前以ってタオルをたたんで置きます。それは何故かと言うと、せっかく暖めたタオルを広げてたたみ直している間に、 タオルが冷めてしまうからです。それを冷めないようにする為に、最初にたたんで起きます。(タオルは折る事で温度が下がりにくくなります)
そのタオルのたたみ方は、ヘルパーさんの手の平サイズまで降ります。これでお湯に着けて絞ります。

 顔拭きは原則として2回拭くのが基本で、お湯がさめて来たらその都度こまめに替える。
☆顔を拭く前に綺麗なタオルで目を暖めます。
  顔を拭く順番は、
☆タオルを手の平より少し大きめのサイズにたたんで。
☆オデコからコメカミニ下がってホホまで来ます。
☆ホホから鼻筋の方へスライドさせます。
☆鼻筋までスライドさせたら、鼻筋に沿って下がります。
☆次に鼻の下を拭くのですが、この時はタオルを立てて(指先の方で)拭きます。
☆そのまま唇の端まで着たら、次に顎を拭きます。
☆拭くタオルの面は、小指側のタオルの側面を使い拭きます。
☆後は反対のホホをコメカミまで上がります。
  これを左右両面行ないます。
顔の殆んどがこの手順で拭けるのですが、あと目と眉毛と鼻が拭けてないので、そこを部分部分で拭きます。
  拭き方は、
☆目は目頭の目ヤニを取って、目尻の方に拭き進みます。これを2回するのですが、タオルはその都度新しい面を使います。
☆次に眉毛に移りますが、眉毛は皆さん拭かずに居られて忘れがちですが、必ず拭いて下さい。
☆眉毛の次に鼻に移ります。顔拭きの時に鼻筋は拭いたのですが、もう一度拭きます。鼻の頭を拭き両側の鼻筋と小鼻の際を拭きます。
☆最後に耳を拭きます。(耳の後ろは必ず吹く)。
拭き終わったら角度を下げて髭剃りに移る。

  • タオルを絞るときは、厚手のゴム手袋を使う。絞り方は固めに絞り、タオルを広げた上体で絞ると渡された方がたたみ直さないといけない、だから絞るときは四角くたたんだ上体で絞る。
髭剃りのやり方
*髭剃りのやり方

髭剃り
 顔拭きに続けてベッドを10度にまで下げて蒸しタオルで暖めてから剃り始めます。、剃るときには普段の枕を使わずにバスタオルを丸めて首の下に引く事が大事です。それがなぜ必要かと言うと、顎を上げた状態で無いと顎の下が剃れないからです。それからシェービィングパウダーを付けて電気カミソリで剃ります。目の上には蒸しタオルを剃っているあいだ置いておきます。目はALS患者にとって、最後の防御線であって絶対に守る箇所で、疲れさせない様にしています。剃り終わったら顔を拭いて、アフターシェービングローションを附けた後、頭のバスタオルを枕に変えて、その後、体を戻したら楽な体制を取ってもらう。



朝7時

吸引セット
*吸引セット

「吸引セットの交換」
 ヒビテン(マスキン)容器と精製水(水道水)容器の洗浄。その両容器をエタノール液のついたカット綿で中の部分を拭く。洗浄した容器に新しい精製水を出して、ヒビテン(マスキン)容器の方にラインが弾いてあるところまで(250cc)精製水を入れる。カット面は容器に綿花を(一枚ずつほぐして円をかきながら置く)入れて、そこにエタノールをかけて作る。カテ―テル交換を一日一回行う。ボトル交換は新しい精製水のボトルを使う。そこに今日の日付を書いておく。口腔用のボトルは毎日中身の水を交換をしておく。

 

  [煮沸は土曜日行う、その時間は15分とする。煮沸は流し台の下に、お鍋があるので出して湯沸かし器の熱湯入れて、ガスを付けて煮た背ながら煮沸する。その時吸引セットのほかに気切用のセッシも煮沸する]


吸引瓶の洗浄
 ビンについているホースを外して、便所に中身を捨てる時2,3回バケツで中を流す。ビンは台所でボトル洗浄用スポンジで中を洗ったら、少し水を入れて洗浄した後にヒビテン液かマスキン液を瓶にいれる。

運転する前に試験運転する?少しの水を吸わせてみる。

*ビンの洗浄時、蓋の部分に付いている白いホウスを、便器に流すことがあるので注意。



朝8時

胃瘻容器
*胃瘻容器

朝食の準備
◇ 朝の食事は、胃漏から入れます。平成15年から17年頃までは、朝食でエンシュワ250cc、豆乳200cc、トマトか野菜ジュースのどちらかを150cc、ビタミンパーラ150cc、カルシュウムパーラー150cc、お茶200ccを入れていました。現在は、平成18年から平成20年の今は、エンシュワ150cc、豆乳200cc、トマトか野菜ジュース150cc、お茶200ccに減らしています。
 豆乳、トマト、野菜ジュースはこして倍に薄める。(コスのは、コシキでやり薄めるのは、原液とお湯が1対1で割る。)

◇ 胃瘻の容器は台所に掛けてあり、ジュース類や豆乳を割ったりこすのは計量カップで行ない、測った物を電子レンジで暖めたりする。

◇ 食事が済んだら胃瘻の容器を、熱湯を通して洗い干して置かないと汚れが取れない。汚れがこびり付いて取れない時は、漂白剤に付けておく。

◇ その後薬を入れる。投薬の方法は薬を胃瘻から注射器で入れる。薬(1200ccのお湯で割る)を入れた跡に酢水(20ccの溶液)を入れる。



朝9時

スカットクリ-ン
*スカットクリーン

尿捨て
 朝9時を一日の境目にして、尿量を測ってノートに記入をする。
* スカットクリーンは上のふたを開けると尿器が取り出せる。
* 尿器の横にメモリが載っているからそこで測る。
* 尿捨てはトイレにする。
* 尿器の洗浄はトイレで洗い流す。
* 1週間に一度(日曜日)尿器を洗剤着けて洗う。
* 尿ホースは、火曜日と土曜日に洗浄を行う、蓋を取ると中にブラシが入っているのでそれで洗う。



『訪問時に行なう訪問看護師のケア』

看護師に着いて行うケア付いて説明する。

『訪看のケア準備』
 ガーゼ交換(全部で11点=気切用Yガーゼ、胃瘻のガーゼ、綿棒2本、サイドチュウブ用注射器、カフ圧用注射器、洗浄用注射器、セッシ、メンテープ、鋏み,)

清拭セット
*清拭セット
  • 清拭の用意(バケツは清拭き用と下用を用意する。タオルは清拭に5本と下用に2本用意する.ビニールは3枚用意する2枚はバケツの上と下に引くのと一枚はお尻の下に引く事が目的で、、これはシーツが汚れない用にするため。)

あと石鹸と赤い箱に入った使い捨ての布と、それを洗い流すボトル1本と、胃瘻洗浄のボトルと下用の洗浄ボトルを用意する。

ヤカンには何時でも注ぎ湯が出来るように、沸かして置くこと、(ストーブまたはガスコンロ)



『キセツのガーゼと胃瘻のガーゼ交換について。』

胃瘻洗浄セット
*胃瘻洗浄セット

『胃瘻ガーゼ交換』
 清しきのタオルを1本使って、タオルにねじりを入れて、胃瘻の周りを丸く囲む(洗浄した時の水が垂れない様にする)

看護師が胃瘻の回りを洗うときにタオルに手を抑えて、補助する役目がある。そのあとに胃瘻チュウブを持ち上げて、中にガーゼを入れやすい様に、作業をスピーディーに進めていく。(金曜日は胃瘻チュウブに付いているバルーンのカフの精製水量を測る)



『気切のガーゼ交換』

気切のガーゼ交換や胃瘻のガーゼ交換の前に、蛇間とフレックスチュウブの水を取ってからベッドをフラットにする。高さはそれぞれの訪問看護師によって違いがある。

  1. 頭の枕を取る。−看護師とヘルパーが共同で行う−
  2. カニューレのひもを取る。(この時にパイプを動かない様に手で補助する)
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  3. ガーゼを取り外す。−看護師が行う−
  4. 綿棒にイソジンを含ませ、気切部分に消毒する。もしくは肉芽がある場合は、ステロイド軟膏が効果がある。
    −看護師が行う−
  5. 気切を精製水か水道水の注射器で洗浄する。−看護師が行う−
  6. 洗浄の時にティシュを、3枚ほど丸く丸めて首元に置いて手で押さえる。このときに片手は回路を押さえておきます。洗浄が終わった後に、もう一方の手で首筋をお湯で濡らさした布の生地で拭く。
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  7. もう一本の綿棒でイソジンか気切を洗浄した水分を拭き取る。−看護師が行う−
  8. 気切に交換ガーゼを入れテープで止める。現在は気切ガーゼはしてなくて、カニューレを浮かせる為に羽の所にガーゼを挟んでいます。
    −看護師が行う−
    回路を右手で補助する
    *回路を右手で補助する
  9. カニューレの紐を締める。このときも回路を補助するように片手は押さえるようにする。看護師が紐を締め終わったら、今度は看護師がパイプの補助に廻るので、ヘルパー側の紐をヘルパーが締めます。
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  10. 枕を入れる。
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  11. サイドチュウブから痰を引く。(痰を引いた注射器を洗った後、エタノールのカット綿で洗って精製水でゆすぐ、)
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  12. カフ圧を量る。(カフ圧は通常3.5cc)
    −看護師が行う−

『清拭に於ける手順』

    肩から脱がせる
    *肩から脱がせる
  1. パジャマの上着を脱がす。二人で息を合わせて片手で肩を上げて、もう一方の手で同時に肩から服とシャツを下げる、胸の所まで下げたら片方の手を抜く、抜いたらもう片方も抜く。腕からパジャマとシャツを抜く時は、腕をお腹の方に乗せると楽に抜けます。蛇間は横向きにします。(これは実践でしか学べない、)
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  2. タオルを4本絞り看護しに渡す。
    (タオルを濡らす時もきちっとたたんだ状態で絞る)
    手首から先を暖める
    *手首から先を暖める
  3. 腕から拭いて胸に移る。このときは肩の関節と肘の関節を暖めてから拭き進める。手と手首は包み込むようにタオルで暖めて、指を伸ばす様に一本ずつ指と指の間と拭く。胸とおなかはタオルを広げて載せて血行を良くしておく。
    (その間にタオルを2回は洗う用にする、)
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
    右側臥位
    *右側臥位
  4. 体交して左側臥位にして、その時左側にいる人が、蛇間を取り外して体を傾ける。右側の人は、片足を持ち上げて右手を渡せるよう準備しておく。体交したら右側の人が蛇間を左側の人に渡す。左側の人は患者の、頭の上を蛇間が通るので気お付けること。受け取ったら蛇間を嵌める時は気おつけ嵌めないと嗚咽か、蛇間のゆるみが出てくる。左半分をタオルで(タオルは広げた上体)暖めてから拭く、首筋から後頭部に掛けもタオルを当てて拭くようにする。そのとき背中も拭く、少し力を入れながら拭くといい。腰の辺りもズボンを少し下げて拭いて挙げるのも良い。
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
  5. 上向きに返す。回路の取り扱いに注意すること。補助をするときは呼吸器をはめるのがどちらになるのか見極める。側臥位を取った側の人が蛇間を捌く。(そのときにタオルを絞る。)
  6. 体交して右側臥位を捕る時も蛇間とフレックスチュウブの水は取る。それで右半分を拭くまた同じく背中を拭く(これも左側臥位と同じことをする)
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
    パジャマ の着させ方
          *パジャマ の着させ方
  7. 体を戻した後パジャマを着させる。右側臥位で体を拭いた跡に、パジャマの袖を通して体を戻す。そして左腕を通して肩は斜め下のほうに引っ張り腕を通す、右の人は脇をあげて少しでも引っ張りやすいように協力してやる。腕が通ったら二人で同時に持ち上げて肩まで、パジャマを上げる。その後シャツとパジャマのボタンをはめて左右の体交でパジャマを整える。 (これも実践でしか学べない。)
    −看護師とヘルパーが共同で行う−
    ズボンを脱がす
    *ズボンを脱がす
  8. これから下半身の清拭に移る。そのときお尻の下にパットとビニール引く、そのために二人で膝を抱えて足を持ち上げて入れる。           −看護師が行う−
  9. 看護師が股間を洗っている間に、足を拭くようにしとく、そのときも膝の関節を暖めてから足を拭く。足首もタオルで包んで指と指の間も拭くようにする。足の下には乾いたタオルを引いてシーツが濡れない様にしておく。そのタオルで足をからぶきする、タオルは2回ほど絞り、訪看が下用のタオルを要求したとき一緒に絞る。
    足をタオルで包む
    *足をタオルで包む
  10. 足首から先はタオルで包んで拭くようにする。
  11. 下半身の清拭が終わって足が拭き終わったら、パンツを履かせる。そしてズボンを履かせる。このときも下に引いてあるビニールをとるのに膝を抱えて持ち上げる。パンツとズボンを履かせるときも同じである。         −看護師とヘルパーが共同で行う−

以上のことを簡単に書いておいたのですが、これ以上の内容のことが含まれている。清拭については看護師との息を合わして時間が遅れない事を、一番重視しなければいけない。

[一人ひとりによって作業時間が変わってくる、それぞれの時間を知ってそれに近付くように努力する。]



『口腔ケアーについて説明する。』

先生は柴田さんという(歯科衛生士)、ケアーについては先生の指導を浮けること。歯ブラシ指導は週に一回(水曜日)行われる、指導内容はビデオに録画してあるそれを参照すること。



『OT(作業療法士)によるケアについて説明する。』

治療について、3つの箇所に分けることになる。

始める前にベッドの角度と高さを、記録しておく高さは44cm、角度はフラットか15度ぐらい。

@ 手と腕のストレッチとマッサージ

腕のストレッチ運動と間接を硬くさせないためのマッサージをする。「腕の上下運動、腕の横に開く運動、腕を回す運動、肘を動かして関節が硬くならないよう曲げ伸ばしするストレッチ運動、肘を廻す運動、手首のひねりと関節の上下運動、手の指を伸ばす運動」

  • 腕の上下運動=手首と肩を持って腕を90度まで上げる。そこで少し抵抗がかかったら、3秒くらいとめておく。
  • 腕を横に開く運動=肘を90度に折り、肩と肘を支えにしてベッドに添って広げていく。ある程度広げると痛みが走るので程々にする。
  • 肘を廻す運動=肩と肘を手で押さえて固定して、大きくゆっくりと腕を廻す、このとき肩と肘を同時に動かすことがある。肩は固定するもので脱臼を起さないために行う、廻すのは肘を固定した手で行う。同じ方向の回転ばかりでなく逆回転も行う。 
  • 肘の関節を廻す運動=肘をベッドに垂直に曲げ、手首を持って時計回しと、半時計回しでひねりを加える。ひねりは肘まで伝わらないと効果がない。
  • 肘を折り曲げる運動=肘の関節と筋肉の収縮を防ぐ運動。肘を90度に曲げて手のひらを顔のほうに向けて倒す。肘を倒して行くと抵抗がかかってくるので、そこで維持するのが大事である。
  • 手首を廻す運動=手首を廻して間接を硬くしない様にする。手首を廻すだけじゃなく、手のひらと甲のほうに倒すことも行う。
  • 指を伸ばす運動=指が収縮して硬くなるので、指を伸ばす。伸ばし方は、パーの形で親指と他の4本の指を広げて反らすように伸ばす、すぼめる際はグーの形を取る。親指を中に入れて後4本の指を曲げる。指の関節が痛くなるまでは広げたりすぼめたりはしない。

[体操に関しては各部分8回ずつ行うのが基本。]

A 足のストレッチとマッサージ

この二箇所についてはビデオに録画してある、それを参考にするように。「股関節の運動。足のマッサージはつま先から腰に移るように動かして行く、膝の関節とストレッチ運動、足首と足の指の関節は特に硬くなっているので伸ばす運動をします。股関節を左右の開きを柔らかくする運動。」

  • 足のマッサージ=足先から股のほうに、両手で押して行く。足は足首のほうを持ち上げて、血液が足先から股のほうに戻るために押していく。
  • 膝の関節をほぐす運動=膝を両手で包むように持ち上げて上下に動かしたり、左右にゆすって動かす運動。この運動は後の膝の運動に負担がかからないための予備体操。 
  • 足首の運動=足首と足の指のストレッチ、足首が硬直しているので、それをストレッチで防ぐために行う。足首が外に向いているから、それを内側に返して、足首のアキレス腱を伸ばすように曲げる。足の指は下に硬直しているので、指を伸ばすようにストレッチをする。
  • 足の屈伸運動=足の膝と足首を持って、足をクランク状に曲げて、上半身のほうに押し込んでいく。このとき手だけで押し込まないで、体全体を使って押し込む、ある程度曲げると抵抗がかかるし利用者からの合図もある。
  • 足を廻す運動=これも足の屈伸運動と同じ形態をとって、足を廻す運動。足の膝と足首を持って持ち上げて、足をクランク状に曲げて、大きくゆっくりと右回しを遣り、終わったら左回しをする。この時は体を使わずに腕だけで廻す様にする。
  • 足を左右に倒す運動=足の膝を持ち上げて三角の形を取って、左右に倒す。その時片手は膝を持ち、もう片方の手は足首を持つ、足の指が足の裏の方に曲がって入るので、指を伸ばして上げるのを忘れないこと。内側に倒すときは利用者の顔を見て、何処まで押したらいいかを見定める。外側は倒してある程度抵抗がかかったら、そこで3秒ほど保つ。押す力加減は聴いたほうがいい。

B胸の筋肉のストレッチ運動(呼吸リハ)= 肺の奥に落ち込んだ痰を上に押し上げるために行う。体交を行って左右の脇から押す。正面を向いて両手で押す運動をする。この運動は呼吸器の排気のタイミングにあわせて行う。



『夕方のケアーの仕方.』

夕方5時以降は、訪問治療がないため対応することは無い。しかし、夕方は家族の助けは受けられないし買物に出かけるので一人の介護になる。それに家族の食事の仕度で利用者のそばから離れることが多くなる。出来るだけ離れることなく短時間に胃瘻からの食事の用意をする。

夕食時の量は、朝と昼と比べると倍近く違う。
(エンシュワ2缶―500ml. 豆乳―400ml. 野菜―300mlカルシュームパーラーかビタミンパーラーかアセロラのどれかを200ml 後お茶を200ml )





Back to Top