さ行【さ】       表紙ページへ戻る
【さ】  
さ〔1〕 それは
〜さ〔2〕 〜すれば(動詞 〜する の仮定形)(「〜しゃ〔2〕」の同意語)
〜さー 《動》〜れる(丁寧語)(「〜っさー」と同意語)
さーごだま しり(尻)(「しちべ」と同義語)
さーさな (ちょっと)上等な、相当なさま
さーら 《感》さて、それにしても、それはそうと、はてさて
さい〔1〕 白湯
さい〔2〕 氷柱(つらら)「さいぼ」と同意語
さいかめ さかさ、あべこべ
ざいぎ (建築用の)材木
さいくんつかん 役に立たない(「さいくんならん」の同意語)
さいくんならん 役に立たない
ざいごたら 田舎者
さいなら さようなら
さいば 差配(「さくばい」の同意語)
さいはて 極限、限り、骨頂
さいはな 《名》矢先、途端
さいふあとなげ お金のことを考えないこと〔財布あと投げ〕
さいぼ 氷柱(つらら)
さいのべ 手や足を真っ直ぐに伸ばす
さいみて 命日、日だけが命日と同じ12月の日
さいりょ (棟上げや婚礼荷物運びで)指揮する人、おせっかいやき
さいわい 簡略した袖無し
さえ (脂を含んだ建材用の)高級松材
さえん〔1〕 されない
さえん〔2〕 (気が)すすまない
さおに 《副》一気に、ぶっ通しで
さおんば (少し長めの)竹竿
さがー 蟹捕り籠漁具
さがーえちご 《名》木苺(きいちご)
さがーけんべき 過労からきた肩から手先への痛み
さかお 〔動〕シマヘビ
さかし さかさま、逆
さかしちべ 立ったままで腰だけを曲げたお尻の状態(行儀の悪い姿勢)
さかずきごと 婚礼などの祝い事
さかてんご さかさま、逆(「さかし」と同意語)
さかとんぼ(り)する 倒立する(「さかまたたてる」と同意語)
さかはずれ (同席していて)杯を取らないこと
さかまたたてる 倒立する
さかみずがはしる〔1〕 逆流すること
さかみずがはしる〔2〕 自分から先に尽くすべき礼を、相手から先にされること
さかもげ 爪の生え際の皮膚が荒れて、小さく起きたもの(さかむけ)
さがらかす 《動》水を切る、引っ繰り返して捨てる
〜さがる 《卑》(相手を見下した言い方)
(腹が)さがる (腹が)くだる、下痢
さきおとつい 一昨昨日
さきかた 先方
さきどし 去年
さきのくー 先送り
さくい 風化で弱くなること、もろい
さくさくする 粘りけがなくてもろい
さくじ 普請、修繕
さくち 口が軽いこと
ざくな ざっぱくな、粗雑な
さくにん 小作人
さくばい 差配
さくまえ やりくり、工面
ざぐり 繭から生糸とる道具
さくる えぐる、削る
ざぐゎし 駄菓子
さげ (田植え囃子で太鼓をたたきながら歌に合わせる)音頭取り
さげだす 引っ張り出す
〜さげな 〜そうな
さこ 狭い谷
さごし 〔魚〕サワラの幼魚
さこだ 谷間の田
さざ (醤油の水面にできる)カビ
ささげる 持ち上げる
ざざぶり どしゃぶり
ざざぶれ(ざざぶろい) だだっぴろい
ささまき ちまき(「まき」と同意語)
ざざもり ひどい雨漏り
さざんぼ〔1〕 キノコの総称
さざんぼ〔2〕 なめたけ(キノコ)(「のめたけ」と同意語)
ざざんぼ〔3〕 伸び放題
さし〔1〕 直系(の親戚)
さし〔2〕 〔昆〕(味噌・醤油・酒粕などにつく)小さなうじ
さしあい 《名》慶事のかちあい(「あいいわい」と同意語)
ざしきのこやし 無用の長物、結局役にたたない場所塞ぎになるだけの物
ざしきぼえた 食事時間をめがけて訪問すること、またはそうする人
さしぎり 《虫》アリガタハネカクシ
さしくべる (燃えさしを)奥へつっこんで燃やすこと
さしぢち (吸って)乳がよく出る乳房
さじっぽ すかんぽ(イタドリ、スイバ)〔植〕  
さしな 《名》同姓同名
さしもし 稲の螟虫(メイチュウ)
さじゃ 〔貝〕サザエ
さじらか 口が軽い、おしゃべり、大雑把、いい加減
さしんさいて わざわざ
さす〔1〕 させる
さす〔2〕 (重い物を両手で高く)持ち上げる
さた 沙汰、案内、報せ
さだれ ひっきりなし
ざっくゎけな 粗雑な
ざっこ 雑魚(「ざっぺ」と同意語)
さっさこ さっさと
さっしゃい してください
さっち 強いて、どうしても
さっぱさっぱ さっぱり
ざっぺ 雑魚
さで〔1〕 《名》焚き付け用の枯れ枝や枯れ葉(「こで」と同意語)
〜さで〔2〕 〜みたいで、〜らしくて(「〜さなで」と同意語)
さであみ 四つ手網
さでおちる 派手に落ちる(「さでぼろける」と同意語)
さでぎ (枝木の)薪
さでくーおちる すべりおちる
さでくりかえる 滑って転ぶ
さでくる 滑る
さでぼろける 派手に落ちる
さでまくれる 派手に転ぶ
さとーおち 大豆や砂糖等を混ぜた炒り米
さな〔1〕 〜しなければ
さな〔2〕 (七輪等の)仕切り
〜さなが 〜みたいだね 〜らしいよ
〜さなで 〜みたいで、〜らしくて
さなど 格子戸
〜さなはで 〜みたいで、〜らしくて(「〜さなで」と同意語)
さね 種(たね)
さねくり 収穫した綿花より綿実を取り除く道具
〜さねし 〜そうです
さねばなれ 種離れ
さねもんさん 〔昆〕ウンカ「さねもんさん」出雲弁雑学村
ざのした 床下
さばーくさ 拠り所
さはい〔1〕 采配
さはい〔2〕 家屋等の構造、間取り
さはいばる 余分な指図をする
さはち
さばる〔1〕 取り付かれる、くっつく、まとわりつく
さばる〔2〕 掴(つか)まる【発音は「さばー〔1〕」と同じ】
さばる〔3〕 始める
さびきづり 《名》ふかせ釣り
ざぶ (魚、蛙などの)腹わた。「ざ」にアクセント
さぶい 寒い
さぶいぼ 鳥肌
さぼす 《動》陰干しする、風干しする
さまかす 《動》冷ます
さまかず (物の)種類、またはその数
ざまがわり 見栄えが悪い
ざまく 粗雑
さやがかす (藁や豆などを)乾かす
さやぎ〔1〕 (はでに掛けて乾燥した状態の)稲
さやぎ〔2〕 乾燥、乾き、乾燥日和
さやぐ (土地や材木などいろいろな物が)乾く
さら〔1〕 (イガの中で実がつか)扁平奇形栗
〜さら〔2〕 (終助詞の)〜よ
さらかべらせる 《動》離縁させる
さらす 「する」の卑語
さらて 新雪(新しく積もって足跡や轍が一切ない状態)
さらてかく 新雪をかく(「さらてしこく」と同意語)
さらてしこく 新雪をかく
さらてわける 新雪をかく(「さらてしこく」と同意語)
さらのー さあ、さてなあ
さらばいね そうそう、まったくだ(同意を表す)(「さらよね」と同意語)
さらばよな そうそう、まったくだ(同意を表す)(「さらよね」と同意語)
ざらばんし 藁半紙
さらもり 大皿に盛った料理
さらよね そうそう、まったくだ(同意を表す)
さるおがみ 賽銭なしで拝むこと
さればよな そうそう、まったくだ(同意を表す)(「さらよね」と同意語)
さわさわに 急ぎ煮
さわじ 〔魚〕ワカナ
さん しない
さんがえち 三分の一
さんかくのり 自転車の(車体の三角の所から片方の足を出してペダルを踏む)子供の乗り方
ざんぎざんぎ じゃぎじゃぎ
さんぐーがえり とんぼ返り
さんぐりがえす 逆さにする
さんごする 探す
さんざり さっぱり
さんじる 《動》お伺いする(参じる)
さんだーら 俵の両側で蓋にする丸い俵
さんだがね らちがない、始末が悪い
さんだん 準備、用意
さんだんねかからん 予測ができない
さんと〔1〕 計算(「さんにょ」と同意語)
〜さんと〔2〕 〜しないと
さんどさんど その都度、毎回毎回
さんどびん 個人経営の宅配屋
さんにょ 計算
さんねかからん 問題にならない
さんのーじ くびすじ、両肩胛骨の間の部分、背筋
さんばける 白ける、興ざめする
さんばそう 〔魚〕石鯛の幼魚(「ななしま」と同意語)
ざんぱつ 散髪
さんぶつ 葬式の導師が三人の場合のこと
ざんぶらと 広々と、ゆったりと
さんぼくつい 似た者同士の三人組
さんぼろ 綻びがひどく役に立たない布や着物、ぼろ
さんまた (三本の棒や竹を一か所で結んで広げて、物干し竿などの)三つ又の支え
さんまたたてる 立て膝をする
〜さんみょ 〜すまい
〜さんめ 〜すまい(「〜さんみょ」と同意語)

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