カバ−ドワラントとは
株式や株価指数や外国通貨などあらかじめ決められた一定期日までに決められた価格を売買する権利を証券化したゴールドマン・サックス・インタ−ナショナルが発行している金融商品です。 カバードワラントには主に「eワラント」「ポケット株」の種類があります。
eワラントとは
ゴールドマン・サックス・インターナショナルが発行するカバードワラントです。 eワラントは株式投資と比べてと少額資金(2万円〜)で投資することができます。 又、普通の株式では、買って上がった場合にだけ利益がありますが、
eワラントは信用取引と同じように買って上がった場合にだけ利益、 買う権利「コ−ル」と下がった場合に利益が出る売る権利「プット」があります。
しかし、株式などよりも値動きが大きいので株価等の上昇局面では大きな収益をもたらすことができますが、反対に下落時は損失が大きくなりますのでハイリスク・ハイリターンな商品です。 上手に「コ−ル」と「プット」を使えば大きな収益をもたらすことができると思います。 又、ミニ株では買えなかった1株単位で取引される企業などもあります。
eワラントは配当金や株主優待の権利は発生しません。
特徴
@下がった場合に利益が出る売る権利「プット」があります。
A株式投資と比べてと少額資金で投資することができます。(2万〜)
B満期日があります。
Cミニ株と違って指値での注文ができます。
D外国通貨や海外のインデックスに投資ができます。
E配当金や株主優待の権利は発生しません。
Fリアルタイムに取引ができます。 (マネックス証券は9時〜21時・ (イ−トレ−ドと松井証券は9時〜23時50分まで取引ができます。)
Gハイリスク・ハイリターンな商品です。
権利行使価格と満期日は
権利行使は、満期日にのみ権利実行可能なヨーロピアンタイプです。 コール型では、満期日において株価が権利行使価格を上回った分の利益を受け取ることができます。
プット型では満期日において株価が権利行使価格を下回った分の利益を受け取ることができます。
取り扱い証券会社 イ−トレ−ド証券と松井証券 マネックス証券
メリット | ハイリターンが見込める。レバレッジができる。 | レバレッジとは | 自分が持っている資金よりも多い金額で投資できます。 少額資金で大きな利益が狙えますが、失敗すると損失も大きくなります。 | デメリット | 元本割れのリスクがあります。ハイリスク | 予算 | 2万円〜 | どんな人に向くか | 上級者・ 短期売買を目指す人 |
ポケット株とは
ゴールドマン・サックス・インターナショナルが発行するカバードワラントです。 ポケット株は株式投資と比べてと少額資金(5000円〜5万円)で投資することができます。 又、普通の株式と同じで、株式を買って売る売却益にだけ利益があります、 普通の株式との違いはポケット株には満期日があります。 一定期間内に売買しなければいけません。満期日をむかえると自動的に償還されます。
特徴
@少額資金(5000円〜5万円)で投資することができます。
A対象銘柄の値動きは株価とほぼ連動します。
Bミニ株では買えなかった1株単位で取引される企業などもあります。
C指値での注文ができます。
Dリアルタイムに取引ができます。 (マネックス証券は9時〜21時・ (イ−トレ−ドと松井証券は9時〜23時50分まで取引ができます。)
E満期日があります。
F配当金や株主優待の権利は発生しません。
メリット | 少額資金で投資することができます。 値がさ株が買えます。 | 値がさ株とは | 株価水準の高い株のこと。 値がさ株は成長性の高い若い企業やハイテク株などの株に多い。 | デメリット | 元本割れのリスクがあります。 | 予算 | 5000円〜5万円 | どんな人に向くか | 初心者〜 |
取り扱い証券会社
ミニ株とeワラントとポケット株の違い | 項目 | ミニ株 | eワラント | ポケット株 | 資金 | 1万円〜 (株式の1/10の資 金で買える) | 2万円〜 | 5000円〜 | 満期 | なし | あり | あり | メリット | 1/10の資金で株 が 買えます。 | ハイリターンが見込 める。 @レバレッジができ る。 | A値がさ株が買える。 | リスク | 株式と同じ | ハイリスク | 株式とほぼ同じ | 注文 | 指値での注文が できない | 指値での注文がで きる | 指値での注文ができる | 取引の機動 性 (証券会社によ って異なる) | 注文を出した日の 翌取引日の始値 | 9時〜23時50分 | 9時〜23時50分 | どんな人 に向くか | 初心者〜 | 上級者 | 初心者〜 |
@レバレッジとは自分が持っている資金よりも多い金額で投資できます。
A値がさ株とは、株価水準の高い株のこと。値がさ株は成長性の高い若い企業やハイテク株などの株に多い。
|
|