新聞やニュースに出てくるカタカナ英単語

新聞やニュースで、カタカナ英単語に出会ったら、すぐに辞書で意味とスペルを確認しましょう。以下、最近の新聞に出ていたカタカナ英単語の例です。(高校の英単語)

prime rateプライムレート

プライムレートの日本語訳は最優遇貸出金利。
prime=プライム=優良な。rate=レート=金利。
優良な企業に対して適用する金利。低い金利となる。

サブプライム subprime lending

  1. prime lending。優良顧客向け貸付。リスクが小さいので金利は低い。
  2. subprime lending。優良でない顧客向け貸付。信用度の低い人向けの貸付は、回収不能になる可能性が高いので、金利は高い。実際、多額の回収不能が起きて、金融不安につながっている。

サブプライム関連損失、国内金融機関で1兆2000億円に
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
銀行や保険会社など国内金融機関の米サブプライムローン(低所得者向け住宅融資)に関連した損失が、2008年3月期連結決算で1兆2000億円規模に膨らむことが、11日分かった。

sub=サブ=下

  1. submarine=サブマリーン=潜水艦。
    marine=マリーン=海の、海兵隊。marine snow=マリンスノー=海中でプランクトンの死がいが雪のように降る状態。marine blue=マリン ブルー=海の色。緑色がかった濃い青色。
  2. subway=サブウェイ=地下道、地下鉄。

prime=プライム=第一級の、優良な。

primary=第一の。primary wave=P波。Secondary Wave=S波

レンディング。貸しつけ。lending

lend=貸し付ける。rent=賃借する、お金を取って貸す。rental car=レンタカー。rental=レンタル。

フィブリン糊

フィブリン糊使用した556施設公表 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
薬害C型肝炎問題で厚生労働省は11日、旧ミドリ十字の血液製剤「フィブリノゲン」を使った縫合用接着剤「フィブリン糊(のり)」を使用した可能性がある556か所の医療機関名を公表した。

fibrin=フィブリン。繊維素

フィブリンは血液の凝固に関わる線維状タンパク質。fibrinogen=フィブリノーゲンから作られ、血球をくるみこんで血餅(けっぺい)を形成する。血餅が乾くと「かさぶた」になる。

fiber=ファイバー=繊維。

  1. Carbon fiber=カーボンファイバー=炭素繊維。
  2. glass fiber=グラスファイバー=ガラス繊維。
  3. FIBE-MINI=ファイブミニ=食物繊維入り飲料。

NGOとエコ

トラカムバック"トラ野生種の保護訴え…NGOに阪神も協力
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
絶滅の恐れがある野生のトラを救おうと、NGO「シャプラニール」(東京都)が、プロ野球・阪神タイガースのユニホームに似たデザインのエコバッグ「トラカムバック」の販売を始めた。

NGO

nongovernmental organization=非政府組織。government=政府。organization=組織。organize=組織する。

エコ

エコロジーの略。ecology=生態学。biology=バイオ=生物学。psychology=サイコロジー=心理学。
Psychokinesis=サイコキネシス=念力。Psycho=心でkinesis=動かす。

ユーチューブ

YouTube、著名人と動画で話せるコミュニティサービス「YouTube Living Legends」を公開
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
YouTubeは4月4日、ミュージシャンやスポーツ選手などの著名人と一般ユーザーが動画を通じてコミュニケーションをとれるサービス「YouTube Living Legends」を公開した。第一弾はローリング・ストーンズだ。

eで終わる英単語の発音規則 YouTubeを「ヨウツベ」と読む人もいるようだが、Tubeは「eで終わる英単語」だから、発音はチューブ。
tube=チューブはブラウン管、テレビ受像機という意味にもなる。

ハイビジョン

ハイビジョン=High Definition TeleVisionの略。高精細度テレビジョン放送(High Definition television)Definition=定義, 明確にすること。解像力。

「かぐや」が「満地球の出」撮影、宇宙機構HPで動画公開 YOMIURI読売新聞
月探査衛星「かぐや」が、まん丸に青く輝く地球が月面から上る「満地球の出」の様子をハイビジョン撮影したと、宇宙航空研究開発機構が11日発表した。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。