畳語の例 神々 国々 ロミロミ

漢字を重複させる畳語と擬音語のキンキン等があります。

畳語とは

2語が重複する言葉を「畳語」という。「たたみご」ではなく「じょうご」と読む。ハワイ式マッサージ「ロミロミ」イースター島の神「マケマケ」。
ムー大陸と畳語イースター島の神はマケマケ

新畳語の例:「ラブラブ」「ニャンニャン」「パラパラ」「ピコピコ」

  1. 擬態語の畳語「ゆらゆら」「さらさら」「ばらばら」
  2. 擬音語の畳語「キンキン」「ポリポリ」「ぱらぱら」オノマトペと言う。
  3. 同じ漢字を重複させる畳語神々 国々 島々
 

漢字を重複させる畳語の読み方

  1. 黒々 神々 国々 島々 木々 花々 人々 時々 早々(はやばや)のように2番目の語の第一音が濁る事ができる時は濁音となる。連濁と言う。
  2. 赤々 青々 皆々 山々 努々(ゆめゆめ)家々 丸々 黙々
    のグループは濁ろうと思っても濁れない。
  3. 多々 少々 遅々 早々(そうそう)は
    1.の例外で濁れるのに濁らない。これは、多分、言葉の由来が中国語だからだ。同じ畳語でも、早々(そうそう)は音読み(中国語由来の言葉)で、早々(はやばや)は訓読み(大和言葉)である。
  4. 窓窓 車車 箱箱 という日本語はない。
    多分、窓、車、箱という言葉は比較的新しい言葉だからだ。新しいというのは明治以後の事ではない。奈良時代に比べて、1.2.の言葉は本来の大和言葉で、古い時代縄文時代の頃にできた。
    ワープロで「あかあか」と打つと「赤々」と変換され、「まどまど」と打つと「窓窓」と変換される。この事から、その言葉が大和言葉としてあるかどうか、辞書を引かなくても分かる。 ちなみに「くろぐろ」は「黒々」に変換されるが、「くろくろ」は「黒黒」に変換される。
  5. 田田 手手 葉葉 犬犬 川川という畳語はなぜかない。
    田手犬は古い縄文時代からある言葉だと思うが、なぜかない。
  6. 「晴れ晴れ」は、あるが、「雨雨」は、なぜかない。「アメアメ,ふれふれ,かあさんが」は歌の調子を合わせる為のものだろう。歌詞以外では、「雨雨」は使われない。

    「ぴちぴち、ちゃぷちゃぷ、ランランラン」は擬音語の畳語。

    畳語と連濁

    「雨だれ」のように、 二語を重ねた時、 二語目の先頭が濁るのを『連濁』と言う。連濁の例。「折り紙」「ちり紙」「晴れ晴れ」
    1のグループ、黒々 神々 国々 島々のように連濁するのは、大和言葉であるが、外来語でも起源が古く、日本語化しているものは連濁する。「いろは がるた」のように。忠臣蔵47士と,いろは歌47文字の謎

    最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。