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2004年09月01日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day01

 というわけで今日からちゃんと書き始めます、『下級生2』プレイ日記。ただし、ゲームの性質上と色々な都合上、毎日は書かないつもりです悪しからず。08/28を初日として、2回目となる本日の記述はこちらからどうぞ

 台風だなんだで足止めされていましたが、本日は久々にまったく憂いのない天候につき、バイクにて出勤。っしゃ、これで心置きなく買い物に行けるぞー
 ……と思いきや、そういう日に限って校正の返答が遅れるのであった。けっきょく明日の朝でも大丈夫、という結論になったのでいったん帰宅する。
 本日は映画サービスデーにつき、観るものも時間帯も決めてあったのだけど、家に着いた時点でもう絶対に間に合わないのは確定。とりあえずこの上の項までアップして、最終回で鑑賞するために七時頃出発、池袋へ。
 むろんまだ始まるまでにはまだ間があるので、その前にジュンク堂に寄ってがしがしと買い物する……が、あまりに色々ありすぎて却ってセーブがかかり、更にどうも売り切れてしまったらしいものや発売が微妙に延びたものもあって、予想よりもだいぶ少なく済んでしまう。ちょっと哀しい。
 鑑賞したのは『ミミック』『ブレイド2』、そして『ヘルボーイ』の日本公開も迫っているギレルモ・デル・トロ監督・脚本、『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドヴァル製作によるホラー映画デビルズ・バックボーン』(ザナドゥー・配給)。感想は後日、この辺に。簡単に書いておくと……映画としては悪くないんだけど、ホラー映画としては非常に物足りない印象。あと、プログラムの作りが良くないぞ。字幕担当の名前がないのはありがちだが、ネタに抵触した解説は注意書きぐらいしとけー。

 本日のお買い物
1,『CLANNAD アンソロジー・ノベル』 [bk1amazon]
2,『Kanon アンソロジー・ノベル』(1と2、JIVE CHARACTER NOVELS/JIVE) [bk1amazon]
3,ダニエル・ネイサン/谷口年史[訳]『ゴールデン・サマー』(東京創元社) [bk1amazon]
4,鯨統一郎『まんだら探偵空海 いろはに歌に暗号(かくしごと)』(NON NOVEL/祥伝社) [bk1amazon]
5,李 馮[著]/千夜ハルコ[訳]『LOVERS』(角川文庫) [bk1amazon]
6,奥田ひとし『新・天地無用! 魎皇鬼(7)』(Kadokawa Comics Dragon Jr./5と6、角川書店) [bk1amazon]
7,竹本 泉『よみきり・もの(7)』(BEAM COMIX/enterbrain) [bk1amazon]
8,伊藤明弘『ジオブリーダーズ(10)』(YOUNG KING COMICS/少年画報社) [bk1amazon]

 躊躇して戻したもの何点か。でもたぶん後日買ってしまうのよね。
 1と2は拙作が掲載された『AIR アンソロジー・ノベル』と同時発売の二冊。3は話題の、エラリー・クイーンの片割れフレデリック・ダネイが別名義というか本名で発表した幻の自伝的少年小説。クイーンらしい面も多々あるらしいので、読むのが楽しみです。でも……もーちょっと早く発売した方が良かったんじゃ、と思ったり。七月ぐらいに。
 4は平安時代を舞台にした最新作。5は先日鑑賞した映画のノヴェライズ――というのとはちょっと違うらしい。もともと小説家であり、前作『HERO』から続けてチャン・イーモウと脚本を共同執筆した著者が、映画では描かれなかったエピソードや設定をふんだんに用いて執筆したものとのこと。説明不充分だった点にも言及されているそうなので、購入した次第。
 6はもうどこまで続くのか解らない最新刊、7はさいきんすっかり学園ものと化したよみきり連載の最新刊。8は10巻目にしてとんでもないことになっているらしい。


2004年09月02日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day02

 無事店頭でも確認出来ましたので、profileに『最期の夢』のデータを追加。
 ちなみに、昨日から宣伝の項に足した画像は担当氏にいただいたものですが、オリジナルは高品位すぎて読み込みに手間がかかるので、画質もサイズもかなり縮小してます。店頭で探すときのご参考にご利用ください。

デビルズ・バックボーン』(ザナドゥー・配給)の感想を脱稿。「エドゥアルド・ノリエガって見るたんびに脱いでるような……」からどうぞ。短めだけどけっこう手間取りました。
 もひとつ、蒲 松齢[著]/志村有弘[訳]『聊斎志異の怪』(角川ソフィア文庫/角川書店) [bk1amazon]を読み終えたのでその感想もアップ。こちらからどうぞ。近々始めるつもりの作業に使えないかと読んだのですが……そういう意味ではあんまり役に立たなかったかも。後年の仕込みにはなってるとは思うんですけど。

 本日のお買い物
1,上遠野浩平『ソウルドロップの幽体研究』(NON NOVEL/祥伝社) [bk1amazon]
2,志水辰夫『裂けて海峡』(新潮文庫/新潮社) [bk1amazon]

 昨日の買い漏らし二冊という感じであります。1は生命と同じだけの価値があるものを盗む“ペイパーカット”を軸にした新シリーズ。2は著者初期の傑作の新装版。講談社文庫版で所有してますが、むちゃくちゃ愛着のある作品でもありますし、若干の改稿があるようなので購入。早速、思わず後ろから読んでみると……うあ、ラスト数行がちょこっとだけ違うっ!


2004年09月03日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day03

『下級生2』プレイ日記、第三回

 本日のお買い物
1,『藤子・F・不二雄☆ワンダーランド ぼくドラえもん 14 2004.9.20』
2,ゆうきまさみ『鉄腕バーディー(6)』 [bk1amazon]
3,七月鏡一・藤原芳秀『闇のイージス(17)』(2と3、ヤングサンデーコミックス/1〜3、小学館) [bk1amazon]
4,森生まさみ『ミモザでサラダ』(花とゆめコミックス/白泉社) [bk1amazon]
5,和月伸宏『武装錬金(4)』(少年ジャンプコミックス/集英社) [bk1amazon]
6,水城まさひと『エン女医あきら先生 Vol.7』(MANGA TIME COMICS/芳文社) [bk1amazon]
7,原作・あかほりさとる、シナリオ協力・子安秀明、作画・いとうえい『らいむいろ戦奇譚☆純 其ノ壱』(Kadokawa Comics A/角川書店) [bk1amazon]
8,あかほりさとる『らいむいろ戦奇譚 開戦前夜 巻之弐』(Media Works) [bk1amazon]

 本日は漫画ばっかしです。
 1と2はおいといて、4は著者久々の単巻。莫大な遺産を継いだ女の子が美男子なロボットと同居する、という一部の嗜好をピンポイントで貫くような設定が相変わらず素敵です。ヒロインが子供である理由が「エロくなりすぎるから」(あとがき)というのもナイス。
 6は前巻での新展開を受けて急激にこっ恥ずかしい内容になってしまいました。……嫌いじゃないぞ私は。7はコンシューマー版の発売を受けて開始した漫画の初単行本。8は1年振りに登場の、PC版の世界観に準拠した小説版。発表されている続編へと繋がる書き下ろし短編も収録している。


2004年09月04日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day04

 土曜日は映画鑑賞。
 最近は見落としを減らすためになるべく観たいものは初日に、という方針で作品を選んでますが、今週はいちばん観たかった『ヴァン・ヘルシング』を先週の先行レイトショーで鑑賞済だったので、混雑を避けて鑑賞を先送りしていたうちの一本を選択。
 天気予報も実際の雲行きも不穏だったので、出発の時点ではまだ降っていなかったのですが、万一を考えて電車で日比谷まで移動する。ちょっと久々となる日比谷シャンテシネにて鑑賞したのは、あらゆる意味で話題を振りまいたドキュメンタリー映画華氏911』(GAGA Communications×博報堂DYメディアパートナーズ×日本ヘラルド・配給)。感想は、「さすがにもう日本の某タレントと並べるのは失礼だと思います。」からどうぞ。『ボウリング・フォー・コロンバイン』の前くらいまでは盛んにそー言われてた記憶がありますけど、さすがにもうこっちのほうが有名か。
 ハシゴも可能な時間帯には観終わったのですが、あいにく他に観たいものはなく、気になっているものも諸般事情から先送りしているので、確保していなかった前売り券を三つほど購入してそのまま帰宅。けっきょく家に帰るまでほとんど降られることはなく、これを書いている午後七時前がいちばん酷い有様になってます。雷がかなり近くに落ちてからずーっと、うちの猫の目がまん丸だ。

 ……にしても、どうして来週はあんなにたくさん初日を迎える作品があるのでしょう……? 夏休み映画から秋の新作に入れ替わる時期だからか? それにしても……なあ。


2004年09月05日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day05

『下級生2』プレイ日記、第四回

 久々に行きつけの蕎麦屋に行ってきました。雨だ台風だでバイクでの外出が出来なかったり、店そのものが休みだったり、と不幸なすれ違いが続いて、今日もまた雨だったのですが久々に両親が行く気になったので車に便乗して昼食へ。ときどき来ないと落ち着きません。


2004年09月06日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day06

 昨晩、和歌山県を中心に二度に亘って地震がありました。津波警報も発令されたようですが、今のところ大きな被害の話はないようで何より。
 私の住んでいるあたりでは極めて長い横揺れのみで本の山が崩れることもありませんでした。強いて実害を上げるなら
 ……『名探偵ポワロとマープル』の開始が遅れて、始まったと思ったら画面の二辺に災害情報が常駐して、その状態で始められてしまった予約録画もエンディング冒頭で切れてしまったことでしょうか。ああもう、怒るに怒れん。こんな半端な状態にするならいっそ延期してくれー。

 女の子追いかけ回しているせいで(うわあ人聞き悪っ)色んなものが遅れがちになってます。四日ぶりの読了本は上野正彦『保険金殺人 死体の声を聞け』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]感想はこちらから。今年に入ってから百本目の感想です。……こんなに書いたのって初めてじゃなかろうか。

『下級生2』プレイ日記、連日の第五回


2004年09月07日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day07

 うががががががが、昨晩の『爆笑問題ノススメ』に綾辻行人氏が出るってことをすっきり忘れてた……録画予約することすら。某氏から届いたメールで知ったのですが、途中から見るのはなんか悔しくテレビも点けませんでした。しかし余計な意地を張るのではなかった……しくしくしく。

『下級生2』プレイ日記、三日連続の第六回。はよ片づけてそろそろ作業に本腰入れないとあかんです。

 休む間もなく立て続けに襲来している台風のために天候がしごく不安定です。おちおち買い物にも行けないったらありゃしません。ノベルス版『暗黒館の殺人』が店頭に並ぶ頃合いを見て、またまとめ買いするとしようか。今週中は、夜中に謎の集会を催すのと、意地で出かける土曜日以外はまともに出歩く気にもなれないような気がします。

ほんとにあった怖い話』久々に特別版の放送がありました。内容は低調でしたが、この番組は稲垣吾郎と子供達の反応を楽しむものなので問題なし。10月からはレギュラーにて復活するそうです。土曜日ではなく月曜日の七時――つい昨日、楽しみにしていた『う!ウマいんです。』が終わってしまった、と嘆いていた時間帯。まあ、『う!』のほうは特番枠でときどきやるようだし(アナウンサーの腕試しにちょうどいいらしい)、そのあとがこれなら個人的には文句なし。


2004年09月08日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day08

『下級生2』プレイ日記、四日連続の第七回にしてひとまずの完結編

 本日のお買い物
1,北条 司『Angel Heart(12)』(BUNCH COMICS/新潮社) [bk1amazon]
2,村枝賢一『RED LIVING ON THE EDGE(16)』(アッパーズKC/講談社) [bk1amazon]
3,小林泰三『ネフィリム 超吸血幻想譚』 [bk1amazon]
4,牧野 修『屍の王』(角川ホラー文庫/3と4、角川書店) [bk1amazon]
5,上遠野浩平『ビートのディシプリン SIDE3[Providence]』(電撃文庫/Media Works) [bk1amazon]
6,ジョン・ディクスン・カー/田口俊樹[訳]『月明かりの闇 フェル博士最後の事件』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1amazon]
7,浅暮三文『嘘猫』 [bk1amazon]
8,柄刀 一『火の神の熱い夏』 [bk1amazon]
9,柴田よしき『猫と魚、あたしと恋』 [bk1amazon]
10,江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第19巻 十字路』(7〜10、光文社文庫/光文社) [bk1amazon]

 週末にかけて自分の足で本屋に行くのは難しそうだ、と思ったので、光文社文庫の新刊やら何やらをbk1でまとめて注文したのですが――その途端に、風が強いだけで問題のない陽気になってしまいました。でも、今日あたり大きい本屋に行くとノベルス版『暗黒館の殺人』の早出し分と遭遇してしまいそうだったので、帰途寄り道はせず。……池袋で予約しちゃったから、見つけても買えないのです。買えない本見つけたって悔しいだけじゃないかー。
 ……それはさておき。2はアンジー姉さんの番外編(というより回想)含む最新刊。そういや掲載誌の『アッパーズ』が休刊になるそうなんですが、これは雑誌と一緒に完結するのか、掲載誌を移転するのか。
 3は吸血鬼をテーマにしたSFアクション・ホラー。4は著者が本格的にホラーに乗り出した作品の文庫化。5はシリーズとしては1年振り、著者としては立て続けの最新作。
 6は原書房から刊行されていた、フェル博士が登場した最後の作品の文庫化。確かこのクラシック・セレクションでは新訳の『剣の八』が先に予告されていたと記憶してるんですが、まず復刻を優先したのでしょうか。
 7〜10は光文社文庫最新刊より。7は書き下ろしによる著者の自伝的作品。8もやっぱり書き下ろしの本格推理。9はイースト・プレスから刊行されていた著者の初期作品集文庫化。このカバーは素敵です。10は昭和三十年・三十一年にかけて発表された作品群を収録。そういや先月触れたB・Dバッジのプレゼントは……応募券不要になったような書き方に改まってます。結局どっちなんだろう。欲しいので必ず応募するつもりなんですが。

 水上勉氏逝去……合掌。


2004年09月09日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day09

 きのうから『3年B組金八先生』第六シリーズの再放送が始まりました。これが始まると生活が支配されがちな私ですが、第六シリーズだけはあんまり見る気がしません。いちばん大きい理由は、悲劇やトラブルを詰め込みすぎていたたまれなくなるということ。
 生徒側の焦点は同時に転入してきたふたりですが、それぞれに現代的でこれまでシリーズでは採りあげてこなかったテーマが盛り込まれていました。ただ、“殺人事件の加害者の息子”という思いレッテルを貼られた政則(で字は合ってたかな?)のほうは特に否定する材料はないのですけど、性同一性障害という更に今日的な素材を与えられた直のほうは、単純に男になるということに憧れている女の子にしか見えず(これと性同一性障害とのあいだには間違いなく大きな隔たりがあります)、周囲でその障害を安易に受け入れてしまっていることが見る側は納得出来ない、というかなり根本的な欠陥がある。シナリオの踏み込みが浅い、というのも一因ですが、動作がどう見ても男ではない当時の上戸彩の演技力にも問題があったように思います。表情は悪くなかったんですが、所作が中途半端で、走る姿などあからさまに女の子でした。彼女の場合、今後自分に対する理解を変える可能性も残されていると思うのですが、シリーズ中でそこまで触れなかったのは、幼い彼女の心中を慮ったとしても、本当の意味で性同一性障害を語ったことにはなりません。
 何よりも、金八先生と対立する校長の肉付けが非現実的で、たとえラストで打ち解けるように描かれていても、とても教育者として首肯出来るようなキャラクターではなく、見ていて不快感ばかりが募る。あんな校長では、教師たちの不興を買うでしょうし、生徒や保護者からも受け入れられず、一年間ですら職務を全うするのは難しいでしょう。教育長となった前校長が彼を支持するのも理解に苦しみます。前シリーズで生徒の父親役としてわずか数シーンのみの登場であったにも拘わらず存在感を示し、この校長役に抜擢されたと思しい役者は憎まれ役として実に見事な仕事ぶりだったですが、脚本側が配慮を怠ったばっかりに非常な損をしたように思います。
 そのうえ更に金八先生の息子・幸作の病気が絡んで、あまりにも積み重なるトラブルに見ていて落ち着かなくなります。前シリーズが完璧に近かっただけに、この詰め込みすぎたわりに隙間だらけの作りが、更にいたたまれなさを増幅するのです。
 そんなわけで、今回の再放送には気分的に束縛されることなく、時間のあったときだけ見ることにしようかと。

 ディクスン・カー/宇野利泰[訳]『カー短篇集1/不可能犯罪捜査課』(創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]読了、感想はこちらから。次に読むカーは『月明かりの闇』のつもり、だけどあいだにはアレを挟む予定なのでとうぶん先です。

 久々に、ほんとーに久々に、本業がパニックを起こすほど忙しかった日。三社の広告がまとめて数点入ってきて、それぞれにフィルムと紙焼きによる入稿と形式を指定に合わせたデータ入稿と大雑把で構わない入稿とてんでバラバラで、いちいちデータを作り直したりカートリッジを印画紙からフィルムに入れ替えたりその途中でフィルムが切れたので新しいものに詰め替えたり――あまりに集中したため次に何をするべきか解らなくなる瞬間さえあるほどでした。
 でひと段落し、夕方まで待って訂正がないようなので帰っていい、と言われた。池袋まで遠回りするつもりだったのでバイクのタイヤの空気を入れたり、チェーンに油を差したりしていたら、フィルムを追加で出して欲しいと呼び止められた。出力が終わって今度こそ帰ろう、と身構えたら「データで渡すものがあるかも知れないのでもうちょっと待て」……結局それから三十分ほどのち、データをメールで送信してようやく終了。
 既に日も暮れかかり、空はどす黒い雲が広がりつつある。これで池袋まで遠回りしていたら降られるかも――と危惧したが、しかし今日は何をしてもことがうまく運んでいる気配がある。ええいままよ、とばかりに出向いたところ――見事一滴も降られることなく帰宅まで漕ぎ着けた。どうやら雷鳴も聞こえていたらしいのだが、私自身はそんな気配すら感じずじまい。忙しかったが万事ほんとーにうまく廻っていた一日でした。
 ……作業も読書も進まなかったけどね(『不可能犯罪捜査課』はほぼ昨晩読み終えてました)。

 本日のお買い物
1,綾辻行人『暗黒館の殺人(上)』 [bk1amazon]
2, 同 『 同 (下)』(1と2、講談社ノベルス/講談社) [bk1amazon]
3,山田風太郎『くの一忍法勝負 山田風太郎忍法帖短篇全集6』(ちくま文庫/筑摩書房) [bk1amazon]
4,矢口史靖『スウィングガールズ』(Media Factory) [bk1amazon]
5,稲川淳二『稲川淳二の怖すぎる話』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]

 くすくすくすくす。今日は1と2だけのために池袋まで行ったんですよくすくすくす。今年六月に雑誌連載版で読み通してますが、すぐに再読しようかと思ってます。同時刊行では森 博嗣氏の新刊がありましたが、これはちょっと考えることにします――最近リアルタイムでは読んでませんがそれでも新書判ではほとんど買っている森作品ですけれど、西之園萌絵だけは大っ嫌いなんです。3は前巻に続いて「倒の忍法帖」など一文字の作品ばかりを集めたシリーズ。解説は『バジリスク』のせがわまさき氏です。
 4と5は貯まったbk1ポイントにて購入。4は今週末より公開される映画を、監督・脚本担当の著者自らが小説化したもの。これまた自ら手がけたイラストがなかなか面白いのです。5は……毎度ながらの怪談本。そんなにいい出来の話は少ないだろう、と思っていても買ってしまうマニアの悲しさよ。


2004年09月10日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040901~.htm#Day10

 せっかく終わらせたんだから、と『下級生2』のランチャーにある“アンケート”の項をクリックしてみた。来月15日までの限定でオリジナルボイスのプレゼント、という企画があったので、それにも応募してみた。
 ……希望の台詞を書けなかったのが我ながらチキンだ。キャラクターまで指定しておいてよう。

 昨晩、何気なくImdbを徘徊していたら、こんな作品を発見してしまう。
“Only the Brave (2004)” post-production
 ……ナニコレ。役名にやたらと日本名があるわ。でも演じてるのはどーも日系二世とか三世とか中国系のアメリカ人っぽいわ。てかマーク・ダカスコスですら役名が日系人っぽいわ。ジャンルが戦争映画となっている、ということは第二次世界大戦あたりを描いているのか?
 なんかあらゆる角度から興味が湧きます、この映画。公開されたら是非観てみたいわー……でも、粗筋を知る前からなんとなくトンデモっぽい匂いがするので、日本まで回ってこないような気もする。
 更に徘徊していたらこんなんも見つけました。
“Silent Hill (2006)” announced
 ……これってやっぱり、ゲームの映画化でしょうか。製作者として名前の挙がっているサミュエル・アディダは『バイオハザード』二作も手がけているので、たぶん間違いないと思われます。監督は『ジェヴォーダンの獣』のクリストフ・ガンズ。これは予想通りならかなりの確率で日本にも来るでしょう。原作のゲームはやってませんが、『ジェヴォーダンの獣』の監督作品なら骨格のしっかりした娯楽作品に仕上げてくれるはずなので、こちらは素直に期待しておきましょう。

 昨日買ったばかりですが早速読み終えました。稲川淳二『稲川淳二の怖すぎる話』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]感想はこちらから。今更あんまし書くこともないので甚だ簡単ではありますが。

 本日のお買い物
1,『25時 スペシャル・エディション』(Asmik) [amazon]
2,『ホテル ビーナス [初回限定版]』(「ホテル ビーナス」フィルムパートナーズ、Victor Entertainment/1と2、DVD Video) [amazon]

 1は今年上半期に鑑賞した作品のなかで特に記憶に残っている作品のひとつ。25時間後に刑務所に収監されることが決まった白人青年が、運命のときまでを過ごす姿と最後の決断に至るまでを描いた重厚なドラマ。背景に911を匂わせており、この時期鑑賞するとより感慨深い作品です。お薦め。劇場で鑑賞した当時の感想はこちら
 2は今日店を訪れて初めて発売したことを気づいた一本。アイドル映画と思わせておいて、ミニシアター作品のような個性的なムードを漂わせた秀作です。これなら繰り返し観る価値はあるな、と思っていたので、勢いに任せて購入。劇場で鑑賞した当時の感想はここ。早速こちらの特典ディスクから鑑賞してます。LOVE PSYCHEDELICOのビデオクリップはいいとして、キャストインタビューでは出番の少ない田中要次に松尾貴史、ラストでちょこっとだけ顔を出す香取慎吾まで登場していて笑えます。本編のほうは音声を2chと、3.1chという半端なスピーカー数の2ヴァージョン収録していて、いま後者で鑑賞しているのですが、音質が非常にいい。韓国語ですが、役者は日本と韓国から集められ、舞台を海外に求めたせいもあってか、私が多くの韓国映画を敬遠する一因となっているわざとらしさもなく、ただBGVとして流していても心地よい。これはなかなかいいお買い物だったかも知れません。

 このあとは久々にカラオケに行きます。あー、結局新しいネタが仕込めなかった……仕方ないから山下達郎でも歌うべ。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
09/01発売『AIR アンソロジー・ノベル』(JIVE CHARACTER NOVELS/JIVE) [bk1amazon]
本体価格950円 ISBN 4-86176-001-1
短篇「最期の夢」を寄稿しました。


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