受付方法の再調整
受付方法の獣医師指名に関する項目の再調整を行います。
この度、獣医師指名欄に、“指定なし”の項目を追加させて頂きます。これは、以前の“指名なし“の項目とは、システム上の取り扱いが異なります。
獣医師のご指名が特にない場合には、“指定なし“をご選択ください。それにより、診療の順番が回ってきた際に、一番早くお呼出を出来る獣医師が、診察をさせて頂きます。お待ちいただくお時間としては、最短になります。
<受付・診察の基本的なシステム>
①受付番号順に診察を行わせて頂きます。(診察の順番に於いて、これが最優先項目です。)
②院長を含め、全ての獣医師が“指名なし”の患者様も、受付順に従って診察を行います。
③体調がとても悪く、診察の順番まで、待つことが難しいとスタッフが判断した場合には、順番を変更させて頂き、優先的に診察を行います。
④診察の順番になり、お呼出をさせて頂いた際にご不在であった場合には、次の方の診察を先に行います。
⑤午前中にお取りいただいた診療受付番号は、午前診療終了時点でご不在の場合には、キャンセル扱いとなります。午後診療や、翌日の診療への持越しは出来ません。
<今までのシステム上の問題点と調整点>
第一期:獣医師指名欄に“指名なし”を設定しておりました。この場合、“指名なし“も受付システム上、一人の獣医師のように扱われてしまいます。その為、受付番号順に診察を行う際に、待ち時間に下記のようなケースで大幅延長が認められたため修正を行いました。
受付番号2:指名なし 受付番号3:指名なし 受付番号4:指名なし 受付番号5:院長指名・・・この様なケースで、受付番号6を取られた方が、江幡指名を行った場合に、受付システムでは待ち件数0件で、受付番号6の患者様に来院を促すメッセージが流れます。しかし、実際には、江幡獣医師は、指名なしの受付番号2~4番を他の獣医師と共に診察を行いますので、受付番号6の患者様が来院された際に、受付番号2~4の患者様の診察が開始されてなければ、江幡獣医師は受付番号の順番に従って、2~4番の患者様の診察を行います。これにより、お呼出をさせて頂いた受付番号6の患者様をお待たせしてしまう事となっておりました。この受付システムと実際の待ち時間とのギャップを改善するべく、“指名なし“の設定を消去しました。
第二期:獣医師指名欄から、“指名なし”を消去しました。それにより、獣医師を指名された患者様の待ち時間が、“指名なし“を選択された患者様の診療によって、大幅に延長する事を防げる事を期待しました。しかし、このシステム変更により、下記のようなケースで問題が生じました。
本来は獣医師の指名が必要ないと考えられている患者様が、診療受付の際に待ち時間を短くすることを目的に、待ち件数の一番少ない獣医師を指名したケースです。その獣医師が重症患者様の診察を行っている場合には、どうしても検査や病気のご説明にお時間が掛かります。その為、待ち件数は少ないのですが、実際の待ち時間が長くなってしまい、受付番号が後の患者様が、他の獣医師の診察を先に受けるという問題が発生してしまいました。その為、この問題の改善を目的として、“指定なし”の項目を新設しました。
第三期:“指定なし“の項目を新設しました。システム上、このを選択すると全ての獣医師に対し、指名を行った状態となります。その為、全ての獣医師の順番待ちをしている状態となるので、以前のような受付番号が遅い患者様が先に診察を受ける事は防ぐことができます。
但し、この項目新設に伴い懸念される点があります。その為、システム上の特性を記載させて頂きます。
※次のような例で、大幅に画面に表示される待ち時間と実際の待ち時間に差が出るものと考えます。
院長のシステム上の診察待ちが、①院長指名、②指定なし、③指定なし、④指定なし、⑤指定なし、⑥指定なし、⑦院長指名であった場合に、画面上の表示では6件待ち、120分待ちと表示されるのですが、実際には、②、③、④、⑤、⑥の患者様の診察を他の獣医師が行った場合には、院長の実際に診察する患者様は①⇒⑦の為、実際の待ち件数は2、待ち時間は20分となります。その為、最初の画面表示で120分待ちとなっていた際に、時間を計算して1時間30分後に病院に向かおうと考えていたのに、実際には20分後に呼び出されてしまうというケースが想定されます。
その為、最初の画面表示の待ち時間が一気に短縮されるケースが散見されるものと考えますので、携帯による待ち件数のチェックを小まめに行って頂きますようお願い致します。
ただし、最初のお呼出時にご不在であっても、順番はキープされますので、突然呼出が掛かった際にも、慌てることなくお気をつけてご来院ください。