本格的な雨季に入り気温は低下しましたが、海水温は依然として高く、まだ北の
魚が回遊してきません。
今月末頃からタイ類の刺身が楽しめるようになってきます。
コシナガ
晴天に恵まれ海もナギになったので、
アジの干物を食べたくなって市場に魚を探しに行った。
BMA市場・ハン市場を回ったがいい魚が無い。アジ類が
不漁だ。
ハン市場のおねーさんが、新鮮でいい魚だよとコシナガ(小型のマグロ)
をすすめる。スマもよさそうだったがコシナガをチョイス。
39cm,800g,40000ドン(200円)
コシナガ刺身
食感は一般的なマグロより柔らかく、くせの無い味。
ひさしぶりの刺身はうまい。
2日間で一匹食べてしまった。
マルアジ
10日ぶりに見つけた鮮度の良いアジ。ややこぶりだがおいしそうだ。
数日するとまた天気が崩れ、海も荒れだすのでいまのうちに保存食の干物をつくろう。
1Kg,17000ドン(85円)と高い。鮮度の良いアジを持っているおばさんは一人だけだったので、
言い値で買うしかない。
マルアジ干物
小型なのでアブラは乗っていませんが、そこそこおいしい。
雨季なので、これから干物をつくるチャンスが少なくなるので
あと数日のうちにできるだけ干物をキープしておこう。
キビナゴ
今日は、キビナゴと小型のスマがいい。スマは刺身には小ぶりなので
キビナゴを買った。型が大きくなりそろそろ旬の季節を迎える。刺身が楽しめます
1Kg,20000ドン(100円)
キビナゴ刺身
大きいものを選んで刺身をつくり、小型の魚はから揚げにしたのち南蛮漬けにする。
刺身はさっぱりとした味で、飽きが来ない。
スマ
早朝のミーケビーチに、一人だけ店を開いていたおばさんのカゴをのぞいた。
雨季なので海水浴客も少なくなり、警察の取り締まりもあるので路上市は
ほとんど見かけなくなった。
一匹残っていたスマが型もよく新鮮だ。
42cm,1.1Kg,40000ドン(200円)
スマたたき
スマは今までタタキにしたことがなかったのでトライしてみた。
カツオと一味違うタタキになるかなと期待した。しかし、カツオ
のタタキとあまり変わらない味だ。スマの微妙なうまさは失われ
るが、これはこれでおいしい。
モロ
今日はナギで天気もよく、アジ類を期待して市場に行った。
驚いたことに、いい魚はまったく見かけない。
かろうじて一人のオバサンがモロ(ムロアジ)を売っていた。
新鮮なので買い物客が寄っている。普段なら、私は見向きもしない魚だ。
高いので、おばさんは申し訳なさそうに売ってくれた。
1kg , 30000ドン(150円)。通常の3倍以上だ。
海水温が高いので、北から回遊してこないからだろうか。
モロ干物
日本では新島あたりでクサヤにする魚で、一般的な干物になってスーパーに
並ぶことは無い。大型のものはパサついてまずいからであろう。
今日買った20cm程度の小型の魚が干物になるとうまい。小型のものはアブラも
乗っている。酒のツマミに最高だ。
ヨコシマサワラ
食べ損なった魚。
波チェック後に、ミーケビーチで買った。この魚は刺身もうまいが、ムニエルも
最高だ。熱帯性のサワラで、南日本から熱帯に分布する。
魚を持ち帰った後、寝冷えに起因する熱が出てダウン。またの出会いを待とう。
45cm,500g,30000ドン(150円)
コシナガ
雨季も中休みで、波も小さくなりいい魚が手に入るようになりました。
今のうちに刺身を食べようとコシナガを買った。(ミーケ路上)
熱帯性の小型のマグロだ。
40cm,900g,33000ドン(155円)
コシナガ刺身(左)
食感も味もマグロをソフトにした感じ。クロマグロなどとは少し味が異なるが、
これはこれでおいしい。
漬け丼
刺身に飽きたら、しょうゆ・みりん・酒・ごま油などに漬けてドンブリだ。
日持ちも良く、おいしい。こうすると本マグロと区別はつかなくなる。
マルアジ
北からの季節風が冷たい海水を運び、アジが捕れるようになりました。
マルアジ・マテアジが市場に入荷しています。
魚のサイズもアップし、25cm以上のものもあります。雨季にはまれな晴天の日が
続くので、今のうちに干物を蓄えよう。
25cm,1Kg,20000ドン(100円)
マルアジ塩焼き(左)
さっそく塩焼きにして朝食のおかず。あっさりした味で物足りなさはある。
マルアジ干物
夕食は干物。マルアジは干物が一番おいしいかも。
魚焼き網は日本から持ち込んだもの。最近になって、ときどき日本製の魚焼き網が
売られるようになった。しかい、数も少なく高値。