古伝 喜利麦 kirimugi

元々、水澤周辺では小麦の栽培が盛んに行われてきました。
では、昔のうどんとはいったいどんな物だったのでしょうか。
こんな疑問を感じながら、店主、大河原は素朴に昔の味を再現できないだろうかと考えてきたのです。
数年前、地粉で作ったうどんを試食していただいたところ、まるで蕎麦みたい。と言われショックを受けました。 
くやしかったけど、こんなにも世間では「うどん」は白いものと思われているのだと痛感した次第です。
昔ながらに石臼でゆっくり挽いた全粒粉で作るうどん。それをお客様に食べていただこう。
この思いだけで試作をしては食べ、また改良して試作する作業を繰り返して参りました。
そんな願いから誕生したのが「古伝・喜利麦」なのです。

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