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はじめに

ヘルパーの仕事とは何か、介護とは何か、そのことを常に考え自覚している人を選ぶことが大事だと思います。【ヘルパーの適正を見ること】以前は時間給がいいからと言って猫も杓子もみんなヘルパー2級の資格を取っていました。その中には本当に介護の仕事がしたくて資格をとる人もいます。その人格を見極める目が利用者にも必要になってきます。 ヘルパーとして、介護者としてどの様な認識を持っているのか。介護がどれだけ大変な仕事なのか理解していないまま、私のところに送り込まれるヘルパーが多く見られます。そんなヘルパーは研修が進むにつれて必ず壁にぶつかって悩み、涙を流すヘルパーがほとんどです。このことは資格を取ったばかりのヘルパーと2年、3年経験をしたヘルパーであろうが関係はなくみんな壁にぶつかります。前者の資格を取得したばかりの人は、直に物事を受け入れますが、これが後者の2・3年介護にたずさわったヘルパーは、自分が経験を積んだ自負があってなかなかこちらの言うことを受け入れてくれません。これは常にヘルパーを教育できているかいないかの違いで、事業所の方針と考え方でヘルパーの自主性が目覚めてきます。


事業所の対応

これにはツクヅク「あきれるといった」言葉しか、浮かんでこない。なぜこんな言葉しか出ないかというと、介護保険が始まって4年近くになっても、利用者(お客様)主体の考え方になっていない。事業所が利用者を選ぶような傾向が見えて為らない。これは私だけが感じているだけだろうか。いままで私の介護に入ってもらった業者は8社にもなります。述べヘルパーは55名この人数を見ても何か変に思われるのは人は数多いと思いますがでもこれが現実の話です。55名の中で私の介護に付いてくれたヘルパーは15名で他のヘルパーは、自分から身を引いた者と私の方から介護の能力がないと見抜いて断わったものを含みます。

最初の話に戻って事業所の対応について述べたいと思います。利用者(お客様)主体に考えている事業所が少ないということ。私のような重度の障害者の介護は大手の介護事業所は引受けてもらえない事。リスクが多い割りに儲からないことから引受けないのである。名古屋市には介護事業所が700以上の事業所がある中で、日常生活支援を謳っている事業所が300余りその中で私の家の周りの地域の100社に電話して、まともに対応してくれた事業所は16社後はこちらの話も聞かずに俄か返事で電話を切られたり、うちの事業所では対応できるヘルパーがいま居ませんとか、1番ひどかったのは一応日常生活支援は書いていますが、わが社では引き受けない事にしています。 その言葉には私もあいた口が閉まらいくらい呆れてものが言えなくなりました。そんな事業所がほとんどです。


いままでに経験したことから分かった事は

  • 障害者自身が事業所を開いているところは対応してもらえる。  
  • 若いヘルパーが多い事業所は対応してもらえる。  
  • 事業所自体いろんな障害者に対応してる事業所。(知的障害者、児童の知的障害者)  
  • 大手事業所より中堅の事業所が対応してもらえる。

介護事業所の企業としての概念

介護事業所とは何ぞや? 利用者(お客)を何と考えているのか。一般的なサービス業では考えれない対応。一企業としては余りにも低い認識。 契約の重要性の考えのなさ。介護事業所の行政に似た考え方。


介護事業所とは何ぞや?

介護とは何?その問題が先にたつ、介護には家事援助並びに身体介護の2種類分けられる。この2種類の違いは何か。1、サービス内容の違い。(あえてここではサービスと位置ずける) 2、サービス金額の違い。 この違いは有るにせよ。根本の考え方は、2種類とも同じです。介護を通じてより健常者に近い快適な生活が出来る様にするのが仕事であり、その壱役を担うのが介護者であるヘルパーと介護事業所である。介護とは人間が人間で在り得る手助けをする仕事である。


利用者(お客)をなんと考えているのか

利用者(お客)と契約を結ぶ前のセールスの段階では、言葉上手にいろんな問題に直ぐ対応しますから、何か有りましたら直ぐにお伺いしますからと言いながらその対応の遅さ、これは現在の企業ではありえない話である。まるで昔の昭和40年代の企業を見ているようだ。企業主体の概念が抜け切れていない。いずれ(´‐` ;)ソ・・ソンナァ事業所は利用者から見放されて淘汰されるであろう。


一般的なサービス業では考えれない対応

介護サービスと言われるように、介護はサービス業に位置ずけられている。そのサービス業のサービスが何であるか、なにも判っていないと私は思っている。 サービスとは、お客様により住みやすい空間を作る手助けをするのが介護人の仕事である。利用者(お客)を主体に考えていない、いまの介護サービスは事業所主体で動いている。これはおかしい事で、介護の時お客さんのほうがぺこぺこしていすぎるし、サ−ビス提供者がえばってふんずりかえっているケ−スが目立つと思います。もちろんそうでない立派な人もいますが、他のサ−ビス業に比べたらずっとサ−ビス業らしくない対応が目立ちます。  それは需給のバランスから来るとも思えないです。 私はやはりこの分野はサ−ビス業と位置付けるにはすごく無理があるのだと思う。




一企業としては余りにも低い認識

レベルの低い事業者からサ−ビスを利用したことで、利用者がその内容に不満足感をもったとき、その不満足の原因がサ−ビス提供事業者の能力が低いことにあると自覚できない場合。利用者(お客)が満足を得るサービスを与える事を仕事としている介護事業所なのに、そのサービスを提供するヘルパーの教育と研修を行う事業所が殆んど無いのはおかしい事で、普通の企業なら新しい部署に変わったときベテランについて仕事を覚えさせるのが当たり前とされている。でもいまの介護事業所は資格を取ればそのまま利用者に送り込むそんな現状で利用者(お客)が満足するわけ有りません。それがなぜ理解できないのでしょうか?利用者(お客)が何も言わないからと言って、何も企業努力をしないのはおかしいと思います。ヘルパー自身教育がしていないと自己流で行ないきちっとしたサービスが出来ないのが現状です。


契約の重要性を認識していない

利用者に与えられる権利は、同じであってもサ−ビス提供事業者の力量によって、提供されるサ−ビスの質、量は相当変わってくる可能性がある。そのことは、利用者の状態の改善度や満足感に大きく影響する。 いままで契約を結んでも、事業所の勝手な言い分を何度聞いたことか。利用者(お客)の迷惑など関係なく事業者側の都合を押し付けてくる。たとえば担当ヘルパーが事業所を辞めるとき、次の担当ヘルパーを用意していない。前のヘルパーが辞めればその利用者(お客)との契約も解除するサービス提供者がいます。それはおかしい事で普通の企業ではこんな事は契約不履行にあたります。本当に人がいないのなら、なぜ自分がやらないのかといいたい。そんな言い分も呑まないとイケないのはおかしい。 企業の信用を作り上げるのにどれだけの努力をしているのか判らないのに、介護事業所はそんなことは考えていない。まさに行政感覚といえます。



介護事業所の行政よりの考え方

やはりこの分野の人達の心のどこかに病気を治療してやってる面倒見てやっているという気持ちがある人がかなりいるからだと思います。 私も最低でも世間一般の常識的な言葉遣い、適切、丁寧な対応していただければ充分だと思いますがそれすら出来ていない横柄でえばってふんずりかえっているいる人がかなりいますね!行政でもそうですね! 利用者(お客)が、介護保険の知識がないと見ると上から見下げたような態度で、利用者(お客)を接客するこれこそ役人根性といえる。





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