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2003年09月01日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day01『ぷに☆ふご〜』ひととおり完了。イベント再生モードが一箇所だけ埋まってないが、探すのが面倒なのでいったん終わらせます。某氏も言ってたが、シナリオは本当にコント集みたいなもんでした。
まだ『呪怨2』の感想が書き上がってませんが、映画サービスデーにつき帰宅後映画館へ。ものは『マルコヴィッチの穴』の監督・脚本コンビによる第2作『アダプテーション』(Asmik Ace・配給)。感想は後日、この辺に。頭痛いわ。
例によってバイクで向かったのだが、訪れた劇場ではいったい何のキャンペーンなのか、ポップコーンとビールの割引券を一緒にくれた。そのとき私はヘルメットを持っていた。……しばし考えたあと、後者だけ財布にしまった。
劇場に来ると必ず鑑賞前にプログラムと飲物も買うのだが、なにも見ずに「レギュラーを」と言ったところ、店員はいちばん小さいカップで入れようとした。慌てて「大きい方です」と遮って、改めてメニューを見ると、LとMのふたとおりしかなかった。
なぜここで「レギュラー」と注文したかというと、銀座にある当方系列の劇場売店にある飲物は「キッズ」か「レギュラー」のふたとおりになっているためだ。ややこしい設定だよな、と常々思っていた自分がこーいうミスを犯すとは思わなかった――が、「レギュラー」と言われて小さい方をすぐさま注ごうとした店員も不思議じゃなかろーか。いったいどんな脳内変換が行われたのか。本日のお買い物
1,松尾由美『安楽椅子探偵アーチー』(創元クライム・クラブ/東京創元社) [bk1/amazon]
2,戸梶圭太『Reimi 聖女降臨』(祥伝社文庫/祥伝社) [bk1/amazon]
3,夢枕 獏・編『『陰陽師』読本 平安の闇に、ようこそ』 [bk1/amazon]
4,マックス・アラン・コリンズ/三川基好[訳]『黒衣のダリア』 [bk1/amazon]
5,ボストン・テラン/田口俊樹[訳]『死者を侮るなかれ』(3〜5、文春文庫/文藝春秋) [bk1/amazon]
行き付けの店が昨日で閉店となりました。色々と不自由が増えた……んだが、気兼ねがなくなって本を見つけたはしから買えるようになった。いいのか悪いのか。
1は『創元推理21』に掲載された連作の単行本化。安楽椅子が喋って事件の謎を解く、真の安楽椅子探偵もの。2はブレイク直前の著者が手掛けたホラー。親本のときに買いそびれたので。
3は映画第2作に合わせて発売された読本。著者自らの手による脚本第一稿と最終第四稿を収録したほか、対談に登場人物一覧を収録している。でも、脚本は映画観てから読みます私は。
4は映画のノベライズでもたびたび名前を見かける著者のオリジナルシリーズ長篇の11作目にあたる作品。このシリーズは一貫して現実の未解決事件を取り扱っているそうだが、本編ではジェイムズ・エルロイが『ブラック・ダリア』の題名で扱った事件に挑戦している。5はデビュー作『神は銃弾』が高く評価された著者の第2作。今月の文春文庫はあともう一冊海外物が出ていて、こちらは本格ミステリっぽいのだが、どちらかというと4・5のほうが気になったので、ひとまず先送り。まだ頭が痛いので、感想などは明日以降。
2003年09月02日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day02神坂 一『スレイヤーズすぺしゃる21 汝 その名はスイートポテト』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1/amazon]読了。いつも通りいつも通り。ガウリイと、本編には出てこないけど極めて重要な人物が活躍する外伝も含んでいるが、そちらは多分にファンサービスの趣である。
『呪怨2』(東京テアトル+ザナドゥー・配給)、『アダプテーション』(Asmik Ace・配給)ともに感想を書き上げました。『呪怨2』はこちらから、『アダプテーション』はこちらからどうぞ。連日の映画鑑賞と感想書きもこれでひと段落。ふう。
本日のお買い物
1,清水 崇・原作、MEIMU・漫画『呪怨2』 [bk1/amazon]
2,神坂 一・原作/トミイ大塚・作画『スレイヤーズ 水竜王の騎士(2)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./すべて、角川書店) [bk1/amazon]
1は映画と同時に発売された、はずなのに行き付けの店で入荷されず、今日まで探すことも出来なかったもの。自作でもホラーを手掛けることの多いMEIMU氏だけあって、原作のニュアンスを残しつつきちんと自分なりに消化してます。
2は原作書き下ろしのコミックオリジナルシリーズ第二巻。原作の登場人物が復活している模様。今度はパッケージか……。
2003年09月03日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day03案の定『ジーパーズ・クリーパーズ2』はアメリカではスマッシュヒットとなった模様です。しかし……未だに日本での配給は決まっていない模様。もうどこでもいいから持ってきてください。このままではリージョン無視してDVDで買っちゃうぞ。
帰宅後、突然の豪雨。とうに用事を済ませて軽い作業をしているところだったが、手早く済ませたあと一時的にパソコンの電源を落とした。今日のはやばい、と思っていたら国会議事堂でえらいことになっていたらしい。下記のお買い物2から5を配達する途中だった宅配便の人も、一回はうちの近所を通りながら持ってくるのをやめたそうだ。九月になってから急に夏がぶりかえしてきたような気分です。
ずぶ濡れになんかなってないぞう。本日のお買い物
1,上野正彦『自殺死体の叫び』(角川文庫/角川書店) [bk1/amazon]
2,深堀 骨『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』(HAYAKAWA SF SERIES J-COLLECTION/早川書房) [bk1/amazon]
3,近藤史恵『シェルター』(祥伝社) [bk1/amazon]
4,吉野朔実『透明人間の失踪』(flowers comics/小学館) [bk1/amazon]
5,水城まさひと『エン女医あきら先生 Vol.6』(MANGA TIME COMICS/芳文社) [bk1/amazon]
1はもと監察医務院長の著者が2000年に発表した書籍の文庫化。美化されがちな自殺を法医学的見地から考証した一冊である。2は「文芸復興、最後の希望」と大袈裟な惹句が添えられた、著者初の作品集。『ドグラマグラ』を意識している、という書評をどこかで目撃したので、気になって購入してみました。3はこれまで文庫で書き下ろし刊行していた合田シリーズ初の単行本。
4は痛烈なテーマの並ぶ短篇集。5はいつまでも変わらない関係が続く好評のシリーズ……と思ってパラパラと眺めていたらいきなりの急展開で吃驚。ち、ちゃんと続くのか? これ。ようやくカバーかけも終わりました。これで心置きなく本が読めます。色々とあいだに挟みながら、面白いと思いつつも二ヶ月を費やしていた本をようやく片づけられる……
2003年09月04日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day04やっと鑑賞したぞ『サスペリアPART2 <完全版>』(CULTURE PUBLISHERS、ビーム エンタテインメント/DVD Video) [amazon]。感想はこちらから。欠陥は多いが、やっぱりこの監督の感性は素晴らしい。ある方に、<完全版>ではなく劇場公開版で観た方がいい、と言われたものの、もはや探せないのでこれで勘弁してください。
そして二ヶ月を費やした読書も無事に終了。サラ・ウォーターズ/中村有希[訳]『半身』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1/amazon]。感想はこちらから。本日のお買い物
1,綾辻行人+有栖川有栖=監修『新本格謎夜会(ミステリーナイト)』 [bk1/amazon]
2,牧野 修『黒娘 アウトサイダー・フィメール』 [bk1/amazon]
3,三津田信三『蛇棺葬』 [bk1/amazon]
4,森 博嗣『四季 春』(1〜4、講談社ノベルス/講談社) [bk1/amazon]
5,ほったゆみ、小畑 健『ヒカルの碁(23)』(ジャンプ・コミックス/集英社) [bk1/amazon]
6,『アレックス プレミアム版[初回限定パッケージ]』(COMSTOCK、Pioneer LDC) [amazon]
7,『ブラック・ダイヤモンド』(Warner Home Video/6と7、DVD Video) [amazon]
もう「全部」というネタは飽きました、自分で。
1は昨年、ふたつの船上で開催された新本格誕生15周年記念イベントの単行本化。トークショーと犯人当てイベントを文章で再現したもの。参加作家のコメントなども多数掲載した、初期新本格ミステリのガイドブック的な雰囲気もある一冊。
2は著者いわく「裏チャーリーズ・エンジェル」というエンタテインメント、3は百物語を題材にした長篇ホラージャパネスク……なんですか? 粗筋はミステリっぽい。4は噂の四部作、でも一段組。
5は遂に完結。半端な印象だが、これはこれで良かったのかも。
6は東京国際ファンタスティック映画祭での上映から物議を醸していた問題作。何だかんだ言ってこういう実験的な作品は好きなので買ってしまいました。パッケージのデザインが美しい。劇場鑑賞時の感想はこちら。頭だけちょこっと鑑賞したが……改めてきついなこれは。
7は今年に入って鑑賞したアクション映画のお気に入りのひとつ。冒頭のビル壁面降下シーンだけ繰り返し観たり。劇場鑑賞時の感想はこちら。原作をテレビドラマとして実に巧く、美しくアレンジした秀作『Dr.コトー診療所』も来週で完結。なんとなく睨んでいた通りのエピソードを最後に持ってきたようですが、その裏切らない心地よさも魅力となってます。来週は作業も早めに片づけてじっくり鑑賞しましょー。
そういえば、私自身勘違いしてたんですが、よしのさくみは吉野朔美ではなく吉野朔実なんですな。昨日検索していて気づきました。
2003年09月05日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day05ようやく意を決して『私立アキハバラ学園 [DVD-ROM版]』(18禁/Front Wing/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon/amazon(CD-ROM版)]をインストール、起動してみる。
冒頭数分で悶絶した。
オープニングテーマで気が触れそうになった。
こう言っても褒め言葉にしかならないような気がしますが実際賞賛の意も含めて言い切ろう、狂ってますこのゲーム。
少し冷静になるためいったん投げて別のものを、と思い、PC-8801版をまんま移植してネット上で販売していた『オホーツクに消ゆ』を購入して遊んでみる。
雰囲気はとてもいい。だが、如何せん処理がとても遅い。最初の事件現場で早くも食傷気味になった。どうせ移植するなら何故ファミコン版にしてくれなかったのか。本日のお買い物
1,『ファウスト Vol.1 2003 OCT』 [bk1]
2,フジテレビ トリビア普及委員会・編『トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜 へぇの本III』(1と2、講談社) [bk1/amazon]
3,服部英雄『地名のたのしみ 歩き、み、ふれる歴史学』(角川ソフィア文庫/角川書店) [bk1/amazon]
4,ゆうきまさみ『鉄腕バーディー(2)』 [bk1/amazon]
5,七月鏡一・藤原芳秀『闇のイージス(13)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1/amazon]
6,樋野まつり『めるぷり メルヘン・プリンス(2)』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1/amazon]
……行き付けの書店が閉店してから、心なしか買い物のペースが却ってコンスタントになったような……。
でもって話題の1。作品ごとに違うフォントと文字組み、舞城王太郎に西尾維新らという執筆陣からいろいろ不安を覚えていたのだが、ざっと眺めた印象は結構いい。講談社の文芸誌、というよりどこかアンダーグラウンドな雰囲気を醸しているのが合っている。例の『空の境界』のノベルズ復刻(なんか昔誰かから似たような企画を聞いた覚えがあるがそれはさておき)の告知もあるが、それ以上に表4の広告(?)に吃驚。18禁のマークがないのが問題つー気もするが。
2は1時間枠に移動してからの作品を集めた新刊。わずか一ヶ月ちょっとで一冊分纏まるということは……年間8冊ぐらい出るということか? ひえええ。さっさと読了しましたが、全部本放送で観ているのでさすがに感動はなし。3は地名の成り立ちから各地の歴史を辿る読み物。
漫画については特にコメントなし。……しかし、4の2巻という数字には感慨を禁じ得ません。帰宅してメールチェックしたら、絶対に当たるまいと思っていた試写会の当選通知が届いていて焦る。応募してから平日木曜日の真っ昼間の開催という自分には不向きなスケジュールだと気づきつつ、どうせ当たらないだろうと平然と構えていたらこれだ。他に何本も応募して一回も当たったことないのになにゆえこういうときだけ。やはり平日ということで応募する側も躊躇したのだろうか。
行きたいのは山々なので、なんとか調整できないか検討してみるが……難しいだろうにゃあ。どないしよ。今日から一週間ぐらい、頑張って一日二冊ずつ消化するのを目標にしてみます。とりあえず今日一冊目は軽く、神坂 一『トラブルシューター シェリフスターズSS mission04』(角川スニーカー文庫/角川書店) [bk1/amazon]読了。『〜SS mission04』と同じ事件をMS側から描いた話、という軸は悪くないが、どちらも事態をコントロールしたり深く関与できるような立場になかったため、いまいち見地に違いが認められなかったのが残念。基本線は面白いのだけど。
内容とは関係ない疑問。ところどころ、句点のあとに謎の一字アキがあるのだが、これって改行の指示があったところじゃないんだろうか。
これをアップしたあと2冊目に戻ります。
2003年09月06日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day06世界柔道のCMが頻繁に流れてます。そのなかで、田村亮子をメインにしたものがあります。ナレーションが言うんです。
「田村亮子、六連敗!」
吃驚して画面を見るんです。CMなんです。まだ柔道始まったわけじゃないんです。よくよく考えて、気づきました。
「田村亮子、六連覇へ」
って言ってるらしいんです。このナレーター、活舌悪すぎます。昨晩からやけに早起きしてしまった今朝までにかけて、大石 圭『呪怨2』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1/amazon]と恩田 陸『蛇行する川のほとり 2』 [bk1/amazon]、 同 『 同 3』(以上、中央公論新社) [bk1/amazon]を読了。『呪怨2』の感想はこちら、『蛇行する川のほとり』三冊まとめての感想はこちら。心ゆくまで本が読める幸せ。
週末恒例の映画鑑賞は、当初渋谷まで足を伸ばすつもりだったが、前売り券を購入してあったのが公開二週間目の来週金曜日までで終了という事実に気づいて、慌てて予定変更。銀座シネパトスにて、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル主演による、ありそうでなかった戦場を舞台にしたホラー『デス・フロント』(GAGA-HUMAX・配給)を鑑賞する。感想はこちらから。予告編を観たときは「こら駄目かも」と思ったが……結構楽しめました。
帰途、秋葉原近辺にて某氏と落ち合って、コミケで確保してもらっていた同人誌を引き取る。昼食を御一緒しつつ四方山話をしたあとで別れ、自宅に戻って一眠り。
さあ更新済ませたら読書に戻ろう――と意気込んでいたら、作業の最後の詰めがいきなり宅配便で届いてパー。今夜から明日いっぱい使って完了させねば。本日のお買い物
1,伊達将範『DADDYFACE メドゥーサII』(電撃文庫/メディアワークス) [bk1/amazon]
のみ。前巻からわずか二ヶ月の間隔で登場した続編である。まだ終わってない模様。
2003年09月07日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day07昨晩から本日夕方までかけて作業を終わらせ、先方に返送する。……今度こそ、私の手を離れました。ふー。
一日中そんなんだったので、外出もしなければ当然読書も進まず。それ以前に今日はあんまり文字を見たくない……この更新のあとは、漫画とDVDで時間を潰します。木曜日の試写会は未だに思案してたりして。こーいうときに限って、普段は平日でも掴まりやすい人が空いてなかったりする。
2003年09月08日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day08本日のお買い物
1,デニス・レヘイン/鎌田三平[訳]『スコッチに涙を託して』(角川文庫/角川書店) [bk1/amazon]
2,江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第7巻 黄金仮面』 [bk1(ISBN)/amazon]
3,都筑道夫『三重露出 都筑道夫コレクション《パロディ篇》』 [bk1(ISBN)/amazon]
4,ミステリー文学資料館・編『甦る推理雑誌(8) 「エロティック・ミステリー」傑作選』(2〜4、光文社文庫/光文社) [bk1(ISBN)/amazon]
5,折原 一『被告A』(ハヤカワ・ミステリワールド) [bk1/amazon]
6,マイクル・コナリー/古沢嘉通・三角和代[訳]『チェイシング・リリー』(ハヤカワ・ノヴェルス/5と6、早川書房) [bk1(ISBN)/amazon]
他にもいろいろとあったんですが、持っているうちに手が激しく痺れてきたのでひとまず打ち止め。光文社文庫の残りとか角川ホラー文庫とかは後日、別件のついでに買います。早出し分が多かったようで、bk1にも未登録のが多くて困ります。
まず1は『ミスティック・リバー』の映画版の公開が控えているデニス・ルヘイン――統一してくれないもんだろうか――のデビュー作、何故か今更買ってみた。2〜4はいつもの如く。なお2の表題作の感想はここにあります。
5と6は見本で入ったのをたまたま発見できたらしい。5は久々のハヤカワ・ミステリワールドの新刊であり、誘拐ものと法廷ものを混ぜ合わせた新作。たぶん趣向はいつも通りの折原一なのでしょうけれど。6は著者には珍しいノン・シリーズもの。インターネットを発端に展開する、新機軸のサスペンス。さて、今度こそゆっくり本読もうっと……。
2003年09月09日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day09我が愛機のロートルぶりを痛感させられるのでしばらく遠ざかっていた『私立アキハバラ学園 [DVD-ROM版]』(18禁/Front Wing/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon/amazon(CD-ROM版)]に久々に着手してみた。
……ちょっと、きついです。
あまりにも登場人物が極端すぎる。設定も言動も無茶が過ぎる。とりあえず唯一まともそうなキャラクターから攻略してみるのだが、この娘、オタクオタクと他のキャラを嘲っているが、そういう彼女自身が一般人としても駄目なレベルで、乗り切れない。
キャラクターが崩壊しているだけならまだしも、展開に無理がありすぎる。感情の推移が乱暴で、どーも乗れない。にやにやしているのは楽しいからじゃなくて、ほとんど苦笑だ。
これで楽しい、と言える人もあるだろうが、私には無理な気がする。何より気に食わないのは、まだやっと一人目のシナリオが佳境に差し掛かったところだが、どうもどの登場人物もシナリオの軸が一本しかなく、合間合間のテキストも軽すぎてあっと言う間に終わってしまう点だ。脇役が無意味に濃くて騒々しすぎて、サブシナリオが長いと鬱陶しくなるという問題があるにしても、少々骨がなさすぎやしないだろうか。
そんな感じで不満とか合わない点が噴出するので、我慢しながら話を進めている状態。ビル・プロンジーニ/木村二郎[訳]『幻影』(講談社文庫/講談社) [bk1/amazon]読了。感想はこちらから。あああ、待った甲斐がありました。
本日のお買い物
1,吉永達彦『古川』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1/amazon]
2,井上雅彦・監修『異形コレクション 教室』 [bk1/amazon]
3,馳 星周『虚の王』 [bk1/amazon]
4,若竹七海『古書店アゼリアの死体』(2〜4、光文社文庫/光文社) [bk1/amazon]
5,原作・小林ユウ/漫画・木ノ花さくや『エンカウンター ―遭遇―(3)』 [bk1/amazon]
6,北条 司『Angel Heart(8)』(5と6、BUNCH COMICS/新潮社) [bk1/amazon]
今月のホラー文庫は親本で持っているものが多いので買わなくても済むんですがそれでも迷った挙句とりあえずこれ一冊だけある理由から買ってみました、の1は第八回日本ホラー大賞短篇賞受賞作含む作品集。
2はある意味最も普遍的なテーマを持ってきた異形コレクション最新刊。冒頭いきなり『新耳袋』の木原浩勝氏が、『新耳袋』に学校怪談が掲載されないわけを綴っているのが異色。3は渋谷を舞台に、従来よりも若いキャラクターを核に据えての作品。親本を読んだときはけっこーきついことを書きましたが、お気に入りではあるので再購入。4はMYSCONの予習でばたばたと読んだとき以来ファンなので押さえておきました。
5は意味不明の擬態生物がやけに印象に残るエピソード含む。6はどっちかというと冴子主役の長篇が全体を占めてます。木曜日は絶望っぽい……しくしくしくしく……
2003年09月10日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030901~.htm#Day10ひきつづき『私立アキハバラ学園 [DVD-ROM版]』(18禁/Front Wing/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon/amazon(CD-ROM版)]。ふたりクリア。
やっぱり、無理ありすぎ。どうせファンタジーなら目が醒める隙がないほどファンタジーにしていただきたいもんなのだが、悪い意味で目が醒めっぱなし。特に唯一の一般人キャラのエンディングなど、現象として無理がありすぎる。
……んなこと言いつつ、だんだん慣れてきて、二人目になると無意味な笑いがこみあげてたりするんだよな。割り切ってしまえば楽しめないこともないんです。相変わらずいろいろと許せないながらも。どー考えてもよく行く店舗の話が出てきたときこめかみに血管が浮くのを感じました。綾辻行人+有栖川有栖=監修『新本格謎夜会(ミステリーナイト)』(講談社ノベルス/講談社) [bk1/amazon]読了。感想はこちらから。ええ、冊数稼ぎに軽めのものを優先してみました。でも楽しかったから良し。そう言えば、『安楽椅子探偵』シリーズのDVDは一枚も購入してないんですが、そろそろ買ってみようかなー……
副業の関係でファックスを送ってもらう。何故か、奇数ページの喉元がどうしても欠ける。仕方なく元のデータと引き比べてチェックしたり。
本日のお買い物
1,柴咲コウ『思い出だけではつらすぎる』(Universal Music/Victor Entertainment/CD Maxi) [amazon]
某店のWポイントセールに託けていろいろ買おうとするも、結局これだけに留めてしまいました。中島みゆき作詞・作曲による『Dr.コトー診療所』挿入曲。ちょこっと大仰な印象がありますが、これもいい曲です。カップリングはムースポッキーのCMに使用されている『勿忘草』。漢字で書くと見慣れないが、“わすれなぐさ”です、要は。
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