聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩4~5分。多摩市内で唯一の銭湯です。
少し古風な建物。少し怪しげなネオンの照明光。まわりにも少しレトロな店が並んでいて、昭和の雰囲気が漂っています。
東京都の公定料金450円(大人)で入れます。サウナは別料金。
スーパー銭湯のようなあの手この手の設備・サービスはありませんが、浴室の壁には富士山の絵。脱衣所の格子天井。そして湯上りのロビーに牛乳の販売機。レトロな魅力にひかれて、内風呂があるのに通う常連さんも多いそうです。
それと、スーパー銭湯では、万人向きにお湯の温度がぬるめに設定されていますが、立花浴泉の主浴槽はガツンと42度。あつ湯好きの人にはこたえられません。
知り合いによると、以前は年代物のマッサージ椅子が置いてあり、背中をグーで殴られるような荒っぽい動きが話題でしたが、数年前に撤去されたそうです。
近隣だけでなく遠方から来るお客さんも少なくありません。多摩川沿いをツーリングする人たちにとって、格好の休憩ポイントになっているようですね。遠方のナンバープレートをつけたバイクや、ツーリング仕様の自転車をよく見かけます。
四季折々の薬湯も人気です。明日は冬至。ゆず湯が楽しみですね。
(2010年12月)
2014年3月31日に閉店しました。
(2014年4月)