The Green Morning
「、おはよう」「あ、はい、おはようございます。……い、いやそうじゃなくて、どうしているんですか? ここ、職員寮の入り口ですよ?」
「知ってる。と朝食をともにしたかったんだ」
「えーと……食べないですよね、エルキドゥさん」
「そうだね。でも、白湯か何かは飲むつもりだよ」
「そですか。……しかし、どうしてまた?」
「昼と夜は制覇しているから、どうせなら朝もしたいなと思って」
「ううう……とうとうおはようからエルキドゥさんに侵食される羽目に……」
「ふふ。とね、朝一番のおはようをしたりされたりするのが、最近の目標だったんだ」
「そ、それは嬉しいですけど……もうちょっと有意義な目標を掲げましょうよ」
「僕にとっては充分有意義だよ。さ、行こうか」
「わー、引っ張らないでくださいー!」