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2004年09月11日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day11

 昨晩のその後、アニソン限定カラオケオフ会に参加。相変わらず何が出てもほぼ確実に反応出来る日下三蔵さんとか何を歌っても熱血になる進井瑞西さんとかを堪能しつつ、私は微妙に渋いものばかり歌ってみたり。とりあえず『名探偵ポワロとマープル』の主題歌なので山下達郎を歌いましたが、あれはうろ覚えでは歌えない代物でした。無念。シングルとしてはEDの『忘れないで』が表題作となるためか、もっと歌いやすいOPはまだ入ってませんでした。
 日中、今日の座席指定券を確保するために電車で前もって現地入りしてそのついでに秋葉原で買い物して、などとやっていたので潰れそうになるのも早く、開催地が自宅から自転車で行ける圏内にあったこともあって、心残りながら三時頃にお先に撤退させてもらう。それにしても、これに参加するたび堀江由衣のアルバムを買わなくては、という気分になるのはなんでだ。

 週末といえば映画鑑賞……なのですが、前々から記しているとおり、本日初日の映画が異様に多い。最低二本は観ておきたい、そのために都合のいい場所と時間割を探った結果、ヴァージンシネマズ六本木で夕方から観るのがいちばん動きやすい、という結論に達しました。きのうの段階ではカラオケ大会に何時までお邪魔するか決めていなかったこともあり、だから実はお買い物の前にわざわざ現地を訪れて座席指定券を確保していたのだったり。
 そんなわけで、午前中は軽く買い物に出かけるだけに留めました。

 本日のお買い物
1,堀江由衣『楽園 [初回限定版]』(STARCHILDKING RECORDS/CD) [amazon|通常版:amazon]
2,桜野みねね『常習盗賊改め方 ひなぎく見参!(1)』 [bk1amazon]
3, 同 『Healing Planet』(2と3、BLADE COMICS/Mag GARDEN) [bk1amazon]

 で、本当にその日のうちに買ってしまった莫迦がここにいる、と。もともと女性ヴォーカルのポップス全般が好きだったのに加えて、岡崎律子の楽曲が多数含まれているとあっては避ける理由などなく、そのうえ店頭で初回版と出逢ってしまったので、ポイントが貯まっていたのをいいことにさっさと購入。冒頭四曲ほど聴きました。もー作りもヴォーカルも非常に好みなんですが……ちょっと曲想が似通いすぎてるか?
 2と3は新装版。前の版も持ってますが……まあ、勘弁してくれ。

 この更新のあと出かけてきます。観た作品と感想については、調子がよければ今晩、悪ければ明日以降に。

 帰ってきました。上の簡単なアニソンオフレポートに重要なポイントを書き添え忘れていたことに移動中気づいて帰宅後追記しようかと考えてましたが、既に他の方がもっと詳しく書いているのであのまんま。
 どうも自分で想像していたより疲労が蓄積していたようで、いきなり反対方向の電車に乗るという初歩的なミスを犯す。三駅ほどで気づき、たまたまホームの反対側に逆進するほうが入ってくる駅で、うまいタイミングで同時に入ってきてくれたのでそのまま乗り換え。十五分ぐらいのロスになってしまった……早めに出ておいてよかった。
 ヴァージンシネマズ六本木ヒルズに到着してみると、チケットカウンターに息を呑むくらいの大行列が出来ている。ふだんまだあまり人の出て来ていない早い時刻に鑑賞する習慣が出来ている私にとっては思わず辟易するくらいの状況。疲れを残す原因とはなったが、無理をして座席指定券をきのう取りに来たことは間違いではなかったらしい。悠々とプログラムを購入し、その辺でぷらぷらと潰す時間さえあった。
 一本目は、アカデミー賞長篇ドキュメンタリー部門賞受賞作品フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』(Sony Pictures・配給)。感想は後日、この辺に。確かにこれはすごい作品なのですが……『華氏911』と同じ感覚で観に行くと後悔します。体調を整え、ある程度予習した上に真剣勝負のつもりで鑑賞するものです。テーマと主張は『華氏911』と同一であっても、その扱い方が180度違う。昨晩までの疲れが残っていたせいもあって、三回ぐらい意識が飛びそうになりました。客席からときどき寝息も聞こえてきました。私自身は、ちゃんと話が繋がっていたのでそこまで落ちたりはしなかったようですが。
 引き続き二本目。前者が終了した瞬間に二本目の予告編が始まる、という信じがたいスケジュールですが、上映スクリーンの入口が真向かいだし予告編のあいだは照明も点っているので問題なく入れる……かと思いきや、想像以上の人の入りで、早めに券を取ったために真ん中のひとつだけぽつんと空いた席へと入らねばならず、他の客に余計な迷惑をかけることになってしまったのでした。ものはミステリ者のお約束、M・ナイト・シャマラン監督最新作ヴィレッジ』(ブエナビスタ・配給)。感想はやっぱり後日、この辺に。とりあえずプログラム作る奴は少し気を遣えと言いたい。『フォッグ・オブ・ウォー』の上映を待っているとき、ほのぼのと後ろから眺めてしまったんです、あんなにネタバレな記述が多いとは知らず。太字のある一文字を見た瞬間、「あれ、これってもしかして」と気づいて最初のほうに戻り、途中に「これより先のページには映画の謎に関する記述が含まれています。」と書かれていたのを見てちょっと眩暈がしました。あの一文字でなあ、ほとんどネタが想像できちまったんだよっ! ほとんど正解だったよっ! あんなにネタバレ多いなら袋綴じにしておけよぉっ!!
 ……まあ、その状態でも、前の映画で催した眠気を引きずらなかったので、面白かったことだけは疑いなし。改めてシャマラン監督は好きです。
 しかし、映画が終わると疲れがどっと吹き出してきて、帰途は電車が揺れているのか自分が揺れているのかよく解らない状態でした。……明日も飲みに誘われていて、久々にお会い出来る人でもあるのでお邪魔したいのですけど、ちょっときついかなあ。もうちょっと考えさせてください>某氏


2004年09月12日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day12

 一眠りしてもふた眠りしてもグロッキーなままなので、お誘いは断りました。悔しい。

 朦朧とした意識のままフォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』(Sony Pictures・配給)。の感想を脱稿。「やけに質問にリキの入っていたインタビュアーは誰でしょう」からどうぞ。エロール・モリス監督自ら――と考えるにはちょっと声が若いような。
 書きながら、『25時』DVDの特典映像を眺める。作中でも使われているグラウンド・ゼロの風景を加工なしで収録しているのですが、説明がまるでなくても寒気を覚えます。スパイク・リー監督をデビュー作から検証したドキュメンタリーにはマーティン・スコセッシにシドニー・ルメット、デンゼル・ワシントン、ハル・ベリー(最近は発音に従ってハリー・ベリーと表記するところが増えてます)らの証言も入っていて、これ一本でも見応えがある。いいDVDだ。


2004年09月13日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day13

ヴィレッジ』(ブエナビスタ・配給)の感想を脱稿。「ヒロインのことはみさき先輩と呼びましょう」からどうぞ――だって見えないのに走る人なんか他に、うぐ。

 依然として疲れが抜けず。そろそろ作業に戻らなきゃいけないんですけど、おつむの回転数が上がらないのでもう一日休ませます。

 本日のお買い物
1,『OutRider Vol.8』(ROAD RIDER 2004年10月号増刊/学習研究社)
 あした大物が控えているので、今日は毎度ながら目の毒なこの雑誌だけ。


2004年09月14日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day14

 アガサ・クリスティー/中村能三[訳]『茶色の服の男』(クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。さあ、次はアレの再読だっ! 同じ作品を一年以内に二度読むというのはさすがに久々の経験かも知れないぞっ?!

 そろそろ自分を追い込みたくなってきた。

 本日のお買い物
1,『天地無用!魎皇鬼 第三期(4)』(Vap) [amazon]
2,『古畑任三郎 3rd season DVD-BOX』(フジテレビ映像企画部、Pony Canyon) [amazon]
3,『コールドマウンテン コレクターズ・エディション』(ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント/1〜3、DVD Video) [amazon|通常版:amazon]

 ……大物すぎたので、本は後日に。一部はbk1とamazonで注文しまちたが、届くのは明日以降。
 1は間隔がやったらと悠長な第三期シリーズ……っても前の二期も似たような感じだったので、驚くにはあたりません。今回は約半年ぶりくらいでしょうか――が、まだ前巻を観ていないのでこちらの中身を確認するわけにもいかず。
 2はなんでこんな短期間に立て続けに、と思うが個人的には臨時収入のタイミングで発売されるので何だかんだと毎回買わされてしまったBOX、現時点ではこれが最後となる第三シリーズのセット版。特番として放送されたVS SMAP編と緒形拳のエピソードは含んでますが先に放送された松本幸四郎のエピソードは未収録。それはつまり、第四シリーズを示唆してるんでしょうか。毎回、収録エピソードの詳細な解説がブックレットとして同梱されているのですが、何気なくそれを眺めていたところ、シリーズ最後の江口洋介のエピソードでキャストに“はなわ”の名前が……どこ?! 思わず順番すっ飛ばして6枚目から観てます。冒頭で犯人を目撃するストリートミュージシャンでしょうか。……“サガ”とか歌ってるし。
 3はレニー・ゼルウィガーにアカデミー助演女優賞を齎した話題作。上二本で貯まりに貯まったポイントにて購入しました。面白いのは、例によって音声解説など特典盛り沢山な二枚組のこれと、特典を未公開シーンの収録のみに留めた一枚組のものの二種類を発売していること。特典なんて一回観たら終りだし〜という方には後者がお薦めです、が価格差は千円しかないので、予算に合わせてご購入ください。

 最終話の前後編を観たあと、頭に戻ってこんどはSMAP編。……なんか脇役にやたらと見慣れた顔が。渡米中(あれ? まだ戻ってなかったっけ?)の梶原善とかさいきん元不良キャラでバラエティ番組でもお馴染みとなった宇梶剛士とかアンパンマンの戸田恵子とか。内容的にも、五人全員のアリバイを用意するためにやたらと入り組んだ計画を用意していて、当時感じたよりも見応えがあるんですが、むしろそーいう些末な点が気になったり。


2004年09月15日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day15

 そろそろシャンテ・シネクラブの会期が終了するので、次の申込用紙を受け取りにいかないと――などと思っていたら、ちゃんと郵送してくれました。しかも、去年までは色の付いた紙にモノクロ印刷だったものがカラーのチラシになっていて、サービスも割引価格1200円、毎週木曜日を会員デーとして1000円で鑑賞可能になるなど充実の度が増してます。こら今度も申し込まなくてはっ。

 本日のお買い物
1,高橋直樹[監修]/畔田英明森皿尚行[著]『NScripterオフィシャルガイド 〜だれでもかんたん!ノベルゲームのつくりかた〜』(秀和システム) [bk1amazon]
2,真保裕一『真夜中の神話』(文藝春秋) [bk1amazon]
3,京極夏彦『百鬼夜行―陰 文庫版』 [bk1amazon]
4,笠井 潔『ヴァンパイヤー戦争(3) 妖僧スペシネフの陰謀』 [bk1amazon]
5,山田風太郎『奇想小説集』(3〜5、講談社文庫/講談社) [bk1amazon]

 今日は買い物には行ってないんですけど、bk1とamazonでそれぞれ予約したり注文したりしたものがばたばたと届きました。
 1は『月姫』にも使用され、ノベル形式の同人ゲームが多く発表される契機ともなったツール『Nscripter』の解説書。製作者である高橋直樹氏が監修とサンプルゲームのシナリオを手がけており、本文イラストとサンプルのCGをすべて緋ノ丘終次さんが担当してます。プログラムじたいにも興味がありましたがそれ以上に緋ノ丘さんのイラストとサンプル目当てで購入。……それにしても、この執筆者おふたり、ずいぶん珍しい名前ですな。
 2はいつもとちょっと雰囲気の異なる新作。3と4はおいといて、5は大衆文学館のシリーズで発売していた、奇妙な<性>を描いた短篇集。持ってないと思ってbk1から購入したのですが――もしかしたら光文社文庫版の全集でだいたい揃ってただろうか。ま、いいんですけど。


2004年09月16日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day16

 昨晩いっぱいで、『古畑任三郎 3rd season DVD-BOX』(フジテレビ映像企画部、Pony Canyon/DVD Video) [amazon]をSMAP編・緒形拳編まで鑑賞。久々に観ますが、この二本はけっこう出来がいい。SMAP編は複雑すぎるわりに解決がちょっと簡単でそのくせエピローグが妙に長い、緒形拳編は反対に古畑復帰までの経緯が長くラストでの仕掛けに疑問の余地が多い、など欠点はありますが、コロンボのようにだらだらと中盤を繋いでいくのではなく、そのあいだに幾つもの波と細かなユーモアを挿入していて飽きさせない。何より犯人役の存在感があるので、実に面白いのです。
 ただ、この第三シリーズ、スペシャル二本は記憶にも残っているのですが、肝心の連続枠が始まってからは津川雅彦出演の“犯罪の起きないエピソード”と「加トちゃん、ペ」ぐらいしか憶えてない……ま、まあ、観ていれば追々思い出していくことでしょうけど。

 先日購入した『コールドマウンテン』のDVDが、両親の部屋にあるDVDプレイヤーでは再生出来ないというトラブルが発生しました。私のパソコンでは再生可能だったのですが、もともと私よりも両親が観たかったものなので、早速売り場に連絡してチェックしてもらう。案の定というか、店頭のプレイヤーでは問題が再現しなかったので、交換だけしてもらってもういちどかけてみる……がまったく改善せず。パッケージにお客様相談室の番号が書いてあったので連絡し、ディスクそのものを送って検証してもらうことにした。特典ディスクを含め他のディスクは正常に再生出来ており、プレイヤーそのものとの兼ね合いが原因だと思われるのですが、そこまで調査してもらうのは無駄ではないので、両親にはしばらく我慢してもらいましょう。

 本日のお買い物
1,藤崎聖人『ワイルドライフ(8)』(少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
2,『イノセンス リミテッドエディションVOLUME2 STAFF BOX』(ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント) [amazon|通常版:amazon]
3,『スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション』(Paramount Home Entertainment Japan/2と3、DVD Video) [amazon]

 元行きつけの書店では少年サンデーコミックスの早出し分が並んでましたが、ひとまず今日は1だけ。えらいことになってます、と言っていたアレは後日。ていうかあのあと更に凄いことになってますが。
 2は押井守監督の最新作、二種類発売された限定版のうち、脚本・アフレコ台本・絵コンテを同梱したタイプのもの。もう一方は、わたしが予約しようとしたときには既に受け付けてませんでした。尤も、犬のオルゴールはわたしの性に合わないので、最初からこっちを注文するつもりでしたけど。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら
 3は往年のロック音楽を駆使したコメディ映画。内容的にはストレートながらジャック・ブラックの存在感と子供達の姿、リチャード・リンクレイター監督のシャープな演出が光る秀作でした、ので躊躇なく購入。劇場で鑑賞したときの感想はこちら


2004年09月17日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day17

 ここからこのページへとアクセスしてくださった方に感謝します。わーい。
 ……っていうか、ここまで打っておいて今更出ない、なんてことはさすがにないですよね、ね、ね?

 着実に『古畑任三郎 3rd season DVD-BOX』を消化。連続としての第一話、市川染五郎(と言うと未だにうちの母は現・松本幸四郎を思い浮かべるらしい閑話休題)登場の落語界を舞台にしたエピソード。結末じたいは板東八十助(こちらは現・三津五郎)のエピソードと趣向が似通っているのでさほど衝撃はないのですが、犯行に至る心理とやたらと雰囲気のあるラストシーンが印象的な作品でした。師匠を演じる梅野泰靖が綺麗に締めてます。
 うっかりするとそのまま次も観てしまいそうだったので強制終了。ちょっと思ったのですが、次のシリーズがもしあるなら、松たか子宇梶剛士は是非とも犯人役で起用していただきたい。前者は山城新伍の回でキーポイントとなる弟子役で、後者は桃井かおりの回の端役とSMAPスペシャルの被害者役で出演済ですが、津川雅彦のようにまるで別の役柄で再登場している例がある以上、そういう出世があるのも面白いと思うのですが如何か。
 ……しかし、何気なく検索してったら、みんなけっこう持ってるもんだなあ、ホームページ。今更な感慨ですが。

 本日のお買い物
1,『藤子・F・不二雄☆ワンダーランド ぼくドラえもん 15 2004.10.5
2,田中保左奈『暗号名はBF(コードネームはベイビーフェイス)(3)』(少年サンデーコミックス) [bk1amazon]
3,藤田和日郎『うしおととら(1)』(小学館文庫/1〜3、小学館) [bk1amazon]
4,遠藤淑子『退引町お騒がせ界隈(2)』 [bk1amazon]
5,なかじ有紀『ハッスルで行こう(2)』 [bk1amazon]
6,森生まさみ『聖・はいぱあ警備隊(3)』(4〜6、白泉社文庫/白泉社) [bk1amazon]
7,北条 司『CITY HUNTER 《COMPLETE EDITION》 VOLUME:19』 [bk1amazon]
8, 同 『 同 VOLUME:X Illustrations 1』(7と8、TOKUMA COMICS) [bk1amazon]
9,太田忠司『狩野俊介の記念日』(TOKUMA NOVELS/7〜9、徳間書店) [bk1amazon]
10,芦辺 拓『メトロポリスに死の罠を』(双葉文庫/双葉社) [bk1amazon]
11,折原 一『倒錯の帰結』 [bk1amazon]
12,日本推理作家協会・編『江戸川乱歩賞全集(17) 坂本光一「白色の残映」長坂秀佳「浅草エノケン一座の嵐」』(11と12、講談社文庫/講談社) [bk1amazon]
13,嬉野秋彦『チキチキのわ〜る烈風伝!!(7) ジェイドブレイカー』(ファミ通文庫/enterbrain) [bk1amazon]

 ……多いってばー……。
 月に二回のお楽しみの1は、永遠のヒロイン・しずかちゃん特集。でもいま見ると微妙に性格歪んでませんかこの娘。
 3は大波乱となる長篇エピソード含む最新刊。サブタイトルが『トレーニングデイ』でオープニングのフェンシングの一幕は『ブロークン・アロー』、という個人的にニヤニヤさせられっぱなしの組み立てです。3は著者の出世作文庫化。初単行本から初版で持っていて、ワイド版でも持ってるんですが、それでもまた買ってしまうのはそのくらい好きだから、ということで。
 4〜6は白泉社文庫の新刊ですが、どーいうわけか『パズルゲーム☆はいすくーる(10)』だけ発見出来ず……後日に。8は著者が冴羽役の神谷明氏に贈呈したというイラストまで含めたイラスト集。
 9は久々となる狩野俊介シリーズ最新刊。大半書き下ろしによる連作短篇集です。10は『死体の冷めないうちに』に続く自治警特捜シリーズ第二作、娯楽小説を嗜好した従来とはちょっと毛色の異なる作品。11は“倒錯”三部作の完結編にして、前からも後ろからも読める特異な装幀で話題を呼んだ作品の文庫化。今回、造本はオーソドックスながら、特別にデザインしたリバーシブルタイプのカバーを撮影して使った装幀に、中身はやっぱり後ろからも読めるように作られてます。ハードカバーも新書判も持ってますが、こういう作りの本自体が好きなので確保。12は例年二冊ずつ刊行されてましたが今年から一冊になった模様。13は角川スニーカー文庫の『〜神仙伝』から八年、十四冊にまたがったシリーズの完結編。


2004年09月18日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day18

 連休とか関係なく週末恒例の映画鑑賞。
 観るもののかかっている劇場の前に、まずマリオンにある丸の内ピカデリーを訪れて、先日試写会で鑑賞した『トゥー・ブラザーズ』のプログラムを購入する。観た作品のプログラムは(発行されているものは)ぜんぶ入手しておく、という方針ゆえなのですが、実は期待していたことがあっての行動。しかし意に反して、目当てのものの姿は見えず……まあしょうがないな、そんな前々から晒しておいたらストレスになるだろうし、子トラにしてみりゃ。初回観客のお見送り&第二回観客のお出迎え、なんて企画があったらしいんですが。
 それはさておき、目当ての劇場へと移動。本当は日比谷シャンテ・シネでかかっていたのに、かなりの観客を動員したようで急遽キャパシティの大きい日比谷みゆき座に移動して上映していたスウィングガールズ』(東宝・配給)を鑑賞しました。感想は、「小澤先生の気持ちがよく解る。」からどうぞ。いやもう、なんか設定から行動まで共感しまくりでした。出来にも大満足。今のところ、今年鑑賞した邦画ではトップの出来と断言します――今年いっぱいだと、まだもうひとつ期待の作品が控えているので微妙なところ。
 観賞後は六本木までバイクで移動する道順を確認し、ついでにヴァージンシネマズ六本木ヒルズで月曜日の座席指定券を確保してくる。というわけで月曜日も映画鑑賞です。

 本日のお買い物
1,渡辺香津美ニューエレクトリックトリオ『Mo' Bop II』(ewe records/CD) [amazon]
 約1年前、人を痺れさせやがったあのトリオがふたたびやって来ました。日本屈指のジャズギタリスト渡辺香津美に21世紀のジャコと謳われるカメルーン出身のベーシスト=リチャード・ボナ、そしてオラシオ・エルネグロ・ヘルナンデスのドラムによるトリオ・アルバムの第二作。正式な発売日は21日なのですが、JAZZ SHOPINGというサイトでTシャツの特典付き先行販売をしていて、どーにも特典類に弱いわたしは釣られるようにこちらで購入してしまいました。
 早速聴きながらこれを書いてます。格好いいなあ。


2004年09月19日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day19

 今日は、お買い物しかしてません、今のところ。

 本日のお買い物
1,ミッキー吉野ほか『SWING GIRLS ORIGINAL SOUNDTRACK』(Universal Music/CD) [amazon]
2,東京事変『群青日和』(Virgin RECORDS東芝EMI/CD Maxi) [amazon]
3,唐沢千晶『温泉で会いましょう』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]
4,あずまよしお『ぼ・ん・ど(6)』(MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS/講談社) [bk1amazon]
5,安西信行『MAR(7)』 [bk1amazon]
6,河合克敏『モンキーターン(29)』 [bk1amazon]
7,高橋留美子『犬夜叉(37)』(5〜7、少年サンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
8,山口雅也『play』(朝日新聞社) [bk1amazon]
9,氷川 透『逆さに咲いた薔薇』(カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]
10,アガサ・クリスティー/中村妙子[訳]『ブラック・コーヒー〔小説版〕』 [bk1amazon]
11, 同 / 同 [訳]『愛の重さ』 [bk1amazon]
12, 同 /田中一江[訳]『ヘラクレスの冒険』 [bk1amazon]
13, 同 /深町眞理子[訳]『親指のうずき』 [bk1amazon]
14, 同 / 同 [訳]『招かれざる客』 [bk1amazon]
15, 同 / 同 ・麻田 実[訳]『海浜の午後』(10〜15、クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]

 久々に自転車でうろうろしてきたのですが……疲れた。
 昨日の今日で買ってしまいました、の1は『スウィングガールズ』のサウンドトラック。ミッキー吉野によるサントラは無論のこと、出演者自らがSWING GIRLSとして演奏している楽曲も当然ながら収録。ついでに作中最もインパクトの強い場面で使用されるルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』と、謎のフォーク・デュオの楽曲まで収録してます。女の子たちの演奏は、CDという体裁で聴くとさすがに粗が解ってしまうんですが、それでも熱と楽しさがストレートに伝わってきて、これはこれで良し。
 2は、あの椎名林檎を筆頭とするニューバンド・東京事変のファーストシングル。一時期は「一生ついていく」とまで言っていたのに、忌々しいCCCDを導入してしまったがためにしばらく敬遠してましたが、このバンド編成による新曲からようやく通常のCDになったので購入。バンドとは言いながら、ジャケットデザインや詞の組み立ては従来通りの椎名林檎です。
 3はなんとなく衝動買いした新人の初単行本。男だらけの温泉旅館を舞台に女の子が奮闘する……という微妙に変な話。4以下は……いまさら解説することが思いつきません。
 8は現代的なテーマを盛り込んだミステリ連作。特に最後の一篇が個人的に気になるので早く読もうかしら。9は祐天寺美帆という探偵役を起用した書き下ろし新作。
 10以下は毎月ながらのクリスティー文庫最新配本。10は同題戯曲をクリスティー作品の研究家であるチャールズ・オズボーンが小説化したもの。11はいわゆる「愛の小説」のひとつであり、著者と姉の関係を反映したと言われる物語。新訳の12はギリシャ神話にちなんだ事件をポアロが扱う連作。13は前作『NかMか』から実に27年を挟んで発表されたトミー&タペンスの第三作。14は霧の夜に起きた惨劇を発端としたサスペンスを描いた戯曲。15は表題作含め三作を含んだ戯曲集。


2004年09月20日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040911~.htm#Day20

 感想は書きませんが読了報告のみ。綾辻行人『暗黒館の殺人(上)』(講談社ノベルス/講談社) [bk1amazon]、昨晩読了。引き続き下巻にかかってます。……さすがに、この長さを短い期間に二度読み返すのはけっこうしんどい。でも、なんか作業と並行して読むのは躰に良くない気がしてきたので、下巻はなるべく早く読もうかと思ってます。出来れば金曜日までには。

 予告通りヴァージンシネマズ六本木ヒルズへ……いま正式には“VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ”というようです。いつの間に。
 鑑賞したのは藤子不二雄A原作、香取慎吾主演による忍術アクション娯楽映画NIN×NIN 忍者ハットリくん・ザ・ムービー』(東宝・配給)。期せずしてフジテレビ製作・東宝配給作品の二連チャンとなりました。感想は「ケムマキが落武者に見えることがしばしば。」からどうぞ――だって、喋り方といい雰囲気といい……ねえ。キャラクター的には大真面目なので、余計に可笑しかったり。
 帰り際に、土曜日の座席指定券を確保する……ああ、このやり方だと当日の不安が少なくて助かる。てなわけで、今週末もまた六本木で映画鑑賞です。

 本日のお買い物
1,加門七海『203号室』(光文社文庫/光文社) [bk1amazon]
 その後、三省堂神田本店でアレを予約してきたので、そのついでに購入。自身の体験も盛り込んだ書き下ろしのホラー小説だそうです。

 近藤史恵氏の作品の映像化目当てで見始めたら、なんとなくやめられないまま最後まで付き合ってしまいました、『世にも奇妙な物語 秋の特別編』。肝心の近藤作品「不幸せをあなたに」は提供する“小さな不幸”のさじ加減が絶妙で、また篠原涼子の妙に大袈裟な芝居がまた合ってました。
 ほかの作品も、アイディアの活かし方に若干難はあったものの、けっこー面白かった。特に津川雅彦と西島秀俊の演技力が際立ってました。トリの君塚良一初演出作品は……うーん。元ネタは私も知っていた都市伝説ですが、中盤に盛り込んだ怪奇シーンの演出がほとんどホラー名作そっくりなうえ、この設定をじゅうぶん反映していない展開がちょっと不満。ラストの捻りで原典とは異なる怖さを表現しているのはいいのですが、全体にギクシャクしている印象でした。この人も映画好きなんだなー、というのはよく解った。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
09/01発売『AIR アンソロジー・ノベル』(JIVE CHARACTER NOVELS/JIVE) [bk1amazon]
本体価格950円 ISBN 4-86176-001-1
短篇「最期の夢」を寄稿しました。


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